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[2003/02/20] 思い出のソフト達

 今回は過去に私がはまったというかわくわくしたというか、非常に興味を持ったソフトについて書いてみたいと思います。
 私の場合、本格的にパソコンにのめり込むきっかけとなったのがMacintoshでしたので、どうしてもMacのソフトが主になってしまうのですが、でもわくわくするようなソフトというのは当時はMacから生まれてきたものが圧倒的に多かったように思うのです。

 私がMacを買ったのは91年の事でしたが、Macのソフトで最初に強烈な興味を持ったのが標準バンドルされていた「Hyper Card(ハイパーカード)」というソフトでした。カード型データベースなのに、画像やサウンドが自由に扱えて(当時、画像やサウンドが自由に扱えるというのは今では考えられないほどすごいことだったんです)、かつ簡単なプログラムでいろいろな事が出来るという、まさに夢のようなマルチメディアツールでした。多分このHyper Cardを使いたくてMacを買った人も当時多かったのではないかと思います。
 そしてHyper Cardを使い、苦労して作りあげたのが「イマジン」スタックでした。スタートボタンを押すとジョン・レノンの名曲「イマジン」が流れ、同時に写真と歌詞がスクロールして表示されるだけのいたってシンプルなスタック(Hyper Cardで作ったプログラムはスタックと呼びました、ああ懐かしい)でしたが、自分一人でこれを作り上げたんだという感動は大きかったです。
 このように私に最初に夢を与えてくれたHyper Cardですが、その後のアップルの迷走と共に進化が停まってしまったのが実に残念です。

 それとHyper Cardを使ったソフトで忘れてはならないのがCYAN社の「Cosmic Osmo」です。Hyper Cardの持つグラフィック、サウンド、プログラム機能にアニメーションを強化して作られたアドベンチャー・ゲームですが、いたるところにしゃれた仕掛けが隠されていて大人も子供も楽しめるソフトとなっていて、夢を感じることが出来る素晴らしい作品でした。
 CYAN社はその後、MYSTやRIVENといったアドベンチャー・ゲームの大作を発表して世界的に有名になったのは皆さん良くご存じだと思います。

 次の思い出のソフトは「Excel(エクセル)」です。今でこそWindowsビジネス市場で圧倒的人気を誇っているマイクロソフトのExcelですが、多分知らない人が多いと思いますがExcelはもともとMac用に開発されたソフトでもあったのです。
 当時9万8千円もしたのを良く覚えています。まだバージョンが2.2の頃で、プログラムもフロッピーに1枚か2枚のシンプルなものでした。
 でもセルに数字を入れたら勝手に計算をしてくれて、おまけにグラフまで作成してくれると言うことで、一つ一つの機能をマニュアルを読みながらいじっているだけでわくわくしたものです。
 今は、うーん、あまりにも多機能なごてごてしたソフトになってしまったような気もします。

 数学ソフトの「Theorist」(Prescience社)も興味を持ったソフトの一つで、当時輸入版で購入しました。Excelはセルに数字を入れると集計してくれるのですが、こちらは数式そのもので処理してくれるというとてもありがたいソフトでした。例えば y = ax + cと書いて、xを式の左辺にドラッグするだけで x = (y - c) / a と答えを出してくれるもので、もちろんもっと複雑な2次3次方程式から偏微分、行列演算まで対応してくれました。そしてその式から3次元のグラフまで書いてくれて、とにかく操作が非常に簡単でしたので、純粋に数学的興味としていじっていて楽しかったです。
 機能的にちょっと中途半端だったため、実際の業務での本格的な技術計算にはあまり向きませんでしたが、でも数学を楽しむという観点からは十分に良くできたソフトだと思いますし、そういう意味では教育分野向けには良いのかもしれません。
 現在ですが、Theoristは「MathView」に名前を変えています。

 もう一つ教育向けソフトで興味を持ったソフトに「Interactive Phisics(インタラクティブ フィジックス)」がありました。これは物理の実験をMacの画面上で実現するもので、例えば画面上にボールを置いてそれをある方向に力を加えて飛んでいく軌跡を描画したり、またボールの位置や速度、加速度などの情報をグラフ化したりしてくれます。まさにパソコン上の物理実験室そのものでした。まあボール1個なら手でも計算出来ないことはないのですが、このソフトでは例えばボールが複数あってそれが相互にぶつかり合ったりする様も確認することが出来ますし、もっとスケールを巨大にして地球から月へロケットを飛ばす実験も出来ます。
 当時、日本語版が無くて輸入で買ったのですが、インターネットで検索してみたら今もこのソフトは存続しているようです。

 最後に当時(90年代前半)はまったゲームを簡単に紹介したいと思います。
「Apache Strike」
 ヘリコプターのシューティングゲームで、3Dの町の中を飛んで目標を攻撃するというものです。これは私が一番最初に熱中したゲームでした。
「Tetris」
 おなじみテトリスです。バックに流れるシンプルなロシア民謡が今でも聞こえてきそうです。
「Shufflepuck Cafe」
 エアーホッケーゲームです。相手を10人ほどの中から選べるのですが、変化球を打ってくる美女と一番強いビフに勝つのが何より大変で、その分熱中しました。一時、腕がおかしくなりかけたほどです(^^;。
「うにょ!2」
 ハイパーカードで作られたフリーのカードゲームです。当時大人気でしたし、思わずはまってしまう魅力がありましたね。