日にち:2012年8月10日
場所:長野県八ヶ岳
コース:桜平→夏沢峠→硫黄岳→赤岩の頭→桜平
天気:晴れ
明日からお盆の連休にはいるのですが、タイミング悪く明日以降しばらくはぐずついた天気が続く予報となっていましたので、それではと天気のまあまあ良さそうなこの日の早朝、1ヶ月ぶりに地元の八ヶ岳硫黄岳に登りに出かけてきました。なお前回登った時は、デジカメを忘れてしまい、良い写真が撮れませんでしたので、今回はその分も含めて写真を沢山撮ってきました(^^)。
ちなみにこの日の早朝はなでしこジャパンの五輪での決勝戦が行われていまして、それを見終わってからの出発となりましたので、5時40分頃の出発と少し遅めのスタートとなりました。
6時20分、桜平の駐車場に到着。登山口のゲートのあたりから奥の道路は轍?が随分と深いところがところどころにあって、車高の低い車は底をこすりそうな感じでした。1ヶ月前に来た時はこれほどひどくはなかったと思いますので、その後の大雨等で荒れてしまったのでしょうか?。まあ車高の高い四駆なら特に問題はありません。ちなみにここまで登ってくる林道もでこぼこや石が目立ちました。車高の低い車は要注意です。同じ林道でも唐沢鉱泉へ向かう林道の方が安心して走れると思います。
この時間、駐車場はまだ4割ほどという感じですが、戻ってきた時はかなりいっぱいになっていました。
準備をし6時24分、ゲートを越えて歩き始めます。
夏沢鉱泉までは少し荒れ気味の広い道を進んでいきます。ただしところどころで新たに砂利を敷いた感じの部分がありました。
6時44分、夏沢鉱泉を通過。
7時18分、オーレン小屋を通過。
7時35分、夏沢峠に到着。1ヶ月前もそうでしたが、夏このルートで登る時はこの辺りは大抵ガスっていまして、今回のように爆裂火口がここから眺められるのは本当に久しぶりです。
(クリックすると640×480pixelの画像が見られます)
休憩は山頂で取ることにして休むことなくどんどん登っていきます。
樹林帯を過ぎ、ガレ場の急登を登っていきます。
振り返ると天狗岳のピークがだんだんと見えてきました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
上空に薄雲、そして低いところにも雲があって、かつ遠くはかすみ気味と、展望の面では少しぱっとしない感じです。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
稜線は吹く風がかなり涼しく感じました。がんがん登っていても暑いと感じないほどです。ま、涼しくて登りやすかったですが、そろそろ季節は夏から初秋に変わりつつあるのかも知れません。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
次の2枚は途中からのぞき込んだ硫黄岳爆裂火口の様子。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
あともう少しです。
8時13分、硫黄岳山頂に到着。ここに来るまで途中で30人ほどの登山者とすれ違い、山頂でも20人ほどの登山者が休憩していました。平日ながら夏の八ヶ岳は本当に人が多いです。
では今日の展望を赤岳方面から右回りでご紹介。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
横岳をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
赤岳をズーム。個人的にはこのアングルから見る赤岳が一番三角形に見えてかっこいいなと思います。ちなみに赤岳、阿弥陀岳には約2週間前に登りました。その時の快晴大展望の報告はこちら。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
中岳とその向こうに見える権現岳をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
阿弥陀岳をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
阿弥陀岳の右側に見える南アルプス北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
中央アルプスをズーム。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
乗鞍岳をズーム。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
北アルプス槍穂高方面をズーム。ちなみに手前の雲は霧ヶ峰辺りにかかっているもののようで、北アルプス自身にはこの時間はほとんどガスはかかっていないように見えます。なお北アルプスは北端の白馬岳方面まで皆ピークが見えていましたが、かすみ気味でクリアな写真が撮れませんでした。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
蓼科山をズーム。その左側に北アルプス北部がかすかに見えています。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
天狗岳をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
浅間山をズーム。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
今日はガスがまだ湧いていませんので、上から爆裂火口をのぞき込んでみます。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
そういえば硫黄岳の東の端まで行けば富士山が見えるという話を聞いていましたので、両側にロープの張られた通路?を火口沿いに東の方に進んでみます。硫黄岳は過去に10回ほどは登っていると思いますが、こちら側に来てみるのはおそらく初めてだと思います。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
歩けど歩けどなかなか富士山は顔を出してくれなくて、ああ今日はもう雲海の中に沈んでいるのかなと思い始めた頃、富士山が突然に見え始めたのでした(^^)。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
富士山をズーム。ちなみに八ヶ岳主稜線で富士山が見えるのはここまでで、ここより北側では蓼科山まで含め、横岳、赤岳などが邪魔して見ることが出来ません。ただし北八にある「にゅう」というピークはかなり東側にありますので、富士山を見ることの出来る格好の展望ポイントとなっています。北八散策の際には、天気が良ければぜひ「にゅう」にも立ち寄って見て下さい(^^)。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
ここまで来ると東側の展望も良くなります
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
金峰山方面をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
では戻ります。
その帰りに撮った硫黄岳山頂側の様子。山頂の標識は本当に火口に近いところにあることがよく分かります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
ところどころでコマクサの花も見かけました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
横岳をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
山頂に腰掛けてのんびりと朝食とします。じっとしていると少し肌寒いほどでした。
そして9時11分、そろそろ下ることにします。下りは久しぶりに赤岩の頭経由で下ります。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
9時21分、赤岩の頭に到着。
今下ってきた硫黄岳山頂方面。ここから見ると山頂が三角形に見えるのが面白いです。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
もう一度見納めに赤岳方面。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
横岳と硫黄岳に続く稜線。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
9時27分、名残惜しいですがオーレン小屋に向けて下り始めます。
9時50分、オーレン小屋を通過。
10時31分、登山口のゲートまで下ってきました。