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[2001/09/14] 危機一髪・交通事故編

 私は過去1回だけ交通事故で入院した事があります。
 確か25か26の時だったように記憶していますが、ある早春の朝、当時勤務していた会社の友人の車に乗せてもらって長野県から山梨県に向かって国道20号を走っていた時の事です。 路面には日陰にまだ白く雪が残っていました。
  私自身、車に乗る時は必ずシートベルトをするようにしていますし、その時も助手席に座っていたもののシートベルトはちゃんとしていました。 ただ、朝だった事もあって次の信号機で停まったら近くの自動販売機でコーヒーを買おうと友人に話し、運悪くちょうどシートベルトを外した時の事です。 県境にある橋の手前で国道は大きく右にカーブして橋に入りますが、カーブを曲がってその橋の向こうに見えたのは、なんとこっちと同じ車線を向こうから走ってくる大型トラックの姿でした。
  その大型トラックは追い越しをかけていたらしく、こちらに気が付いてあわてて急ブレーキを踏んだのですが、そのとたんスリップしてトラックは斜め横を向きながらこちらに突っ込んできました。もちろんこちらも徐々にスピードを落としていましたので、ああぎりぎりぶつからなければいいなと願ったのもつかの間、こちらの車の正面とスリップした大型トラックの横の部分がどしんとぶつかってしまいました。速度は双方多分10〜20km/h位だったんじゃないでしょうか。 最後ぶつかるまではまるでスローモーションを見ているかのような感じでした。
  かなりな衝撃はあったものの二人とも無事そうだったので、ああこの程度で済んで良かったねと運転していた友人に話そうとしたその瞬間、いきなり額が熱くなって何か顔の上に流れてきました。手でぬぐうとそれは血でした。
  自分では自分の体は動いていないと思っていたのですが、どうやらぶつかった衝撃で瞬間的に飛ばされてフロントガラスに額をぶち当てていた様です。 運転していた友人はちゃんとシートベルトをしていましたので、何とも無かったようです。
  とりあえずシートを倒して上を向いて寝ていたのですが、相当量の血が流れてきます。救急車を呼んだからと言う声が近くからしてきますが、とにかく早く来てくれないと出血多量で死んじゃうよ、早く来てと願うばかりでした。 近くを通っていく車の中から「ほら、死んでいるよ」との声も聞こえてきますが、手を振ってあげる元気はありませんでした(^^;
  救急車の到着までは15分ほどかかったような気がします。ところが救急車に乗せられて一安心かと思えば、走れど走れどいっこうに病院に到着しないのです。いったいどこまで走るんだ!出血多量で自分は危ないと言うのにと、いらいらをつのらせて乗っていたのをよく覚えています。
  とりあえずそんなに大きなけがでは無かったようで1週間で退院、今もこうしてぴんぴんしています。 それにしてもシートベルトの大事さを思い知らされた事故ではありました。

 もう一つ、車でひやりとした思い出を書いてみたいと思います。
  こちらも多分25前後の頃だったように思います。当時ウインドサーフィンに熱中していて、その時も日帰りで湘南まで車にウインドを積んで遊びに行きまして、そしてその帰りの事。 へとへとに疲れながらも中央道を信州に向けて車を走らせていました。
  もう深夜に近かったと思います。高速を走る車もまばらで周りの景色も何も見えず単調なドライブが続いていましたので、睡魔との戦いでもありました。 と、ふと前を見ると前方にトンネルの入り口が2つ見えています。特に標識があるわけでも無し、あれ?、ここは高速なんだし何でトンネルの入り口が二つあるんだろうと不思議に思いつつも、片方の入り口に入っていきました。
  そしてその選んだトンネルに入りかけた瞬間、横にはもう一つのトンネルの入り口が無いのに気が付きました。そう、先ほどまで見えていたもう一つの入り口は疲れと睡魔が見せた幻想だったのです。この瞬間、背筋がぞくっとしました。間違ってそっちのトンネルを選んでいたらと思うと...