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[2004/06/12] 危機一髪・車編

 久々に危機一髪話を取り上げたいと思います。今回は車の運転で危ないと思った経験をいくつか思い出してみたいと思います。なお車で本当に事故って救急車で運ばれた話は交通事故編として以前に紹介しています。

 まず台風の暴風雨の中を走った高速道路での話です。もう20年ほど前の話になります。
 その日、どうしても東京に行かなくてはならない用事の為に、早朝から中央道を東京に向かって車を走らせていました。ちょうど台風が近くに来ていて、山梨に入ったあたりからそれはもうものすごい暴風雨となってしまったのでした。後にも先にもこの時ほどものすごい暴風雨は記憶がないほどです。バケツの水をぶちまけたような土砂降りでワイパーをめいっぱい速く動かしているのに前がほとんど見えないのです。車は皆、時速20km位で走っていたと思います。なにせ6、7mほど前方にいる前の車すら、フロントガラスにあたる雨のためにほとんど見えず、やっとかすかに見える前の車のテールランプを目安に運転していたほどでした。
 やっとの思いで東京までたどり着き、その日の午後、さてまた茅野まで帰ろうかと思ってテレビを付けてみると、なんと中央道が土砂崩れのために通行止めで開通のめどが全く立っていないとのニュースが流れ、びっくり仰天してしまいました。土砂崩れが発生したのは、私が通過したほんの1時間ほど後のことだったのです。しかも何台もの車が土砂の中に埋まってしまったとのことでした。あと1時間遅れてあの場所を通っていたらと思うとぞっとします。

 さて次は、同じく雨の日の高速道路での出来事です。
 その日もかなりの大雨が降っていました。乗っていた車は乗用車タイプの車です。前方を走っていた大型トラックを追い抜こうと追い越し車線に出て、大型トラックのほぼ真横まで来た瞬間でした。ざーっと大量の水を浴び、前が全く見えなくなってしまったのです。そう、大型トラックのタイヤで跳ね上げられた水が私の車をちょうど直撃してしまったのでした。ワイパーを速く動かしてもほとんど効き目はありませんでした。
 今までも大型トラックに水を飛ばされることは何度もありましたし、まあ今回も一瞬で終わるだろうと思っていたのですが、ところが3秒、4秒と経過しても相変わらず大量の水を飛ばされ続け、全然前が見えてこないのです。さすがにこれはやばいぞと感じ始め、軽くブレーキをかけてなんとかその大型トラックとの併走状態を回避したのですが、ちょうど高速道路が直線の部分で、かつ後続車がいなくて本当に良かったです。

 なお現在私が乗っている車は日産のオフロード車サファリですが、それまで乗っていた車は皆乗用車タイプの車ばかりでしたので、買った当初はサファリでいろんなところを走るのがとにかく楽しく、あちこち出かけたものです。
  ある夏のこと、いつも行く伊良湖のサーフィンポイントに行って、ついついビーチを走ることが出来たらかっこいいだろうなと思い、道路から外れて砂浜に入り込んだのでした。道路は砂浜より一段高いところを走っていて、砂浜に降りるのに斜度30度位の斜面を下り降りる必要があるのですが、もちろんそこも一面の砂です。降りる時は全く問題なかったのですが、しばらく砂浜を走ってからさあ道に上がろうとしたら、なんとその斜面をサファリでは上がることが出来なかったのです。道路は常に砂浜より高いところを走っていますので、どこか少しでも傾斜の緩やかなところはないかと延々と探し回るはめになってしまったのでした。ビーチランを楽しむ気分はとっくにどこかに消え去り、スタックしたくない、とにかく道路に戻りたい!、その一心だけでした(^^;。
  さらにその帰り道のこと、ガソリンスタンドで給油しようと思ったら、そこの店員さんにタイヤの空気抜けてますよと言われ見てみると、確かにタイヤの空気が抜け気味でした。どうも砂浜を走っている途中で何かを踏んでしまったようです。ああ、ついていない時はついていないものです。

 砂浜つながりと言うことで、最後に砂浜に乗り込んだオフロード車の悲劇について書いておきたいと思います。
 友人達とちょっとしたビーチでキャンプしていた時のことでした。時期は多分秋、ウインドサーフィンがてらキャンプに行った時だったと思います。我々がキャンプしていたのは海岸沿いを走る道路のすぐ脇の部分で、車は道路脇に停めていました。
 そして夕方、のんびりと海に沈み始める夕日を見ていると、いきなり1台のオフロード4駆がビーチに入ってきて、まっすぐ海の近くまで入っていったのでした。その車はアベックが乗っていたせいか、海の近くまで行ってかっこいいところを見せようという魂胆だったのではないかと思います。ところがその海岸は道路から海にかけて徐々に傾斜がきつくなる地形となっていて、その4駆は本当に海の波打ち際まで降りていってしまったのです。おいおい、あれちょっとやばいんじゃないと私たちが話していた通り、今度はその斜面を登ってこようと思っても上がれなくなってしまい、とうとう砂に埋もれてはまってしまったのです。しかも運が悪いことにだんだんと海の潮が満ちてきて、海水が車に迫ってくるのがよく分かりました。
 私のサファリでレスキューに行くと言うことも考えたのですが、たださすがにあそこまで行ったらミイラ取りがミイラになるのは明らかで、どうしようもありませんでした。一緒に押しはしましたが全く動かず。
 今でもその海に沈んでいくきれいな夕日の真横で、その海の潮に洗われる哀れな4駆の姿が目に焼き付いています(^^;。