日にち:2012年2月5日
場所:長野県蓼科高原
コース:すずらん峠駐車場→ヒュッテアルビレオ→八子ヶ峰東峰→北面を滑り降りる→すずらん峠駐車場
天気:晴れ
この日は久々に高気圧に覆われて広く快晴が期待できたことからどこかに出かけようと思っていたのですが、寝過ごしてしまったのと(^^; 若干の体調不良もあり、それではと近くの八子ヶ峰に展望を楽しみにバックカントリー(テレマークスキー)に出かけてみました。
自宅を7時20分に出発し、スタート地点のすずらん峠駐車場に向かいます。7時52分、駐車場到着。天気の良い休日ということで、蓼科山に登る人が大勢訪れていて、駐車場はすでに9割方埋まっていました。
準備をし、道路を渡って反対側の登山道に進みます。
8時4分、シールを付けたスキーで登り始めます。昨日スノーシューで訪れた人も多かったようで、立派なトレースが出来ています。雪はこのところ強い冷え込みが続いていたせいか、さらさらです(^^)。
登っていく途中の左側の斜面の様子。今回雪が多ければこの斜面を滑ってみたいと思っていたのですが、まだあちこちで藪やブッシュが顔を出していまして、滑るのは諦めました。
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8時30分、ヒュッテアルビレオを通過。ここが営業しているのを私自身はみたことがありませんが(私がここを訪れるのは秋と冬だけ)、夏の時期は営業しているのでしょうか?
この辺りは本当に広いなだらかな草原となっています。斜度がほとんど無いため、滑るには不適ですが、でもクロカンやスノーシューで歩き回るには気持ちよい場所だと思います。
今朝は本当に雲一つ無い快晴となり、しかも北アルプスから中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳まで全て見えています(^^)。おまけにほぼ無風です(^^)。
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乗鞍岳をズーム。
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御嶽山をズーム。この頃はまだ雲海が広がっていました。
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中央アルプスをズーム。ちなみに中央アルプスの手前に見えるピークが守屋山、そして一番手前に見えるのが永明寺山です。
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南アルプスもきれいに見えています。しいて言えば富士山がここから見えないのが少し残念ですが。
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南アルプスをズーム。
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そして北側には常にどーんと蓼科山が見えています。
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蓼科山山頂をズーム。こんな日に蓼科山に登れば本当に気持ちいいことでしょう。
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八子ヶ峰東峰ピークが近づくと、その向こうに真っ白な北アルプスの山々が見えてきます。
8時48分、八子ヶ峰東峰頂上に到着。
もう少し少し行くと、西側の展望が開けます。それにしても本当に素晴らしい天気、そして展望です。今シーズンにバックカントリーに出かけた中では一番の天気となりました(^^)。
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北アルプス北部をズーム。五竜岳、鹿島槍も美ヶ原の上にちょこんと見えています。
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美ヶ原、立山をズーム。
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北アルプス燕岳方面、そして三峰山をズーム。
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北アルプス槍穂高、常念岳をズーム。
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車山をズーム。
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乗鞍岳をズーム。
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こんなに天気が良いので、のんびりと次のピークまで行ってみることにします。あまり距離はありませんが、下りはスキーで滑り降ります。
滑れそうな場所を見つけながら下っていきます。それにしても雪が本当にさらさらです(^^)。
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すぐに平坦になり、再び登りとなります。シールを付けて登っていきます。
9時13分、次のピークに到着。八子ヶ峰の稜線はまだまだ続きますが、今回はここまでとします。(なお車が2台あって1台をロイヤルヒルスキー場にデポしておけば、八子ヶ峰を縦走することが可能です)
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再度御嶽山をズーム。先ほど広がっていた雲海はほとんど消えました。
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そして中央アルプスをズーム。
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北側ですが、低いところが少しもやっていて、頸城山塊の山々はわずかにピークだけ見えているだけでした。
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根子岳、四阿山、湯の丸山をズーム。
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そして今日の主役である蓼科山。
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北横岳方面。
ちなみに最後に八子ヶ峰北面(方角としては北東側になるのかも)の急斜面を滑り降りましたが、ここから見る限りでは上部は45度くらいはありそうな急斜面です(^^;。木が密なので雪崩は比較的起きにくいと思いますが、でも雪の状況によっては注意が必要でしょう。
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この辺り、北側斜面にさらさらふかふかのパウダーが吹きだまっていましたので、たまらずにひと滑りしてみます。
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雪ですが、さらさらの雪が30cmほど、その下に少し堅めのベースの層がありますが、でもそこを踏み抜いてしまうと腰近くまで埋まってしまいます。
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では登り返し、戻っていきます。
八ヶ岳方面ですが、朝は逆光できれいな写真が撮れなかったのですが、この頃になると太陽も高くなり、八ヶ岳がなんとかきれいに撮れるようになりました。
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赤岳方面をズーム。
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天狗岳をズーム。
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こ北面のドロップポイントをどこにしようかとうろうろ。
一応ここから滑り始めます。蓼科山を正面に見ながらスタート!。
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平坦な部分は日射しと風で少しクラスト気味でしたが、すぐに柔らかくなってきます。そして斜度も一気に増します。
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木が密ですので、注意しながら滑り降りていきます。まあなんとか滑れますが、快適に滑るにはもう一降り欲しいところです。
最後はあまり下らないうちに右へ右へと斜滑降して駐車場に戻っていきます。
11時ちょうど、駐車場に戻ってきました。こちら側の駐車場にも車が入っていて、向こう側の駐車場は本当に満杯状態でした。