日にち:2014年5月11日
場所:長野県御嶽山
コース:6合目中の湯→女人堂→剣ヶ峰→女人堂→6合目中の湯
天気:晴れ
前日には焼岳に登っていて少し疲れ気味でしたが、ただこの日は快晴弱風のぽかぽか陽気の予報で、標高の高い山でも快適ざらめが期待できるということで、がんばって2日連続で出かけることにしてみました。
朝5時30分に自宅を出発し、6合目中の湯の駐車場を目指します。次の写真は途中で御嶽山を撮影したものです。予報通り素晴らしい快晴となりました。
山頂をズーム。
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7時18分、中の湯の登山口に到着。この時間、車はまだ6、7台で、戻ってきたときにも車はあまり増えていませんでした。 やはり御嶽山のこちら側は、御岳ロープウェイが運行開始(今年は5月24日より)になるとBCで訪れる人も一気に増えるのかもしれません。
準備をし、スキー板はザックにつけて7時37分、歩き始めます。そして結局スキー板はザックにつけたままで山頂まで登ってしまいました。
すぐに登山道になります。
最初は雪が所々という感じでしたが、すぐに一面の残雪で覆われるようになります。
8時38分、七合目の小屋を通過。
樹林帯の急登が始まりますので、この手前で念のためアイゼンを装着しました。
斜度が緩むとまもなく正面に御嶽山の白い峰々が見えてきます。
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女人堂の建物が見えてきました。
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9時37分、八合目の女人堂に到着。ここも建物の横の残雪は2階まで届いています。
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石室山荘横の斜面をズーム。
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その右側の後で滑り降りた斜面をズーム。
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トレースを見ると、今日の先行者はスキーヤーが数人、登山者が数人ほどという感じですが、雪が多いのでこの先トレースはばらけていました。私はとりあえず夏道登山道に沿って登って行きます。
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隣の乗鞍岳もくっきりと見えています。おそらく乗鞍も今日は快適ざらめで最高だったことでしょう。
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乗鞍岳をズーム。
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北アルプス槍穂高をズーム。
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登っている尾根の左側の斜面の様子。こちらも状態は良さそうです。
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石室山荘に向けて急斜面を登り始めます。上からは数人の登山者がシリセードで気持ちよさそうに滑り降りてきました。
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ここの斜度はこれくらい。
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石室山荘手前で登る斜面を左側に乗り換えます。
いつも気持ちよく滑り降りる大斜面も状態はグッドです。
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石室山荘脇を通過。
この辺りから足が重くなり、少しペースダウンしてしまいました。この辺りは全く風がなく、とにかく暑かったです。半袖で登っている人もいました。
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やっと稜線にでました。 稜線ではそよ風程度の風があって助かりました。
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二の池に滑り込む斜面の様子。まだ岩も出ておらず、亀裂も無く、気持ちよく滑ることができそうです。
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二の池はまだすっかり雪の下です。
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継子岳の上に北アルプスもきれいに見えてきました。
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今回は雪が多いので、夏道と違って尾根のピークをたどってそのまま剣が峰山頂までトレースが続いていました。
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山頂まで雪は続いていましたので、山頂までシールで登って山頂標識からダイレクトに滑り降りる人もいました(^^)。
11時56分、剣ヶ峰に到着。山頂には20人ほどの人がいて、皆のんびりと食事中でした。
ほぼ無風、そして日差しが暖かくて上着も不要なほどです。そんなぽかぽか陽気なのに雲一つ無く、遠くまでクリアに見渡せるなど、今日は最高の登山日和になりました(^^)。
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では今日の展望をご紹介します。北アルプス方面から右回りで。
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乗鞍岳をズーム。
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笠ヶ岳をズーム。
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北アルプス槍穂高をズーム。
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常念岳をズーム。
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少しかすみ気味ですが浅間山をズーム。手前にうっすらと美ヶ原も。
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八ヶ岳をズーム。その右側には金峰山もうっすらと見えていました。
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中央アルプスと重なって南アルプス、富士山。
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南アルプス甲斐駒、北岳、仙丈ヶ岳をズーム。
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木曽駒をズーム。
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富士山をズーム。その右側に塩見岳も見えています。
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荒川岳、赤石岳、聖岳をズーム。
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田ノ原の駐車場をズーム。まだ道路の除雪はこの辺りは済んでいないように見えます。
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白山(おそらく)をズーム。
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山頂でのんびりと食事とした後、滑る準備をして神社の裏手から斜面におります。
山頂直下のこの辺りから滑り出しましょう。
12時21分、では滑り始めます。
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ここは北西側の斜面で日当りがよくないためかざらめはあまり育っていませんが、でも表面の雪はこの陽気で柔らかくなっていますので、問題なく滑ることができました。まだ岩等もほとんど出ていません。
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ざらめというよりはパックパウダー気味でした。
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続いて二の池に滑り込みます。
途中で剣ヶ峰を振り返ります。
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私のシュプールをズーム。この斜面を滑り降りたのは今日3人目でした。
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二の池に滑り込む斜面の様子。左側。
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そして右側。
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ではフォールラインに向けて一気に滑り降ります。
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ここからは一面のざらめ斜面となりました。
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シュプールをズーム。
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では登山道の方に向かいます。最後は若干登り返しになります。もし登り返しが面倒ならば、今の斜面を早めにトラバースすれば良いのですが、おいしい斜面を途中でやめる方が悔しいので(^^;。
今滑り降りた斜面を振り返ります。
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登山道まで少し登り返してからシールを外し、登ってきたルートの隣の斜面を滑り始めます。
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すでに何人も滑り降りていて、この先は少し荒れ気味でした。
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雪がこれだけ良い状態ですので、ぜひノートラック面ツルバーンを滑りたいと、滑るルートの候補の一つにしていた一番北側の岩尾根に囲まれた急斜面を滑ってみることにします。
どんどん北側にトラバースして行きます。
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ではここから滑り始めます。なおこのあとで滑るのは、次の写真で右側に二つ見える大きな岩の間の斜面です。
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今シーズンで一番のざらめです(^^)。
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最高でした(^^)。では続いてこの先の岩の間の斜面に向かいます。
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上部の斜度が緩い部分はざらめが育ちすぎていました。
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斜面は一気に落ち込んでいきます。この辺りのざらめは浅くも深くもなく、とても滑りやすかったです。
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標高差300mほどをまっすぐに滑り降ります。
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途中で隣の斜面のざらめが気持ちよさそうでしたので、少し進路変更します。
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ああ気持ちよかった(^^)。そしてこの先も快適ざらめ斜面はまだまだ続きます。
途中で女人堂側の尾根に戻るため、斜面を大きくトラバースしてきます。
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ではこの辺りから再び滑り始めます。
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ここも最高の斜面でした(^^)。
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角度を変えてシュプールをぱちり。おいしい快適ざらめをたっぷりといただきました(^^)。
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女人堂まで滑り降りて、少し休憩してから再び滑り始めます。次の写真は今滑り降りた斜面を振り返ったもの。
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滑った斜面をズーム。最高の1本でした。
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この先も斜度は緩くなりますが快適ざらめ斜面は続きます。
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ただし樹林帯に入るとただ標高を落とすためだけの滑りとなります。七合目までスキーでなんとか滑り降り、そこでスキー板はザックにつけて登山道を歩いて下りました。
この時間になると登山道上の雪もすっかり緩んで踏み抜き多発となり疲れました。
14時38分、駐車場に戻ってきました。