その他スポーツ
(本文章は1998年に書かれたものです)
その他のスポーツとして、20代前半の頃に猛烈にのめり込んだテニスと、あと比較的早めに諦めがついた(^^; スカイスポーツについて簡単に紹介したいと思います。
テニス
テニスを始めたのは、ちょうど大学3年の頃だったでしょうか。当時はボルグとマッケンローの全盛期、ラケットもウッドラケットからグラファイト等の素材に移行しつつあった頃です。
テニスのなんとなくおしゃれな雰囲気に、それまでスポーツが全然駄目だった私でもなんとなく出来そうだなと思って始めてみたのは良いのですが、見かけとは裏腹に思い切り激しいスポーツであることを思い知らされ、その分さらにのめり込んで行ったように思います。
地元に就職後も会社のテニスクラブ、地元のテニスクラブにも参加して、ラケットを握らなかった日は無いと言う位、本当に毎日テニスに没頭した日々を送っていました。大会にもいくつか出場しましたが、地元の大会のエントリークラスで優勝が1回、別な大会で実力者と組ませてもらったダブルスで3位に入ったのが記憶に残っています。
ただその後他のスポーツなども始めた事もあって、だんだんとテニスに行くことが減ってしまい、ここ数年は年に1度ラケットを握るかどうかと言うところ。
でもテニスはこれからも長く続けていきたいスポーツの一つです。
ハンググライダー
スカイスポーツとして最初に興味を持ったのがハンググライダーでした。
当時の職場の仲間の一人がハンググライダーをやっていて、いろいろと話とか聞いたりして興味を持ったのがきっかけでした。
と言うことで20代の後半のある夏のこと、地元の車山のハンググライダーのスクールに思い切って通いだしました。青空を思い通りに飛んでいく自分の姿を夢見ながら。
ところがハンググライダー、始めてみると思いの外重労働でしかも操作が難しいんです。 また夏の午後は夕立も多く、ある日突然の夕立に小屋に逃げ込んでいたら、すぐ近くの木などに雷がいくつも落ちたりして、その時は本当に生きた心地がしなかったです(^^;
また目から火が出るというのは本当なんだなと思ったのもこのスクールでした。ちょっとした斜面から飛び立って2mくらい浮いたものの、操作ミスですぐに頭から地面に激突した時のこと。ヘルメットをかぶっているとはいえ、頭のすぐ上にある支柱に激突して、本当に目から火が出るのが自分には見えました(^^;
その後、結局自分にハンググライダーは合っていないんだと感じ、スクールも途中で切り上げてしまいました。
パラグライダー
ハンググライダーは途中でギブアップしてしまったのですが、まだスカイスポーツを完全にあきらめているわけではなかったらしく(^^;、その後ニュースカイスポーツとして国内に紹介されたパラグライダーにも思わず飛びついてしまいました。
ハンググライダーと比べるとこちらはパラシュートでゆったりと空を舞うという雰囲気で(簡単、安全、軽くて、痛くない(^^; と4拍子揃っているように見えた)、ハングは駄目でもパラならばと言う思いを胸に、その頃県内では唯一パラグライダーのスクールが行われていた木島平スキー場に通い始めました。
当時、安全性が強調されていたせいかもしれませんが、スクールの1日目ほとんど平坦なところで練習後、2日目にはいきなり50mほどの高さの急斜面に連れて行かれ、ここから飛ぶ練習をすると言われびびりまくりました。案の定、飛び立った瞬間に腕がすくんで(←これは降りるという操作になってしまう)、見事墜落(^^;
いばら、石ころだらけの斜面を転がって、両腕切り傷だらけとなりました。そう大した傷では無かったですが、心の傷の方が大きかったかも(^^;
その後のチャレンジでなんとか麓まで飛ぶことが出来ましたが、飛んだ気分はゆったりと漂うと言うよりはジェットコースターみたいに落ちていくという感じで、やっぱりジェットコースター大嫌い人間の私には、スカイスポーツはあっていないかもという思いを強く感じました。
と言うことで、どうも私とは相性が良くありませんでしたが、最近ではあちこちでパラグライダーのスクールが行われるようになり、少なくとも空の散歩が比較的簡単に楽しめるスポーツとしての地位を確立した事は確かなようです。
ちなみに当時、一緒にスクールに通い始めた友人の一人は、すっかりパラの魅力にとりつかれてしまい、今も週末になればあちこちのゲレンデの空を飛んでいるという噂が(^^)