昨年11月から今年2月までに買って読んだ本を紹介してみたいと思います。
ちなみに読んだ本は気ままにブログのコーナーにも感想を書き込んでいることが多いです。実は以下の文章もそれからのコピペが多いです(^^;。
●IT/ビジネス書
「実践コーチング DVD映像60分「見る&読む」で身につく」 日経ビジネスアソシエ編/日経BPムック
書店でふと見かけ、分かりやすそうだなと感じ買ってきた本です。コーチングに関する本ですが、理論よりも会社の上司と部下という状況下でのコーチングの実践の仕方に絞って分かりやすく書かれていて、読んでいて好感を持てました。ただコーチングの難しいところは、頭で理解してもなかなか実際の場面で実行出来ない点だと思います(^^;。私もまずは出来るところから意識して行動してみたいと思います。
「採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長」 安田佳生/サンマーク出版
「9割の社長は、会社をつぶす!」との過激な帯の文句にひかれて買ってみた本です。私自身、自分で会社を経営している身ゆえ、読んでいていろいろ考えさせられる部分がありました。最後に出てくる「成長とは変化することだ。社長が変わらなければ、会社は衰退の道をまっしぐらに進む。」という言葉を私もしっかり胸に刻み込みたいと思います。
「速攻ビジネス」 平秀信/フォレスト出版
著者の、自分の成功事例のノウハウを同業者に売るというビジネスモデルについて書かれた本です。なるほどなと思わされる反面、簡単そうに書かれているけれど容易なことはないぞとも感じました(^^;。
「DTPお助けハンドブック」 景山史枝/毎日コミュニケーション
DTP業務を行う上で出くわすトラブルのQ&Aや情報をまとめた本です。私もデザイン、DTP関連の顧客のサポートをしている関係でこの手の情報には飢えており、早速入手してみました。もうちょっとQ&Aの量が多ければ助かるのですが(^^;、でも参考になる点も多いです。
「3分間社長塾」 高井伸夫/かんき出版
弁護士である著者が社長向けに書いた指南書です。いろんなテーマに関してひとつ3分で読める程度にコンパクトにまとめられていて、結構耳に痛い言葉が次から次へと出てきます(^^;。社長、あるいは経営層の人は一度読んでも損はない本だと思います。ヒントがあちこちにあります。
「明日は、きっとうまくいく。」 中谷彰宏/PHP研究所
サブタイトルに「仕事で負けない、ツキを呼ぶ50の具体例」とある通り、仕事がうまくいくための50のヒントが書かれた本です。ただそれほど深い内容ではなく、入社3年目くらいまでの人を対象に書かれた内容だと感じました。その分シンプルで分かりやすい内容です。
「ITエンジニアが独立して成功する本」 岩村祥典/翔泳社
サブタイトルに「年収2000万円稼ぐ!」とあるとおり、ITエンジニアが独立して成功し、年収2000万円を稼ぐためのノウハウが書かれた本です。これから独立を考えているITエンジニアは読んでおいて損はないと思います。なおお金と時間の2割は自分への投資(勉強など)に使えというのには、全く同感です。
「先見力と決断力」 田辺次良/ ダイヤモンド社
サブタイトルに「社長業の極意」とあるとおり、これは社長学の本です。一般論的な内容が多いですが、経営コンサルタントとしての著者の経験を元に書かれていて説得力があります。例えば、仮に今の仕事がどんなに好調でも、常に「10年先に会社は存在しない」という前提のもとに次の手を考えよと言う。まさにその通りだと思います。
「中小企業診断士【独立・開業】バイブル」 加藤忠宏/翔泳社
中小企業診断士の資格を取得して独立して仕事をしようと思っている方は必見です。ただ一般論と言うよりも著者のやり方・ノウハウが書かれた本です。でも私も著者と同じくIT系コンサルタントを目指していることもあり、非常に参考になる点が多かったです。ただ診断士業界の内情もかいま見た様な気も(^^;。
「個人情報保護法のしくみと実務対策」 渡部喬一/日本実業出版社
今年4月より施行される個人情報保護法ですが、最近では各雑誌で取り上げられることも多く、なんとなく知ったつもりになっていたのですが(^^;、一度じっくりと勉強しておきたいと思い、この本を読んでみました。分かりやすくまとめられた良書だと感じました。また付属の書式集は、実際に規定を作成する上で参考になると思います。
●文学書その他
「ウーマンアローン」 廣川まさき/集英社
この本は、女性である著者がたった一人でユーコン川をカヌーで下った記録です。ユーコン川はカヌーイスト、野田知佑さんのエッセーにも良く出てくる川で、私にとって一生に一度は下ってみたい川にもなっているのですが、考えてみると私がユーコン川を思う時、それは常に野田さんの書いたエッセイのイメージのままであり、それはイコール野田さんの視線そのものでもあるということに、この本を読んでいて気が付かされました。この本の著者が見つめたユーコン川は、それとは又違った景色や出会いのある川であり、何より女性の視点が私には新鮮でした。それにしてもよく頑張ったと言いたい。
「KAWADE夢ムック 植村直己」 河出書房新社
没後20年記念特集として発行されたムック本です。
「あきらめることはいつでもできるから、もうちょっとがんばってみようよ。」はここに出てくる植村さんの言葉ですが、植村さんの言葉だけに何とも言えぬ重みとそして優しさを感じました。
「生きかた上手」 日野原重明/ユーリーグ
以前に読んだ「テンダー・ラブ」が良かったので、同じ著者の有名なこの本も読んでみました。この本は、90歳を超える現役医師が医療、命そして生き方について書いた本です。心あたたまる、また元気づけられる言葉が多いです。
「人生が全部うまくいく話」 斎藤一人/三笠書房
知人のブログでこの本良いよと書かれていて興味を持ち、斎藤一人さんという人がどんな人かを全く知らずに買ってみた本です。商売人の立場でストレートに語った内容で、独特の語り口に好みが別れるかもしれないけれど、ぐいぐいと引き込まれる分かりやすさがあるのは確かです。自分はツイていると思うこと、そしてどんなことにも感謝すること。確かにその通りだと思います。
「野良犬の成功法則」 堀之内九一郎/サンマーク出版
前作「どん底からの成功法則」が良かったので、その続編となる本書も買ってみました。荒野を生き抜く野良犬として無骨に生きよと言う著者の主張は実に気持ちがよいです。
「きみに読む物語」 ニコラス・スパークス/アーティストハウス
これは一人の女性を一生恋し愛し続ける男の純愛物語です。あまりにも人間のきれいな部分だけが書かれている気がするものの、でもそう言う美しさに感動する気持ちも大切にしたいと思う。特に二人が年老いてからの記述は感動的。
「図解 斎藤一人さんが教える驚くほど「ツキ」をよぶ魔法の言葉ノート」 池田光/イースト・プレス
多くの成功するためのノウハウ本は、読んでいてちょっと違和感を感じたり違う世界のことのように感じてしまう部分が多分にあるのですが、この本は誰にでもやろうと思えば実行出来ることが分かりやすく書かれていて、非常に好感を持てました。例えば、「苦しんだり、悩むのは、間違った問題解決をしているからだよ」「問題を難しく考えるか、簡単に考えるか、それだけです」などなど。良い本だなと思います。この本を読んでひとつでも気づきを得ることが出来たら、それだけで十分価値のある本です。
「いつでも、逆に考えるとうまくいく。」 川北義則/PHP研究所
サブタイトルは「もっと元気が出る71のヒント」。今元気を無くしている、自分はツイていないと感じている人に向けた逆転発想のための本です。
「愛と死をみつめて」 大島みち子・河野実/大和書房
1963年に出版され、映画化もされ大ベストセラーになった本書ですが、昨年暮れに41年ぶりに新版として出版され、究極の純愛小説として話題になったことから私も興味を持ち読んでみました。これは二人が交わした400通にものぼる手紙をまとめた実話です。人を愛すると言うことの意味をいろいろ考えさせられる本だと思います。