「今月よく聴いたCD Best7」の2020年分です。
2020年12月
12月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Billie Joe Armstrong、Miley Cyrus、Mariah Carey、Machine Gun Kelly、Paul McCartney、Josh Groban、Shawn Mendes、Bud Bunny、Pentatonixの最新盤の計9枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、Green Dayのフロントマン、Billie Joe Armstrongのソロ最新作「No Fun Mondays」でした。コロナ禍による外出自粛により自宅録音を行ったカバー曲シリーズがきっかけとなったもので、全曲新旧のロックナンバーのカバーアルバムとなっています。John Lennon「Gimme Some Truth」、The Bangles「Manic Monday」、Shaun Cassidy「That's Rock 'n' Roll」など有名な曲からあまり知らない曲まで全14曲、いずれも彼らしいキャッチーなポップパンクナンバーに仕上がっていて、想定内ながらも聞いていて最高に楽しい1枚となっています。
二番目に良く聴いたのは、Miley Cyrusの3年ぶり7枚目となる「Plastic Hearts」でした。最近はアルバム毎に作風を大きく変化させている彼女ですが、今作はロック路線に大きく舵を切った作品となっています。アイドルを卒業して甘さを排除した本アルバムでは、Billy Idol、Joan Jett、ボーナストラックではStevie Nicksと共演するなどロック界のレジェンドも参加しており、彼女の新たなスタートとも言える素晴らしいアルバムに仕上がっています。想定外の驚きの1枚ともなりました。
三番目に良く聴いたのは、Apple TV+で12月4日に公開されたMariah Carey主演のクリスマススペシャル番組のサウンドトラック「Mariah Carey's Magical Christmas Special (Apple TV+ Original Soundtrack)」でした。番組が見ていないもののMariah Careyの久しぶりの新作であること、そしてなんと言ってもネクストMariahでもあるAriana Grandeとの奇跡の共演となった「Oh Santa!」が楽しくて最高だったので、思わずアルバムを購入して聞きまくりました。ところが何度も聞いている内にSnoop Dogg、Jermaine Dupriと二人のラッパーをフューチャーした「Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane) / House Top Celebration」のヒップホップ調の曲の方が今風でとても気に入ることに。いずれにしても今年リリースされたクリスマスアルバムの中では一番のアルバムかなと思います。
2020年11月
11月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、AC/DC、Mat & Savanna Shaw、Ariana Grande、Chris Stapleton、Andrea Bocelli、Doja Cat、Little Mix、Sara Bareillesの最新盤とEagles、Eric Clapton、George Bensonの最新ライブ盤、Five Finger Death Punchの最新ベスト盤の計12枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、AC/DCの6年ぶりとなる「Power Up 」でした。デビューしてもう45年、半ズボンにランドセルのイメージが強烈なAngus Youngもすでに65歳となり、また主要メンバーだったMalcolm Youngも2017年に亡くなっていることから、サウンド的にもどんな変化があるかと気になっていましたが、本アルバムはそんな心配は全く無用の相変わらずのパワー全開のAC/DCサウンドに満ちていてうれしい限り。今も世界最高のロックンロールバンドであることを証明してみせたアルバムだと思います。
二番目に良く聴いたのは、Mat & Savanna Shawの「Picture This」でした。父と娘のヴォーカルデュオのデビューアルバムですが、試聴したところ彼らの素晴らしい歌声にメロメロになり、たまらずに本アルバムを衝動買いしてしまったのでした。2人とも本当に歌声が素晴らしく、また曲もクラシカルなナンバーからカントリー、ポップ、まさかのジャズまでと幅広く、これからの活躍をぜひ応援したいと思います。
三番目に良く聴いたのは、前作から1年8ヶ月でリリースされたAriana Grandeの通算6枚目となる「Positions」でした。前作ではシングル「thank u, next」、「7 rings」が共にHot100で初登場1位、アルバムも初登場1位を記録していましたが、今作もファーストシングル「Positions」、本アルバム共に初登場1位を記録するなど、まさに絶好調といったところです。ミドルテンポのポップナンバーが中心で、彼女のヴォーカルをじっくりと聴けるアルバムとなっています。
2020年10月
10月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではヤバイTシャツ屋さんを、海外アーティストではBruce Springsteen、Ava Max、Corey Taylor、Aloe Blacc、Bon Jovi、Mariah Carey、Alicia Keys、Gorillaz、Diana Krall、Carrie Underwoodの最新盤とVan Halenの初期5枚組セット、Queen & Adam Lambertの最新ライブ盤、John Lennonの最新ベスト盤の計14枚を購入しました。毎年この時期はお気に入りのアーティストのニューアルバムラッシュとなり、ついつい買う枚数が増えてしまいます。
今月一番良く聴いたのは、今や大人気の国内スリーピースロックバンド、ヤバイTシャツ屋さんの4枚目のアルバム「You need the Tank-top」でした。パンクロック、メタルロックをベースに、コミカルな歌詞が特徴的で、まさに彼ららしいノリノリなアルバムに仕上がっていて最高。しかし最初に歌詞カードを見ずに聞いていたらほとんど歌詞が聴き取れなかった(^^;。ま、歌詞が分からなくても最高なのはさすがです。
二番目に良く聴いたのは、ボスことBruce Springsteenの通算20枚目のスタジオアルバム「Letter to You」でした。今作は6年ぶりにE Street Bandと組んでおり、サウンド的にも1980年の名作「The River」の頃のボスのロックが戻ってきた感じで、聴いていてとてもうれしくなりました。これは2020年版「The River」なのではとも思うほど。それにしても現在71歳になるボスですが、こんな全盛期に匹敵するような素晴らしいロックアルバムを作ってくれるとは本当に驚き。ボス、最高のロックアルバムをありがとう。
三番目に良く聴いたのは、ネクストポップクイーンの候補の一人として注目を集めているAva Maxのデビューアルバム「Heaven & Hell」でした。彼女のことは以前より気になっていましたが、現在Hot100でヒット中の「Kings & Queens」を聴いて、たまらずに本アルバムを衝動買いしてしまいました。彼女自ら曲作りも手掛けており、これはNext Lady Gaga有力候補と言っても良いのではないかと思います。世界的ブレイクも近いとみましたが果たして。
2020年9月
9月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではBabyMetalの最新ライブ盤2枚を、海外アーティストではThe Killers、Seether、Katy Perry、Ace Frehley、The Allman Betts Bandの最新盤の計7枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、Babymetalの最新ライブ盤「LEGEND - METAL GALAXY [DAY-1] (METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW)」でした。2020年1月25日・26日に幕張メッセで行ったワンマンライブ「METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW LEGEND – METAL GALAXY」の模様を収録したライブ盤で、[DAY-1]が1日目、[DAY-2]が2日目の内容となっています。ツアータイトル通り最新スタジオアルバム「METAL GALAXY」をベースとした公演となっていて、「DAY-1」では「METAL GALAXY」の1枚目に収録されている曲がその順番で、間に過去のヒット曲を入れながら展開されていく。それにしてもライブとはいえ凄まじいまでの完璧さです。
二番目に良く聴いたのは、BabyMetal「LEGEND - METAL GALAXY [DAY-2] (METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN EXTRA SHOW)」でした。上記ライブの2日目の様子を収録したもので、まあ1位と2位は今月に関してはほとんど差がありません。
三番目に良く聴いたのは、The Killersの3年ぶり通算6枚目となる「Imploding The Mirage」でした。80年代風のキャッチーでポップなロックが持ち味の彼らですが、今作も本当に彼ららしい素晴らしいアルバムに仕上がっていて聴いていて実に楽しいです。ただライナーノーツを読むと、メンバーのギタリスト、Dave Keuningは今作には参加しておらず、完成するまでにいろいろ試行錯誤があったようです。
2020年8月
8月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Taylor Swift、Neck Deep、Alanis Morissette、John Legend、Bright Eyes、Ellie Gouldingの最新盤の計6枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、前作「Lover」からなんと11ヶ月という短いスパンでサプライズリリースされたTaylor Swiftの8枚目となる「folklore」でした。最近のカラフルでポップな路線から一転、アコースティックを基調とするバラード集となっている。歌詞は以前にも増して文学的で、最初聞いた時は淡々とした印象もありましたが、何度も聞く内にスルメのようにじわじわとその味わい深さを感じるようになってきました。なお本アルバム、2020-08-08付けの全米チャートで初登場1位、シングルの「Cardigan」も同日に初登場1位と、アルバム・シングル両チャートで初登場1位を記録した史上初のアーティストともなりました。
二番目に良く聴いたのは、UK出身のポップパンクバンド、Neck Deepの3年ぶり4枚目となる「All Distortions Are Intentional」でした。彼らは2015年のセカンドアルバム「Life's Not Out to Get You」から気に入って聴いていますが、今作はミドルテンポ〜バラード調の曲が増えていて、従来に比べると疾走感よりもメロディー重視という感じのアルバムかなと感じました。でもそのメロディックなパンクはやはり聴いていて心地よいです。
三番目に良く聴いたのは、カナダ出身のシンガーソングライター、Alanis Morissetteの9年ぶりとなる通算9枚目の「Such Pretty Forks in the Road」でした。今年5月の発売予定でしたが、コロナ禍の影響で今に発売延期となっていたもので、やっとアルバムを聴くことが出来ました。今作も本当に素晴らしいアルバムに仕上がっていて、1曲目から彼女の個性的なヴォーカルに一気に引き込まれました。ただし内容は内省的な曲が多く、依存症、不眠症など結構ヘヴィー。
2020年7月
7月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではTubeの特別企画盤と懐かしの渚のオールスターズのベスト盤を、海外アーティストではNew Found Glory、HAIM、Fiona Apple、The Chicks、Juice WRLD、Asking Alexandria、Jason Mraz、Black Eyed Peas、Bob Dylanの最新盤、.B.King & Eric Clapton「Riding With The King」の20周年記念盤の計12枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、夏になると無性に聴きたくなるTubeの35周年記念の特別企画盤「35年で35曲 “夏と恋" ~夏の数だけ恋したけど」でした。夏と恋をテーマに選んだ35曲をDJ和がMIXを手掛けてノンストップで1時間にまとめており、各曲のさびを中心にまとめているので聴き始めると本当にあっという間です。ただメジャー曲ばかりでなくアルバム収録曲からも選んでいるっぽいので、新たな発見もある楽しいノンストップアルバムです。今年の夏の定番はこれで決まりかな(^^)。
二番目に良く聴いたのは、ポップパンクバンド、New Found Gloryのオリジナルアルバムとしては3年ぶり10枚目となる「Forever + Ever x Infinity」でした。1曲目から疾走感あるキャッチーなポップパンクナンバーで始まる本作、なんと9曲目で初めてバラードが入るまで一気に走り続けるという突き抜けたアルバムとなっています。アルバムセールス的には全米アルバムチャートで135位と振るわなかったですが、内容的には名作「Catalyst」の頃のパワーが戻ってきた感じで、全ポップパンクファンにお勧めの1枚。
三番目に良く聴いたのは、カリフォルニア出身の3姉妹からなるポップロックバンド、HAIMの3年ぶりとなるサードアルバム「Women In Music Pt. III」でした。以前から興味はあったものの、今回初めて彼女らのアルバムを聴いてみました。からっとしたレトロ感覚のポップサウンドが印象的ですが、でも懐古趣味だけでなくいろんなひねりもあったりして新感覚のポップロックだと感じます。中にはSheryl Crow、Blondie、Wilson Phillips、CSN、S&Gを思わせる様な曲もあって思わずにやりとしてしまいます(^^)。
2020年6月
6月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストでは氷川きよし、HAGANEの最新盤を、海外アーティストではLady Gaga、Testament、The Weeknd、Alina Baraz、Jason Isbell and the 400 Unit、Norah Jones、Jimmy Buffettの最新盤の計9枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、Lady Gagaのオリジナルアルバムとしては3年半ぶりとなる通算6枚目の「Chromatica」でした。先行シングルの「Stupid Love」、「Rain On Me with Ariana Grande」でも分かるとおり、久しぶりに初期のダンスポップ路線に復帰したいけいけなアルバムとなっています。アレンジが全体的にリズムを強調したハウスミュージック風となっていて、全曲では無いもののまるでリミックス版を聴いているかの気分になるが、それを差し置いてもLady Gagaのポップアルバムは最高に楽しいです。
二番目に良く聴いたのは、スラッシュメタルロックバンド、Testamentの4年ぶり通算12枚目となる「Titans Of Creation」でした。彼らのアルバムは初めて聴きましたが、スラッシュなのに実にメロディアス、演奏もパワフルで凄まじいまでの破壊力です。今まで聴いていなかったことを激しく後悔したのは言うまでもありません。なお本国内盤はボーナスディスクとして2017年東京公演を完全収録したライヴCD(全15曲80分のライブ)が付属していてとてもお得です。
三番目に良く聴いたのは、演歌歌手の氷川きよしの初となるポップアルバム「パピヨン−ボヘミアン・ラプソディ−」でした。私自身演歌系歌手のアルバムを買うのはもしかして生まれて初めてかも(^^;。最初にクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のカバーをYouTubeで見て、「ママ、僕殺しちゃった」と歌われる日本語の歌詞の是非はともかく、へえ、さすが演歌系だけあって歌はうまいなと言うのが第一印象でしたが、アルバムの他の曲を聞いてさらにぶっ飛んだのでした。本アルバムは演歌歌手、氷川きよしにとって大いなるチャレンジであり、自分のジャンルをここまで壊して進むアースティストが日本にいたのかと純粋に感動しました。
2020年5月
5月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Trivium、Dance Gavin Dance、Lucinda Williams、The 1975の最新盤と映画「TROLLS: World Tour」のサントラ盤の計5枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、フロリダ出身のメタルロックバンド、Triviumの2年ぶり9枚目となる「What the Dead Men Say」でした。彼らのアルバムを聴くのはこれが初めてとなりますが、試聴してみて、がつんとくるスピードメタルが気に入ったためです。ただ突っ走るだけでなく、ソリッドと美メロのせめぎ合いのような緊張感あふれる構成も素晴らしいです。
二番目に良く聴いたのは、Dance Gavin Danceの9枚目となる「Afterburner」でした。以前より名前だけは知っていましたが今回試聴してみて、その何とも定義しづらい変態的なロックに興味をひかれ彼らのアルバムを初めて買ってみました。ハードコア、メタル、ラップ、ダンサブル、ミクスチャーの要素が入り交じっているのに加え、メインボーカルのハイトーンヴォイスが実に個性的で、聴いているとどんどんと癖になってきます。
三番目に良く聴いたのは、2016年に公開された3DCGアニメ「TROLLS」の続編となる映画「TROLLS: World Tour」のサントラ盤でした。映画自体はUSでは4月17日公開、日本では今年10月の公開(邦題は「トロールズ ミュージック★パワー」)が予定されています。前作同様にJustin Timberlake、SZA、Anna Kendrick、Mary J. Blige、Kelly Clarkson、Dierks Bentley、Parliament Funkadelicなどジャンルを超えた超豪華なアーティストが競演していて、音楽だけでも文句なしに楽しめます。
2020年4月
4月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストでは「The Very Best of PIZZA OF DEATH III」を、海外アーティストではDua Lipa、The Strokes、Red、All Time Low、In This Moment、Pearl Jam、5 Seconds Of Summerの最新盤の計8枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、UK出身で昨年のグラミー賞(61回)で最優秀新人賞を受賞しているDua Lipaのセカンドアルバム「Future Nostalgia」でした。世界的に大ヒットしているシングル「Don’t Stop Now」の懐かしきディスコビートにめろめろになり、たまらずにアルバムも購入したのですが、アルバムとしても80年代を彷彿とさせるディスコ、ファンク、シンセポップが満載の内容となって当時を知るものにとってはたまらない内容となっています。比較的低音のヴォーカルも個性的です。
二番目に良く聴いたのは、NY出身のロックバンド、The Strokesの7年ぶり通算6枚目となる「The New Abnormal」でした。シンプルなロックンロールが持ち味でロックンロール・リバイバルの旗手とも評される彼らですが、そんな彼らの良さが最大限発揮されたご機嫌なロックンロールアルバムに仕上がっていると思います。ところで今さらですが、メンバーのギタリスト、Albert Hammond Jr.は「カリフォルニアの青い空」の大ヒットで知られるAlbert Hammondの息子であることを知りました(^^;。
三番目に良く聴いたのは、USナッシュビル出身のヘヴィーメタルロックバンド、REDの3年ぶり通算7枚目となる「Declaration」でした。彼らのアルバムは2009年の傑作アルバム「Innocence & Instinct」以来気に入って毎作聴いていますが、今作も彼ららしいダークかつ美メロなサウンド、ストリングスも交えたドラマティックな構成が聴いていて実に心地よいアルバムとなっています。
2020年3月
3月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではHAWAIIAN6、大滝詠一の最新盤を、海外アーティストではFive Finger Death Punch、Niall Horan、Adam Lambert、Jhené Aiko、James Taylor、Gordon Lightfoot、Mac Millerの最新盤とJames Taylorの2015年発表のベスト盤の計10枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、USで絶大な人気を誇るメタルロックバンド、Five Finger Death Punchの8枚目となる「F8」でした。今作も彼ららしい強靱でがつんとくるメタルロックサウンドに満ちていて最高です。それにしても当初は新生代メタルと言っている内に、いつの間にか彼らがメタルシーンのど真ん中に定位置を確保したような気がします。
二番目に良く聴いたのは、国内インディーズロックバンド、HAWAIIAN6の6曲入りミニアルバム「The Brightness In Rebirth」でした。彼らはフルアルバムとミニアルバムをほぼ交互にリリースしており、本作はミニアルバムとしては4年ぶりとなるものです。マンネリと言われようと(^^;、彼らの泣きメロ全開の疾走感あふれるメロディックパンクはやっぱり聞いていて気持ちがいいのです。
三番目に良く聴いたのは、1DのメンバーであるNiall Horanのソロ第二弾アルバム「Heartbreak Weather」でした。シンガーソングライターのアルバムの様だった前作と比べるとよりポップでロック調の曲が増えてバラエティに富んだアルバムに仕上がっています。彼自身も曲作りに参加しているがいずれの曲もレベルが高く、1Dの延長線上にあるアルバムとしても素晴らしいアルバムだと思います。
2020年2月
2月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Kesha、Greenday、Meghan Trainor、Louis Tomlinson、Breaking Benjamin、Ozzy Osbourne、Justin Bieber、Stone Temple Pilotsの最新盤の計8枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、Keshaの3年ぶりとなる4枚目の「High Road」でした。彼女の最初の2枚のアルバムはまさにパーティークイーンという感じの乗りの良いアルバムでしたが、彼女の育てのプロデューサー、Dr. Lukeとの訴訟(今も継続中)を経て3枚目はシリアスなアルバムとなり、そして今作はかつてのハッピーな彼女が戻ってきた感じで、乗りの良いパーティーソングが半分以上を占め、彼女によるラップも復活しています。
二番目に良く聴いたのは、Greendayの3年ぶり通算13枚目となる「Father of All…」でした。最初聞いた時は違うアーティストのCDを間違って聴いたのかなと思ったほど、Greendayとしての本流の音から外れていて、まるで覆面のサイドプロジェクトのような感じです。彼ららしいがつんと来るビートはあまりありませんが、シンプルなロックンロールアルバムと思って聴くと、これはこれで悪くないと思います。
三番目に良く聴いたのは、ポップ系シンガーソングライター、Meghan Trainorの約3年ぶりのサードアルバム「Treat Myself」でした。アルバム全体の雰囲気は前作に近く、ファーストの頃のレトロポップは無くなり、今風のポップ、R&Bが主体でさらに意表を突くファンク調の曲までと幅が広がっています。また10曲目ではなんとお久しぶりのThe Pussycat Dollsがフューチャーされていて少しびっくり。純粋に楽しめるポップアルバムだと思います。
2020年1月
1月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではLOVEBITESの最新盤と倉木麻衣の最新ベスト盤を、海外アーティストではSelena Gomez、Halsey、Rodrigo Y Gabriela、Pink Floydの集大成アーカイブ第二弾のハイライト盤、TV映画「High School Musical: The Musical: The Series」のサントラ盤の計7枚を購入しました。
今月一番良く聴いたのは、今や国内メタルシーンを代表するバンドの一つに成長した女性5人組バンド、LOVEBITESの約1年ぶりとなるサードアルバム「エレクトリック・ペンタグラム (完全限定盤B:CD3枚組)」でした。北欧風とスラッシュメタルの要素がうまくミックスされ、パワフルかつドラマティックに展開していく本格派メタルロックが心地よいです。なお今回購入した完全限定版Bには2019年6月にEXシアター六本木で行われた単独公演を完全収録した全19曲のライヴCD2枚組「インヴィテイション・トゥ・ザ・シアター - ライヴ・イン・トーキョー2019」がセットになっていますが、さすがライブバンドというところ。
二番目に良く聴いたのは、ポップクイーン、Selena Gomezの4年ぶり通算6枚目となる「Rare」でした。全米アルバムチャートでは3作連続となるNo.1アルバムに輝いていますが、前作以降、難病やJustin Bieberとの破局などの試練を乗り越えて一回り大きくなった彼女を感じることの出来る極上のポップアルバムに仕上がっていると思います。
三番目に良く聴いたのは、USの女性シンガーソングライター、Halseyの2年半ぶりのサードアルバム「Manic」でした。ポップが主体ですが、ロックやエレクトロなど曲調は曲によって大きく変化し、いずれも良い曲ばかりで出来が良く、彼女の魅力が十分に発揮されたアルバムに仕上がっていると感じます。