今年7月から11月までに買って読んだ本について、紹介してみたいと思います。
「Dr.芦屋のSE診断クリニック」 芦屋広太/翔泳社
最近多いSE(システムエンジニア)本の一冊ですが、SEの抱えそうな様々な問題を症例としてとりあげ、その診断内容と処方箋を載せるという構成内容がユニークで面白かったです。
「提案型システムコンサルタント養成講座」 加藤忠宏/同友館
もともとは情報処理技術者試験のシステムアナリストの勉強の参考になればと思って買った本でした。システムソリューションの具体化について書かれた、システムコンサルタントあるいは中小企業診断士向けの良い本だと思います。
「コトラーのマーケティング・コンセプト」 フィリップ・コトラー/東洋経済新報社
マーケティング界の世界的権威であるコトラーが、現在のマーケティングにおいて重要とする80項目についてその考えをコンパクトにまとめた、コトラーの入門書ともいえる1冊です。マーケティングあるいは経営に携わっている人なら、ぜひ読んで見ることをお勧めします。あちこちに様々なヒントがあります。
「営業マンは断ることを覚えなさい 戦術・戦闘編」 石原明/明日香出版社
売れる営業マンになるためには断ることを覚えなさいという論法が展開された本です。
「クリティカル・チェーン」 エリヤフ・ゴールドラット/ダイヤモンド社
「ザ・ゴール」の著者ゴールドラット博士の「チェンジ・ザ・ルール」に続くビジネス小説第4弾です。今回はなぜプロジェクトは予定通りに進まないのかをテーマに、プロジェクト・マネージメントについて書かれています。ちょうど今読んでいるところです。
「『原因』と『結果』の法則」 ジェームズ・アレン/サンマーク出版
原題の「as a man thinking」にあるとおり、あなたの人生はあなたが考えるとおりになる」と言うことが書かれた本です。「人を動かす」のデール・カーネギーにも影響を与えたと言うことで興味を持って読んでみましたが、ちょっと内容が古いような気がしました。(実際書かれたのも古いですが)
「病院なんかきらいだ」 鎌田寛/集英社新書
地元の諏訪中央病院の鎌田先生の本です。ベストセラーの「がんばらない」の著者としても有名です。これも医療についていろいろと書かれた本で、読んでいていろいろと考えさせられるものがあります。
「カワムシの朝、テナガエビの夜」 野田知佑/小学館
我が尊敬するカヌーイスト野田知佑の最新刊です。
「世界の川を旅する」 野田知佑/世界文化社
これはちょっと前の2001年に出版された本です。野田知佑が世界の12の川をカヌーで下った冒険記ですが、文章よりも写真(撮影は藤門弘)の比率が多く、どちらかというと写真集+エッセイという感じの内容になっています。それにしてもカナダやアラスカの川の風景はなんと素晴らしいことか。ぜひいつか実際に自分の目で見てみたい景色です。
「水中デジカメ入門2002」 文月涼/マリン企画
この10月に10年ぶりにダイビングを再開し、ついでにデジカメで水中写真もどきを始めたことから、水中写真の入門にと買ってみたのがこの本でした。もっと入門用の本かと思っていたのですが、かなりマニアックな内容でした。ま、それはともかく、来年はもっときれいな水中写真を撮りたいと思います。
「世界の中心で、愛をさけぶ」 片山恭一/小学館
ベストセラーとなり、つい先頃100万部を突破した本です。個人的には久しぶりに純粋な恋愛の本を読んだような気がします。中でも「人は実現したことをすぐ忘れてしまい、実現しなかったことをいつまでも大切に胸の中で育んでいく」という言葉が印象に残りました。
「中小企業診断士になって年収1500万円稼ぐ法」 岡部穂積/同文舘出版
9月、中小企業診断士の一次試験に落ちた後、書店で見かけてすぐに買った本でした(^^;。実際に稼いでいる中小企業診断士の指南書ということで説得力があります。私もいつかは...。