私がダイビングのライセンスを取得したのは、1986年の7月のことでした。
それ以来何度かダイビングのツアーに出かけましたが、今手元にあるDIVING LOG BOOKを見てみると、潜ったタンク本数は全部でたった25本だけでした(^^;。
参考までにどこに潜ったかをリストアップしてみますと、次の様になります。
1-3:伊豆海洋公園(講習時のもの) 86/07
4-5:伊豆菖蒲沢 86/08
6-7:伊豆戸田 86/10
8:伊豆海洋公園 87/07
9-10:伊豆海洋公園 87/11
11-12:伊豆海洋公園 88/07
13:伊豆海洋公園 89/07
14-17:沖縄慶良間 89/10
18-19:伊豆海洋公園 90/07
20-23:八丈島 90/10
24-25:伊豆大瀬崎 91/07
そうそう、LOG BOOKには記録してないのですが、93年に新婚旅行で行ったパラオでも1回潜っています。ただその時は、ライセンスを持っていない妻と一緒の体験ダイビングでしたので、残念ながらパラオらしいダイナミックな海は潜ってはいないのです(^^;。そしてそのパラオ以来、ダイビングにはすっかりご無沙汰となっています。
伊豆の海洋公園が多いのは、ライセンスを取得した時に使った施設でなじんでいたことと、あと国内で最大のダイビングのメッカということで施設やサービスが充実しているからというのもありました。
ただ伊豆は基本的に砂浜が少なくてほとんどが岩場で、かつ潜りに行った時期は透明度が悪いことが多く、それ故海の中のイメージとしてはちょっと暗い感じがする海かなあ(^^;。
89年に初めて沖縄の慶良間に潜りに行きましたが、この時が私にとって初めての南の島のダイビングということもあり、強烈な印象を私に残してくれました。(ぜひまた行きたいと思いつつ、まだその夢は実現していませんが)
慶良間の海のきれいさは言うまでもなく、島の俗化していない素朴さ、そして他のダイバー達との交流など、本当に思い出深いダイビング三昧の日々を過ごせたような気がします。
当時は慶良間は観光ポイントは無かったため、ここに来る人はほぼ全員がダイバーという感じで、まさにそんなダイバーのための島という感じでした。(「当時は」と書いたのは、最近の状況は全く分からないからです。出来たら今も当時のままであって欲しいです。)
海に出れば、いわゆる南の島の典型的なイメージである、どこまでも続く誰一人いない白い砂浜、明るい珊瑚礁の海、熱帯魚の群れといったものが、まさに目の前に広がっていました。
海の中も透明度が高く、ボートからエントリーして下を見ると、30m下の海底がすぐそこにあるように見えていました。きれいな海ってこんなにきれいなんだというのを、つくづく感じさせられました。
そして毎日午後3時から4時になると、民宿に泊まっているダイバーが皆潜りから帰ってくるので、庭に出てテーブルに腰掛けてビール(もちろんオリオンビールでした)を飲みながら、今日潜ったポイントの話だとかをみんなでわいわいとおしゃべりするのも楽しかったです。
ああ、またいつの日か慶良間に行って潜ってみたいです。