今シーズンのバックカントリーは、12月中旬までは少雪のスタートとなりましたが、1月から2月にかけては地元エリアでも久しぶりに大雪となり、あちこちで気持ち良くパウダーを滑ることが出来ました。ただ4月以降は標高の高いところでも降雪が少なく、5月以降はコンディションが徐々に悪化していきましたので、6月9日の乗鞍が滑り納めとなりました。また2年ぶりとなる富士山も出かけたいと思っていたのですが、この春は公私に多忙で自分の休みと天気が合わず、富士山を滑ることは叶いませんでした。
そういえば久しぶりに今シーズンは地元エリアで新エリア開拓が実現出来ました。いずれも以前より出かけたいと思っていた場所で、一つは阿弥陀岳北陵、もう一つは北横岳北西面でした。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 阿弥陀岳テレマーク 2021年2月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 北八縞枯山テレマーク 2021年3月
では簡単に今シーズンを振り返って見たいと思います。
2020-2021シーズンですが、バックカントリーに出かけた回数は全部で40回でした。そのうち地元の八ヶ岳、霧ヶ峰エリアでのBCは22回でした。なおシーズンで40回を超えたのは大雪だった2014-2015シーズンの46回以来となりました。
今シーズンも特に怪我や事故等はありませんでした。またテレマークのビンディングのワイヤー切れ等のギヤのトラブルもありませんでした。
なおニューギヤとして、GPSをハンディタイプからスマートウォッチ型の「fenix 6 Pro Dual Power」に買い換えました。画面は少し小さめですが、手元で現在地の確認が出来るのはとても便利になりました。
では今シーズンの印象をいくつかにまとめて書いてみたいと思います。
●またもや少雪でのシーズンスタート
今シーズンのBCとしての滑り始めは12月15日の入笠山からでした。そのときはまだ積雪が少なく滑れる場所は限定的でしたが、12月下旬になるとやっとあちこちで徐々に積雪が増えてきて、乗鞍や白馬方面などでBCを楽しめるようになりました。 15年ぶりに訪れた根子岳では沢山のモンスターの中を滑ることが出来て気持ち良かったです。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍テレマーク 2020年12月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 根子岳テレマーク 2021年1月
●1月下旬から2月はどこでもパウダー三昧
1月下旬になると地元の八ヶ岳、霧ヶ峰エリアの積雪も増えてきて、地元でもパウダーを楽しめるようになりました。また乗鞍や北アルプスの積雪も問題無くなり、今シーズンで一番楽しかった時期となりました。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八ヶ岳天狗岳テレマーク 2021年1月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 蓼科山テレマーク 2021年2月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 白馬乗鞍岳テレマーク 2021年2月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 入笠山テレマーク 2021年2月
●春スキーシーズンは積雪が増えずに徐々にコンディション悪化
今シーズンは3月までは積雪が多いシーズンでしたが、4月以降は標高の高いところでもあまり雪が降らなくなり、5月中旬以降は例年の6月並みのコンディションとなってしまったため、6月9日が今シーズンラストのBCとなってしまいました。
なお今まで八方尾根は下の樺手前の八方沢上部か無名沢上部を滑っていただけでしたが、今シーズン初めて上の樺まで登りP2361から無名沢上部を滑り降りましたが、沢筋は40cmほどのディープパウダーがたまっていて最高でした。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八方尾根テレマーク 2021年3月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 白馬岳テレマーク 2021年5月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍テレマーク 2021年6月