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[2001/05/19] 資格試験を受けてみて

 個人で独立して仕事をするようになってから、ずいぶんと沢山のパソコン資格にチャレンジしてきました。
  最初のきっかけに、資格を取得することで差別化にもなるし、そして仕事がほっといてもどんどん来るという幻想があったことは否定しませんが(^^;、でも現実はそう甘いものではありませんでした。
  でも少なくともこれだけは言えます。自分にとってはその勉強を通して大いに役に立っていると。それゆえ、今もいろんな資格にチャレンジし続けています。まあそう言ったきっかけがないと、なかなか本腰入れて真剣に勉強しないと言う性格も大きいのかも知れませんが。
 あと難易度の高い試験に合格したときの 達成感というのもあります。
  でもその反動というのもあり(^^;、まだ合否は出ていないのですが今年の春の情報処理技術者試験のテクニカルエンジニア(データベース)を受験した時は、受験前に毎晩試験勉強でかなり集中したせいか、試験が終わった後は1週間ほど燃え尽き症候群みたいに脱力感がずっと抜けませんでした。

 今でこそいろんな資格を持っていますが、最初の頃はMCSEとか情報処理技術者試験の一種や高度など自分からすれば雲の上のような資格で、いつの日か取れたら良いなあと言う感じだったのですが、いざその資格を取得して思うのは、これらの資格は決して最終ゴールなのではなく、スタートラインなんだということです。
  こんな私がMCSE+Iやネットワークスペシャリストになって良いのという思いも確かにあり、スタートラインに立たせてもらいこれから本当の勉強と実践が始まるんだという気持ちでこれからも頑張っていきたいと思っています。

 ちなみに今まで受けた試験の中で一番苦しかったというか勉強したのは、情報処理技術者試験の第一種(今はソフトウェア開発技術者)でしょうか。最初のチャレンジでは午後試験で玉砕し、翌年はなんとしてでもという強い思いで勉強を重ねたのですが、午後問題の過去問をやっていても最初は1時間やっても2時間やっても解けない問題ばかりで、こんな問題を1時間にいくつも解けるわけがないと思いはじめたのですが、でも諦めずに何時間かけてでも自力で解くように頑張った結果、時間さえかければ解けるんだという手応えを感じることが出来るようになり、なんとか2回目のチャレンジで無事合格することが出来ました。
 今から思えば、この時の試験勉強を通して自分の中で何かがはじけたかなあと言う感じがしています(^^)