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[2004/07/16] アウトドアでの失敗談

 今回はアウトドアで経験した失敗のいくつかを書いてみたいと思います。

 まず食事ネタから。
 仲間で集まって本栖湖畔でキャンプしていた時のことです。キャンプの夕食はいつもバーベキューが多いのですが、その時はたまにはカレーでも作ろうかという話になり、バーベキューをやめてメインディッシュをカレーのみにし、大鍋でカレーを作っていたのでした。大鍋からはぐつぐつ煮えているカレーのおいしそうなにおいがまわり一帯にただよって来ています。さていよいよ食べ頃ということで、カレー担当のS君がガスコンロから大鍋を持ち上げてテーブルの上に置こうとした瞬間でした。大鍋を持つための金具が重みに耐えかねてがたんと外れ、なんと鍋の中身がほとんどテーブルの上にぶちまけられてしまったのでした。まわりにいた全員が唖然として言葉を失ったのは言うまでもありません(^^;。その後ですが、これくらい大丈夫、大丈夫とみんなで慰め合いつつ、こぼれたカレーをかき集めて再び大鍋に戻し、念のためにもう一度煮込み直してからいただきました。ちなみに食べていたら中から蛾らしき物体が見つかったのは内緒にしておきました(^^;。

 次は装備関係の話です。
 テント泊で初めてとなる南アルプス縦走をした時のことです。4泊5日で荒川・赤石を歩いたのですが、この時は雨が多くて3日ほど終日雨に降られてしまいました。雨の中でテントを設営して雨の中で撤収するという感じで、乾かす時間が無いために日に日に装備は湿っていったのでした。中でも一番被害が大きかったのが羽毛シュラフ(寝袋)でした。そして羽毛シュラフの限界を知ったのもこの時でした。ザックにパッキングする時は通常シュラフは一番下に入れることが多いのですが、背中側からしみこんだ雨などがザックの中にたまり、一番下に入れてあったシュラフを水浸しにしてしまったのでした。シュラフには羽毛と化繊の2種類があるのですが、羽毛のタイプは軽くて暖かい代わりに、ぬれてしまうとただのぬれ雑巾の様になってしまって保温性がほとんど無くなってしまうのです。
 夏とはいえ3000m級の山のキャンプは夜になるとかなり冷え込みます。シュラフ無しでは寝られないため、何としてでもそのずぶぬれのシュラフを乾かそうと、まずシュラフを手で絞って出来る限り水を切り、次にガスのコンロをつけて弱火にし、その上にシュラフをかざして何時間もかけて少しづつ乾かしたのでした。
 それ以来、羽毛のシュラフは防水性のある袋に入れること、またはシュラフカバーと一緒に巻いてたたむ様にし、出来るだけ濡れないように心がけるようになりました。

 次は財布を落としてしまった失敗談です。
 八ヶ岳に登山に行った時のことです。この時は縦走した関係もあり、自動車ではなくバスを使っていました。さて天狗岳から下ってきてバス停にたどり着き、さて缶ジュースでも飲もうかとザックから財布を出そうとしたのですが、ザックの中のいつも財布を入れていた場所に財布は見つからなかったのです。慌ててザックの中を一通り探してみますが、どこにも財布は見ありませんでした。財布ですが、普段からそう大金は入っていることはないのですが(^^;、その時はカード類も入っていましたし、帰りのバス賃も無いと困るため、かなり焦りました。記憶をたどってみると、最後に立ち寄った黒百合ヒュッテで財布を出して買い物をしていましたので、そこに忘れてきてしまった可能性が一番高いと思われました。登山道に落としたという可能性も無いことはないのですが、その場合は登山者が拾って山小屋に届けてくれている可能性も高く、また夕方近くなっていたために、それから登山道を探しに行くことは諦めました。
 その後、次に山から下りてきた親切な登山者の好意で車に乗せてもらうことが出来、お金がない状態ながら無事自宅までたどり着くことが出来ました。
 自宅から黒百合ヒュッテに電話をしてみると、財布が落ちていたので預かっていると言われ、正直ほっとしました。

 最後の失敗談も、同じく財布を落としてしまった話ですが、今回は何と川の上でのことです(^^;。
 カヌーで長良川を美濃市から下っていた時のことでした。このあたりはのんびり出来るところも多いため、ビール片手に下っていたのですが、そこに心のちょっとした油断があったのでしょう。財布や車の鍵など貴重品を入れていた防水のウエストバッグを体から外してカヌーの上に置き、ロープで固定したつもりでした。そして2つほどちょっとした瀬を過ぎて、ふと気がつくとカヌーの上に置いてあったはずのウエストバッグが見えなくなっていたのです。慌ててまわりを見回すもカヌーのまわりには見あたりません。防水なので水の中に沈むことは多分無いだろうし(というか、そう信じたい(^^;)、自分のカヌーは漕いでいる分、少なくも川の流れよりは早く来ているはずなので、岸に寄せてしばらく流れをチェックしてみましたが、10分ほど経っても流れてくる様子はありません。これは多分、上流のどこかで引っかかっているなと予想し、フネを下りて上流側に向かって川原を歩きながら探し始めました。テトラポットの隙間をのぞき込みながら探すこと30分ほど。なんとかテトラポットの奥に引っかかっていたバッグを見つけることが出来てほっとしました。
  ちなみにそれ以来、カヌー中は貴重品入れの防水バッグを外すことは無くなりました。