最近、ノンアルコールビールを飲み始めました。
私自身、ビールはそれなりに好きな方ですが、でも独立して以来、朝9時から深夜1時過ぎまでは仕事や勉強などの時間帯と決めていますので、普段はおかげでほとんど飲まなくなりました。飲むとしたらアウトドアに出かけた時や、年に何回か仲間で集まる時くらいで、せいぜい月に2〜3回ほどだと思います。
別に禁酒しているわけではなく、飲むと仕事にならないし、勉強していてもすぐ眠くなるため、自然と飲まなくなっただけですので、飲まないのがストレスになるとかそういうことはありません。逆に忙しい時に飲んでしまって、仕事にならない方がストレスになったりします(^^;。
でもさすがに今年の盆明けからの蒸し暑さには耐えきれず、でもビールでは飲んだ後が仕事にならないからと、ふと店頭で見かけた最近流行のノンアルコールビールを買って来て、飲んでみることにしてみました。
ノンアルコールビールはかなり以前に一度か二度ほど飲んだことがあるのですが、その時の感想としてはこんなまずいものは飲めないというのが正直なところでした。今回も同じだったらやだなあと思っていたのですが、実際飲んでみると今回のノンアルコールビールは思った以上にいけましたね。
さすがにビールと同じくらいとはとても言えませんが、でも発泡酒をもう一段あっさりさせたみたいな感じで、そういうものだと思って飲めばそれなりに飲めます。ほろ酔い状態で飲めば、発泡酒とノンアルコールビールの違いに気が付かない人がいてもおかしくないほどです。
ちなみに今回私が買ってみたのはキリンの「モルトスカッシュ」です。他社からも何種類か出ているようですが、店頭でもビールを並べてある近くに置いてあるのを見る機会が多くなりました。アサヒも最近のノンアルコールビール人気にあやかって、自社生産の新製品を近く投入するという記事もどこかで目にしましたが、それだけ需要が拡大していると言うことでしょうか。
ノンアルコールビールがこれだけ出てきたのは、昨年の道路交通法の改正で飲酒運転の罰則が強化されたのが大きな要因とも言われています。
それはそれで良いことだと思いますが、でも注意しなくてはいけないのは、こうした多くのノンアルコールビールは、アルコールが決して0では無いと言うことです。例えばキリンの「モルトスカッシュ」はアルコールが約0.5%と表示されていて、確かに350ml一缶飲み干してもビールのように酔うことは無いものの、かすかに酔いが回るのが分かります。
単なる炭酸飲料では無いのですので、大量に飲む場合はちょっと気をつけた方が良いかなとは感じました。
それにしてもこの飲んでもほとんど酔わないビールは、今まで酔って仕事にならないからと飲まなかった私に格好の飲む口実を与えてくれたようで(^^;、このところ毎日夕食の際に1缶づつ飲むようになってしまったのでした。
習慣とは怖いもので、毎日飲んでいない時は別に無くても全く苦にならないのですが、毎日ノンアルコールビールを飲む様になると、食事時にそれが無いと思わず買いに出かけたりまでしてしまいます(^^;。
うれしいような悲しいような．．．。
