2006年に滑走を目的とするバックカントリースキーを本格的に始めて以来、毎年30回から40回は山へ滑りに出かけていますが、今回はその中でも満足度の非常に高かったものをいくつか紹介してみたいと思います。
●富士山
Fujimori World : 趣味の部屋 : 富士山テレマーク 2010年6月
富士山の北東側にある大きな沢が吉田大沢です。標高差1000mほどもある広大な一枚バーンで、その長さ、斜度、広大さ共に国内では最高の斜面ではないかと思っています。アイスバーンの時も多く危険が高いですが、6月に入れば雪もゆるみ、山頂から快適ざらめ斜面を気持ちよく滑り降りることが出来ます。このときも最高のザラメ滑降を思う存分楽しむことが出来ました。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 富士山テレマーク 2012年5月
富士山の南面の富士宮口側は、山頂まで最短距離で登れ、また日射で雪が緩みやすく危険度も低いために、5月になるとバックカントリーや登山で大勢の人が訪れる人気のルートです。国内最高地点である剣ヶ峰山頂からの眺めは最高でした(^^)。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 富士山テレマーク 2009年6月
富士山の東側斜面である須走口は、富士山でも雪が最も多く積もり、かつ沢ではない広大な斜面をどこまでも滑り降りることの出来るルートです。初めて滑った時はその斜面のあまりの広大さに本当に驚きました。最後は滑るのに飽きてきたほどです(^^;。またパウダーのような軽いざらめがあるんだと言うことも初めてここで知りました。
●乗鞍
Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍テレマーク 2010年3月
厳冬期は強風で雪が吹き飛ばされてアイスバーンになることが多く、なかなか近寄ることが出来ない剣ヶ峰ですが、一度だけパウダーの時期に剣ヶ峰山頂から滑り降りたことがあります。これがその記録で、この日剣ヶ峰から滑り降りたのは私一人だけで、振り返ると山頂からフォールラインに沿って落ちていく一筋のシュプールがはっきりと見えていました。今思い出してもふるえが来るほどです。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍テレマーク 2013年5月
4月になって位ヶ原まで春山バスが運行開始になると、乗鞍もいよいよ春山シーズンのスタートとなります。この日も天気、展望共に最高で、斜面も一面の快適ざらめでした。
●御嶽山
Fujimori World : 趣味の部屋 : 御嶽山テレマーク 2012年4月
御嶽山の王滝側斜面を滑った時のものです。こちらの斜面は低い尾根はあるものの広大な一枚バーンと言って良く、滑り終えて田の原から振り返ると、斜面に自分のシュプールが見えるのがたまらないです(^^)。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 御嶽山テレマーク 2014年5月
御嶽山の中の湯、御岳ロープウェイ側の東側斜面は地形の変化が大きく、その地形の変化を楽しみながら滑るルートと言えましょう。5月の春スキーシーズンになると毎年訪れたくなるルートです。 このときは山頂から全斜面が快適ざらめでした。
●北信エリア
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八方尾根テレマーク 2014年3月
八方尾根も天気、展望、雪質と三拍子揃うことはなかなか無いのですが、このときは快晴無風しかもパウダーという最高の条件で滑りを楽しむことが出来ました。スキー場のリフトを使って容易に稜線にアプローチできるのもお手軽です。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 白馬岳テレマーク 2013年5月
夏でも大雪渓が残っている白馬岳ですが、このときは山頂近くからほぼ猿倉まで標高差1500mをスキーで滑り降りることが出来、大満足の山行きとなりました。また天気にも恵まれ、山頂からの360度の大展望は感動ものでした。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 黒姫山テレマーク 2014年2月
最初は深雪の滑りはあまり得意ではなかった私が、ディープパウダーの魅力に目覚めたのがここ黒姫山でした(^^)。稜線まで樹林帯に覆われてオープンバーンはほとんどありませんが、その分日中でもさらさらパウダーが保存されている可能性が高く、このときも膝上から腰程度の深いパウダーを思う存分滑ることが出来ました。
●地元(八ヶ岳周辺)のエリア
Fujimori World : 趣味の部屋 : 蓼科山テレマーク
2011年4月
山頂近くまで濃い樹林帯に覆われているイメージの強い蓼科山ですが、北面側に比較的大きなオープンバーン(夏は大きな石がごろごろしている場所)があり、その石が雪で埋まれば快適な滑走フィールドとなります。独立峰ゆえ天気が良ければ山頂からの展望も最高です。なお山頂直下の急斜面は雪崩多発地帯ですのでご注意を。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八ヶ岳天狗岳テレマーク 2011年4月
岩場や崖の多い南八ヶ岳、そして濃い樹林に覆われた北八ヶ岳と滑降向きのエリアの少ない八ヶ岳ですが、天狗岳周辺にはいくつか滑ることの出来る斜面があります。このときは西天狗岳東面、両天狗のコルから北側の斜面、そして東天狗岳北面を滑りましたが、吹きだまったパウダーが気持ちよかったです。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 車山テレマーク 2013年2月
霧ヶ峰の最高峰、車山の北面側に短いながらも滑降に適した斜面があります。このときも大雪直後に訪れ、膝上のディープパウダーをたっぷりと楽しむことが出来ました。自宅から車で30分、ドロップポイントまで20分と、短時間でサクッと楽しめるのもお気に入りな点です。すぐ近くの沢渡スキー場跡斜面もセットで楽しめます。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 霧ヶ峰三峰山テレマーク 2010年1月
霧ヶ峰と美ヶ原の間にある三峰山は滑降に適したいくつかの斜面を持っており、個人的にもお気に入りのバックカントリーフィールドです。アプローチが少し長いのが難点ですが、その分訪れる人も少ない静かなバックカントリーを楽しめます。天気が良ければ展望も最高です。なおもともと雪の多いエリアではないので、滑るなら大雪直後ですよ!。