日にち:2012年3月14日
場所:長野県霧ヶ峰車山
コース:車山肩→車山山頂→車山肩
天気:晴れ
この日は3月に入って一番ではというほどの快晴となり、朝から長野県内の全ての山がきれいに見えていましたので、仕事をしていてもどうも落ち着かず(^^;、2時間ほど仕事を抜け出して近くの車山まで展望と滑りを楽しみに出かけてきました。
自宅を8時30分に出発して車山肩を目指します。そして9時ちょうど、車山肩の駐車場に到着。この場所ですが、除雪エリアが狭く、3台か4台ほどしか停めれない感じでした。既に2台が停まっていて出発の準備をしていました。
私も準備をし、9時10分、シールを付けたスキーで歩き始めます。風も弱く、日射しが強いのでそれほど寒さは感じませんでした。
蝶々深山。湿原の雪も増え、ブッシュもかなり埋まっています。今シーズンここに来た中では、今回が一番雪が多いと思います。
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登山道ですが、昨日と思われる登山者のスノーシューのトレースがしっかりと出来ていました。
途中からいつも通り山頂直登ルートに進みます。
車山の北西側斜面のいつも雪庇が発達する部分ですが、今回もその大きく成長した雪庇が重みに耐えられず崩れ落ちていました。雪の多い時期はこの場所は要注意です。
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美ヶ原の右側に頸城山塊が見えていますが、この辺りだけその後だんだんと雲が増えて来てしまいました。
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少しだけ急な雪の壁を登っていきます。雪が吹きだまる場所でもあり、柔らかい雪が20から30cmほどは積もっていました。
車山肩を振り返ります。最高の天気、そして展望です(^^)。
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今日はどこに出かけても同じように最高だったと思いますが、でも自宅から近く(自宅を出てから1時間ほどで山頂に立てる)、展望が抜群で、新雪が吹きだまる急斜面を滑り降りれる楽しさなどを考えると、やはり車山はシーズンに何度も足を運んでしまう場所だなあとしみじみ感じます。
登山道に合流すると山頂もすぐそこです。
9時43分、車山山頂に到着。
山頂まで来ると、さすがに多少風が出てきましたが、でも凍えるほどの寒さはありません。
雲一つ無い素晴らしい快晴でかつ見通しも良く、長野県内の主な山が全て見えているのではという感じです(^^)。では今日の展望を八ヶ岳方面から右回りでご紹介。
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蓼科山をズーム。3日前に北面を滑りに出かけました。その時の様子はこちら。
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北横岳方面をズーム。手前は八子ヶ峰。2月に八子ヶ峰に出かけた時の様子はこちら。
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天狗岳をズーム。天狗岳も今月あたまに滑りに出かけました。その時の様子はこちら。
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赤岳方面をズーム。
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権現岳方面をズーム。
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富士山をズーム。富士山ですが、最近になって本当に雪が増えました。5月以降にまた滑りに出かけてみたいです。
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南アルプスをズーム。
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守屋山をズーム。
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中央アルプスをズーム。
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御嶽山をズーム。
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北アルプスと手前に車山北面。山頂直下の北斜面は崖と呼べるほどの斜面ゆえ、大雪が降るとこのように大きく崩れます。危険地帯です。
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乗鞍岳をズーム。ああ、今日乗鞍に出かけたら最高なんだろうなあ...。でも行けば1日がかりになるので今はちょっと無理だなあ。
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北アルプス槍穂高、常念岳をズーム。手前は鉢伏山。鉢伏山も一度バックカントリーで滑りに出かけてみたいと思っているのですが、この時期はアプローチが長いのが玉にきずです。
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燕岳方面をズーム。手前は昨日滑りに出かけた鷲ヶ峰。その時の様子はこちら。
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針ノ木、爺ヶ岳、鹿島槍、立山方面をズーム。手前は2月に滑りに出かけた三峰山。その時の様子はこちら。個人的にお気に入りのバックカントリーフィールドです。
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美ヶ原をズーム。白馬岳、五竜などのピークもちょこんと見えています。
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頸城山塊をズーム。妙高の辺りの雲がなかなか取れませんでした。
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根子岳、四阿山、湯の丸山方面をズーム。湯の丸山もぜひ3月中には一度出かけてみたいですが、最近は時間が無く、なかなか遠出は出来ないでいます。
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浅間山方面をズーム。
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本当に素晴らしい展望です。時間があればこの展望を眺めながらぼけーっと過ごしたいところですが、今日も早く帰って仕事をしないと行けないので、写真だけ撮ったらすぐに滑る準備をして10時ちょうど、いつもの北面西側斜面に向かいます。
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雪が飛ばされて薄くなり、踏み抜いてしまう場所もありましたが、でも吹きだまりの斜面を選んで滑ればこんな感じです(^^)。風で軽くパックされていますのでクリーミーな感触ですが、でも新雪は気持ちが良いです。
そしていつものパウダーバーン。雪も増え、ブッシュもほとんど目立ちません。このあたりは西斜面から飛ばされてきた雪が吹きだまりやすい斜面ですので、今回はパウダー間違い無しでしょう。
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上部の急斜面ですが、ここも風の影響を受けてパックパウダーとなっていました。でもすぐに雪は深くなり、そのさらさらの新雪を一気に滑り降りていきます。
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ああ、気持ちよかった(^^)。この辺りでさらさらの新雪は30cm以上吹きだまっていました。
この先も藪はほぼ埋まり、登山道にぶつかるまで普通に滑って下りることが出来ました。登山道ですが、両側の杭の頭だけ見えている状態です。本当に雪が増えました。
今滑り降りた車山北面を振り返ります。
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滑った斜面をズーム。
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再びシールを付けて車山肩に戻っていきます。
真っ白な蝶々深山と真っ青な空。雄大な景色です。
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車山肩に出る手前にいつも通り雪壁が出来ていました。
もう一度車山北面を振り返ります。
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斜面をズーム。
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車山肩にはバイオトイレが1台だけ冬期も利用可能となっています。
10時35分、駐車場に到着。では戻って仕事の続きをしなくては(^^;。