70-215 Windows 2000 Server 2001年2月 合格報告
70-210 Windows 2000 Professional 2001年3月 合格報告
70-240 Windows 2000 Accelerated Exam 2001年3月 不合格報告
70-217 Windows 2000 Directory Services 2001年5月 合格報告
70-216 Windows 2000 Network Infrastructure Administration 2001年6月 合格報告
70-221 Designing a Microsoft Windows 2000 Network
Infrastructure 2001年7月 合格報告
70-219 Designing a Microsoft Windows 2000 Directory
Services Infrastructure 2001年7月 合格報告
70-220 Designing Security for a Microsoft Windows
2000 Network 2001年10月 合格報告
70-222 Migrating from Microsoft Windows NT 4.0 to
Microsoft Windows 2000 2001年10月 不合格報告
70-222 Migrating from Microsoft Windows NT 4.0 to
Microsoft Windows 2000 2001年12月 合格報告
70-228 Installing, Configuring, and Administering
Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年2月 不合格報告
70-228 Installing, Configuring, and Administering
Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年3月 不合格報告
70-228 Installing, Configuring, and Administering
Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年3月 合格報告
70-229 Designing and Implementing Databases with Microsoft
SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年4月 合格報告
【70-215 Windows 2000 Server 2001年2月 合格
】
2001年2月17日受験
参考書や対策本もそろそろ出そろって来ましたし、いよいよWin2000トラックにチャレンジ開始です。
一応、70-240の無料Accelerated Examも受けれるのですが、いきなりこれにチャレンジするのは玉砕確実(^^; ということで、まずは第一歩としてこのWindows
2000 Serverを受験してみることにしました。
まあWindows 2000、昨年後半より徐々に仕事でも関わり始めていまして、そろそろ本腰入れて勉強しなくちゃいかんなあという事もありました(^^;
試験勉強用に用意したのは日経BPの「MCSEトレーニングキット Windows 2000 Server」上下巻、IDG「直前必修問題集 Windows
2000 Server」、システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP Win 2000パック」、そしてつい最近出た日経BPの「MCSEスキルチェック問題集 Windows
2000 Server」と、準備だけはかなり前から出来ていたのですが(^^;、なんやかんだで勉強を開始したのが試験の1週間前。
その後もなかなか勉強する時間がとれずに、結局トレキ上下巻を実機操作しながら一通りやって、再度チェックした項目を確認し終わったのが試験開始1時間前のこと。それからiStudyの問題をぎりぎりまでやっていたのですが、30問ほど解いた時点で試験開始のアナウンスが。
30問の正解率は6割ちょっとと、予想通りかなり厳しいラインです。今回は練習問題をほとんどこなせなかった事もあって、自分としてもちょっと自信がなくて、なんとかぎりぎりでも合格ラインを突破できればと言う思いだけでした。
いよいよ試験開始。2時間で51問。合格ラインは660です。
噂には聞いていましたが、出てくる問題がいずれも単純に機能とか操作を問うものは全く無くて、シナリオ問題で問題解決やソリューションを問うものばかりでした。最初は1問2分のペースで行こうと思っていたのですが、考えさせる問題が多くて思った以上に解答に時間がかかり、最後の問題を終えたのは終了30秒前。見直すまもなく終了を迎えました。
複数選択で選択数の指定が無い問題は思ったより少なかったです。(私、複数選択問題は全て選択数の指定が無いものと思っていましたので)
見直しのチェックをつけた問題が30問ほどあったでしょうか。そうは言っても500点は取れているだろうなとは思いつつ、果たして合格ラインの660まで到達できたかどうか全く自信が無く、結果が表示されるまでの僅かな時間、久々にかなりどきどきしました。
ほぼ同じ長さのバーが2本表示されます。ああ、やっぱりぎりぎり駄目だったかと思いつつ、よくよく見るとバーの長さは同じ。なんと合格ラインぴったしで合格していました(^^)
使用した参考書
- 日経BP「MCSEトレーニングキット Windows 2000 Server」上下巻
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Server」
- 日経BP「MCSEスキルチェック問題集 Windows 2000 Server」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP Windows 2000パック」
参考書ですが、勉強するという点ではトレキはお勧めです。ほぼ試験範囲を網羅していると思いました。
問題集ですが、iStudyの問題は、やってみた範囲では結構雰囲気が近かったような感じがします。ちなみにiStudy for MCPは、問題の解説が(他のシリーズと比べると)かなり詳しく載っていてちょっとびっくりです。
直前必修問題集の問題は、全体的にシンプルすぎます。
スキルチェック問題集と、今回は買いませんでしたがリックテレコムの攻略ハンドブック(白本)の問題も悪くないと思いました。
受験される方へのアドバイス
NT4トラックの試験と比べると、単に仕様とか機能を問うような問題はほとんど無くなり、確かにかなり難易度は上がっています。でもその分合格ラインも低めに設定されていますので、頑張ればなんとかなると思います(^^)
トレキ等で基礎を勉強した上で、問題集をじっくりとこなしてみて下さい。
【70-210 Windows 2000 Professional 2001年3月 合格
】
2001年3月10日受験
前回2000 Serverを受けたもののちょっとまだ実力不足を感じていまして、70-240の無料Accelerated Examへチャレンジする前にもう1科目受けておこうと思って、この2000
Professionalを受験することにしました。
今回、試験勉強用に用意したのはインプレスの「MCSE完全マスター Windows 2000 Professional」とシステム・テクノロジー・アイ「iStudy
for MCP Win 2000パック」、日経BPの「MCSEスキルチェック問題集 Windows 2000 Professional」、IDG「直前必修問題集
Windows 2000 Professional」。
前回の2000 Serverの時にはトレキを中心に勉強したのですが、確かにトレキは良いのですが全部こなすのにかなり時間がかかってしまう事もあって、今回はメインの参考書にインプレスのMCSE完全マスターを使ってみることにいたしました。書店でぱらぱらめくってみて今まで出た参考書の中ではなかなか情報密度が高いかなと感じたもので。(これからだと赤本あたりもお勧めかも)
試験勉強期間は実質1週間。それでも予定ではインプレス本を終わらせてスキルチェック問題集をこなし、最後の仕上げにiStudyをやろうかなと思っていたのですが、試験前に予定外の仕事も入ったこともあって試験日前日までにインプレス本をこなすのが精一杯。(今回もいつもながらのパターン...)
試験日前日の夜からiStudyに取りかかり、試験会場に向かうあずさの中でやっと問題を全部チェックし終わったのですが、1回目、通してやった段階で正解率は約6割ほど。思ったよりiStudyの問題は難しかったです。
ただServerの受験時にも感じましたが、2000トラックの試験はNT4トラックの試験と違って問題集の問題を覚えるだけでは駄目だというのを感じていましたので、全問の解説を特にていねいに読むようにしてみました。
試験ですが、2時間で50問。合格ラインは620です。
合格ラインが低めなので、そうは言ってもなんとかなるのではと甘く見て取りかかり始めたのですが、そんな思いは最初の数問で見事に吹き飛ばされることに。
難しい、予想したよりかなり難しいというのが、最初の数問を終えての正直な感想でした。
10問を終えた辺りで自信のある問題は2問ほどで、このペースで行くとまずいなあとかなり焦ってきましたが、試験の中盤は問題を読み終えた段階で答えが比較的スムーズに選べる問題が続き、ほっと一息。最後の方でまた続けて難しい問題が続きましたが、とりあえず1時間35分くらいで最後の問題まで終わらせることが出来、それから残り時間、チェックをつけた30問(^^;
を見直してみました。
最後まで粘ってみたものの、結局チェックの外せなかった問題が20問ほど。ただそれらもほぼ2択までは絞り込む事は出来ましたので、運が悪いとぎりぎりアウトという恐怖も感じつつ、覚悟を決めて終了のボタンを押します。
800点! 思ったより高得点で 無事合格することが出来ました。
さて次はいよいよ覚悟を決めて70-240、かなあ。
使用した参考書
- インプレス「MCSE完全マスター Windows 2000 Professional」
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Professional」
- 日経BP「MCSEスキルチェック問題集 Windows 2000 Professional」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP Windows 2000パック」
インプレスのMCSE完全マスターですが、参考書としては一通り網羅していると思います。ただ説明が足りないところも結構あるので、例えばMCSEスキルチェック問題集等で不明な点が出てきたら、都度オンラインヘルプやリソースキット等でチェックすることをお勧めします。なお章末の問題は、シンプルすぎて基本知識の確認程度と言った所。
問題集としては、iStudyとスキルチェック問題集が実際の雰囲気に近かったです。直前必修問題集はインプレス本同様、簡単な問題が目立ちます。
スキルチェック問題集はぱらぱらとめくってみただけですが、取り上げている問題がiStudyと重複しているものも目につきましたし、値段を考えるとかなりお勧めと言えるかも。
受験される方へのアドバイス
2000 Serverほどでは無いにせよ、この2000 Professionalも思った以上に難しい試験でした。
確かに2000トラックの試験はNT4科目のような、問題集に出ている問題を覚えればなんとかなると言うものでは無くなってきていますね。
従い試験対策としても、単に問題を覚えるのではなくその内容を理解することがより求められます。
例えば 問題集で問題を解いてみる時も、問題そのものより答えの解説を重点的に読むようにしてみると良いと思います。
それとProfessionalと言っても、Serverがらみのネットワークの知識もある程度要求されますので、2000 Server、TCP/IPネットワークの参考書にも軽く目を通しておくと良いかも。
【70-240 Windows 2000 Accelerated
Exam 2001年3月 不合格 】
2001年3月24日受験
2000トラックをこれ以上個別に受けると、無料で受けれるNT4認定資格保持者用のWin2000 Accelerated Examの有り難みもだいぶ減ってしまうと言うこともあり、とうとう覚悟を決めて受けてみることにしてみました。
本当はもっと試験勉強の日程を十分に取りたかったというのが本音ですが、ただ4月に受験予定の情報処理技術者試験も迫ってきていましたので、前回2000
Professionalを受験してから2週間後に受験日を決めて出来るところまで頑張ってみることにしました。
この試験はNT4の主要科目合格者向けにMicrosoftが無料で提供してくれている2000促進試験で、これに合格すれば70-210
Win2000 Professional、70-215 Win2000 Server、70-216 Win2000 Network
Infrastructure、70-217 Win2000 Directory Servicesの4科目に合格したのと同じ事になりますが、その分試験時間も4時間もあり、4科目を連続して受験するのに匹敵する内容となっていまして、かなり厳しい試験となっています。
試験勉強ですが、各科目毎にトレキに緑本に青本にとやっていると絶対に2週間では間に合わないのが明らかなため、仕方なしインプレスの「MCSE完全マスター Windows2000
Accelerated」(通称黄本)をメインの教材にして集中してみることにしてみました。黄本ですが、このAccelerated Exam用にまとめられていて、Win2000
ProfessionalとServerを復習がてら勉強するにはちょうど良い内容となっていたのは確かですが、ちょっと全体的に突っ込みが浅い感じを受けました。
でもそれでも700ページ以上もあるのと、今回初めて本格的に勉強したと言っても良いActive Directoryの理解に手間取り、
一通り読み終えてもう一度見直し終わったのが試験前日のこと。
やはりDirectory Serviceあたりの知識が不足気味だなあと感じて、それから次にIDGの直前必修問題集の70-217を読み、続いて同じく直前必修問題集の70-216を読み始めたのですが、こちらは半分まで読んだ所で時間切れ。今回もまたiStudyや青本といった問題集に取りかかることは出来ませんでした(^^;
さていよいよ試験です。4時間もある試験と言うことでちょっと緊張気味(^^;
試験は4科目それぞれ独立したものを連続受けるスタイルとなりますが、合否判定は一番最後でないと表示されません。その順番は都度異なるようですが、私の場合は以下の順番での受験となりました。
Win2000 Directory Services 22問 50分
Win2000 Network Infrastructure 22問 60分
Win2000 Server 29問 65分
Win2000 Professional 24問 60分
なんと最初に一番難関だと思っていたDirectory Servicesが出てきてしまいました(^^;
問題がいずれも長く、考えさせる問題が続きます。なお今が何問目の問題かの表示は出ていました。(以前受けた方の受験記でこの科目だけ何問目かの表示が出ないとの報告がありましたので)
半分以上の問題に見直しのチェックが入りますが、予想以上に解答に手間取り、見直す間も無く終了に。この試験、合格ラインが不明ですが、70%から80%あたりに設定されているとすれば今のは絶対に危ないなあと感じ、気分がだいぶ落ち込むものの、個別に結果は表示されないため、頑張って引き続き次の科目の試験に入ります。
次は Network Infrastructure。これも長文のシナリオ問題が続きます。半分以上の問題に見直しのチェックが入るものの、駆け込みでなんとか最後の問題まで到達できたところで終了。
ちょっと疲れてきたので、ここでいったん休憩を取ることにして試験ルームを出ました。
さて次の試験科目はWin2000 Server。問題数がこれだけ29問と多いので、今までのパターンだと時間的にやばいと感じたのですが、ここからは比較的短くてすぐ答えられる問題が増えてきて(まあ以前に試験を受けているというせいもあるかもしれませんが、試験問題が短くて即答できる問題が多かったというのも確かです)、残り15分で見直しする余裕がありました。
そして最後のWin2000 Professional。何問か以前に見かけた問題もあったりして、こちらもServer同様快調に答えていくことが出来、見直しをした後、2分ほど時間を余らせて終了ボタンを押すことが出来ました。
いよいよ結果が表示されます。残念ながらやはり不合格でした。
どっと疲れが出る一瞬です(^^;
試験後にもらったレポートにも 合格ラインや各科目毎の点数等はなんにも無いのですが、 自己評価してみると、Win2000 ProfessonalとServerは7割から8割は取れたと思う。が、やはりDirectory
ServicesとNetwork Infrastructureが6割から良くても7割程度しか取れていなかったと思うので、ここで落としてしまった可能性が大。
それにしても難易度の高いDirectory Servicesが試験時間が50分と一番短く、ここの理解度の低い人は率先して落ちてもらおうという意図があるように思えてなりません(^^;
と言うことで、また5月以降にこつこつと残り科目を受験 していきたいと思います(^^;
(補足)試験時間ですが、各試験を合計すると235分で、それに休憩時間5分を合わせて240分です。各試験を開始するとその終了時間を迎えるまで各試験のタイマーは止めることは出来ません。そして一つの試験が終了した後、次の試験を開始するまでが休憩時間という扱いになります。
休憩時間を合わせて5分以上取ってしまうとどうなるか。私の場合は一番最後の試験の時間が開始そうそう55分を切っていてあせりましたが、つまりこう言う事になるようです(^^;
各試験毎に余裕があって5分以上休憩を取れる場合は、終了ボタンを押さずに休憩をとった方が良いと言う話も聞きました。
使用した参考書
- インプレス「MCSE完全マスター Windows 2000 Accelerated」
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Directory Services」
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Network Infrastructure」
日経BP「MCSEスキルチェック問題集」、システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP」も4科目分持っていたのですが、時間的に手が出ませんでした。
使用したインプレスのMCSE完全マスターですが、試験範囲のカバー率は8割と言った感じでしょうか。正直これだけでこの試験の合格を目指すのは厳しいと感じました。
やはり正攻法としては時間を作って、トレキ、緑本、赤本、黄本等の参考書を4科目ともやると言うところか。
なお今回使った黄本、緑本に載っている問題はいずれも×でした。
受験される方へのアドバイス
予想通り難しい試験でした。4科目を個別に連続受験して、いずれも合格できる実力がないとこの試験の合格は難しいなと感じました。まあその為の確認試験なんでしょうけれど(^^;
この試験のポイントは、上にも書きましたが Directory Servicesの理解だと思います。それとNetwork Infrastructure。
その辺をきっちり押さえれば合格ラインはそう遠くないはずです。ぜひ頑張って下さい。
【70-217 Windows 2000 Directory Services 2001年5月 合格
】
2001年5月12日受験
前回の70-240の不合格に伴い、Win2Kトラック主要4科目を個別に受けなくてはいけない事になってしまいましたので(既に2科目は合格済み)、残りの科目の一つである70-217
Directory Servicesをゴールデンウイーク明け早々の5月12日に受験する事に決めて、約2週間の勉強期間を設定して勉強をスタートしました。
さすがにゴールデンウイークがあるのだからそれなりに勉強が出来るだろうと期待していたのですが、 カヌーに行ったりしてすっかり気がゆるんでしまい(^^;、おまけに受験前数日は忙しい仕事も飛び込んできたりして思うように勉強も出来ず、今回もまたいつもながら勉強不足のまま試験当日を迎えることになってしまいました。
先日の70-240の受験時にもディレクトリ・サービスに関する知識がまだまだだなあと感じましたので、今回は教科書として翔泳社の「MCSE教科書
Windows 2000 Directory Services」(赤本)を買って、これをメインに勉強してみることにしてみました。
70-240の受験の時にも 黄本(インプレス「MCSE完全マスター Windows 2000 Accelerated」)と緑本( IDG「直前必修問題集 Windows
2000 Directory Services」)でざーっとディレクトリサービスの勉強はしていましたのでその復習という感じにはなりましたが、でも今まで使った本に比べるとずいぶんと分かりやすく理解も進み、赤本を一通り読んだ段階で多少の手応えを感じ始めていました。ま、赤本の各章末にある問題が8割以上出来ていたせいもあったかもしれません。
ただもう一度赤本を読み直し、前回使った緑本をざーっとポイントだけ拾い読みしたら、もう試験日当日になってしまいました(;_;)
それから会場に向かうあずさの中で2時間ほどiStudyの問題を出来るところまでやってみましたが、iStudyの問題が思いの外難しくてやった90問の内なんと5割程度しか正解できず、かなりなショックを受けました。
うーん、こりゃいかん。甘く見たかな。今日は落ちたかも、と思いつつも、とりあえず間違えた問題の解説だけは出来るだけ読んでおくようにしてみました。
自信喪失のまま今回は試験に突入。
試験は110分で全43問。合格ラインは651点です。
どこかで見かけたような問題もいくつもあって、でもそれが70-240受験の時だったのか、それともさっきまでやっていたiStudyで見かけたのか...
今回は比較的順調に答えていくことが出来、残り20分でもう一度チェックをつけた問題を見直すことが出来ましたが、チェックがついたのが30問ほど。まあチェックは多いですが(^^;、その内15問は多分大丈夫かもという手応えもあり、チェックを付けなかった問題と合わせるとなんとか合格ラインは突破してほしいと祈りつつ終了のボタンを押します。
767点、なんとか合格する事が出来ました。
なお試験問題自体は赤本の章末に載っているようなシンプルな問題はほとんどありませんでした。2〜3割くらいはiStudyの問題に近かった様な気が。と言うか、iStudyをやっていなかったらもしかすると100点位は下がったかも(^^;
使用した参考書
- 翔泳社「MCSE教科書 Windows 2000 Directory Services」
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Directory Services」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP Windows 2000パック」
赤本は比較的分かりやすく、私にとっては参考になりました。ただ赤本に載ってない事が緑本には載っていたりもして、知識の整理の意味では緑本も役に立ちました。ただしいずれも載っている問題はあくまで知識確認の為だけで、実際の試験に出る問題はあんなにシンプルではありません。
問題としてはiStudy for MCPの問題が一番実際に近かったかも。ただし実際の問題よりは難しいと感じました(^^;
日経BPのMCSEスキルチェック問題集も買ってあったのですが、今回は時間が無くて使いませんでしたが、ぱらぱらと見た範囲で問題は赤本や緑本に比べると相当に実践的でした。
問題集としてはiStudyがお勧めですが、でも青本もきっちりやればそれなりの成果はあるはずです。
受験される方へのアドバイス
難しい試験でしたが、ただWin2Kトラックでこの科目を真っ先に受ける人はいないでしょうから(^^;、70-215や70-240などで勉強してきたディレクトリサービスやグループポリシー、RISなどをもう一度きっちりと押さえる事で、より理解が深められると思います。
ポイントとしてはDNSの仕組み、Active Directory(統合ゾーン、混在モードとネイティブモードの違いなど)、サイト・ドメイン・OUの使い分け、ツリー・フォレスト、グループポリシー、RISあたりでしょうか。
【70-216 Windows 2000 Network Infrastructure
Administration 2001年6月 合格 】
2001年6月23日受験
Win2Kトラック主要4科目も残すところやっと一つとなりました。いよいよ4科目中最も難関とのうわさも高いNetwork Infrastructure
Administrationにチャレンジです。
2週間ほど前からこの試験に向けて本格的な勉強を開始したのですが、いつもながら思うように勉強がはかどらず、日経BPのトレーニングキットを一通り読み終えたのが結局試験日2日前の事。思った以上に範囲が広くて、なかなか理解が進みませんでした。
もう一度トレキのチェックしたところを重点的に見直しましたが、全体的に浅く広くといった感じでこれだけで大丈夫かなとちょっと心配になり、試験前日はIDGの直前必修問題集を時間のある限り読んでみました。こちらは問題部分を除くとそんなにページ数は多くないのですが、その分情報密度は高く、トレキには載っていない項目も整理されていたりして、全体を見直すのにはちょうど良い内容となっていました。
当初の予定では、あと日経BPのスキルチェック問題集とiStudyをじっくりとやるはずだったのですが、もちろんそんな時間は無く、当日の朝から試験開始までiStudyを出来るところまでやってみました。約100問ほど解いてみて正解率は6割ほど。前回のDirectory
Servicesの時と比べると、今回は多少は良い点数ということで、なんとかぎりぎりでも合格ラインを突破して欲しいと祈りつつ、試験会場の席に向かいました。
試験は140分で55問。最初は1問を2分で解いていこうと思っていたのですが、やはり途中でかなり悩ませる問題も多く出て、またTCP/IPのサブネットの計算とかも手間取り、結局最後の問題を解答し終わったのが終了6分前。それにしても最後の問題はとびきり難しくて、5分考えても分からず、運に任せてチェックしました(^^;
見直しのチェックの付いた問題は半分ほど。うーん、こりゃボーダーライン上だなあという緊張感を感じつつ、数問ほど焦って見直したのですが、残り1分の時点で覚悟を決めて終了のボタンを押します。
やはり予想通り短いバーが表示されます。
と、よく見ると合格ラインぴったしの620点でした(^^)
それにしてもこの試験、思った以上に難しく、今回は本当に運が良かったなあというのが本音です。
使用した参考書
- 日経BP「MCSEトレーニングキット Windows2000 Network Infrastructure Administration」
- IDG「直前必修問題集 Windows2000 Network Infrastructure Administration」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP Windows 2000パック」
トレキは範囲を一通りカバーしていて読みやすかったです。ただ全体的にちょっと浅い感じがしました。
直前必修問題集はトレキに比べると情報が凝縮されていて、項目の確認には良いかも。ただしいつもながら章末の問題はシンプルで知識の確認程度にしかなりません。
問題集としてはiStudyが実際の雰囲気にかなり近いです。ただし実際の試験に出る問題がそのまま載っていることをあまり期待してはいけません。iStudyも問題と答えを覚えるのではなく、解説を重点的に読むようにした方が良いでしょう。ちょっとポイントが絞りにくい解説ですが。
ちなみに今回のiStudyの問題のレベルは、ほぼ実際の試験並みだと思いました。
なお今回も出来ませんでしたが、 日経BPのMCSEスキルチェック問題集もぱらぱらと見た範囲ではかなりお勧めだと思います。
受験される方へのアドバイス
噂通り、難しい試験でした。広い範囲からかなり突っ込んだ問題が出されます。トレキや直前必修問題集だけではカバーできない突っ込んだところもかなり出題されていたような気がします。
また初めて受ける方は時間配分にも注意した方がいいでしょう。140分で55問と1問2分ペースで解いていかないといけないのですが、数分ほど考え込む問題もかなり多く、私も見直しの時間がほとんどありませんでした。iStudyとかMCSEスキルチェック問題集で問題になれておくと良いかも。
【70-221 Designing a Microsoft Windows
2000 Network Infrastructure 2001年7月 合格 】
2001年7月7日受験
70-216はぎりぎりでかろうじて受かったものの、自分の中でかなり消化不良気味の部分がありましたので、もう一度Network Infrastructureの勉強をし直さなくてはと思い、その復習を兼ねてこの70-221の試験を次に受けてみようと決めました。
ただし70-216は実装と管理、トラブルシューティングが中心だったのですが、 この70-221はデザイン系の試験となり、ケーススタディ問題が中心の3時間半にも及ぶ試練の試験となります。
最初、いまいち試験の難易度が分からず、でも70-216で 基礎を押さえておけばその応用で何とかなるのではとちょっと甘く見ていたのですが、すぐに厳しい現実に直面することになるのでした(^^;
勉強期間は70-216を受けてからちょうど2週間。
試験勉強ですが、70-221用の参考書は出ていないので、まず70-216の時に使った参考書をもう一度ていねいにやり直し、続いて以前に購入してあったiStudy
for MCP 70-221でケーススタディ問題を解く練習をしようと計画し勉強を始めたのですが、トレキをじっくり2回読み直していたらあっと言う間に時間が無くなってしまい(^^;、iStudyに取りかかり始めたのは試験の前日の事でした。
iStudyですが、実際の試験に対応してケーススタディ方式となっていまして、70-221ですと4つのケーススタディと各20問程度の問題が用意されています。それにしてもケーススタディの本文が非常に長く、ノートに図を書きながらやっているのですが、問題のたびにあちこち見直さないといけなくて、非常に手こずりました。
問題もめちゃくちゃ難しいということではないのですが、ケーススタディを良く読まないと答えられないものも多く、また複数選択問題や答えをドラッグして選択するものなども多く、全部やってみた段階でなんと正解率は35%ほど...
これは予想した以上に相当厳しそうです。ただもう試験の延期は出来ないため、もう一度iStudyをやり直して(解説をじっくり読みながら)ダメ元で受けてみることにしてみました。
で、いよいよ試験当日。
事前情報で、ケーススタディは4つあって、それぞれに10問ほど問題が出題されるということでしたので、とりあえずケーススタディ1つあたり50分のペースで解いていくこととし、早速問題に取りかかり始めます。最初、問題数が48問と表示されたので、あれ?問題が多いぞと思ったのですが、これはケーススタディの最初のページとケーススタディ本文のページがカウントされていたためで、やはり問題は40問でした。
最初のケーススタディですが、内容の理解に手間取り、30分ほど図を書きながら整理してみました。問題ですが、答えの選択肢がちょっとあいまいで判断が付きにくいものが多かったり(何を重要課題ととらえるかで判断が変わったり)、また複数選択肢の問題やドラッグして答えるタイプの問題に悩ませる問題が多く、非常に手こずりました。
ただ、4つのケーススタディの内、明らかに3つのケースはiStudyのケーススタディとかなり類似性があったのにはびっくりしました。全く同じと言うことは無いのですが、企業が病院や大学に置き換わるみたいな感じで、おかげでケーススタディの理解はこれでも比較的スムーズだったと思います。
でももちろんケーススタディの様々な状況が変化しているので、それに応じて適切な答えも変化することとなり、 やっぱり自信のない解答が増えていきます(^^;
10分前に最後の問題まで行き着くことが出来、もう一度いくつかの問題を見直しましたが、見直しのチェックの付いた問題が半分ほど。500点は取れていそうだという感触はあるものの、果たして合格ラインの556点を超えているかは全く自信が無く、どきどきして終了1分前にボタンを押します。
597点!
なんとかぎりぎりですが合格していました(^^)
そう言えば試験中は時間に追われて集中していたせいか、1度も休憩を取らなかったことに気づきました。
使用した参考書
- 日経BP「MCSEトレーニングキット Windows2000 Network Infrastructure Administration」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-221版」
この科目対応の参考書というものは、現時点では無いと思われます。(日本語のもの)
(2001/7/28 補足:その後ピアソン・エデュケーションから70-221用の対策本が出版されています)
基礎知識としては70-216の参考書が役に立つと思います。(でもちょっと不足気味の部分もあるのは事実)
今回はなによりiStudyが役に立ちました。というよりちょっと反則気味と言っても良いかも。iStudyの解説も詳しく、非常に役に立ちました。
ただ状況が微妙に変化するとそれに伴って適切な答えも変わりますので、iStudyを暗記するだけでは対応が難しいと思います。
受験される方へのアドバイス
デザイン系の試験は長文のケーススタディの理解もさることながら、3時間半以上に渡って集中することが必要な試験ということで、まさに試練の試験と言っても良いでしょう(^^;
ぜひ体調を整えて試験に向かってください。
それとケーススタディですが、適切なイラスト等を青いボードに書きながら読んでいくと良いと思います。私は6枚のボードを追加でもらいましたが、最低でも4枚はもらった方がいいでしょう。
判断に悩む問題が多く難しい試験でしたが、やはりなによりケーススタディの状況を良く理解することが第一だと思いました。逆に言えば日頃からそう言った業務をされている方にとってはそんなに難しくない試験なのかもしれません。
個人的には実務向けの良い試験だなあと感じました(^^)
ちなみにサブネットマスク問題と答えを1つだけ選ぶ問題は比較的難易度が低い問題が多いですので、ボーナス問題として取りこぼしを減らすように!
【70-219 Designing a Microsoft Windows
2000 Directory Services Infrastructure 2001年7月 合格 】
2001年7月28日受験
先の70-221の合格でとりあえずWin2KトラックのMCSEには移行出来たものの、デザイン系の試験(70-219/70-220/70-221)はぜひ3つとも受けてみたいという気持ちが強く、そんなわけで次にこの70-219の受験を目指してみることにしてみました。
試験勉強ですが、試験の2週間前から本格的な勉強を開始しましたが、まだこの試験用の対策本は出ていないため、70-217受験時に使った参考書を復習がてら読み直し、最後にiStudyでケーススタディに慣れるようにしてみました。まず翔泳社の「MCSE教科書
Windows 2000 Directory Services」を2回読み、続いてiStudyをやってみたところ、なんと7割前後正解することが出来まして、あれ?この科目はこんなに楽なんだろうかと疑問も感じつつも、いやそれだけ自分の理解度も上がったのかもとすっかり油断してしまったのでした(^^;
それでもとりあえず試験直前の確認と言うことで、試験に向かうあずさの中で2時間ほど、IDGの70-217 直前必修問題集をざっと目を通してから、いよいよ試験の開始です。
試験は215分で48問。ただし4つのケーススタディの紹介が8問分あるため、実際の問題は40問です。
最初のケーススタディでさっそくつまずきます。その内容は個人的にも非常に興味深いものでしたが、iStudyで出題されたいずれのケーススタディと比べてもかなり複雑な内容となっていて、しばらく悩むものの適切な構成がなかなか描けません。その為続く質問の答えも皆中途半端な感じになってしまって、このケーススタディで出題された問題13問か14問(70-221では各ケーススタディに10問ずつあったように思いますが、今回はケーススタディ毎の質問数はまちまちでした)のほとんどに見直しのチェックが入ります。
時間もこのケーススタディだけでもう80分くらい費やしてしまいました。
これはかなりやばいかもという思いを胸に次のケーススタディに取りかかります。次のケーススタディも最初ほどではないにせよやはり難しく、こちらも手間取りました。
iStudyに似たような事例がありましたがそれよりもっと複雑で、結局今度もほとんどの答えに見直しのチェックがやはり入ります。2番目のケーススタディにかかった時間は約60分でした。
この時点でもう140分が経過し、残り時間は75分だけ。それでもう2つケーススタディをやらなくてはいけません。おまけに今までの正解率は多分2、3割位しかないんじゃないかという感じで、この時点で今回は不合格を覚悟しました。
ところが3番目と4番目のケーススタディは一転して内容が比較的シンプルとなり、しかもiStudyをやった人なら8割は正解出来るのではと言う内容で(^^;
ペースもぐんと上がり、 それぞれ20分で片づける事が出来ました。ま、明らかにそれまでとは難易度が違いますので、iStudyをやってない人でも答えやすい内容だと思います。
そして残り35分でもう一度最初と2番目のケーススタディに戻って見直します。が、読んでいてもやっぱり適切な構成に迷いがあり、数問ほど答えを修正しただけで諦めて終了のボタンを押します。
626点。本当にぎりぎりでしたが、なんとか合格ラインを突破することが出来ました。
それにしても最後に行ったいくつかの修正でぎりぎり合格出来たのだろうか(^^;
使用した参考書
- 翔泳社「MCSE教科書 Windows2000 Directory Services」
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Directory Services Administration」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-219版」
この科目対応の参考書というものは、現時点では無いと思われます。(注:その後ピアソンから対策本が出ました)
基礎知識としては70-217の参考書が役に立つと思います。基礎知識としてはそれである程度なんとかなりますが、あとは応用力をつけることが必要です。
iStudyはケーススタディの勉強にはお勧めですが、でも出題されるケーススタディはちょっとシンプルです。7割8割出来て当たり前と思っていた方がいいです。
受験される方へのアドバイス
70-221と同様ですが、3時間半集中出来るように体調を整えておく事が必要です。また試験前にメモボードを余分にもらっておきましょう。
今回はiStudyでちょっと油断した部分もありましたが(^^;、思った以上に厳しい試験だったなあというのが本音です。なによりもっと複雑なシステムの設計に慣れておかなくてはいけないなあとつくづく思いました。
なお出題されるケーススタディによってずいぶんとレベルの差があるなあとは感じましたので、比較的シンプルなケーススタディできっちりと点を取るようにすれば、合格ラインもそう遠くないと思います。
【70-220 Designing Security for a
Microsoft Windows 2000 Network 2001年10月 合格 】
2001年10月6日受験
デザイン系3科目の最後のテストとして、いよいよこの70-220Jにチャレンジです。
70-220Jは Windows 2000ネットワークのセキュリティ設計に関する試験ということですが、とにかく受験した時点では適切な参考書がまだ発売されていないので、試験勉強もちょっと手探りの状態でスタートしました。
今回試験用にと用意したのは、現時点で唯一の対策ソフトといってもよいiStudy for MCP 70-220版と、もう一つ何かの役に立つかもと直前に買った翔泳社の「Windows2000セキュリティ新技術」。試験勉強期間は実質2週間ほどでした。
内容的に70-216と70-217をきっちりと押さえておかないと話になりそうにないので、まず最初にディレクトリサービスとネットワークの復習をしようと、70-216と70-217の受験時に使用した参考書(IDGの直前必修問題集)を読み始めたのですが、このところ仕事で疲れ気味で(^^;
なかなか勉強がはかどらず、飛ばし読みながらなんとかこの2冊を読み終えたのが試験前日の事。
それから試験直前までiStudyをじっくりとやってみました。iStudyにはケーススタディが4つ納められていて、それぞれに20問程度設問が用意されています。最初のケーススタディをやってみたところ50%程度の成績でしたが、さすがに4つ目のケーススタディになるとだんだんと慣れてきたせいもあってか70%程度に点数もアップし、この時点で少しは明かりが見えてきたかなあと言う多少の手応えはあったのですが...(^^;
とりあえず解説を重点的にチェックし、最後のだめ押しとして試験会場に向かう列車の中で「Windows2000セキュリティ新技術」をざっと読んでから、いよいよ試験会場に入ります。
もちろん最初にメモ書き用の青いシートを6枚ほど確保しておきます。
試験は215分で40問です。
ケーススタディは4つ。1つあたり50分のペースで行こうとスタートします。
最初のケーススタディと2番目のケーススタディはiStudyにあったのと類似性がある問題でしたが、 状況が変わっていたりしていろいろと悩む設問が多く、自信のある解答は3割位とこの時点で今回はダメかもとかなり悲観的になりましたが、とにかくも時間に追われつつ次のケーススタディに入ります。
次の3つ目のケーススタディですが、なんとiStudyに出ていたケーススタディとかなり似ており、今回はこれで救われました。まあiStudyをやって無くても7割ほど出来る問題かもしれませんが、さすがに自信を持って解答出来る設問が続き、しかもこの3つ目のケーススタディの設問数も13ほどあって点数アップに貢献してくれたと思います。
4つ目のケーススタディを終えたのが終了10分前。最初に戻ってもう一度最初のケーススタディを見直し始めますが、今回も完全にボーダーライン上にいるのをひしひしと感じ、1つの答を修正するのにもちょっと手が震えてしまったりしてしまいました(^^;
さて時間も無くなり、いよいよ結果が表示されます。
702点。
ふう、予想通り本当にぎりぎりでしたが、なんとか合格ラインを超えることが出来ました。
それにしても 結局出題された4つのケーススタディとも類似の程度の差こそありましたが、iStudyに出ていたケーススタディと類似した問題だったと言う事で、そういう意味ではiStudyはそれなりに効果的だったと言えます。それと今回の試験ではアイコンをドラッグして接続するような新タイプの問題がいくつもありましたが、これはなれていないときっと戸惑うと思います。iStudyは試験に出るのと全く同じスタイルで解答出来ましたので、そう言う意味では操作のよい練習にもなりました。
とりあえずこれで当初目標にしていたWindows2000トラックの主要4科目+デザイン系3科目が完了しました。思えば長い道のりでした(^^;
次はSQL Serverか、Windows XPの科目を試験が開始されたら受けてみようかなと思っていますが、それまでしばらくMCP試験はひと休みです。
使用した参考書
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Directory Services Administration」
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Network Infrastructure Administration」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-220版」
- 翔泳社「Windows2000セキュリティ新技術」
この科目対応の参考書というものは、現時点では無いと思われます。(もうすぐピアソンから70-220対策本が出るらしい)
基礎知識としては70-216と70-217の参考書をきっちりと押さえておく必要があります。
なお今回時間がもう少しあれば、Networkはトレキをもう一度じっくりとやりたかったです。
iStudyはケーススタディの勉強にはお勧めです。ちょっと反則気味かも(^^;
出題されるケーススタディも実際の試験のレベルと同じ位だと思います。ただし、問題と答を暗記するだけではダメで、解説を良く読んで応用力を付けるようにしてみて下さい。
受験される方へのアドバイス
この試験はディレクトリサービスとネットワークに関する知識が前提となっていますので、まずは70-216、70-217を受けてから目指した方が良いでしょう。特にネットワークに関する知識はかなり要求されます。やはりネットワークに関するセキュリティ設計ですから...
試験の難易度としては、デザイン系3科目の中では一番難易度は低いと感じましたが(受けてきた順番にもよるのかも知れませんが) 、でも合格ラインもその分高くなっているのが難点です(^^;
【70-222 Migrating from Microsoft
Windows NT 4.0 to Microsoft Windows 2000 2001年10月 不合格 】
2001年10月27日受験
当初はこの試験までは受ける予定では無かったのですが、書店でこの試験用の参考書が発売されているのを見かけてつい勉強用に買ってしまった事から、どうせなら試験も受けてみたらと思い受験にいたりました。
それと今まで7科目取得してきましたが、もう少しWindows 2000について勉強しなくっちゃと言う思いがあった事も確かです。
さてそんな訳で今回はそのIDGの「直前必修問題集 Windows 2000 Migration」をメインの参考書&問題集として勉強をしてみました。
ただ日程的な関係で、受験出来るのは秋の情報処理技術者試験を受けたその次の週の土曜日しかなくて、したがい勉強期間は実質5日間の短期決戦ということに(^^;
なぜそんな短い勉強期間で受験する事にしたかというと、それはこの試験に関しての情報があまり無く難易度がよく分からなかった為に、甘く見てしまったと言うのが正直なところです。また直前必修問題集にあるケーススタディや問題のレベルにだまされてしまったというのも一部あります(^^;
ケーススタディと単発の問題の混成だという情報は知っていたのですが...
とりあえず今までの復習も兼ねながら直前必修問題集を一通りやってみて、チェックしたところをもう一度見直してみた段階でタイムアップ。章末のケーススタディや問題も8割ほどは正解出来て、自分なりにそれなりの手応えを感じつつ、試験会場に入りました。
試験は180分で40問。合格ラインは687です。最初に3つのケーススタディと単発の問題が出題されると表示されます。
問題は47問と出ましたが、これはケーススタディや単発問題の案内のページが含まれていて、実際の問題は40問でした。
最初のケーススタディ問題ですが、問題の出題がいわゆる70-219〜221のデザイン系とそっくりなのにまずどきっとしましたが(この時点まではこの試験がデザイン系の試験だとは思っていなかった為(^^;)、でも内容が比較的シンプルだった為にメモボードにメモするまでもなく進めていけました。このケーススタディに関する問題は7問でした。
これが終了すると次に単発の問題に入ります。単発の問題は全部で14問ほどありました(数はちょっとあやふやです)。ちょっと難しめの問題もあったりしましたが、ここまでは自分としてはまあまあのペースだったと思います。
続いて二つ目のケーススタディに入りますが、今回はここでとどめを刺されました(^^;
ケーススタディで取り上げられているネットワークの構成が予想外に複雑なのです。
直前必修問題集のケーススタディしかこなして来なかった事を大いに悔やみましたが後の祭り。
出題される問題も、再構築の手順を並べさせる問題がいくつもあって(もちろん最初にPDCからみたいな単純な構成ではない)、知識があやふやなところから次々と取りこぼしをしていった様な感じです。
最後の三つ目のケーススタディも、二番目ほどでは無いにせよやはり複雑なネットワーク構成で、 それに関する問題も再構築の方法によって答が変わるものとかあったりして、相変わらず自信のない答が続きます。
最後10分ほどでいくつか見直すも、最後の関心は何点で不合格かなあという事だけでした(^^;。
さて結果発表。予想通り不合格でしたが、点数は655と思ったより点が取れていました。あと2問だったかと思うとちょっと悔しいですが、でも今回の受験では後半すっかり自信を無くしてしまったのも事実で、もう一度勉強し直して再チャレンジしたいと思います。
使用した参考書
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Migration」
直前必修問題集ですが、基本を押さえる勉強にはなりますが、実際の試験のケーススタディ対策としてはちょっと苦しいです。出題される問題も8割出来て当たり前いう感じです。
ケーススタディとしてはマイクロソフトのサイトの以下の情報が充実しています。今回時間が無くてチェック出来なかったことを大いに後悔しています。
http://www.microsoft.com/japan/technet/win2000/win2ksrv/cookindx.asp
受験される方へのアドバイス
この試験は単発問題が含まれているとはいえ、出題されるケーススタディ3つに関してはいわゆるデザイン系(70-219〜221)の試験だったと言えます。
問題も、最初にPDCをアップグレードみたいな単純なケースは出題されないと思ってください(^^;
またNT/2000混在環境のドメイン再構築と言った問題も出されますので、NTから2000への単純なアップグレードだけでなく、いろいろな構成でケーススタディをしておいたほうが良いでしょう。
それと上記で紹介したマイクロソフトのサイト(ドメイン移行ガイド)、要チェックです。
【70-222 Migrating from Microsoft
Windows NT 4.0 to Microsoft Windows 2000 2001年12月 合格 】
2001年12月3日受験
前回の不合格で、勉強不足もあったものの決して簡単ではない試験だと言うことが分かりましたので、今回は参考書や問題集も新たに購入してじっくりと勉強に取り組んでみることにしてみました。(と言いつつも、実質的な勉強期間は2週間ほどでしたが(^^;)
今回の勉強ですが、ドメインの設計や移行をもう一度基本から勉強し直す必要がありそうと言うことで「Windows 2000 ADドメイン設計ガイド」を1冊こなし、続いて雑誌「Windows2000
World」1月号にタイミング良く特集されていた「Active Directoryを正しく構築するための5か条」をじっくりと読み、続いて前回も使った直前必修問題集から重要箇所をピックアップして読み直し、さらに前回読み損ねたTechnetの情報を全部印刷して読み、最後だめ押しで時間のある限りSelf
Test Softwareの問題集をやってみました。
なお「Windows 2000 ADドメイン設計ガイド」ですが、基本の勉強になりますがこの試験対策としては内容がちょっとシンプルの様に感じました。
Technetの情報もかなり充実していてお勧めです。印刷すると200枚ほどにもなるのが難点ですが。
今回結果的に一番効果抜群だったのはSelf Test Softwareの70-222用問題集でした。英語版の問題集で、本番と同様のケーススタディが3つ(それぞれに問題が10問ほど)と単独の問題が90問収められています。さすがに英語と言うことで読むのにちょっと時間がかかり半分ほどしかこなせず、かつ点数も50%にも届かない散々な状態でしたが(^^;、とりあえず解説まで出来るだけ読んでおきました。
前回よりは知識レベルはアップしていると思うものの、でも前回パニックになった複雑なネットワークへの対応はまだちょっと自信が無いまま試験会場に入ります。
試験は前回同様3時間で40問、合格ラインは687です。
なお今回はいきなり問題を解き始めるのではなく、どんな問題構成になっているかを確認した上で簡単なものからやって行くことにしてみました。まず最初に前回も出た複雑なケーススタディがあり問題数は10問。次に同様な複雑なケーススタディで問題数は7問。続いて3つ目のケーススタディで、これは比較的シンプルなシステム内容、問題数は7問。もしかすると3つのケーススタディとも前回と同じものだったかもしれません。最後の単独の問題が16問。
今回はまずこの単独の問題から解き始めます。単独の問題は比較的シンプルな問題が多いので、ここは全問正解を目標に進めます。(ここで取りこぼしが多いと、ケーススタディでの挽回はかなり厳しいです)
続いて比較的シンプルな3つ目のケーススタディに取りかかります。Self Testにも似たケースが出ていました(^^)ので、比較的自信を持ってスムーズに解答できました。
問題はここからです。1つ目と2つ目のケーススタディの複雑なシステムに相変わらず苦しめられ(^^;、前回よりは多少良いとは言うものの相変わらず自信のない答が増えていきます。
ボーダーライン上にいるのを感じ、最後どきどきしながら終了のボタンを押します。
すると今回はずいぶんと長いバーが表示されました(^^)
なんと予想外の809点で合格していました。
でも一つ目と二つ目のケーススタディでは自信のない答が多かったですし、しかも必要な手順を順番に並べよみたいな問題が多かったので、もしかするとそういう解答形式については中間点みたいなものがあるのかもしれません。(あくまで私の感触ですが)
使用した参考書
- IDG「直前必修問題集 Windows 2000 Migration」
- ソフトバンク「Windows 2000 ADドメイン設計ガイド」
- Self
Test Software「70-222問題集」
試験範囲の勉強には「直前必修問題集」とTechnetの情報が役に立つと思います。あくまで基本を押さえるという意味においては、です。
試験に出るケーススタディの理解に一番役に立ったのはSelf Testでした。ただ英語版というのが難点です。もうすぐiStudyからも70-222対応版が発売されますので、これからはこちらが良さそうです。(多分Self
Testを日本語化したものじゃないかと予想します)
受験される方へのアドバイス
予想したより手強い試験でした。
アップグレードや再構築の基礎は 「直前必修問題集」やTechnetで勉強できるのですが、それでもサーバが十何台もあるネットワークでの再構築の手順を聞かれると、やっぱり悩んでしまうのです(^^;
例えば机上でいいので、PDC、BDC、DNS、DHCP、RAS、ExchangeなどがNT、2000、UNIX上で動いている複数のドメイン環境を想定してみて、それをADにアップグレードしたりADの再構築を計画してみたりすると、良いトレーニングになるのかなあと思いました。
【70-228 Installing, Configuring,
and Administering Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年2月 不合格
】
2002年2月16日受験
2月中にSQL Server 2000の2科目に合格してMCDBAになれば5万円がもらえるというキャンペーンをマイクロソフトが行っている為、ついお金に目がくらんで(^^;
SQL Server 2000の試験を受けてみることにしてみました。正直言いますと、この試験用の対策本は何も発売されていなくて、試験勉強としては相当に厳しい状況であることは確かでした。
勉強期間としては3週間を計画していたのですが、ここしばらく平日は忙しく週末は山に行ったりしていてほとんど勉強する時間が取れず、焦りだしたのはちょうど1週間前の事でした(^^;
そしてまずはSQL7の知識を復習してからと思いSQL7の試験時に使ったトレキの2冊を読み始めたのですが、SQL Server 2000をちょこちょこといじりながら最後まで読み終えたのがなんと試験前日のこと...
この時点で今回は不合格を覚悟し試験を受けに行くか行くまいか悩んだのですが、でも試験料はどっちにせよ取られるし、どんな問題が出るかだけでも見ておこうと思い試験に行くことにしました。
最後のあがきとして(^^;、マイクロソフトのサイトにあった「MCDBAをめざそう!!」を丁寧に読んでから、試験当日の朝からはiStudyを試験開始までやってみました。80問ほど解いて正解率は6割と言ったところでした。(もちろんやった問題は解説もじっくり読んでおきました)
そしていよいよ試験の開始。試験は105分(アンケート込みで120分)で45問、合格ラインは755点です。
予想通り、SQL7の時と同様に単純に機能とかコマンドを問うような問題は全く無くて、全てこういう事をしたい場合はどういう構成にしたらいいのかといったソリューションや管理方法を問う、より実践的な問題ばかりでした。問題の文章も皆長めで特に最初の10数問は内容も難しく、最初1問2分のペースで行こうと思っていたのですが15問を終えた時点でもう残り1時間を切っていて、この時点で正解率は5割にも行っていなんではないかという感触ですっかり落ち込み、もう途中で帰りたくなってしまいました(^^;
ところが後半、問題を読んですぐに答を選ぶことの出来る比較的難易度の低い問題が増え、なんとか時間終了ぎりぎりで最後の問題まで到達することが出来ました。見直しのチェックを付けたのは30問ほどあったでしょうか(^^;。もちろん見直しをする時間もなく終了を迎えます。
何点で不合格かだけが心配でしたが、結果は666点でした。
思ったより点が取れていました(^^;
問題ですが、そんなにカルト的な問題はなくて、きっちりと勉強していればそれなりに解ける問題がほとんどだったように思います。ただ試験範囲からまんべんなく出題されました。
とりあえずこれで5万円はなくなりましたが(^^;、またじっくり勉強してから受けてみる予定です。
使用した参考書
- 日経BP「SQL Server 7.0 System Administrationトレーニングキット」上下巻
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-228版」
SQL7のトレキもそれなりに役に立ちました。試験を受けてみてかなりの部分、SQL7とそんなに変わらないと感じました。ただ2000になって変わった部分もあるので、そこはBOLその他で押さえておく必要はあります。
iStudyですが、この試験に関してはかなり外していると感じました。似たような問題は私がやった範囲ではほとんど無かった様に思います。ただそうは言っても知識の確認には十分なりますし、個人的にはiStudyの解説はそれなりに役に立ちました。
受験される方へのアドバイス
予想通り手強い試験でした。ただ勉強不足の割には点が取れた様な気もしますので、そういう意味では比較的素直な問題が多かったと言えるかも知れません。でもこの合格ラインはちょっと高すぎるような...
【70-228 Installing, Configuring,
and Administering Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年3月 不合格
】
2002年3月9日受験
前回落ちてから出来たら早めに再受験したかったのですが、すでに2月下旬にはDTP検定I種の試験を申し込んであった為、2週間ほどDTPの勉強で頭の中をリセットした後で再びSQLの勉強にとりかかりました。
前回はちょっと時間がなかった反省もあって、今回はしっかり2週間勉強期間をとってみました。勉強ですが、前回同様復習の為にSQL7.0のトレキの上下巻を実機操作しながら読み通し、引き続きマイクロソフトのサイトの「MCDBAをめざそう!!」をじっくり丁寧に読み、その次に前回落ちた直後に購入した技術評論社の「SQL
Server 2000 システム構築と管理」のシステム管理の部分を中心にざーっと読んでみました。時間があればそれからBOLを読んでみようかなと思っていたのですが、その時点でもう試験の前日となってしまい、前日の夜からはいよいよiStudyに取りかかりました。そして全210問ちょっとをやり終えたのが試験開始15分前のこと(^^;。平均すれば65%ほどの正解率で、ちょっと厳しいながらもとりあえずiStudyを全部やり終えてかつ解説も丁寧に読んでおいたことから、今回はぎりぎり何とかなるのではというかすかな手応えを感じつつ試験会場に入りました。
試験は前回同様105分、45問、合格ラインは755と表示されました。
前回と違って今回は最初に比較的やさしめの問題が続きます。iStudyと似た問題も数問ほどありました。
前半は以前見た様な問題も多かったりしてそんな感じで1問2分ペースで快調に来たのですが、後半に入ってやはり難しめの問題が続く様になってペースが落ち、結局最後5問ほどは時間に追われてテーブル構成とかじっくりと見る余裕も無くなってしまいました。なんとかぎりぎり時間内に解答はし終える事は出来たものの後半だいぶ自信のない解答が続いた事もあり、前回よりは点が取れて700点台は行っていると思うものの合格ラインの755を越えているかは自信がなく、30秒ほど残して終了のボタンを押します。
ん、同じくらいの長さのバーが表示されるものの、下のバーが若干短い...
711点。やはり合格ラインにはあと2問届きませんでした。
その帰り道、問題を思い返していたら1問ボンミスをしていたことに気が付きました。あ〜悔しい。
さて次ですが、MCPは同一試験に2度落ちると次は2週間空けないと再受験出来ません。70-229もあるし、3月下旬は猛烈に忙しくなりそうです(^^;
使用した参考書
- 日経BP「SQL Server 7.0 System Administrationトレーニングキット」上下巻
- 技術評論社「SQL Server 2000 システム構築と管理」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-228版」
今回新たに使ってみた「SQL Server 2000 システム構築と管理」ですが、なかなか分かりやすかったです。ただ比較的入門向けに書かれている為に、試験対策としては全体的に浅い感じがしました。やはり解説としてはBOLが一番かも...
iStudyですが、今回は全問題をこなしたせいか、数問ほどは似た問題が出ました。ただこれをやれば大丈夫という威力はありません。
【70-228 Installing, Configuring,
and Administering Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年3月 合格
】
2002年3月25日受験
あわよくば2月中に2科目とも合格して5万円をゲットしようと言うことで予定を前倒しして始めたSQL2000の試験ですが、2月はおろか3月下旬になってもまだ1科目も合格出来ていないと言う最悪の事態となり(^^;、前回の不合格後2週間の謹慎明けの今日、何としてでも合格しなければと言う決死の覚悟のもと試験を受けに行ってきました。
今回は前回までの不合格の反省を踏まえ、とにかくじっくり勉強することと、またデザインの方の勉強も一緒にしないと理解度が上がらないと言うことで、勉強期間を2週間ちょっと取ってまずはデザインの方の勉強から入ってみることにしてみました。
デザインの方の勉強にはSQL7.0 Designの受験の時に使ったトレキ上下巻を参考書として使い、まずはこの2冊をじっくりと読んでみることにしてみました。そして続いて前回も使った「SQL
Server 2000システム構築と管理」を読んでみましたが、さすがにデザインの方の勉強後に読むとずいぶんと理解度が違うことをしみじみ感じました。そして最後の仕上げにiStudyを全問やり、もちろん解説も全部丁寧に読みました。iStudyの問題ですが、2〜3割ほどは問題をまだ覚えていたせいもあるかも知れませんが、今回1回目にやった時点では80%ちょっとの正解率でした。試験当日、試験直前までもう一度iStudyを特訓モードで間違った問題を中心にやり、間違えていた問題のポイントを一通り押さえた上で試験会場に入りました。
そしていよいよ試験開始。105分の45問、合格ラインは755と表示されます。
前回までの試験で見たことのある問題は半分ほどだったでしょうか。今回初めてみる問題もかなりありました。簡単な問題は直ぐ答えられるものの、難しい問題は数分ほど考え込んでしまうものもあり、今までより自信を持って答えられる問題は増えているもののだんだんとあとで見直すチェック付きの問題も増えてゆき、徐々にもしかして今回もぎりぎりダメかもと言う気持ちも強くなって来ます(^^;
終了5分前、なんとか最後の問題を答え終わりましたが、チェックのついた問題は20問。焦って数問見直すも諦めて終了のボタンを押します。
そして表示された点は800点!。なんとか合格することが出来ました。
合格してつくづく感じるのはSQLの試験はAdminとDesignの2科目あってそれぞれ独立しているものの、2科目分勉強してからそれぞれの試験を受けるようにしないとなかなか理解度も上がらないし、合格も難しいと言うことです。
なお外れだと言われているiStudyですが、今回は似たような問題が前回以上に目に付きました。iStudyの問題も更新されていますので、もしかすると最近の更新でヒット率が上がったのかも知れませんし、また今回iStudyを2回やって問題をこなしたせいで似た問題に気づきやすくなったということも大きいかも知れませんが、そっくりが2問ほど、類似問題が5問ほど、若干似ている問題が数問ほどあったように思います。
さて次は残りの70-229に近日中にチャレンジです。
使用した参考書
- 日経BP「SQL Server 7.0 Database Implementation トレーニングキット」上下巻
- 技術評論社「SQL Server 2000 システム構築と管理」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-228版」
SQL7 Design用のトレキを使ってみましたが、デザイン系は管理の方よりは変化が少ないので、それなりに使えます。
iStudyですが確かにヒット率はあまり高くありませんが、ポイントを押さえる意味ではかなり役に立ちましたし、あと数問という方の強い見方になってくれるかも知れません(^^;
受験される方へのアドバイス
受験記の中でも書きましたが、70-228に合格する為には70-229の知識もかなり必要です。デザイン系の知識をある程度得てから管理系の勉強をするようにすれば理解度もかなり違ってきます。
毎回、これは70-228というよりは70-229で出る問題じゃないかという問題がいくつもありました。
【70-229 Designing and Implementing
Databases with Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition 2002年4月 合格
】
2002年4月6日受験
70-228の試験にやっと合格出来ましたので、引き続きSQL2000のもう一つの試験70-229に挑戦してみました。
試験日を前回受験からちょうど2週間後に設定してみましたが、 ただ4月21日の春の情報処理技術者試験が迫ってきてきている事もあり、まさに後ろが無い状況での受験となりました(^^;。
勉強ですが、まず最初に前回70-228の受験時にも使ったSQL7 Design用のトレキ上下巻を復習を兼ねてもう一度丁寧に読み、引き続き「MCSE完全マスター Database
design on SQL Server 7.0」も一通り読んでみました。ただし各章末の問題は全くやりませんでした。(そのような簡単な問題が実際に出ることは無い為)
XML対応など2000からの新機能に関しては「SQL Server 2000ビギナーズガイド」とBOLでざっとかいつまんでチェックしてみましたが、時間もあまり無かったせいもあって正直理解度はあまり高くない状態でした。
そして試験前日からいよいよiStudyをやってみました。ちなみに70-229用のiStudyは問題が全部で140問とちょっと少な目です。その分長いSQL文の問題も目に付きましたが。
最後まで全部やってみて正解率は75%ほど。これはMCP用のiStudyとしては過去最高の点数かもしれません。(あ、各iStudyを初めてやったときの点数としてはという意味です)
もちろん問題の解説も全部丁寧に読んでおきました。
iStudyがやさしめという可能性も否定は出来ませんが(^^;、ただインターネット上の他のサイトで70-229の受験記を見てみると70-229用のiStudyはそんなに悪くないという評判でしたので、多少の手応えを感じつつ、試験当日、試験会場に向かいます。
試験は110分で44問。合格ラインは704点と表示されます。
最初、1問2分のペースで解いていこうと予定していたのですが、2問目か3問目に長文のSQL文を伴う問題が出て、あれこれ悩んでいるうちにあっと言う間に時間が過ぎてこの問題だけで10分くらい費やしてしまい、慌てて次の問題に取りかかるも相変わらず比較的長文のSQL文の問題が続き、結局15問を終えた段階でなんと残り時間が1時間を切ってしまう事態に。この時点から猛烈に焦り出し、もうこれ以上じっくり考えていては最後まで行き着けない事が明らかな為、とにかく1問2分を厳守して長文の問題は直感で答えていく様に切り替えてみました。(結果的にはそれが良かったのかなあ?(^^;)
そしてなんとか終了3分前に最後まで解答し終わることが出来ましたが、見直しのチェックの付いた問題は半分ほどだったでしょうか。7割前後かなあという感触で、ボーダー上だなあとひやひやしつつ終了をむかえます。
そして表示された結果は750点!
なんとか合格することが出来ました。
評判通りiStudyはそれなりの効果がありました。似た様な問題は10問ちょっとはあったと思います。問題のレベルも実際の試験と同じくらいではないでしょうか。
なおXMLがらみの問題は今回の試験ではほとんど出題されませんでした。ちょっとはっきりした記憶が無いのですが、あっても1問だけだったと思います。
それと長文のSQLの問題ですが、今回は特に長いのは1問(答の選択肢の1つが1.5画面ほど)だけで、全部合わせて3画面ほどの長さの問題は10問ほどあったでしょうか。SQL7の70-029の時に比べると全体的におとなしめに感じました。
使用した参考書
- 日経BP「SQL Server 7.0 Database Implementation トレーニングキット」上下巻
- インプレス「MCSE完全マスター Database design on SQL Server 7.0」
- 翔泳社「SQL Server 2000 ビギナーズガイド」
- システム・テクノロジー・アイ「iStudy for MCP 70-229版」
SQL2000用の対策本がまだ出ていない為、今回は主にSQL7 Design用のトレキとMCSE完全マスターを使ってみましたが、デザイン系は管理系よりは変化が少ないので、それなりに使えると思います。ただSQL2000になって変わった部分もありますので、その辺はよく注意する必要はあります。
iStudyですが70-228よりも効果がありました。これだけやったら大丈夫という破壊力はありませんせんが、解説もていねいでお勧め出来ます。
受験される方へのアドバイス
長文のSQL問題と格闘していると時間があっと言う間に経ってしまいますので、時間配分には注意して下さい。
それでも70-228と比べるとこちらの方が明らかに素直な問題が多いと思いますので、70-228よりはこちらの方が合格しやすいかもしれません。(合格ラインも若干低いですし)
XMLがらみの問題ですが、今回はほとんど見かけませんでしたが、ただ他サイトの情報ではXMLがらみの問題が多かったというケースもあるようですので、やはりきっちりと押さえておいた方が良いでしょう。