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[2008/06/26] 2007-2008バックカントリーシーズンを振り返って

一昨日の富士山吉田大沢で私の今シーズンのバックカントリーは終了しました。2007-2008シーズンですが、テレマークスキーによるバックカントリーに本当に熱中したシーズンとなりました。やはり昨シーズン最後に富士山吉田大沢を滑って最高の思いをして今シーズンへの期待が高まっていたこと、そして今シーズン早々に乗鞍高原温泉スキー場で極上パウダーを味わってしまったことから一気に火が付いてしまった様な気がします。
平均すれば週に2回から3回は出かけていたでしょうか(^^;。フィールドが比較的近くにあって手軽に出かけられるということもありましたが、自分で仕事をしているメリットも最大限活用しました。雪が降った翌日が快晴なんていう時は、もう仕事が手に付きませんでしたし(^^;。
さてそんな今シーズンを振り返って、いくつか感じたことを書いてみたいと思います。

●パウダー&ノートラック狙い
昨シーズンまでは行ってみてパウダーだったらうれしいし、さらにノートラックだったらもっとうれしいという程度だったのですが、今シーズンは最初からパウダー狙い、ノートラックバーン狙いという志向が明確になりました。これは昨年最後の富士山で広大なバーンに自分のシュプールを描けたこと、そして今シーズン最初の乗鞍での極上パウダーを味わってしまったことが大きかったと思います。

Fujimori World : 趣味の部屋 : 富士山テレマーク 2007年6月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍高原温泉スキー場テレマーク 2007年12月

それからは人の比較的少ない、雪が降った直後の平日に一人で出かけることが多くなりました。でもその割にはパウダーを楽しめたなと言うことはそれほど多くなかったのですが、3月に行った黒姫では2回とも最高のパウダーを楽しむことが出来ました。

Fujimori World : 趣味の部屋 : 黒姫山テレマーク 2008年3月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 黒姫高原スノーパークテレマーク 2008年3月
最初の時は黒姫山の稜線から麓まで、オープンバーンではないものの常に膝上〜膝程度のパウダーだったため、このときにパウダーの滑りというものをかなり練習出来たと思います。パウダーをうんざりするほど滑ったのはこのときだけです。2回目の時はスキー場上の休ゲレンデを滑ったのですが、リフト下の滑りでは腰まである深いパウダーに出会うことが出来ました。

●乗鞍と御岳に通い詰める
私の家から比較的近い乗鞍(片道1時間半ほど)と御嶽山(片道2時間ほど)には今シーズン、本当に良く出かけました。数えてみたら乗鞍には全部で16回、御岳には12回出かけていました。そしてまだ雪が少ない12月上旬から雪が消え始めた6月中旬まで、実にいろんなコンディションを経験することが出来ました。ただ2月まではたまにパウダーに当たることもあるけれど、多くはアイスバーンや強風、ガスなど厳しい気象条件に苦労させられました。3月以降は天候も穏やかになり、パウダーやざらめを気持ち良く滑ることが出来るようになっていきました。次の報告は降雪直後の快晴でかつ人が少なかったという好条件の時のもので、山頂から滑り降りていく私のシュプールが遠くからもよく見えて感動しました。

Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍テレマーク 2008年5月
Fujimori World : 趣味の部屋 : 御嶽山テレマーク 2008年4月

●身近なフィールドの開拓
せっかく信州の茅野に住んでいますので、ぜひ近くでバックカントリーが出来たらいいなと思い、近くの滑ることが出来そうな場所を調べては何回か出かけてみました。
入笠山は以前から手軽なバックカントリーエリアとしても知られていましたが、今シーズンは降雪直後に2回行ってみて、いずれも山頂からパウダーの滑りを味わうことが出来ました。ただ降雪直後でないと山頂はがりがりの場合が多いでしょう。また富士見パノラマスキー場から近いので、休日はスノーシューを始めとして登る人がかなり多く、荒らされるのも早いです。
霧ヶ峰方面は比較的なだらかで滑りを楽しめる急斜面は比較的少ないのですが、車山(北斜面を除く)から旧沢渡スキー場にかけては3回、鷲ヶ峰に1回、三峰山に3回出かけてみました。いずれも降雪直後はパウダーを味わえました。三峰山は知る人ぞ知るという感じで、アプローチにも冬は2時間以上かかってしまうのですが、その分訪れる人もほとんど無く、ノートラックバーンを思う存分滑ることが出来ました。

Fujimori World : 趣味の部屋 : 霧ヶ峰三峰山テレマーク 2008年2月

●雪崩に巻き込まれてしまった
今シーズン一番のショックはやはり乗鞍で雪崩に巻き込まれてしまったことです。

Fujimori World : 趣味の部屋 : 乗鞍テレマーク 2008年5月

その雪崩は自分が起こしたもので、流され始めて10mほどで体を停めることが出来ましたので怪我も無かったのですが、さすがにその日はショックでそれ以上登ることはやめて引き返しました。その直前にもターンの際に雪がV字型に少しずれるのを見ていましたので、その時点で急斜面は避けるべきだったと反省しています。乗鞍では、ツアーコースから位ヶ原に上がる最後の急斜面で、今回雪崩れた道路側の一番急な斜面は過去にも何度か雪崩れているのを見ていたはずですが、パウダー&ノートラックを滑るという誘惑に負けてしまいました。
来シーズンはもう少し慎重に斜面を選びたいと思います。
なお目の前で人が一緒に流される雪崩れを見るという経験もしましたが、その時の様子は以下。

Fujimori World : 趣味の部屋 : 白馬乗鞍テレマーク 2008年3月

●予備の手袋とGPSの安心感
6月に富士山に登ったとき、アイゼンを付けようと手袋を外した際に片方の手袋を風で飛ばされてしまいました。周りを探しても見つからず、結局予備で持っていた手袋を使ったのですが、もし予備の手袋を持っていなかったら、おそらくそこで引き返さざるを得なかったと思います。これは以前に雑記帳にも書いていたことでした。

Fujimori World : 雑記帳 : アウトドアギア:バックカントリーに持っていくもの

次に今シーズンより使い始めた地図搭載のハンディGPS(Garmin eTrex Vista HCx)ですが、実際に使ってみてやはり便利でした。これがあれば自分の場所を誤差3mほどで確認でき、ガスった際にこっちの方向で良いのかなと迷った際に大いに役立ちました。もちろん100%これだけに頼ると電池切れ(予備の電池ももちろん持っていますが)や故障時に対応できませんので、上の地図とコンパスは必需品ですが、でもこれだけ便利なものはバックカントリーに出かける人はぜひ使った方が良いと思いました。