昨年12月の後半から今年1月の中旬にかけては、大きな3つのプロジェクトが重なってしまったこともあって、猛烈に忙しい時期になってしまいました。(一つは本格運用開始となり、一つはシステム刷新作業がピークを迎え、もう一つはこれから導入予定のシステムの先行導入作業でごたごたした)
今回の週はそんな忙しさがまさにピークを迎えていた週の記録になります。
月曜日
今週はA社のシステム刷新プロジェクトの入れ替え作業がピークを迎えた週となっていて、そのため今日から作業が一段落するまでは連日朝からA社に入って作業をすることになっている。(予定では遅くとも木曜日位には終わる予定だったが...)
実務で使っているシステムをすべて新システムに入れ替えるというもので、時間的に1台セットアップし終わったらすぐ実務で使い始めるという流れだったため、案の定新しいシステムに移行したとたんに予期せぬ問題が次々と出てきて、その入れ替え作業はなかなかに難航したのだった(^^;。
もちろん1ヶ月ほど前から数台ほど先行導入して動作確認はして来たのだが、やはり使う人や環境が異なるといろんな細かい問題が出てくるもので、古いスキャナの動作が悪い、今まで使っていたMOが読めない、印刷に時間がかかるようになったなどなどを見ていると、本当にあっという間に時間が経ってしまう。
その作業中、パソコンスクールのB社とC医院からトラブルが出ているので見て欲しいとのヘルプコールがあり、今夜にも伺うとの返事をする。
夜19時で本日の作業はいったん終了とした後、続いてB社に向かい、先日納めたパソコンのマウスが不調の件について、代替品を持ち込んで動作確認する。別なマウスにしたら問題が出ないため、持っていったマウスをそのまま使ってもらうことにして不良のマウスは引き上げることにする。
それからC医院に向かい、21時半頃からシステムのトラブルの動作検証を行う。一昨日のシステム正式運用開始日に1日待機していた時には問題が出なかったのだが、本日は様々な問題が出て大問題となっていた。まずハードウェアに絡むと思われる問題はとりあえず応急処置を行い、ソフト上の問題と思われる部分は開発及び納入元のD社に連絡を取って至急の対応をお願いする。
その後自宅に帰り着いたのは23時半だった。
火曜日
本日も昨日に引き続いてA社に朝から向かい、昨日の続きの作業を行う。
思った以上に作業のペースが悪く、このままだと金曜日くらいまではかかるかも...。
本日のA社での作業は夜18時半にいったん終わりとし、続いてE社に向かう。
昼間E社からプリンタに出力できない問題を見てほしいと連絡があったもので、駆けつけてみると確かに言われたとおり印刷できない。Lan接続のコピー機兼用のプリンタで、他のパソコンと同様な設定にしても駄目。結局TCP/IPでの印刷は諦めてNetbeuiとServerの共有プリンタ経由の二つのアイコンを作成して、それで当面逃げてもらうことにする。
客先から戻ってからは22時から深夜1時頃まで、B社から依頼された見積、C医院から依頼された見積、C医院でのトラブルについてのD社への確認事項等のFAXを行う。
水曜日
午前中からA社に入って引き続き作業を行う。
行って早々に、今回納入した1台が昨日はちゃんと起動できたのに今朝になったら全然電源が入らないと言われ、まずそれを優先的に見ることにするが、何をやっても駄目で、結局ギブアップ。そのまま初期不良交換手続きに入る。
それにしても最初から起動しなければ、セットアップ分の作業が無駄にならずにすんだのに!。
この日は夜20時まで作業を行い、戻ってきてからはF社から調査依頼のあったMacのキー配列に関するトラブルについてインターネットで調査を行う。
それが一段落した後は、1月中旬に受験する試験科目を何にするかでいろいろと悩み、やっとWeb上で受験申し込みを済ませたのは深夜2時をまわっていた。
木曜日
朝、A社に向かう前に、F社に昨日調査した内容を電話連絡する。
午前中A社で作業をしていると、G医院からいつも使うソフトが立ち上がらないので至急見てほしいとの電話が携帯に入る。とりあえず昼食で休憩に出た際にG医院に伺い、トラブルの内容を確認することにする。
結局G医院のトラブルは、なぜかUSBハブの電源が落ちていたことでシステムに支障が出ていたことが判明。比較的すぐ問題が解決したのでほっとし、再びA社に戻って引き続き作業を行う。
昨日までに全体の7割ほどの作業が完了しており、もしかすると今日中に全作業が終わるかとも思ったものの、実務で使う時間と入れ替えのタイミングが合わずに、1台だけ入れ替え作業を明日行うこととなり、夜20時にA社を出る。
それからC医院に向かい、夜21時頃からメモリ増設等の作業や動作確認等を行う。
その後自宅に帰り着いたのは0時半だった。
金曜日
午前中、最後の作業のためにA社に向かう。そして作業はそれほどかからずに12時半に終了。
当初の予定よりは若干かかってしまったものの、A社のシステム刷新プロジェクトはこれでとりあえず無事一つの山を越えることが出来た。ほっとした一瞬である。(ただしそれもつかの間、次週のリモートアクセス環境の更新作業で再びどつぼにはまることになる...)
午後戻ってきてからは、F社向けに現在導入を検討している新規システムの重要課題の一つであるグループスケジューラについて検討調査を行う。キーポイントはMacとWindows混在でかつPalmとの連携。良いのが無いのが現実で、なかなか厳しい。今日は夜20時よりその件でF社に打ち合わせに行くことになっているのだ。
昼過ぎ、H社よりパソコンが起動しなくなったので至急見てほしいとの電話があり、(そう大したことはないだろうと甘く見てしまい(^^;)F社に向かう前に立ち寄ることにする。
夕方18時にH社に伺い状況を確認してみる。Windows98SEで起動時にセーフモードでしか起動できず、通常起動させると途中でエラーでこけてしまうというもので、トラブる直前にウイルスメールを開いてしまったかもとも。
とりあえずあれこれやっている内に時間があっという間に経ってしまい、20時まで粘るも結局今日のところは時間切れでギブアップ。引き続き明日作業を行うためにPCを預からせてもらい、急いでそのままF社に向かう。
F社には21時頃到着し、新システム導入に先だって使い始めているノートPCの設定作業を主に行う。しかし、やはりスケジュールソフトの構築の部分がうまく行かずに、深夜1時過ぎまで粘ったものの、こちらも時間切れでギブアップ。今後の方針をまた検討することとし、今日は引き上げることとする。
それにしてもこう立て続けにうまくいかないと、本当にがっくりと来て一気に疲れが出てくるもので、ぼろぼろになりつつ午前2時に自宅に帰り着いたのだった。
土曜日
午前10時よりI社にて依頼されたPCのセットアップ作業を行う。無線Lan内蔵型のノートPCで、ネットワーク設定、ソフトやプリンタドライバの組み込み等行ない、携帯及びPHSからのインターネット接続の部分で若干てこずったものの、14時には一通り作業が完了。
I社から戻ってきてからは、昨日やりかけであったH社の起動しないPCの調査に再び取りかかる。時間をかけてウイルスチェックをしてみたり(修復込み)、システムの上書きインストールをしてみても駄目。
いろいろ苦労した後、やっとあるドライバが壊れていることが判明し、それを入れ替えてなんとか無事通常起動させることが出来た。
トラブる直前にウイルスメールを開いてしまったということだったので、おそらくウイルスがこれらを壊してしまった可能性が高そうだ。
早速H社にPCを返しに行き、戻ってきたのは20時半の事。こうして実にあわただしい1週間はあっという間に過ぎていったのだった。