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[2004/09/22] 短期間で資格を取得するために

 私は過去にいろんな資格にチャレンジしてきましたが、IT資格情報の受験記にも書いてある通り多くの試験は1週間から長くても1ヶ月ほどの勉強期間で受験しています。おそらく他の方と比べても勉強期間はかなり短い方だと思いますが、なぜそんな短期間で挑戦するのか、また短期間で資格を取得するための自分なりのポイントを今回は紹介してみたいと思います。
 ただこれはあくまで私の場合はということであり、全ての方にとって一番良い方法というわけではありませんので、その点はどうかご注意下さい(^^;。 ぜひご自分にあった一番良い勉強方法を研究してみて下さい。

●短期決戦の理由
 ゆとりを持った勉強計画を立てても、今日やらなくても明日やれば間に合うとか、さらには来週頑張ればいいやとか、ついつい甘えがちになってしまうものです。私の場合も余裕があると仕事が忙しいからとか今日は疲れたからとかと言って例外なく(^^; 先に先にと延ばしてしまい、結局もう先には延ばせないぎりぎりの時点になってからあわてて本格的に勉強を始めるということを繰り返してきました。従い最近は最初から、もう後がない(自分に先延ばしする言い訳を許さない時間的にぎりぎりのライン)時点から本格的に勉強を始めることが多いです。
 この場合の最大の欠点は、風邪を引いたり緊急な仕事が入ったりして予定がめちゃくちゃになると、その後その分を取り戻すのがほとんど不可能になるという点でしょうか。やはり強い意志を持って早めに勉強を始めるに超したことはありません。

●勉強時間を作る
 勉強時間が無いという人も多いと思いますが、空いている時間があるから勉強するのではなく、いかに時間を作って短時間で効果的に勉強するかという風に考えることが重要です。いつか時間のある時に勉強しようと思っている人には、何もしないままいつまでも時間は過ぎ去ってしまうことでしょう。
 ちなみに私は普段からテレビはほとんど見ず(なんとなくテレビを見続けているのは最悪です。もちろん週に何本かの好きな番組は見ます。)、晩酌でアルコールは飲まず(夕食時にアルコールを飲むと眠くなるのも早いし、とにかく覚えも悪くなりがちです。)、そして毎日最低でも1時間は勉強する(試験勉強だけでなく、仕事に関連した雑誌や本を読むなども含む)ようにしています。もちろんIT業界にいる人なら、この激動する業界に居続けるために毎日最低1時間の勉強は常識だとは思いますが。
 さらに私は自分で仕事をしている特権を活かし、試験直前には出来るだけ急ぎの仕事を入れないようにしていることも大きいと思っています(^^;。

●良い参考書を使う
 短期間で効率よく勉強して合格するためには、自分にあった良い参考書・対策本を使うことも大事なことです。私は受験しようと決めたら、まずその試験についていろいろネット上で調べてみます。 そして多くの人の受験記を参考にし、どの参考書が良いのか、どの対策本が効果的なのかについて出来るだけたくさんの情報を集めるようにしています。ある参考書を読んでも良く分からなかったことが、別な参考書を読んでみたらスムーズに理解出来たということが実際良くあります。

●言い訳を考えない、最後まで諦めない
 私がいろんな試験を受けてみて感じることの一つに、結果に対して言い訳を考え始めたらその試験は大抵受からないと言うことがあります。つまり自分なりに一生懸命頑張ったんだからとか仕事が忙しかったから仕方ないとか、落ちた際の言い訳を考えるようになったら大抵その通りになってしまいがちです。いかに気持ちの上で自分に逃げ道を作らせないかが重要だと思います。
 そして最後まで諦めないこと。これは最も重要です。試験が始まる直前まで諦めずに勉強し、そして試験が始まってからも終了の時間が来るまでは絶対に諦めずに解答することです。1歩でも前に、1点でも多く!。もちろん試験の合否だけが全てではないのですが、でもどうせ受けるからには1点差で不合格よりは1点差でも合格の方を目指したいです。

●そうは言っても普段の積み重ねも重要
 私もさすがに普段全くやっていないことを、いきなり試験前1週間で全て覚えろというのはいくらなんでも無理です。私が比較的短期間で取得出来ている資格の多くは、私の日常の業務に多少なりとも関係した資格ですし、そうした日常業務や日頃読んでいるIT系雑誌によって得られた知識は資格取得の大きな武器になってくれていると感じます。(もちろん逆に資格取得のために勉強した知識が実務に役に立つことも多いです)
 例えば私はネットワーク系の試験には比較的強いのですが、それは業務でもそれらに携わっていますし、さらには日頃から「インターネット・マガジン」〔月刊)、「日経コミュニケーション」〔隔週)、「Windows Server World」(月刊)といったネットワーク関連の雑誌を毎月4冊読んでいる効果も大きいと思っています。もちろん試験勉強と違って雑誌は軽く流す感じで読んではいるのですが、でもそれを数年間続けているとそれなりの知識の蓄積にはなります。

●短期では取得できない資格の場合
 最後に短期間の勉強では取得できそうにない資格について書いてみたいと思います。
 例えば現在取得を目指している中小企業診断士は、勉強量があまりに多いためにさすがに最低半年から1年はかけないと厳しいと思います。そういった高難易度の試験にチャレンジする場合は、自分で普段出来る範囲の勉強の積み重ねではなかなかゴールへの到達は難しく、何月何日の試験で合格するんだという明確なゴールを自分の中に設定して、そこで絶対合格するためには今は何をしなくてはいけないという風に逆算で計画を立てないと駄目だと強く感じます。そしてその経過の時々で、今これをしたからこそ合格できたんだというイメージを常に頭の中に描くようにすることも大事です。まあ、まだ合格出来ていない自分が言うのは説得力がないですが(^^;。