日にち:2009年8月8日
場所:山梨県北杜市
コース:ヴィレッヂ白州登山口→雨乞岳→ヴィレッヂ白州登山口
天気:曇りのち晴れ
昨年秋に甲斐駒の前衛峰、日向山に登った時、目の前に見えた雨乞岳にぜひいつか登ってみたいと思ったのがこの雨乞岳に登るきっかけでした。
この日も天気予報ではぱっとしなかったのですが、ただ朝5時に起きたら八ヶ岳も上の方は朝日が当たっていましたので、まあそれなりの天気にはなりそうだと5時15分、出かけてみることにしました。R20を山梨方面に走っていき、途中でヴィレッヂ白州はこちらの標識のところから脇の道に入っていきます。その後1.5車線ほどの舗装された林道をどんどん登っていきますが、それにしてもヴィレッヂ白州の標識がところどころに無ければ、本当にこの道で良いのだろうかと心配になるほどでした(^^;。
6時4分、ヴィレッヂ白州の先にある登山口の駐車場に到着。他に車はなく、どうやら私が最初のようでした。
準備をして6時9分、駐車場の反対側にある登山口から登山道を歩き始めます。
熊よけの鈴はもちろん付けました。
下の方は遊歩道が整備されていて、ところどころこうした木の階段があるのですが、昨日の雨で濡れていて滑りやすく、歩いていてかなり気をつかいました。また1段ずつ歩くには幅が狭いのですが、でも2段ずつ歩くには少し広すぎということで、正直ちょっと歩きづらかったです。
この辺り、木の階段が延々と続いています(^^;。
6時41分、3つ目の標識のところで遊歩道は終わり、この先はやっと普通の登山道になります。
緩やかな登りが続きます。登山道ははっきりしていて赤いマークも随所にあって、迷うような場所はほとんどありませんでした。
すぐ下の沢から水の流れる音がしていましたので、水場に降りていってみます。昨日雨が降ったこともあるでしょうが、こんこんと水がわき出ていました。冷たくておいしいわき水でした(^^)。
登山道はほとんど展望は無いのですが、ところどころで木々の間から八ヶ岳が見えました。
この辺り、今回のルートの中では最もきつい登りが続きました。
急斜面を登り切ると、平らな一面の笹原に出ます。ここがおそらく笹ノ平なのでしょう。それにしても登山道もほとんど笹で覆われてしまい、一部ルートが不明瞭で進む方向が分からずにうろうろ。最初、木に赤いマークをみつけてそちらに進んで行ったのですが、だんだん踏み跡があやしくなり、周りを見回すと左側の斜面の先に白い標識がありましたので、先ほどの場所まで戻って標識の方に進んでいきました。
それにしても昨日の雨のしずくが笹の葉に大量に残っていて、すでにずぼんも靴もびっしょでした。
7時36分、この標識に到着。
やっと見晴らしの良い場所に出ました。上空に雲はかかっていますが、甲斐駒、鳳凰三山、富士山がくっきりと見えています。
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8時3分、雨乞岳(2036.8m)山頂到着。
山頂からは東側だけ展望がありました。ちょうどこの頃から上空にも青空が広がってきました。
甲斐駒。
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鳳凰三山。
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富士山と日向山。
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金峰山方面。
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八ヶ岳は山頂からだと木が邪魔でよく見えないため、東側に少し斜面を降りて撮影しました。
この角度から八ヶ岳は、いつもと少し違う感じです。
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山頂の東側に広がるお花畑。
8時23分、ではそろそろ下り始めます。
今日は誰とも会わないかなと思っていたのですが、下っている途中で5、6人のパーティーとすれ違いました。
最後に遊歩道になってからのこの木の階段ですが、特に下りは滑りやすくていやらしかったです。
9時41分、駐車場到着。