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「今月よく聴いたCD Best7」過去分

「今月よく聴いたCD Best7」の2013年分です。

2013年12月

1
Boston 「Life, Love & Hope」
2
One Direction 「Midnight Memories」
3
Britney Spears 「Britney Gean」
4
Prince Royce 「Soy El Mismo」
5
Beyonce 「Beyonce」
6
Soundtrack 「Pitch Perfect 」
7 The Beatles 「Live at the BBC - The Collection -」

12月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Boston、One Direction、Britney Spears、Prince Royce、Beyonce、Ariana Grande、Passenger、R. Kelly、Billie Joe + Norah、Barbra Streisandの最新盤、サントラ盤の「Pitch Perfect 」、「The Hunger Games: Catching Fire」の計13枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、Bostonの11年ぶりとなる通算6枚目の新作「Life, Love & Hope」でした。彼らの1976年の衝撃のデビュー以来、毎作楽しみにしているのですが、今作は前作の延長線上の作風と感じ、最高傑作という訳ではないものの、これはまさしくBostonでしか作り得ないサウンドであり、私にとってまさに心地よいギターロックなのです。さてまた10年後に次のアルバムを待ちたいと思います。

二番目に良く聴いたのは、UKのオーディション番組「The X Factor」出身で今や全世界でトップアイドルの座を獲得した感のある5人組ボーイズグループ、One Directionの1年ぶりとなるサードアルバム「Midnight Memories」でした。今作ではロック色の濃い曲が増え、今までのいかにもアイドルっぽい雰囲気から少し大人になった感じのするアルバムで、個人的にはとても好感が持てました。

三番目に良く聴いたのは、Britney Spearsの2011年の「Femme Fatale」以来となる通算8枚目の「Britney Gean」でした。ポップナンバー、クラブ/ダンス系の曲、少しロックぽい曲、そしてエレクトロ系の曲が適度にちりばめられたアルバムに仕上がっていて、際だったキラーチューンは無いもののよく練られたじわじわと味が出てくるスルメの様なアルバムで、結構気に入って繰り返し聴いていました。

2013年11月

1
Five Finger Death Punch 「The Wrong Side Of Heaven And The Righteous Side Of Hell, Vol. 2」
2
Lady Gaga 「Artpop」
3
A Day To Remember 「Common Courtesy」
4
Avril Lavigne 「Avril Lavigne」
5
Scott Stapp 「Proof Of Life」
6
Celine Dion 「Loved Me Back To Life」
7 Bad Religion 「Christmas Songs」

11月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Five Finger Death Punch、Lady Gaga、A Day To Remember、Avril Lavigne、Scott Stapp、Celine Dion、Bad Religion、Nofx、Alter Bridge、Daughtry、Arcade Fire、Lindsey Stirling、Robert Glasper Experiment、Il Divo、Susan Boyle、Kelly Clarksonの最新盤の計16枚を購入しました。今月もお気に入りのアーティストのニューアルバムラッシュが続き、大幅に予算オーバーです(^^;。ま、来月は少しは落ち着きそうですが。

今月一番良く聴いたのは、2005年に結成されたUSのヘヴィメタルバンド、Five Finger Death Punchの「The Wrong Side Of Heaven And The Righteous Side Of Hell, Vol. 2」でした。今年8月の大ヒットアルバム「The Wrong Side of Heaven and The Righteous Side of Hell」の続編となる通算5枚目となるアルバムで、今作も彼ららしいメロディアスで聴きやすいメタルロックアルバムに仕上がっています。ゴリゴリのメタルからフォークタッチのアコギインストナンバー、ストリングスを配したドラマティックなパワーバラード、懐メロ「朝日のあたる家」のカバーまで非常にバラエティに富んていて。たっぷりと楽しむことが出来ました。

二番目に良く聴いたのは、現在のポップ・スーパースター、Lady Gagaの2011年の前作「Born This Way」以来2年半ぶりとなる4枚目のニューアルバム「Artpop」でした。今作は今まで以上にエレクトロ/ダンス指向が強く感じられる最先端のポップアルバムに仕上がっていて、いずれのナンバーも彼女らしいエッジの立ったナンバーばかりで、現在のポップシーンにおける彼女の圧倒的な存在感を実証するものとも言えます。ただ雰囲気がだいぶMadonnaと似てきたような(^^; .

三番目に良く聴いたのは、ポップパンク/メタルハードコアバンド、A Day To Rememberの3年ぶり通算5作目となる「Common Courtesy」でした。私自身、彼らを前作の「What Separates Me from You」から聴き始めたのですが、今作でもパンクにメタルも加わったサウンドは相変わらずで、がつんと来る&疾走感たっぷりのサウンドはまさに私のツボといったところです(^^)。

2013年10月

1
locofrank 「Signs」
2
Paul McCartney 「New」
3
Cage The Elephant 「Melophobia」
4
BBQ CHICKENS 「Broken Bubbles」
5
Halestorm 「ReAniMate 2.0: The CoVeRs eP」
6
Katy Perry 「Prism」
7 Lorde 「Pure Heroine」

10月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではlocofrankとBBQ CHICKENSの最新盤を、海外アーティストではPaul McCartney、Cage The Elephant、Halestorm、Katy Perry、Lorde、Mary J. Blige、Pearl Jam、Willie Nelson、Panic! At The Disco、Gavin Degraw、Cassadee Pope、Miley Cyrus、Cher、Justin Timberlakeの最新盤の計16枚を購入しました。今月も前月に続いて完全なオーバーペースでの購入が続いています(^^;。本当にこの時期にアルバムリリースが集中しすぎです!。

今月一番良く聴いたのは、国内のインディーズパンクロックバンドlocofrankの最新盤「Signs」でした。今年6月に発表されたlocofrank、HAWAIIAN6、dustboxという3つの国内インディーズパンクバンドによる共作アルバム「THE ANTHEMS」でlocofrankのことを知り、その活きの良いパンクロックが気に入って、続いてリリースされたこのニューアルバムも入手して聴きまくりました。その疾走感たっぷりのメロディックパンクはまさに私のツボというところです(^^)。中にはOlivia Newton Johnの懐かしき「そよ風の誘惑」のパンク版も収録されていて、こんなに楽しいならぜひ次作でも懐メロパンク版をもっと入れて欲しいと思うほどです。

二番目に良く聴いたのは、Paul McCartneyのロックアルバムとしては6年ぶりとなる「New」でした。今作は4人のプロデューサーが参加していることもあり、曲によって雰囲気はがらっと変わるのが特等的で、Beatlesを思わせる懐かしい曲もあれば新しい雰囲気の斬新な曲もあり、今のPaul McCartneyの様々な音楽性を楽しめる1枚となっていると思う。聴けば聴くほどにじわじわと良くなってくるアルバムで、この歳でさらに前進し続ける彼は本当にすごいと改めて思うのであった。

三番目に良く聴いたのは、Cage The Elephantの「Melophobia」でした。前衛的でありながらきらめくポップセンスに満ちた彼ららしいアルバムに仕上がっていて、大ヒットした前作「Thank You Happy Birthday」同様に楽しく聴くことが出来ました。時にノイジー、時に懐かしきポップス風、時にジャージー、時にガレージパンクと曲調も目まぐるしく変わり、次が読めないその変化に聴いていてワクワクするのです(^^)。

2013年9月

1
Ariana Grande 「Yours Truely」
2
Trombone Shorty 「Say That To Say This」
3
Jack Johnson 「From Here To Now To You」
4
Gov't Mule 「Shout!」
5
Elton John 「The Diving Board」
6
Earth Wind & Fire 「Now, Then & Forever」
7 Rise Against 「Long Forgotten Songs: B-Sides & Covers 2000-2013」

9月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Ariana Grande、Trombone Shorty、Jack Johnson、Gov't Mule、Elton John、Earth Wind & Fire、Rise Against、Sammy Hagar、MGMT、Sheryl Crow、John Legend、Nine Inch Nails、Kings Of Leonの最新盤と、珍しくクラシックのベートーベン交響曲全曲集「Beethoven: The Symphonies」の計14枚を購入しました。毎年9月から11月にかけてはメジャーアーティストのニューアルバムリリースが集中するため、どうしても予算オーバーとなってしまいます(^^;。

今月一番良く聴いたのは、期待の大型新人、Ariana Grandeのデビューアルバム「Yours Truely」でした。女優としてBroadway Musical「13」でデビューし、その後TV番組「Victorious」などに出演していた彼女が、いよいよシンガーとしてもデビューしたものです。2013-09-21付けのBillboard全米アルバムチャートで本アルバムが初登場1位を記録し、どんなアルバムだろうと興味を持って試聴してみたところ、彼女の圧倒的な歌唱力に驚いて思わず衝動買いしてしまったのでした。まるでMariah Careyを思わせる伸びやかで可憐なヴォーカルは本当に素晴らしく、久々に本格的なヴォーカリストが出てきたことにワクワクする思いでいっぱいになりました(^^)。これはまさに極上のヴォーカルアルバムです。ポップスファンにぜひお勧めしたい1枚。

二番目に良く聴いたのは、New Orleans出身のジャズトロンボーン奏者、Trombone Shortyの2011年の「For True」に続くサードアルバム「Say That To Say This」でした。彼はトロンボーンだけでなくトランペットやドラムス、さらにはヴォーカルまでこなすマルチプレーヤーでもあり、ジャズ、ファンク、R&Bなどごちゃまぜのクロスオーバーなファンキーで乗りの良いサウンドは躍動感に溢れ、聴いていて実に楽しいものでした。

三番目に良く聴いたのは、サーフミュージックのJack Johnsonの約3年ぶり通算6枚目のニューアルバム「From Here To Now To You」でした。最近の彼のアルバムはエレキギターも採用しての多彩なアレンジが目立っていましたが、今作は原点に戻ったかのようなアコースティックギターを基本とした作風に戻り、よりオーガニックさが際だったアルバムに仕上がっています。夏の海岸の雰囲気たっぷりのゆったりとしたアルバムで、聴いていると心の中にそよ風が吹き抜けていくような心地よさ、癒しを感じます。

2013年8月

1
Soundtrack 「Teen Beach Movie」
2
Five Finger Death Punch 「The Wrong Side Of Heaven And The Righteous Side Of Hell, Vol. 1」
3
Avenged Sevenfold 「Hail To The King」
4
Backstreet Boys 「In A World Like This」
5
Doc Watson 「The Definitive Doc Watson」
6
The Civil Wars 「The Civil Wars」
7 Jimmy Buffett 「Songs from St. Somewhere」

8月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Five Finger Death Punch、Avenged Sevenfold、Backstreet Boys、The Civil Wars、Franz Ferdinand、Robin Thicke、John Mayer、Jimmy Buffettの最新盤とDoc Watsonの最新ベスト盤、そしてTV映画Soundtrackの「Teen Beach Movie」の計10枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、Disney Channelで放映されたTVムービーのサントラ盤「Teen Beach Movie」でした。映画自体は見たことがないのですが、サントラ盤を試聴してみたらその若さはじける躍動感がいかにも西海岸の海岸の夏っぽく、思わず夏の気分にひたりたいと購入しました。1曲目だけ際だって今風ガールエレクトロポップですが、それ以外はミュージカルタッチの曲が中心で、曲調も軽快なロックンロールから Beach Boys風のサーフィン音楽、懐かしのポップス風まで、いずれも夏のビーチにぴったりの音楽です。TeenでなくてもTeenの頃を思い出しながら夏の雰囲気を楽しむにはぴったりな1枚です(^^)。

二番目に良く聴いたのは、ラスベガス出身のUSメタルシーンの新鋭、Five Finger Death Punchの通算4枚目となる「The Wrong Side Of Heaven And The Righteous Side Of Hell, Vol. 1」でした。彼らのアルバムを聴くのはこれが初めてですが、久しぶりにがつんと来るメタルロックを聴いた感じがします。ひたすらソリッドなメタルからメロディアスなパワーバラード、語り中心のドラマティックなナンバー、さらにはラッパーのTech N9neをフューチャーしてのメタルラップナンバーと曲調も思った以上に多彩で、かつ適度にメロディアスなのも良いです。

三番目に良く聴いたのは、今や名実ともにUS ヘヴィーロック/メタルロック界のトップバンドに成長した感のあるAvenged Sevenfoldの通算6枚目となる「Hail To The King」でした。今作は全体的にスピードが抑えめのミドルチューンを中心に構成されていて評価が分かれるところですが、でもその分貫禄すら感じさせるHR/HM本道ど真ん中と言える演奏は、聴いていて実に心地よい限りです。
ちなみに彼らですが、2010年の前作「Nightmare」が全米アルバムチャートで初登場No.1、そして本アルバムも9月最初の週で同じくNo.1デビューが予想されています。

2013年7月

1
Dustbox 「Care Package」
2
India.Arie 「SongVersation」
3
Cody Simpson 「Surfers Paradise」
4
Court Yard Hounds 「Amelita」
5
Black Sabbath 「13」
6
Sara Bareilles 「The Blessed Unrest」
7 Selena Gomez 「Stars Dance」

7月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではDustboxの最新盤を、海外アーティストではIndia.Arie、Cody Simpson、Court Yard Hounds、Black Sabbath、Sara Bareilles、Selena Gomez、Ciaraの最新盤とAlicia Keysの最新ライブ盤、そしてStan Getzの懐かしの名盤の計10枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、国内のインディーズパンクバンド、dustboxの「Care Package」でした。先月にリリースされたlocofrank、HAWAIIAN6、Dustboxという国内の3つのメロコアバンドの共作となる「THE ANTHEMS」を聴いて初めてdustboxというバンドのことを知ったのですが、そのメロディックかつ疾走感溢れるパンクロックが気に入り、続いて発売されたこのアルバムも思わず買ってしまったのでした。「THE ANTHEMS」の収録曲も2曲含まれていますが、それ以外の曲も疾走感たっぷりでメロディックパンクファンにはたまらない1枚です(^^)。ヴォーカルの声質からくるほのかな甘さと爽やかさも実によいです。

二番目に良く聴いたのは、アコースティックソウルのIndia.Arieの5枚目となるアルバム「SongVersation」でした。今作も彼女らしいアコースティックなナンバーを中心にしながらも、リズムが強調されたソウルフルなナンバーやレゲエ調、さらには明るいポップ調などと曲調も1曲ごとに変化し、バラエティに富んだアルバムに仕上がっています。聴いていると心が落ち着いてくるというかほっとする1枚です。

三番目に良く聴いたのは、オーストラリアのゴールドコースト出身の今年17歳になるシンガーソングライター、Cody Simpsonの「Surfers Paradise」でした。Justin Bieberと同じようにYouTubeがきっかけでデビューしたことから、第二のJustin Bieberとも呼ばれているらしいのですが、Justin Bieberを上回るとびきりの爽やかさはそよ風のようで、聴いているととても心地よいのです。これからの真夏にぴったしな1枚。

2013年6月

1
Iocofrank×Hawaiian6×Dustbox 「The Anthems」
2
Skillet 「Rise」
3
John Fogerty 「Wrote A Song For Everyone」
4
Little Mix 「DNA」
5
Alice In Chains 「The Devil Put Dinosaurs Here」
6
Big Time Rush 「24/Seven」
7 Amy Grant 「How Mercy Looks from Here」

6月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではIocofrank、Hawaiian6、Dustboxの共作アルバムを、海外アーティストではSkillet、John Fogerty、Little Mix、Alice In Chains、Big Time Rush、Amy Grant、Jimmy Eat Worldの最新盤、そしてJack Johnson & Friends、Jill Scott、Bob Dylanの少し前のアルバムの計11枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、パンクロックの共作アルバムのIocofrank×Hawaiian6×Dustbox「The Anthems」でした。お気に入りのHawaiian6以外にIocofrank、Dustboxという国内のメロディックパンクバンドが参加し、それぞれ4曲の新曲がシャッフル状態で収録されていいます。Hawaiian6以外は初めて聴いたのですが、いずれも個性的ながら疾走感あふれる美メロなメロディアスパンクが心地よく、アルバムを通して楽しく聴くことが出来ました。メロディックパンク大好きな人にはお勧めの1枚です。

二番目に良く聴いたのは、男女混成のヘヴィーロックバンド、Skilletの「Rise」でした。2009年のの大ヒットアルバム「Awake」に続く通算9枚目のアルバムで、今作も前作同様にリンキン風のミクスチャーロックからストリングスを交えたドラマティックなナンバー、パワーバラードまで、現在のヘヴィーロックシーンのいいとこ取りの様なアルバムに仕上がっています。1曲ごとに曲調も大きく変わり、ヘヴィー過ぎずポップ過ぎずという感じで良い感じです。

三番目に良く聴いたのは、元CCR のJohn Fogertyのセルフカバー集「Wrote A Song For Everyone」でした。主にCCR時代の名曲の数々を様々なジャンルのスーパースターと共演しながらリメイクしたもので、共演者はロックのFoo Fighters、Kid Rock、Bob Seger、カントリーのKeith Urban、Zac Brown Band、Brad Paisley、R&BのJennifer Hudsonなどと超豪華です。でもそんな共演者に負けない、いまだ衰えない彼のパワフルなヴォーカルはさすがのひと言。実に楽しいアメリカンロックアルバムでした。

2013年5月

1
Demi Lovato 「Demi」
2
Daft Punk 「Random Access Memories」
3
Rod Stewart 「Time」
4
Will.I.Am 「#Willpower」
5
Fantasia 「Side Effects Of You」
6
Vampire Weekend 「Modern Vampires Of The City」
7 Electric Light Orchestra 「Live」

5月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Demi Lovato、Daft Punk、Rod Stewart、Will.I.Am、Fantasia、Vampire Weekend、She & Him、Lady Antebellumの最新盤、そしてThe Beach Boysの最新ライブ盤、Electric Light Orchestraの再発売ライブ盤、Simon & Garfunkelの昔のライブ盤の計11枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、Demi Lovatoの4枚目となるアルバム「Demi」でした。前作「Unbroken」が、それまでのロックからR&B/クラブに大きく路線変更した作品となっていましたが、今作はバラード、R&B、ロックなどがほどよくブレンドされたポップアルバムに仕上がっています。個人的には前作では影を潜めていたロック調、明るい曲が少し戻ってきているのは個人的にとてもうれしいです。それにしても彼女のパワフルでずば抜けた歌唱力には、聴いていて圧倒される思いです。

二番目に良く聴いたのは、Daft Punkの約8年ぶり通算4枚目のアルバム「Random Access Memories」でした。エレクトロ/ダンス系のクラブ色の濃いアルバムは普段はほとんど聴かないのですが、このアルバムは70年代80年代の懐かしきディスコ、ファンク、ソウル、フュージョン調からさらにはソフトロックまでと、まさになんでもありのジャンルレスなメローなタッチのアルバムに仕上がっていて、中でもNile Rodgersが参加したナンバーは思わずあのChicを思い出してしまい、Daft Punkのアルバムを初めて入手してみました。踊ることを目的とすると肩すかしの内容かもしれませんが、もう踊れないけれど(^^; あの頃のディスコ音楽を聴いていた人にはたまらない1枚です。

三番目に良く聴いたのは、Rod Stewartの「Time」でした。このところスタンダード集やクリスマスものなど企画ものが続いていた彼ですが、やっと12年ぶりにオリジナルロックアルバムをリリースしてくれました。ほとんどの曲の作曲も行うなど力のこもったアルバムに仕上がっていて、とにかく久しぶりに軽快な彼のロックンロールを聴くことが出来てそれだけでうれしいです (^^)。

2013年4月

1
Volbeat 「Outlaw Gentlemen & Shady Ladies」
2
Kacey Musgraves 「Same Trailer Different Park」
3
Michael Buble 「To Be Loved」
4
Paramore 「Paramore」
5
Alkaline Trio 「My Shame Is True」
6
Stone Sour 「House of Gold & Bones Part 2」
7 Fall Out Boy 「Save Rock And Roll」

4月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Volbeat、Kacey Musgraves、Michael Buble、Paramore、Alkaline Trio、Stone Sour、Fall Out Boy、New Kids On The Block、Sarah Brightman、Imagine Dragons、Andrea Bocelli、Carly Rae Jepsenの最新盤とJohn Denverトリビュートアルバム「The Music Is You - A Tribute To John Denver」の計13枚を購入しました。今月は少し買い過ぎました(^^;。

今月一番良く聴いたのは、デンマークの4人組ロックバンド、Volbeatの「Outlaw Gentlemen & Shady Ladies」でした。彼らのことは今までほとんど知らなかったのですが、試聴したとたん思わず衝動買いしてしまいました。ハード、メタル、ロカビリーなど曲によってそのスタイルが多彩に変化しますが、いずれもがめちゃくちゃキャッチーなのが最高です。

二番目に良く聴いたのは、Nashvilleをベースとするシンガーソングライター、Kacey Musgravesのメジャーデビュー作「Same Trailer Different Park」でした。CDジャケットもそうですがカントリーを一応基調としていますが、でもフォーク、ポップ、ロックと幅広く、むしろアメリカンポップのシンガーソングライターのアルバムとして聴いた方がしっくりくるアルバムです。どことなくデビュー当初のJewelをマイルドにしてカントリータッチにした様にも感じ、個人的には買って大満足の1枚となりました(^^) 。

三番目に良く聴いたのは、カナダ出身のジャズ/ポップ・ヴォーカリスト、Michael Bubleの6枚目のアルバム「To Be Loved」でした。スタンダードナンバーから懐かしのポップス、オリジナルナンバーまでバラエティに富んだゴーシャスなポップヴォーカルアルバムに仕上がっています。最近の傾向でスインギーなジャズヴォーカルを聴かせてくれる曲が少ないのが残念ですが、でも粋なヴォーカルアルバムとしては極上の1枚です。

2013年3月

1
佐野元春 「ZOOEY(初回限定盤)(DVD付)」
2
David Bowie 「The Next Day」
3
Bon Jovi 「What About Now」
4
Boz Scaggs 「Memphis」
5
Dido 「Girl Who Got Away」
6
The Strokes 「Comedown Machine」
7 Eric Clapton 「Old Sock」

3月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストでは佐野元春の最新盤を、海外アーティストでは、David Bowie、Bon Jovi、Boz Scaggs、Dido、The Strokes、Eric Clapton、Justin Timberlakeの最新盤とライブアルバム「12-12-12: The Concert for Sandy Relief」の計9枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、デビュー30周年を迎えた佐野元春の通算15作目となるニューアルバム「ZOOEY」でした。今作は久々にデビュー当初を思わせる躍動感溢れるロックンロールアルバムに仕上がっていて、デビュー当時からの彼のファンなら文句なしに気に入るであろう1枚となっています。最近の彼のアルバムはどこか孤高な雰囲気がありましたが、今作では再び街に戻ってストリートで力強いメッセージを発している様に感じ、そんな元気いっぱいな彼を久しぶりに聴くことが出来てとてもうれしいです(^^)。

二番目に良く聴いたのは、70年代から活躍するロックのスーパースターの一人、David Bowieの約10年ぶりとなる通算30作目のスタジオアルバム「The Next Day」でした。iTunes Storeで先行で全曲フル試聴が出来たことから聴いてみたところ、いまだにその尖ったロックであることに衝撃を受け(^^)、ぜひアルバムを購入してじっくりと聴いてみたいと思い、アルバムを購入したのだった。この歳にしていまだ衰えないその尖った感性、前衛的な雰囲気は本当にすごいと思う。久々に一つの芸術作品と感じることの出来るロックアルバムと出会えたと思う。全ロックファンにお勧めしたい1枚。

三番目に良く聴いたのは、モンスターロックバンド、Bon Joviの2009年の「The Circle」以来3年ぶりの通算12作目のオリジナルアルバム「What About Now」でした。飛び抜けた曲は無いもののいずれも最近の彼らの傾向であるポップなロックサウンドで、肩肘張らずに心地よく聴けるアルバムに仕上がっていると思います。

2013年2月

1
MONGOL800 「Good Morning Okinawa」
2
Tegan And Sara 「Heartthrob」
3
Red 「Release The Panic」
4
Bad Religion 「True North」
5
Josh Groban 「All That Echoes」
6
山下達郎 「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)」
7 Van Morrison 「Born To Sing: No Plan B」

2月に良く聴いたアルバムです。今月は国内アーティストではMONGOL800の最新盤を、海外アーティストでは、Tegan And Sara、Red、Bad Religion、Josh Grobanの最新盤の計5枚を購入しました。

今月一番良く聴いたのは、沖縄の3人組ロックバンド、モンバチことMONGOL800の約4年ぶりとなる通算6枚目のニューアルバム「Good Morning Okinawa」でした。前半に初期の彼らを感じさせる勢いのあるアップテンポのナンバーが並び、中でも#2 「Love Song」はまさにモンパチ節とでも表現できるパンチのあるメロコアナンバーで、聴いていてホッとするというかうれしい限りです。今作も聴いていて沢山の元気をもらった気がします(^^)。

二番目に良く聴いたのは、カナダの姉妹デュオ、Tegan & Saraの「Heartthrob」でした。このアルバムが全米ビルボードアルバムチャートで3位に初登場したことから興味を持って試聴してみたところ、そのキャッチーなポップロックサウンドに魅惑されて思わずアルバムを入手してしまいました。きらきらして時に懐かしさも感じさせるそのポップなサウンドはけっこうクセになります。例えば#2あたりはまるでデビュー当初のMadonnaの様です。

三番目に良く聴いたのは、クリスチャン系ヘヴィーロックバンド、Redの2年ぶり4枚目となる「Release The Panic」でした。日本ではほとんど知名度が無いもののあちらでは高い人気を誇るバンドで、初期のLinkin Parkを思わせるヘヴィーで時にミクスチャー的な要素も感じさせるメロディアスなロックが持ち味です。前作が素晴らしすぎて今作は少しあっさりした感じではありますが、それでもガツンとくるそのヘヴィーロックはハイレベルです。

2013年1月

1
Black Veil Brides 「Wretched And Divine: The Story Of The Wild Ones」
2
Muse 「The 2nd Law」
3
Van Morrison 「Born To Sing: No Plan B」
4
Frank Sinatra 「The Capitol Years」
5
Mumford & Sons 「Babel」
6
山下達郎 「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)」
7 Phillip Phillips 「The World From The Side Of The Moon」

1月に良く聴いたアルバムです。今月は海外アーティストのみ、Black Veil Brides、Muse、Van Morrison、Mumford & Sonsの最新盤、そしてFrank Sinatraの19910年発売のベスト盤の計5枚を購入しました。最新盤といっても、今月に発売されたアルバムは1枚のみで、3枚は昨年の秋にリリースされたものでした。

今月一番良く聴いたのは、LA出身のメタル/ヘヴィーロックバンド、Black Veil Bridesのサードアルバム「Wretched And Divine: The Story Of The Wild Ones」でした。コンセプトアルバムということもあってか全体的にダークな雰囲気が強いですが、ただどろどろした感じはなく、非常にメロディアスで聴きやすいロックアルバムとなっています。間奏にストリングスを配するなどアルバムとしての完成度も高く、また泣きのツインギターも心地よいです。私もすっかりこのアルバムにはまってしまいました。

二番目に良く聴いたのは、UKの3ピースロックバンド、Museの3年ぶりとなる通算6枚目のアルバム「The 2nd Law」でした。昨年10月にリリースされたもので、そのうちに買おうと思っていたら今になってしまいました(^^;。その壮大でドラマティックなサウンドはいかにもMuseと言う感じで、Queenっぽい雰囲気もあっていい感じです。ヴォーカルの表現力も本当に豊かで、聴いているとぐいぐいと引き込まれていきます。ただし後半にあれっ?と言う曲もあったりして、アルバムとしてばらばらな感じは否めないですが。

三番目に良く聴いたのは、アイルランドのベテラン・ブルーアイドソウルシンガー、Van Morrisonの4年ぶりとなるニューアルバム「Born To Sing: No Plan B」でした。時代に流されずひたすら我が道を行くアーティストで、今作でも彼独自の味わい深いソウルヴォーカルをたっぷりと楽しむことが出来ますが、特に全体的に軽やかで時にジャージーなバックの演奏と彼のディープなヴォーカルの組み合わせが何とも絶妙です。聴いていると心穏やかになる1枚といえましょう。そこにあるのはジャンルを超越したまさにグッドミュージックです。