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北アルプス涸沢登山(2008年10月)

日にち:2008年10月8日

場所:長野県北アルプス

コース:上高地→横尾→涸沢→パノラマコース→屏風の耳→上高地

天気:曇りのち晴れ(ただし上はガス)

北アルプス涸沢の紅葉がちょうど見頃を迎えているということを知り、当初はこの週末の3連休に行こうと思っていたのですが、週末はいまいち天気が良く無さそうでしたので、思い切ってこの日、日帰りで涸沢の紅葉を見に行ってきました。しかしある程度覚悟していたとは言え、コースタイムが13時間ほどのルートを1日で歩くのは相当にしんどかったです。やはり涸沢で一泊してのんびり紅葉を楽しむのが一番だとつくづく思いました(^^;。また天気も10時30分を過ぎると山にガスがかかり始め、その後午後には山の上の方はすっかり雲がかかってしまったのは残念でしたが、ただ涸沢の紅葉はちょうどピークと言っても良く、山全体が黄金に輝いていました(^^)。

ところでこの日朝4時過ぎに起きたら、なんと結構強い雨が降っていました。うーん、どうしようと天気予報を見てみると、どうやらこの雨は朝の家にやみ、午前9時頃からは晴れとなっていましたので、予定通り出発することにします。自宅を4時40分に出発し、上高地手前の沢渡に向かいます。それにしても雨の中出発するのは最近無かったことで、天気予報では回復するとなっていても不安なものがあります(^^;。
6時2分、沢渡の駐車場に到着。この頃になるともう雨は止んでいました。平日とは言え、駐車場にもけっこう車が停まっています。
シャトルバスに乗って上高地に向かいますが、6時発の始発?は私と入れ違いに出て行ってしまいますたので、その次の便を待ちますが、次は6時25分発と出発がちょっと遅くなってしまいました。後から思えば、あと5分早く来て6時の便に乗るべきでした。

6時50分、バスを降りて梓川沿いに河童橋方面に歩いていきます。ひんやりとはしていますが、寒いというほどではありません。

6時55分、河童橋到着。

正面に見える穂高岳。

どうやら昨夜の雨で上の方だけ雪が降った様で、奥穂の上の方だけ白くなっていました。ただその後、陽が当たるとすぐに溶けてしまったと思われます。

7時32分、明神到着。今回は時間的にかなり厳しいので、最初の休憩は横尾で取ることにして先を急ぎます。

左側に見える明神岳。この頃から少しずつ青空が広がってきました。

8時10分、徳沢到着。

途中で一部、工事中で迂回する部分がありました。

8時55分、横尾到着。だいたい予定した時間で到着です。(通常のコースタイムは上高地からここまで3時間10分です)

ここで初めてザックを下ろして休憩しましたが、ここは同じように休憩する大勢の登山者でにぎわっていました。

9時8分、横尾橋を渡って涸沢を目指します。

屏風岩。

進行方向に見えているのはおそらく北穂でしょうか。

10時、本谷橋到着。さすがに登山者が前を見ても後ろを見てもいる状態では、登山道が細くなるとどうしてもペースが落ちてしまいます。ここでは多くの登山者が休憩していました。

次の休憩は涸沢に上がってからにしようと、どんどん上っていきます。ここから登山道はかなり急になります。周りは...、まるで紅葉のトンネルです(^^)。素晴らしい!。

ただし...、団体さんがいると簡単に抜くことが出来ず、そこで渋滞となります。涸沢に着くまで、10人ほどの団体を4組ほど抜いたでしょうか。

本谷出会いから見た本谷の様子。こちらも紅葉真っ盛りです。

涸沢のカールが遠くに見えてきました。ただ上空にはちょっとガスがかかってきています。うーん、残念。

横尾右俣の紅葉。


(クリックすると800×600pixelの画像が見られます)

どんどん涸沢が近づいてきます。


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11時16分、涸沢ヒュッテにやっと到着。さっそくテラスで生ビールをいただきます(^^)。

では涸沢の紅葉の様子をご紹介。


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アングルを少し変えてもう1枚。


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次の2枚は登ってきた方を撮ったもの。


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快晴の青空でないのが残念ですが、まあ青空ものぞき日射しもあるので、とりあえず良しとしましょう。
紅葉は最高の一言です。涸沢には過去何度も来ていますが、紅葉の時期には遅いか早いかのいずれかで、紅葉のピークにちょうど来たというのは今回が初めてです。(ちなみに昨年、紅葉が始まった直後に来た時の様子はこちら
11時50分、しばらく待っていてもガスが晴れないため、諦めてパノラマコース経由で下山することにします。

パノラマコース、名前だけ聞くと散歩コースかと勘違いしそうですが、岩場有りのアップダウンの多い、結構きついルートでした。ただしルートからの展望は確かにパノラマでした。

途中で振り返った涸沢の様子。ああ、名残惜しいです。


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屏風の耳は次の写真の一番高いところです。

北尾根の稜線にやっと出ました。

ここまで来ると、反対側のはるか下に梓川が見えてきます。

12時40分、屏風のコルに到着。涸沢の方は多少ガスっていますが、まあそれでもせっかく来たので屏風の耳からの展望を見にいくことにします。

ここからは今回のコースで最大と言っても良いほどの急登が続きます。

13時2分、屏風の耳に到着。そこには今日の午前中からここで展望を楽しんでいるという登山者が一人いましたので話を聞いてみると、ここ涸沢には1週間滞在する予定だとか。うらやましい。
涸沢の様子。ただこの頃になると穂高岳の上の方にはガスが常にかかる様になってしまいました。


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涸沢の谷の紅葉。素晴らしい。


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本谷側。晴れていれば槍が見えたのですが、残念です。ちなみに午前中は槍が見えたそうです。


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ガスが晴れるのを13時25分まで待ちましたが、状況が変わらないため、諦めて下り始めます。
13時37分、先ほどの分岐を通過。

14時34分、奥又白池への分岐点(中畠新道分岐)に到着。

しばらく下っていると、登山道はいつしか林道と言ってもいいほどの道になりました。

15時7分、新村橋に到着。ここを向こうに渡るか悩み、今回はこのまあこちら側の林道を歩いてみようとそのまま進んで言ったのですが、この先明神までは実に単調な林道歩きが続き、正直疲れました。やはり歩くには朝登ってきたルートの方が絶対に良いでしょう。
次の写真は明神を過ぎたあたりでみかけた猿。道路の上にどかったと座っていました。

16時45分、やっとバスステーション到着。ちなみに上高地から沢渡に向かうシャトルバスの最終便は17時頃となっていますが、今回は17時2分に出発しました。17時頃が最終と言うことは確認していましたので、最後の林道歩きは休むゆとりもなく、本当につらい1時間半でした。