つい最近見たテレビ番組に触発されて、今回は私にとっての元気ソングを選んでみました。
元気ソング、それは聴くものに元気を与えてくれる歌です。皆それぞれに違ったお気に入りの元気ソングがあると思いますが、私の場合は次の曲を聴いて元気づけられてきました。
(1)ジョン・デンバー「スイート・サレンダー」
高校から大学にかけての頃、辛いことがあるといつも口ずさんでいた曲です。
ジョン・デンバーはアメリカはコロラド出身のシンガー・ソングライターで、全盛期の70年代には自然や旅について歌った名曲を数多く残してくれましたが、中でもこの曲と次の「ロッキー・マウンテン・ハイ」は歌詞の内容にとても共感し、お気に入りでした。
「僕は忘れられたハイウェイに独りぼっちで旅立った。信じられるもの、そして人生を通してやりたいことを見つけるために...。」と、旅立ちをテーマに歌われたこの歌は、もしかして今でも私のテーマであり続けているのかもしれません。
(2)ジョン・デンバー「ロッキー・マウンテン・ハイ」
この「ロッキー・マウンテン・ハイ」はロッキーの大自然と人生について歌われた曲で、今も私が山に登る時のまさにテーマソングともなっている曲です。山の自然との出会いを通じて新しい人生を歩き始めたといった内容の歌詞ですが、歌詞の内容がまさに20代で山に目覚めた自分と重なって、なんか自分のための曲であるかの様にも思えました。
(3)ブルーハーツ「人にやさしく」
80年代後半に登場して、それ以降の国内のロックシーンに多大な影響を与えたバンド、それがブルーハーツでした。私も彼らのサウンドには背筋がぞくぞくするような衝撃を受け、「トレイントレイン」までのアルバムは狂ったように聴き込みました。
大好きな曲は多いのですが、中でもこの「人にやさしく」は「がんばれ!」という力強いメッセージがストレートにこめられた名曲で、今でも私のカラオケの定番ソングでもあります。
(4)ブルーハーツ「ロクデナシ」
「ロクデナシでもいいじゃないか。生まれたからには生きてやる。」と歌われるこの曲は、ブルーハーツの初期の名曲の1つです。私が仕事や人間関係で悩んでいた時に聴いた曲で、この曲を聴くことで、へたくそな生き方だけど自分は自分なんだ、ありのままでいいじゃないかと、気持ちの上でものすごく吹っ切れた様な気がしました。
(5)モンゴル800「夢叶う」
一昨年から昨年にかけて国内で大ブレークしたモンパチことモンゴル800は沖縄出身のバンドです。そして彼らのセカンドアルバム「メッセージ」は、昨年私が最も良く聴いたアルバムともなりました。納められている曲はいずれも元気を与えてくれるいい曲ばかりなのですが、中でもこの「夢叶う」は若者に向けて生きることの強いメッセージが歌われた曲で、気持ちだけは若い私の心にもそのメッセージはストレートに響きました。
この「メッセージ」というアルバム、元気を無くしている人には是非聴いて欲しいアルバムです。きっと心の中に新しい風が吹き始めることでしょう。
(6)太陽族「僕らは...」
太陽族は最近注目を集めているインディーズのバンドです。そして太陽族の「手をつなごう」というアルバムは、今年一番良く聴いたアルバムとなりましたが、中でも「前を向いて歩いていこう」というポジティブなメッセージがこめられたこの曲は特にお気に入りで、疲れた時など何度も繰り返し聴いたものでした。太陽族、初期のブルーハーツに通ずる熱いものを感じます。
(7)小泉今日子「夏のタイムマシーン」
このキョンキョンの「夏のタイムマシーン」は元気ソングの隠れた名曲と言えるのではないでしょうか。10分近くある大曲ですが、きっとこの曲を聴いた人は必ず良い曲だなあとつぶやくことでしょう。今、一生懸命頑張っている貴女にぜひ贈りたい曲です。
(8)山下達郎「ビッグ・ウェイブ」
この曲は、サーフィンやウインドサーフィン、ヨットなど夏のスポーツを扱った映画「ビッグ・ウェイブ」のテーマ曲です。当時、ちょうどウインドサーフィンに熱中し始めた私は、車の中でこの曲(というかこの曲を含むサントラ盤)をいつも聴いていましたが、そんな想い出もあってこの曲は、私にとってはまさに夏そのものと言える曲となりました。
本当はBest10を選ぼうと思って始めたのですが、このあたりからあの曲もこの曲もと出てきて収集がつかなくなりましたので(^^;、この続きはまた別な機会にまとめてみたいと思います。