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以前のMCP試験情報(主にNT4.0トラック)

試験について

ここでは主にNT4.0トラックの受験記を紹介したいと思います。
最新の2003トラックの受験記→こちら
主に2000トラックの受験記→こちら

【Windows NT Workstation 4.0】

試験時間:90分
合格ライン:705点(1000点満点)

【Windows NT Server 4.0】

試験時間:90分
合格ライン:764点(1000点満点)

【TCP/IP on Microsoft Windows NT 4.0】

試験時間:60分
合格ライン:733点(1000点満点)

【Networking Essentials】

試験時間:75分
合格ライン:793点(1000点満点)

【Windows NT Server 4.0 in the Enterprise】

試験時間:90分
合格ライン:784点(1000点満点)

【Internet Information Server 4.0】

試験時間:90分
合格ライン:700点(1000点満点)

【IE 4.0 Administration】

試験時間:90分
合格ライン:703点(1000点満点)

【Exchange Server 5.5】

試験時間:60分
合格ライン:633点(1000点満点)

【Proxy Server 2.0】

試験時間:90分
合格ライン:735点(1000点満点)

【SQL Server 7.0 Admin】

試験時間:90分
合格ライン:680点(1000点満点)

【SQL Server 7.0 Design】

試験時間:150分
合格ライン:693点(1000点満点)

受験記

NT Workstation 4.0 1998年8月 合格報告

NT Server 4.0 1999年2月 合格報告

Networking Essentials & TCP/IP 1999年5月 合格報告

Windows NT Server 4.0 in the Enterprise 1999年6月 不合格報告

Windows NT Server 4.0 in the Enterprise 1999年7月 合格報告

Internet Information Server 4.0 1999年7月 合格報告

Exchange Server 5.5 1999年12月 合格報告

IE 4.0 Administration 2000年1月 不合格報告

IE 4.0 Administration 2000年1月 合格報告

Proxy Server 2.0 2000年1月 合格報告

SQL Server 7.0 Admin 2000年5月 不合格報告

SQL Server 7.0 Admin 2000年5月 不合格報告

SQL Server 7.0 Admin 2000年6月 合格報告

SQL Server 7.0 Design 2000年6月 不合格報告

SQL Server 7.0 Design 2000年7月 合格報告

【NT Workstation 4.0 98年8月 合格】

1998年8月取得

仕事柄、MacだけでなくWindowsも95からNTまでいじることが多いので、何か Windowsの関係の資格を一つ取っておこうと思っていたのですが、そこで興味 を持ったのがマイクロソフトが実施しています認定技術資格制度の MCP(Microsoft Certified Professional)。以前に確かDOS/V Magazineのコラムだかにこの試験を受験した時の事が面白お かしく書かれていたのを読んで、あ、この資格なら取ってみてもいいかなと思 ったのが最初でした。

で、MCPもいろんな資格や試験内容があるのですが、今回私が受けたのはMCPの 「Implementing and Supporting Microsoft Windows NT Workstation 4.0」と いう試験。 内容的にはNT 4.0 WSを中心とするシステムの実装から運営、サポ−トに関す る管理者的な知識を試されるものです。

単にNTが使えるというだけでなく、自動インスト−ルのプランニングから Netwareを含むネットワ−クへの接続までも対象になるということで、その辺 は私の環境では今までやってみたこともないし、もう本を読んでの丸暗記で対 応するしか無かったです(^^;

事前に試験対策の参考書を2冊ほど買って勉強したため、比較的スム−ズに問 題を理解することが出来ましたが、結構くせのある問題も多く、攻略本等で事 前に試験問題を理解するための練習をしておかないと良い点がとれないという ことは実感しました。

試験は、試験会場にてパ−ティションで区切られた席の上のパソコンに向かっ て、黙々とマウスで回答を選んでいくというもので、90分で51問でした。 回答は2つから6つくらいの選択肢から選ばせるというもので、選択肢の中から 該当するものを複数(数を明記せず)選べという問題も多く、しかも全部あって いないと正解にはならないみたいで、これが結構きつい。 問題によっては問題文章を読んで整理するだけで5分くらいかかるものもあっ て、今回の試験では最初にその手の難問が続いていたため、7問目を終わった 段階で残りが60分を切り、ちょっとあせりました。(1問2分弱で解いていかな いと終わらない)  後半の問題は攻略本(リックテレコムのMCP/MCSE攻略ハンドブック Windows NT Workstation 4.0編)に出てくる問題と似た感じの問題が多かったため、ス ピ−ドアップしましたが、最後の10問は時間がなくて勘の勝負だったような気 がします。ちなみに試験内容ですが、ト−タルすると「MCP/MCSE攻略ハンドブック Windows NT Workstation 4.0編」に出ている問題の2倍くらいは難しかった様 な気がします、はい。

さて、試験が終了するとすぐその場で画面上に結果が表示されます。 あっさりしていて、これはいいんではないでしょうか。764点。
1回目で合格です。

使用した参考書

  • 祥英社「MCSE教科書Windows NT Workstation 4.0」
  • リックテレコム「MCP/MCSE攻略ハンドブック Windows NT Workstation 4.0編」

受験される方へのアドバイス

 

【NT Server 4.0 99年2月 合格 】

1999年2月取得

最初のMCP試験はNT Workstation 4.0で受けまして、これはかろうじて合格したもののあんまり点数的に余裕がなかった事もあって、今回のNT Server 4.0の受験には、正直当初は相当な不安がありました。仕事柄、NT Server4.0は結構いじっていますし、おそらく半分くらいの項目は何とかなるにしても、残り半分は私がタッチしたことのない機能が出てきそうで、その部分はかなり難しいのではないかと予想いたしまして。

ところが実際に受験勉強を始めてみると、試験にでる内容が結構NT Serverの基本的な項目が多いと言うことがわかり、実は合格に対して今回はちょっと自信があったりしました。Netwareがらみは確かに未経験ながらも、基本的な知識さえ覚えれば何とかなりそうだとの感触を得まして。

で、結果ですが、無事合格(^^)

点数も1000点満点の合格ラインが764点において、891点でした。

使用した参考書

  • リックテレコム「MCP/MCSE攻略ハンドブック WindowsNT Server 4.0編」
  • 翔英社「MCSE教科書 WindowsNT Server 4.0」
  • IDGコミュニケーションズ「直前必修問題集 WindowsNT Server 4.0」

翔英社の赤本が一番勉強になりました。というか一番ボリュームがありました。

受験される方へのアドバイス

 

【Networking Essentials & TCP/IP 99年5月 合格 】

1999年5月27日取得

強風が吹き荒れた5月27日、東京でMCP試験のNetworking EssentialsとTCP/IPを受けてきました。
もともとは、列車代がもってないから1日で二つ試験を受けてしまおうと言うことで申し込んだダブル受験でしたが、結果から言わせてもらえればやはりかなりきつかったです。一つは直前の勉強がどうしても分散して徹底的に出来ないこと、あと試験は相当な集中力が要求されますのでかなり疲れてしまうこと。あと今回は良かったですが、最初の試験で落ちるとその次の試験にも影響が出そうです。

で、試験結果ですが、Networking Essentialsは合格ライン793点(1000点満点)のところ827点でかろうじてクリア。
今回はちょっと勉強不足だったこともあって、これはかなりやばかったです。終了間際の見直しで、OSI参照モデルに関する簡単な問題を勘違いから間違った答えにチェックを入れてしまい、あともう一つミスをしていたら合格ラインを割っていたかもというところでした。
このNetworking Essentialsの試験は、MCPの試験の中でも合格ラインが一番高い事もあるのですが、ほんと油断は禁物であると思い知らされました。

続いてTCP/IPの試験を受けたのですが、そろそろ集中力が切れかけてきているのが自分でも分かりました。
なお悪いことにこのTCP/IPの試験は、試験時間が30問で1時間と短いわりに長文の難問が多いことでも知られており、かなり苦戦しました。
ただ長文の問題以外は割合素直な問題が多く、どうやらそちらで点数が稼げたようで結果は合格。合格ライン733点に対して800点でした。
試験はともかく、今回の勉強を通じてTCP/IPのネットワークID、サブネットマスク、クラスの意味を理解することが出来たのが一番の成果でした。

さてあと2つの試験に合格すると、いよいよMCSE(マイクロソフト認定システムエンジニア)。そろそろ手が届きそうな所まで来ました。

使用した参考書

  • リックテレコム「MCP/MCSE攻略ハンドブック TCP/IP編」
  • 翔英社「MCSE教科書 TCP/IP」
  • 翔英社「MCSE教科書 Networking Essentials」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 Networking Essentials」

リックテレコムのTCP/IP編は実に分かりやすかったです。ただし内容がちょっと浅めなので、これだけで受験するのはちょっときびしいかも。
また今回初めて日経BPの問題集を買ってみましたが、これはあくまで問題練習用ということで、これだけで受験勉強はきびしいですね。問題数は多いので、試験対策には役立ちますが。

受験される方へのアドバイス

 

【Windows NT Server 4.0 in the Enterprise 99年6月 不合格 】

1999年6月

MCSE試験は今まで受けた4つの試験はすべて1回目で合格していたのですが、とうとう出してしまいました不合格。
試験の前半はまあまあの出来だったのですが、後半時間が無くなってきた時に難解な日本語でつづられた長文問題が立て続けに出て、結局全部解答できずに時間切れでした。
784点の合格ラインに対して744点。あと2問正解していればという所でしょうか。

今回、試験前に時間が無くてMCSE教科書を1冊やるのが精一杯でした。自分でも正直勉強不足気味なのは自覚がありました。まあもう一度勉強し直すチャンスを与えてもらったと思い、来月の再チャレンジに向けてがんばります。

【Windows NT Server 4.0 in the Enterprise 99年7月 合格 】

1999年7月5日取得

さて、前回の敗退からあまり間があくとまずいなあということで、忙しい仕事の合間をぬって7月5日、2回目のチャレンジに行って来ました。

前回は見事に敗退してきましたので、今回はその時の反省を基に特に長文問題対策を中心に、勉強というか練習をしてみました。
長文問題の多くは必須の要件・追加の要件・対策というパターンの問題で、これは前回のように最初から丁寧に問題を読んで考えるという正攻法では無駄が多い(よって時間が無くなる)という事を感じ、今回は問題を読んだらまず対策と答えを先に見て、それから必須の要件、追加の要件を見ていくという方法で少しでも早く問題を解く練習を繰り返しました。 もちろん長文問題の多くは信頼関係に関する問題であり、その手の問題を赤本と緑本を中心に自分で納得するまで解いたことは言うまでもありません。
また今回の試験勉強ですが、赤本をざーっと通して読んだあと、前回時間が無くてほとんど手つかずだった緑本の問題をとにかく全部やってみる事を一つの目標にしてみました。

さて、今回の試験会場はVUEの広尾会場。
今までのMCP試験はすべてシルバンで受けていたのですが、あちらは試験日直前での予約や変更が出来ない為、今回は前日でも受け付けてくれるVUEの方で試験を申し込んでみました。ちなみに現在まだこの広尾会場しか実施していないとか。
試験そのものはシルバンと変わりませんが、ただ試験中のメモ用に渡されたのが普通の上のメモ用紙とシャープペンだったのはうれしかったです。だってシルバンのサインペンのやつ、書きにくいし、あまりたくさん書き込めないんだもの。

試験ですが、今回は練習の成果もあってか長文問題にあまり手こずらずに快調に解いていくことが出来ました
まあ2回目という事で、なじみ?の問題も多かったと言うこともあったかも知れません。出題された問題のうち、もしかして半分以上は前回と同じ問題ではと感じたほどでした。
でもだから簡単に解けたというわけではありませんでしたが...
最初は余裕のペースだったのに、残り時間がみるみる減っていき、最後の問題を解いたのは結局終了3分前。 見直す気力もなく終了といたしました。

結果ですが、882点で合格!
少なくとも前回よりは点が取れているという自信はありましたが、でももしかしてぎりぎりアウトではという不安もあって、正直ほっと一安心でした。

さてこれで念願のMCSEまであと一つ。次はIIS4.0をなんとか7月中には受けてみる予定です。

使用した参考書

  • 翔英社「MCSE教科書 Windows NT Server 4.0 in the Enterprise」
  • IDGコミュニケーションズ「直前必修問題集 Windows NT Server 4.0 in the Enterprise」

祥英社の教科書は広くカバーして説明も詳しいのですが、ちょっとEnterprise分野での突っ込んだ問題が少ないようです。直前必修問題集の方が問題が豊富にあります。
最近、技術評論社のMCSEスタディガイド「Windows NT Server 4.0 in the Enterprise」を買いましたが、この本は内容的に試験勉強にはあまりお勧め出来ないような...

受験される方へのアドバイス

難解な直訳調の日本語と長文問題の多さで難易度が高まっています。出来るだけ多くの問題を解いて練習することをお勧めします。また試験においては時間配分に注意して下さい。時間が無くなってくると焦って、解ける問題も解けなくなってしまいます。

 

【Internet Information Server 4.0 99年7月 合格 】

1999年7月26日取得

いよいよMCSEまであと一つと言うところまで来ました。で、あと一つは何で取るかですが、これは前々からIIS4.0で取ろうと決めていました。自分自身、IIS4.0に興味があったのと、あと今後上位資格を目指す際にもIIS4.0は価値があると思ったからです。

さて、今回の試験会場はVUEの新宿御苑会場。
こちらもつい最近MCP試験を開始したところみたいで、試験会場には私一人しかいませんでした。会場自体も、私が今まで受けた中では一番こじんまりしていました。関係ないですが、こちらモニタが15インチクラスの液晶モニタなのが妙に新鮮な雰囲気でした。

試験ですが、30問で90分と言うことで、今回は時間的には結構余裕があるなと思っていましたが、実際にその通りでした。1時間で一通り解答し終わり、あとはゆっくりと見直す事が出来ました。
試験問題が決して簡単だったと言うわけではありませんが、かといって長文の難解な問題があるわけでもなく、なんでこの試験、30問で90分もあるのか、ちょっと不思議も気がします。

さて結果ですが、833点で無事合格。
これで念願のMCSEゲット出来ました(^^)

ところで試験内容ですが、他のMCP試験では攻略本に載っている問題と類似の問題が、そうは言っても結構出てくる様な気がするのですが、このIIS4.0に関しては試験がスタートして間もないと言うこともあるかも知れませんが、問題集には出ていないタイプの問題がずいぶんと多くて、試験が始まってしばらくはちょっととまどいました(^^;
ただし問題が難解であるとか長文であるとか、そういうことではありませんで、とにかくIIS4.0を含むオプションパックで組み込まれるソフトに関して、幅広いジャンルからまんべんなく出題されたと言う感じがしました。

赤本、白本、青本を一通りこなして、なおかつIIS4.0を一通り操作しておけば、そんなに難しい試験ではないと思います。私も今までIIS4.0はあまりいじったことが無くて、実は今回の試験勉強はIIS4.0のインストールから始まったのですが、インストールから一通りの操作までを実際にしながら勉強をしたことが一番身になったような気もします。

使用した参考書

  • 翔英社「MCSE教科書 IIS 4.0」
  • リックテレコム「MCP/MCSE攻略ハンドブック IIS 4.0編」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 IIS 4.0」

祥英社の教科書は解説本としては一番説明が詳しいのですが、問題が少ないのと、問題の内容が実際の試験に出るものとちょっと違いがありますので御注意を。(試験が開始される前に出版されたので、これは仕方ないかも) でもマニュアル替わりには十分なります。
MCP/MCSE攻略ハンドブックは、問題の数はそんなに多くありませんが、回答欄の解説が非常に充実していまして役に立ちました
スキルチェックMCSE問題集はとにかく問題数が多く、問題を解く練習には最適です。ただこれ、あくまで問題集ですので、IIS4.0のMCSE教科書あるいは他のマニュアル本をまずこなしてからとりかかる事をお勧めします。

受験される方へのアドバイス

30問で90分と時間的にはかなり余裕がありますので、じっくりと取り組んで見て下さい。
問題数が少ないので、苦手な分野があると結構点数に響きます。幅広くまんべんなく勉強する事が必要です。
また問題集も、問題そのものより解答の解説の方を出来るだけ丁寧に読んでおいた方がいいです。そうすることでかなり応用が効くようになります。

【IE 4.0 Administration 00年1月 不合格 】

2000年1月11日受験

MCSE+Iを目指して次に受けたのがこの試験。
この科目を選んだ理由は、これがMCSE+Iの必須科目になっているからと言う何とも消極的な理由でしたが(^^;、 でも受けるからにはと頑張って勉強してみたのですが、思いの外厳しい結果となってしまいました。

試験勉強ですが、赤本(翔泳社のMCSE教科書)を中心にというかこの1冊だけに集中して行いました。もちろん実際にAdministration Kitをマイクロソフトのサイトからダウンロードして、操作等行ってみました。なおAdministration KitはMSからカスタムコードを発行してもらわないと使えないので御注意を。
Administration Kitのダウンロードはここから。

 Internet Explorer管理者キット

なおカスタムコードの取得方法ですが、まず5.0のコードを取得すると 「4.xコードの取得」という項目が追加されますので、それをチェックします。

IE4.0は今まで使っていたものの、Administration Kitなんて全然使ったことが無く、赤本を3回読んでやっとこの試験の全体像が見えてきました。
その時にはある程度の手応えを感じることが出来たのですが(^^;

さて試験ですが、90分で70問ということで、これは注意しないと時間が足りなくなるなあと思っていたのですが、まさにその通りでした。
赤本の問題では長文問題(必須の要件、追加の要件のタイプ)がほとんど無かったのですが、実際の試験では長文問題が全部で10問近くあったのではないでしょうか。これで時間が無くなって、後半はあせりまくりで、最後の問題のチェックをしたのが終了1分前。見直す間も無く終了を迎えました。
ある程度自分で答えに自信の持てたのが全体の1/3ほど。
結果は案の定、不合格。合格(703点)に3問届かずの671点でした。

【IE 4.0 Administration 00年1月 合格 】

2000年1月22日受験

前回の不合格で赤本だけではどうやらぎりぎりが限度というのを感じまして、今回とうとうCICPrepに手を出してしまいました(^^;
これは英語版の問題集で、ダウンロード販売されています。IE 4.0 Administration用だと全部で260問も問題が用意されていて、しかも問題の内容が実際に出題されるのとかなり似た雰囲気のものが多く、また長文問題も豊富で、結果から言えば実に良い試験対策になりました。
ちなみに私の場合、英語はそんなに苦手ではないので、Babylon(Freeな英単語辞書ソフト)で分からない単語を時々調べるくらいでなんとかなりました。

今回試験を受けたのはVUEの新宿御苑会場。本日は土曜日ということもあるのかも知れませんが、会場は満席状態でした。
試験ですが、さすが2回目と言うこともあってなじみ?の問題もあちこちあって、比較的スムーズに答えていくことが出来ました。むろんCICPrepで問題なれした効果も大きいです。終了20分前に一通り解答し終わり、残りの時間チェックを付けた問題の見直しをしていましたが、とにかく感じたのは長文問題のいくつかがよく分からない問題だなあと言うことです。問題を持ち帰って調べても、多分私では結論が出ない様な気がします(^^;

さて結果ですが、828点でなんとか合格。
さすがにほっとしました。

使用した参考書

  • 翔英社「MCSE教科書 IE4.0 Administration」
  • CICPreP「IE 4 Administration」

現在の所、試験対策本としてはこの赤本1冊だけの様な。
試験範囲をとりあえずカバーしていますが、これだけではぎりぎり合格ラインに届くかどうかというあたりです。特に載っている問題が比較的シンプルなものが多く、実際の試験とはちょっと違いますので注意が必要です。似ている問題は10問あったかどうか位。
その点、CICPrepの問題は実際に出題される問題と似た内容のものも多く、 また問題も260問と豊富で効果は大きいです。難点は英語版という所か。

受験される方へのアドバイス

問題数が70問と多く、また長文問題もあったりと、かなり時間的には厳しい試験です。時間配分には注意してみて下さい。
また問題も、IE Administration Kitそのものの使い方を単純に問うものよりも、IE、Outlook Express、NetMeetingなどでいろいろな活用をする際のソリューションを問うものも多く出題されます。
特にIEAKの3つのモードで何が出来るのか、及び各セキュリティゾーンで何が制限されるのかは、もう覚えるしかありません。あいまいだと痛い目に遭います。
また赤本ではほとんど取り上げられていないソフト配布チャンネルやIExpressユーティリティ関連の問題もありますので、オンラインヘルプ等で確認してみて下さい。

【Exchange Server 5.5 99年12月 合格 】

1999年12月11日取得

MCP試験は7月にIIS4.0を受けて以来、本当に久しぶりとなります。
今年の目標だったMCSEがゲットできたと言うことで 、気持ちの上でも一息ついた感があったのは事実ですが、でもそろそろ次の目標であるMCSE+I、MCDBAに向けて始動したいと思います(^^)

なお今回試験にExchange Serverを選んだのは、現在システム構築でExchangeが絡んできているため、Exchangeの仕組みを自分で理解したかったためです。
私自身はExchange Serverに関しては今まで全くいじったことが無くて、Outlookをクライアントソフトとして使う位の知識しかありませんでした。ということで、今回の試験勉強はまずExchange Serverのインストールから始まりました。
勉強ですが、いろんなホームページを見てみた結果、いわゆる黒本(セルフスタディシリーズのExchange Server 5.5)が最適との事で、これのみに絞って勉強しました。ただこの本、700ページ近くもあり、問題もかなり豊富にあって、勉強に思いのほか時間がかかりまして、一通り読み終わったのはなんと試験開始2時間前!
それからもう一度重要ポイントや分からなかった問題に出来る限り目を通しましたが、前半読んだことをだいぶ忘れかけている事に気づきまして、ショックを受けまして(^^;、正直なところ再受験を覚悟いたしました。

今回の試験はVUEの新宿御苑会場で受けました。
前回来たときは、試験を受けているのは私一人しかいなかったのですが、今回は数名ほど(会場自体が8名位でいっぱいとなります)いました。

試験は30問で60分。
開始早々、あれっ、この問題、どこかで見たことある!
次の問題も同じく、あれっ...(繰り返し)
おそらく出題された問題の7割くらいは黒本に出ていた問題とほぼ同じだったのではないでしょうか。でも今回の問題は同じ問題が出ても解けない自分にあったのは言うまでもありません。

でもそうは言っても8割くらいは取れているだろうという感触で終了を迎え、いよいよ結果判明。
で、表示された結果は666点で、なんとぎりぎり合格。
受かったのはうれしかったですが、でも予想以上に悪い点にちょっとショックを受けました。やはりまだ理解度がちょっと浅いようです(^^;

使用した参考書

  • IDGコミュニケーションズ「MCPセルフスタディシリーズ Exchange Server 5.5」

今回はリックテレコムのMCP/MCSE攻略ハンドブックも買ってあったのですが、時間的な問題もあって上記黒本に絞って勉強しました。黒本は説明も詳しく、出題される問題の多くも黒本に出てくる問題とほぼ同じですので、この1冊でしっかりと勉強すればほぼ合格ラインだと思います。
リック本はとても分かりやすく、既にExchangeを本業で使われている方の試験項目の確認には最適ですが、ゼロからスタートする人にとってはこれだけでExchange Serverを理解するのはちょっと厳しいかも。

受験される方へのアドバイス

出題される問題が30問と少ないため、Exchange Serverに関してまんべんなく勉強しておくことが必要です。
またNTのドメインの知識、TCP/IP等ネットワークに関する知識も必要となりますので、NT Server、TCP/IP等の試験を先に受けておいた方がいいかも。

【Proxy Server 2.0 00年1月 合格 】

2000年1月29日受験

MCSE+Iの最後の科目としてProxy Server 2.0を選択してみました。
理由は、私自身今までProxy Serverを実務で使ったことが無かったものの、ただIISやイントラネット構築には不可欠な知識ということで、今回試験をきっかけに本格的に勉強したかった為です。

試験勉強ですが、今回は残念ながら環境構築をしている時間がとれなくて、実際にインストールして操作することなく終わってしまったのが悔やまれます。
試験勉強に使ったのは赤本と黒本。最初とりあえず赤本をざーっと目を通してから、黒本を中心に勉強しようと思っていたのですが、なかなか思うように勉強する時間がとれず、赤本の最後の問題を解き終えたのは試験前日の事。それから試験直前まで死ぬ思いで黒本と格闘していました。 本文は飛ばし読みでしたが、各章末の問題は念入りにやっておきました。(本当はCICPrepも手を出したかったのですが、とにかく時間がありませんでした)

いよいよ試験。今回はいつものお茶の水会場です。
試験は90分で68問と、時間的にかなり厳しそうでしたので、とにかく時間配分だけは気を付けようと試験にのぞみました。
さて試験を開始早々、出題される問題が黒本に載っている問題と似たタイプの問題が多いことに気づきました。もしかすると半分くらいはそうだったかも。また長文問題もたくさんあるかと覚悟していたのですが、評価問題は1問位しか出題されませんでした。
そんなわけで思いの外スムーズに解答して行くことが出来(と言っても半分位の問題にはあとで見直すためのチェックマークが付いていましたが(^^;)、残り20分でもう一度見直す事が出来ました。

さて試験結果ですが、合格点735点に対して808点で無事合格。
これでやっと念願だったMCSE+Iをゲットすることが出来ました。

使用した参考書

  • 翔英社「MCSE教科書 Proxy Server 2.0」
  • IDGコミュニケーションズ「MCPセルフスタディシリーズ Proxy Server 2.0」

翔英社のMCSE教科書(赤本)だけではぎりぎり合格に届くかどうかというあたりの様な気がします。黒本を中心に、あと赤本も使って練習問題をこなすという感じにすればモアベター。
MCPセルフスタディシリーズ(黒本)は値段が高いですが 、説明も詳しく、また載っている問題が実に実戦向きです(^^)。ただし試験には関係ない部分もずいぶんとありますので、適宜飛ばし読みを。

受験される方へのアドバイス

黒本の問題を押さえれば、かなり合格ラインに近づきます。
問題数が68問と多いですが、長文問題や評価問題はあまりありませんので、私としては時間的にはそんなに厳しくなかったです。
ただし内容的にTCP/IP、IIS、IEなどの知識を要求する部分もありますので、先にそれらを取っておくと楽かも。
例えばTCP/IPのサブネットマスクにからむ問題も数問ありました。

【SQL Server 7.0 Admin 2000年5月 不合格 】

2000年5月13日受験

MCSE+Iをゲットして以来しばらくお休みしていたMCP試験ですが、次の目標であるMCDBAを目指して再びチャレンジを開始いたしました(^^)

SQL Server 7.0のAdminとDesignの2種目ですが、MCPの試験の中でもとりわけ難易度が高いとの話を聞いていましたので、私も覚悟して試験勉強にとりかかったつもりでしたが、結果から言えばやはり甘く見ていたというのを痛感させられた試験でした。知識を詰め込んだだけの勉強だけではかなり厳しい試験だと思いました。
もちろん日頃から業務でSQL Serverをいじっている人にとっては、それなりに敷居の低い試験なんだとは思われますが、私自身は今までSQL Serverをほとんどいじったことがなく、それゆえ今回はいろんなことを覚えるのに精いっぱいでそれを消化しきれていませんでした。

今回の試験勉強ですが、SQL Server 7.0 Adminトレ−ニングキットを使って実機にて操作しながら勉強を始めたのですが、なかなか理解するのに時間がかかってしまって全然ペ−スが上がらず、当初はトレキ以外に赤本に青本もやる計画だったのに、トレキを一通りやり終えたのは結局試験前日のことでした。
もう一度トレキを読み直し、あとDB Magazine誌のMCDBAへの道を全部読み返して、もしかして何とかなるかも知れないという甘い考えを胸に(^^;、いよいよ試験会場に向かいました。

試験は52問で90分。話には聞いていましたが、やはり考えさせる問題が次から次に出てきます。
単純に機能とか操作を問う様な問題は一つもなく、問題解決とかソリュ−ションを問う様な複合的な問題が多かったです。
本当ならもう少しじっくり考えたいところをえいや−で選んで次の問題へ。
そしてなんとか最後の問題を終えたのが終了5分ほど前で、そこから慌てて終了まで見直しましたが、すぐに時間切れ。
この時点で解答に自信がなくて(または分からずに)チェックをつけたものが60%ほど。
でもそのうち半分位はあっていると予想すれば700点ほどでぎりぎり合格しているかもと甘い期待を持ちつつ、結果が表示されるのを待ちましたが、表示された結果はなんと合格ラインの680点に大きく届かず560点。
どうやらあいまいだった部分がことごとく駄目だったようです。
してやられたという感じです(^^;

ちなみに試験問題にT-SQLは全く出てきませんでした。またストアドプロシ−ジャに関してもほとんど出てきませんでしたが、2問ほどでちらっとかすった様な気が(名称やコマンドを覚えるほどではない)。
またレプリケ−ションに関する問題で、変に日本語訳されているのには相当戸惑いました(^^; 押し出しなんとかなど、あせって1、2問ミスったかも。

使用した参考書

  • 日経BP「SQL Server 7.0 System Administrationトレ−ニングキット」上巻・下巻
  • 翔英社「MCSE教科書 Administering SQL Server 7.0」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 Administering SQL Server 7.0」

トレキもじっくりやるとかなり分量があり、今回の試験勉強はトレキを読破したところで時間切れでした。
SQL Serverを初めていじるという方には、このトレキはお勧めできます。
翔英社のMCSE教科書と日経BP問題集は今回は使ってありません。
DB Magazine誌に連載されているMCDBAへの道は非常に参考になりました。
でも今回、トレキを中心にやった限りにおいて、これだけでは合格ラインはかなり厳しいと思いました。

受験される方へのアドバイス

受けて感じたのは、この試験の問題はなかなか良く作られていると言う事。単純な機能や操作を問う問題は無く、こういう事を実現するには、またこういう問題を解決するにはどういう方法をとればいいのかを選ばせる問題が多く、問題本文もそうですし解答の選択肢もいろんな要素が複合されているものが多かったです。
頭に詰め込んだだけの知識だけでは駄目で、それをある程度自分の中で消化しておかないと対応が厳しいと思います。
なお日頃からSQL Serverの管理を実際にされている方ですと、そんなに難易度は高くないのかもしれません。

【SQL Server 7.0 Admin 2000年5月 不合格 】

2000年5月20日受験

前回の受験で見事に不合格になり、でもせっかくここまで勉強したのだからともう少し頑張ろうと、次の受験をちょうど1週間後に設定し、短期集中で頑張って勉強してみました。
前回の受験時はトレキをやるのが精いっぱいで他の参考書まで手が回らなかったと言うこともあり、今回はトレキを一通り目を通したうえで赤本、青本を重点的に勉強してみました。また赤本、青本だけではカバ−範囲が狭いという話も聞いていましたので、技術評論社の「SQL Server 7.0システム構築と管理」も買ってきまして、出来るところまで読もうという盛りだくさんな勉強計画を立ててはいたのですが(^^;、結局この本を100ペ−ジほど読んだところで試験日になってしまいました。

前回の受験時はかなり消化不足気味だった知識も、さすがに4冊プラスαやったこともあり、だいぶ自分の中でも整理出来てきているのを感じ、今回こそはなんとかしたいという思いを胸に試験会場に向かいました。

試験ですが、もしかすると半分くらい前回と同じ問題だったかもしれません。でも前回の正解率は56%でしたので、前回選んだ答えが違っている可能性も高く、それなりに考え直しながら1問1問進めていきました。解答に自信がなくてチェックをつけた問題は20問ほど。ほとんど見直す間も無く、終了を迎えました。
少なくも680点は超えているだろうと思っていたのですが、表示された結果はなんと合格ラインに(多分)1問届かずの660点!
さすがにがっくりして1分ほどそのまま放心状態でした(^^;
もう一歩とはいえ、まだまだ自分で思っている以上に理解不足でした。
覚えるだけでなく、それをいろんな状況の中で使いこなせる様にならないと。

ところで帰る列車の中で何問かちょんぼとか思い違いをしている事に気づきました。
後の祭りってやつです(^^;
ちなみにMCPは同一科目で2回不合格となりますと3回目以降は14日間以上あけなくては再試験がうけれません。ということで次回は6月の上旬から中旬あたりになりそうです。

使用した参考書

  • 日経BP「SQL Server 7.0 System Administrationトレ−ニングキット」上巻・下巻
  • 翔英社「MCSE教科書 Administering SQL Server 7.0」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 Administering SQL Server 7.0」
  • 技術評論社「SQL Server 7.0システム構築と管理」

赤本(翔英社のMCSE教科書)は試験対策としてはいまいちでした。試験に出てこないコマンド操作に関する説明や問題が多く、実務では役に立つのでしょうけれど。
青本(日経BP問題集)はカバ−範囲40%と言ったところでしょうか。これだけでは合格ラインに届かないでしょう。でもだから役に立たないというわけではなく、私にとっては基本を押さえるのにはちょうどいい内容となっていて、知識の整理にはずいぶんと役に立ちました。
技術評論社の「SQL Server 7.0システム構築と管理」は今回あまり読めませんでしたので、次回受験時にレビュ−したいと思います。

【SQL Server 7.0 Admin 2000年6月 合格 】

2000年6月3日受験

いよいよ今回が3度目の挑戦です。
さすがに3度目ともなると、試験勉強でトレキとか赤本とか読んでいても、あちこちでピンと来るものを感じる事が出来ました。この3回の受験でトレキは4回、赤本と青本は各3回、通して読んだでしょうか(^^;
ただ試験日の直前に急に仕事が忙しくなってしまい、予定していた「SQL Server 7.0システム構築と管理」までは手が回らなかったのが心残りでしたが、でも自分なりにある程度の手応えを感じつつ試験会場に向かいました。

試験ですが、過去2回に出てきたのと同じ問題が9割位あったように思います。でも正解を知っているわけではないので、やっぱりいろいろ悩んでしまったりして、一通り解答し終えてみるとチェックが半分位の問題に付いていました。
自信のあるのが半分、残り半分のうち半分は2択まで絞り込んで多分こっちではないかというもの、残りはあまり自信が無いものという感じでした。もしかして前回の二の舞だったらどうしようという不安が胸をよぎります(^^;
若干見直すもののあまり時間が残っていなかった事もあり、あわてて見直してちょんぼするよりはと覚悟を決めて終了のボタンを押します。
...ふう、今回は棒グラフが長いぞ。と言うことで、なんとか760点でやっと合格する事が出来ました。

振り返ってみると、最初が560点、2回目が660点、今回が760点ということで、受けるたびに100点づつアップしていったことになります。

それにしても本当にこの試験は難しかった。
今はもうこの試験の受験のことを考えなくても良いという開放感で胸がいっぱいです(^^)

そうそう、あとネットで知り合った方からいただいたチェックリストもあり、これもポイントを押さえる上でかなり有効でした。

さて次はMCDBAを目指してSQL Server 7.0 Designにチャレンジです。

使用した参考書

  • 日経BP「SQL Server 7.0 System Administrationトレ−ニングキット」上巻・下巻
  • 翔英社「MCSE教科書 Administering SQL Server 7.0」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 Administering SQL Server 7.0」
  • 翔英社「DB Magazine」MCDBAへの道
  • 技術評論社「SQL Server 7.0システム構築と管理」

受験される方へのアドバイス

この試験は私が今まで受けたMCPの試験の中でもとりわけ難しい試験でした。
なにが難しいかというと、多くの問題がケーススタディ形式になっていて、実際にいろいろと使う上での複合的な知識を問われるからです。
このあたり、日頃からSQL Serverの管理をされている方と、受験を機に勉強しようと言う方とで難易度に大きな差があるように思います。
ただ今回、過去の試験問題を思い浮かべながらトレキや赤本、青本を読み返してみて、 あちこちにキーとなる説明があるのがわかりました。
難しい試験ですが、トレキ、赤本(全部やる必要はない)、青本をきっちりやり、それに不明な点はBook Online等でしっかり押さえることで、なんとか合格ラインを突破することが出来ると思います。頑張って下さい。

【SQL Server 7.0 Design 2000年6月 不合格 】

2000年6月24日受験

Adminの試験を苦しみながらもなんとかゲット出来たので、もう一つの難関である「Designing and Implementing Database with Microsoft SQL Server 7.0」(略してSQL Server 7.0 Designと呼びますが、人によって略し方はいろいろあるみたいです)にいよいよチャレンジすることにしました。

それにしてもこの試験、試験時間が2時間半とMCPの試験の中でも例のない長時間の試験ということと、受験された方の報告でSQLのとんでもない長文の問題が出ると言うことを聞いていまして、やはり相当な難易度と覚悟して受験に挑みましたが、結果から言いますとそんな意気込みとはうらはらに(^^; あっけなく玉砕とあいなりました。
予想以上に難しかったと言うこともありますし、またそれ以上に自分の知識がうわべだけだったと言うことを思い知らされたとも言えます。

今回の試験勉強ですが、まずトレーニングキットを読みながら実際に操作することから始めました。SQL言語そのものは、Oracle Master受験時にも勉強しましたし、また普段から仕事でもAccessがらみでよく使っていたので、そんなに苦でないのですが、ただSQL Serverでのデータベース構築の経験はなく、カーソルとかストアドプロシージャ、トランザクション処理等は今回初めて本格的に勉強したと言ってもいい状況でした。
トレキを一通りやり、もう一度読み返してから、白本(リックテレコム本)と青本(スキルチェック問題集)の問題を一通りこなしてみました。
白本は80%位、青本は90%以上の正解率で、これなら何とかなるかもと甘く見てしまったのが、今から思えば運の尽きだったかも(^^;

さて試験ですが、2時間半もあるということで、試験直前にしっかりとトイレに行ってから会場に入りました。
開始して数問ほど、それなりに長文の問題が続きましたが、びっくりするほどの長文の問題は無いなあと感じていたところ、いきなりSQLのとんでもない長文の問題が登場。答えの選択肢一つが画面をスクロールしないと全部みれないほどで、その予想もしなかったほどの長文に度肝を抜かれ(^^;、パニック状態となって10分ほど考えるもよく分からず。
その数問後にも再び同様な長文のSQLの問題が登場して、こちらも内容を理解するのに手間取り、またそれ以外の比較的短い(と言っても画面一杯に問題があふれますが)問題も基本的に難しくて考えさせされるものが多く、あっと言う間に時間が半分を経過した段階でまだ20問目にも達しておらず、この辺からかなり焦って長文問題は半分あきらめる感じでとにかくペースを上げる。
なんとか10分前くらいに最後の49問目を解答し終わって見直しにはいりましたが、チェックがついた問題が半分位。数問ほど見直した段階で、あまり最後に焦って逆にミスしてもと思い、2分ほど残して終了ボタンをクリック。
自分では600点台のどこかあたり、運が良ければもしかしてとも期待したのですが、結果は合格ラインに大きく届かずの591点。
大きなため息をついて会場を後にしました。
まだまだSQL Serverと格闘の日々は続きます。

使用した参考書

  • 日経BP「SQL Server 7.0 System Database Implementation トレ−ニングキット」上巻・下巻
  • リックテレコム「MCP/MCDBA攻略ハンドブック SQL Server 7.0編」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 Implementing Databases with SQL Server 7.0」

翔英社の「MCSE教科書 Database Design on SQL Server 7.0」も買ってあったのですが、Adminの時に赤本はあまり役に立たなかったので、今回は時間もないこともあって読みませんでした。
トレーニングキットは全体をざーっと勉強するにはお勧めですが、試験対策としてはちょっと不足気味。
青本より白本の問題の方が少し難易度が高くより実践的ですが、ただいずれにしても実際の問題と比べると問題設定も構文もシンプルで難易度が低いと言わざるを得ません。出来て当たり前のレベルかも。

受験される方へのアドバイス

この前に受けたAdminの試験も難しかったですが、このDesignの試験も難しい試験です。
Admin同様にケーススタディを問う問題が多く、例えばSQLの問題も、単純にSQLの構文を問うと言うより、こういうことをしたい場合はどのSQL文が最適かみたいな感じで出題され、また例えばインデックスの問題も、こういう構成のテーブルの効率的な運用にはどのようなインデックス構成が最適かを問われると言う感じです。
そして数問ほど(10問は無かったはず)とんでもなく長文のSQLが出題されますので、覚悟しておいてください(^^; そう言った問題は後でじっくりと腰を据えて取りかかった方が効率的かも。

【SQL Server 7.0 Design 2000年7月 合格 】

2000年7月10日受験

前回の不合格から約2週間の勉強期間をとり、しっかり勉強するつもりでいたのですが、なんやかんだで結局勉強したのは試験直前の土日と試験日当日午前中だけでした。ただ、前回受けた際に自分のウイークポイントもある程度つかめていましたので、今回は特にそこを押さえるつもりでやってみました。

試験勉強ですが、頭の中に前回勉強したことを呼び戻すために(^^;、まずトレキ上下巻を一通り読み直しました。
続いてこれも前回やった青本(スキルチェック問題集)と白本 (リックテレコム)の問題を一通りこなし、試験前日の夜からいよいよ初めての参考書となるMCSE完全マスター「Database design on SQL Server 7.0」に取りかかりました。ただ全部読むには明らかに時間が足りないので、とりあえずまず付属していたCD-ROMに入っている模擬試験(80問を2回分)を全部やってみて、あと時間のある限り自分の弱い項目を重点的に読むようにしてみました。
この模擬試験ですが、試験問題自体は各章末にある問題からピックアップされているもので、本を全く読まずに試験をやった段階では正解率が両方とも約65%位で、うーん、なかなか自分の実力通りかも(^^;と、ちょっとがっかり。ちなみに問題の内容自身は、他の問題集と同様に実際の試験とは傾向が違うものが多いです。(ま、知識の確認にはなります)
それから試験開始まで、インデックス、トランザクションとロック、ストアドプロシージャ、トリガ、DBCC SHOWCONFIG、クエリプランなど、前回知識があやふやだった部分について重点的に読んでみましたが、今まで使った参考書の中では一番ためになったような気がします。

さていよいよ試験の開始。
前回と同じ問題が半分以上あったように思いますが、やっぱり基本的に難しく、進むに従ってだんだんとチェックを付ける問題が増えていき、前回よりは点が取れているとは思うのですが合格ラインまで達しているかどうか自信が持てず、またもや不合格の文字が目の前にちらつきました(^^;
ところで今回の受験でちょっとびっくりしたのは、前回早い段階で出題されたSQLの長文問題が今回は全然出てこなかったこと。46問目で初めてSQL長文問題が出てきまして、その後もう1問出てきましたが。

2時間半があっと言う間に経過し、いよいよ結果が表示されます。

ん?バーが長いぞ...、734点(^^)
と言うことでなんとか無事合格する事が出来ました。

MCPですが、これで一つの目標だったMCDBAをなんとかゲットすることが出来ましたので、ちょっと一休みして、次は秋頃に2000トラックへの移行を考えたいと思います。

使用した参考書

  • 日経BP「SQL Server 7.0 System Database Implementation トレ−ニングキット」上巻・下巻
  • リックテレコム「MCP/MCDBA攻略ハンドブック SQL Server 7.0編」
  • 日経BP「スキルチェックMCSE問題集 Implementing Databases with SQL Server 7.0」
  • インプレス「MCSE完全マスター Database design on SQL Server 7.0」

今回トレーニングキットを再度じっくりと読み直しましたが、意外と重要なポイントがあちこちにちりばめられていました。ただ基礎知識はクリア出来ても応用面はちょっと厳しい感じです。
今回初めてインプレスのMCSES完全マスター本を使ってみました。全部読んだ訳ではないですが結構ポイントが押さえられている感じがしました。トレキよりは実戦的です。

受験される方へのアドバイス

SQL7A同様、応用を問われる難しい試験です。
知識があやふやだと痛い目に遭います(^^;
今回、私が特に押さえたのは以下のポイントでした。
クエリプラン(SHOWPLAN_TEXT及びグラフィカルSHOWPLAN出力の結果表示内容が理解できる事)
DBCC SHOWCONFIGやDBCC SHOW_STATISTICSで表示される各項目の数値の意味が理解できること(問題点と対策も)
トランザクションとロックの理解
インデックスの理解(クラスタ化インデックス、非クラスタ化インデックス、fill factor、DBCC DBREINDEX、統計情報など)