今シーズンのバックカントリーは6月13日の富士山吉田大沢で終了となりました。今シーズンは2月に記録的な大雪が降り、その影響もあって地元(八ヶ岳、霧ヶ峰エリア)でもパウダー滑走をたっぷりと楽しめたシーズンとなりました。また春になっても残雪が各地で多く、5月はどこに出かけても気持ちよい快適ざらめを滑ることが出来ました。ただ6月上旬に梅雨入りするとぐずついた天気が続くようになり、6月は1回富士山に出かけただけで終わってしまいました。最後に滑り納めに出かけられなかったのが心残りですが、シーズンを終了としました。
2013-2014シーズンですが、バックカントリーに出かけたのは全部で43回で、少なかった昨年の30回から大幅増となりました。その理由は明らかで、今シーズンは43回中、地元エリア(八ヶ岳、霧ヶ峰周辺、入笠山、守屋山など)に出かけたのは28回を数え、全体の3分の2が地元エリアでのBCとなりました。
地元でもそれだけ雪が多かったシーズンだったと言うことがいえますし、地元は比較的小規模なフィールドが多いため数時間もあれば十分楽しむことが出来、それゆえ仕事の空き時間にさくっと出かけてきて楽しむというライト&ファストなBCがメインとなったため、出かける回数も増えたと感じます。
今シーズン初めて出かけた山としては霧ヶ峰のガボッチョと、茅野市の里山の朝倉山があります。ガボッチョは以前より気になっていた山で、標高差は100mほどしかありませんが、東西に長い北面が無木立のオープンバーンとなっていて、パウダーを気持ちよく滑ることが出来ました。朝倉山は標高も低く元々BC向けの山では無く、今シーズンの大雪直後ゆえに滑ることが出来ました。
もう一つ、霧ヶ峰の鷲ヶ峰で今まで滑ったことの無い斜面も挑戦したのも今シーズンの特徴でした。とりわけ山頂直下の急な東面滑走は、個人的に過去最高レベルのエキストリームさでした(^^;。
今シーズンも特に怪我や事故はありませんでしたが、例年通りギヤのトラブルはあり、テレマークのビンディングのワイヤー切れが1回ありました。
では今シーズンの印象をいくつかにまとめて書いてみたいと思います。
●積雪が少なめで物足りないシーズン開始
今シーズンの滑り始めは12月5日の八方尾根からでしたが、今シーズンの最初は1月中旬頃まで、どこに出かけても雪が少なめでディープパウダーを楽しむことが出来ず、少し物足りなさもありました。そんななか、八方尾根ではまあまあのパウダー滑走を楽しむことが出来ました。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八方尾根テレマーク 2014年1月
●厳冬期は地元でディープパウダー三昧の日々
1月下旬から3月末にかけての厳冬期は、いつもは雪が少なめの地元エリア(八ヶ岳、霧ヶ峰など)でも積雪が多く、近い地元エリアでディープパウダー三昧を楽しむことが出来ました(^^)。
まずは霧ヶ峰の鷲ヶ峰。鷲ヶ峰は昨シーズンまでは2番目のピークから北に延びる尾根の東面と西面だけ滑っていたのですが、このときは山頂直下の東面を滑り、次回の時は1番目のピークの東面、3回目の時は北東に延びる尾根上を滑り降りてみたりとエリア開拓に挑戦してみました。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 霧ヶ峰鷲ヶ峰テレマーク 2014年1月
そしてこれ以降3月末まで、どこでもディープパウダーの日々が続き、最高のシーズンとなりました(^^)。次の記録はいずれも地元でのもので、ただし2月の記録的大雪の際には国道20号線、中央道、JR中央線までが長期にわたって不通となり、生活面でも大変なことになりましたが。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 蓼科八子ヶ峰テレマーク 2014年1月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 霧ヶ峰三峰山テレマーク 2014年2月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 車山テレマーク 2014年3月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 蓼科山テレマーク 2014年3月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八ヶ岳天狗岳テレマーク 2014年3月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 霧ヶ峰ガボッチョ テレマーク 2014年3月
また地元だけで無く、時には遠くのエリアに出かることもありましたが、そのときも常にディープパウダーでした(^^)。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 黒姫山テレマーク 2014年2月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 八方尾根テレマーク 2014年3月
●春スキーシーズンは残雪が多かったものの6月上旬の梅雨入りでジ・エンド
4月以降の春スキーシーズンですが、今シーズンは残雪が多く、久しぶりに7月頃まで滑れるのではと期待していたのですが、6月に入って早々に梅雨入りし、しっかり雨が降る日が続いていたことからその後は出かけるタイミングを失ってしまい、春の富士山通いは今シーズンは結局2回で終わってしまいました。
春になると毎年出かけている御嶽山ですが、このときはの黒沢口(中の湯)側の斜面を滑りましたが、快晴無風ぽかぽか陽気で山頂から全斜面が快適ざらめとなり、過去最高レベルの快適ざらめの滑りを楽しむことが出来ました。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 御嶽山テレマーク 2014年5月
今シーズンは富士山に5月に1回、6月に1回の計2回出かけましたが、いずれも吉田大沢を滑り降り、いずれでも最高のざらめ滑走を楽しむことが出来ました。 これだから富士山滑走はやめられません(^^)。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 富士山テレマーク 2014年5月