日にち:2008年11月13日
場所:山梨県北杜市
コース:矢立口→ハイキングコース→日向山→錦滝→矢立口
天気:晴れ
この日は久しぶりの快晴が期待できそうと言うことで、山頂からの展望を楽しみに甲斐駒ヶ岳の前衛峰である日向山に登ってみることにしてみました。1週間前に尾白川渓谷を錦滝までは登ってきていたのですが、日向山に登るのはこれが初めてとなります。
紅葉ですが、スタート地点の矢立口のあたりがぎりぎり見頃という感じで、上の方はすっかり終わっていました。ただ噂通り、その展望と一面の白い砂原は素晴らしかったです。
自宅を9時に出発し、スタート地点の矢立口を目指します。
予報通り今日は本当に素晴らしい天気になりました。次の写真は甲斐駒。
そして今回の目的地の日向(ひなた)山。
ほぼ1車線の細い林道(最後の数百メートル以外は舗装されています)を登っていきますが、矢立口に登っていく途中の紅葉は今がピークという感じで見事でした。
10時5分、矢立口の駐車場に着きますが、手前にあった10台ほどしか停められない駐車場は既に満杯で、仕方なし少し進んだあたりの道路に停めることにしました。ただ同じように停めようとしている車が先に何台かいて、しばらくウェイティング。まさか平日なので来る人はそれほどいないだろうと思っていた私が甘かったです。
10時16分、準備をして日向山ハイキングコースと書かれた標識のところから登り始めます。ちなみにこのルートですが、良く整備されていて危険な場所は特にありません。ただ今回私が歩いた日向山から錦滝まで降りるルートの部分はかなり険しく、登山装備でかつ山歩きになれた人でなければお勧めできません。
紅葉もスタート地点のあたりはぎりぎり見頃かという感じでした。
しばらく登っていくと尾根の上に出て、しばらく平らな道になります。右側の木の間から八ヶ岳が見えていました。早く山頂からこの景色を見てみたいと先を急ぎます。
この先はカラマツの笹原の中を延々と登っていきます。このあたりは展望はほとんどありません。
コースのところどころに数字の書かれたプレートが掛けられていますが(山頂が10の様です)、この長い登りは8のところで終了し、この先はほぼ平坦になります。
この向こう側から人の声がしてきます。どうやらこの先が山頂の様です。
11時18分、山頂到着。それまでずーっと森の中を歩いてきたせいか、ここでいきなり目の前が開けて真っ白い砂原が広がり、そして目の前の大展望には思わず息をのみます(^^)。ここが雁ヶ原です。ちなみにここまで休憩無しで登ってきました。
次の写真は八ヶ岳。すばらしい!。
(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)
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甲斐駒ヶ岳。
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ちょうど正面にみえる雨乞岳。
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そして眼下に見える一面の紅葉。
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ほとんど無風で日射しがぽかぽかと暖かい山頂で11時40分まで休憩し、それから錦滝に向けて下り始めます。
その前に寄り道して、違ったアングルから山頂と八ヶ岳を撮影します。
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ちょっと滑りやすい砂の道をどんどん降りていきます。
鳳凰三山。
錦滝方面に下っていきます。
しばらくして普通の土の登山道になります。
途中から急な斜面を下っていく険しい登山道になります。
60度はあるかという急なはしごもあります。このはしごの下りは少し怖いです。
鎖場も。
やがて右側から水の流れる音がしてくるなと思ったら、そこが錦滝でした。
12時13分、東屋到着。
ここからは林道を歩いて矢立口に戻ります。(先週はここから不動滝方面に戻りました)
見上げる斜面は本当に急です。
ここからは少し荒れ気味の林道を下っていきます。下るに従ってだんだんと周りの紅葉が増えてきます。
雪化粧した富士山も顔を出してくれました。
林道は途中にゲートがあり、これより上には車は入れません。
12時46分、駐車場に戻ってきましたが、朝より車がさらに増えていました。どうやらここは意外に人気の高い山のようです。