日にち:2010年1月16日
場所:長野県霧ヶ峰/美ヶ原
コース:R142旧道和田峠→ビーナスライン→三峰山→同じコースを下山(途中を一部ショートカット)
天気:晴れ
そろそろ斜面に雪が積もっていることを期待してこの日、今シーズン初となる三峰山に出かけてみました。天気ですが、朝は曇りでお昼頃から晴れという予報でしたので、あまり早く出発してもガスっていたらいやだなと少し出発を遅くしました。
自宅を7時ちょうどに出発し、旧道の和田峠に向かいます。そして7時36分、ビーナスライン入口の駐車スペースに到着。この頃上空は雲がかかったり青空が見えたりを繰り返していました。駐車スペースは数台分ほど除雪されています。
準備をし、7時51分、シールを付けたスキーで歩き始めます。昨日あるいは一昨日と思われるスキーのトレースが付いていて、その上にさらさらパウダーが10cmほど積もっていました。ただそのスキーのトレースですが、道路をほとんど歩かずにショートカットして森の中を登っていってしまいますので、私は一応道路を進んでいくことにしました。
和田峠スキー場跡の手前でビーナスラインに入って美ヶ原方面に進んでいきます。ちなみにこの和田峠スキー場跡の斜面ですが、いくつものシュプールが既に刻まれていました。
すぐにゲートを通過。
この頃から上空はほぼ青空となりました。道路上の深いトレースはどうもスノーモービルの跡っぽいです。今日はトレースを外すと20〜30cmほどのラッセルとなってしまいますので、とりあえずトレースは助かりました。ただしそのスノーモービルも途中で引き返したようで、その先はラッセルとなりました。
この先でスキーのトレースが再び道路に戻ってきましたので、ここからはしばらくラッセル無しで進むことが出来、ありがたかったです。
9時46分、やっと冬期閉鎖中の三峰山ドライブインに到着。この先のカーブを左に曲がっていくと、正面に三峰山の斜面が見えてきます。ここまで道路上にも、また森の中にもたっぷりの雪がありましたので、三峰山の斜面も真っ白になっているに違いないと大いに期待していたのですが、見てみるとずいぶんとまだブッシュが目立ちます。ただまあ吹きだまりの部分はなんとか滑ることが出来そうですし、なによりも数日前と思われるシュプールがほとんどリセットされていた点はうれしかったです。(数人のスキーヤーが登っていたので、斜面がぎだぎだになっているのではと心配でした)
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では登山道をたどって山頂に向かいます。
最初にある一番急な斜面ですが、遠くからは誰かのトレースに見えたのですが、近づいてみるとなんとうさぎが直登した跡でした(^^)。そしてそのうさぎさんはその後山頂まで、登山道の案内をしてくれたのでした(^^)。
三峰山の西側斜面には今回もたくさんの鹿がいました。私の姿を見たらあっという間に消えてしまいましたが、それにしても今回は本当にあちこちで鹿の姿を目にしました。おそらく100頭ほどは見かけたと思います。この辺りで鹿が増えている話は聞いていましたが、今回それを実感できました。
10時20分、三峰山山頂到着。周りの山にはまだ雲がずいぶんとかかっていて展望はあまり良くありません。ただだんだんと回復してきているのが分かりましたので、展望は後で撮影することにして滑る準備をして斜面に向かいます。
斜面も半分ほどでブッシュが顔を出していますが、でも少し右側に向かってからそのまま下れば吹きだまりの雪がつながっていそうです。では1回目、滑降開始。
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上の方の雪ですが、パックされていなくて柔らかいままでした(^^)。
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斜面の下の方ほど積雪は増えていきました。最後までパウダーでした(^^)。
道路まで滑り降り、そこで再びシールを付けて道路をドライブインの方に戻っていきます。
真ん中の斜面。ここは地形が複雑なせいもあってか、まだヤブやブッシュが目立ちます。
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一番手前の斜面。ここはいつもパウダーが吹きだまる斜面ですが、今回もこれは間違いないでしょう(^^)。たまらず、次の登り返しでは早速この斜面にドロップインしました。
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ドライブインまで戻ってきて今滑った斜面を振り返ってみます。
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再び登山道を登っていき、今度は一番手前の斜面の上部に入ります。
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かなりな急斜面で、かつ上部には小さい雪庇も出来ています。
雪庇を落として斜面に入ります。予想通り深いさらさらパウダーです(^^)。では滑ります。
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最高でした。太もも程度のパウダーですが、本当にこの斜面は雪が良いです。
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再びドライブインまで戻り、今度は山頂まで登ります。
12時8分、山頂到着。天気がどんどん回復してきます。ではそろそろ周りの景色を撮影してみましょう。八ヶ岳方面から右回りで。
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風はそれほど強くありませんので、山頂で昼食にして少し休憩します。
昼食後、1本目の右側の斜面を滑ってみることにします。ではこの辺りから滑り出しましょう。
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今日は3本とも本当に気持ち良く滑ることが出来ました(^^)。
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再びドライブインまで戻り、そこでシールを外して道路を下っていきます。最初の大きな左カーブのところで真っ直ぐ斜面に入っていきます。雪が少ないと道路をそのまま下った方がいいですが、今回は雪もそれなりにあるので森の中も大丈夫でしょう。
ほぼ真横に進んでいくと間もなくちょっとした切り開きに出ます。この斜面は陽が当たらないようで、極上のさらさらパウダーがたまっていました。
多分30cm以上のさらさらパウダーですが、あまりにも軽すぎてスキーが全く浮いてきません。
最後は道路を滑り降りて、13時58分、車に戻ることが出来ました。そういえば今日は途中で誰とも出会いませんでした。