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富士山テレマーク(2023年5月)

日にち:2023年5月24日

場所:山梨県富士山

コース:須走口(五合目)→御来光館→須走口(五合目)

天気:快晴、昼頃から上部は暴風に

前日は久しぶりに冷え込み、富士山でもかなりの積雪が期待出来ましたので、仕事の予定が急に延期になったこの日、再びパウダー狙いで富士山に出かけて来ました。
当初は吉田大沢の予定でしたが、近くに来ると8合目から下の状態がやはり悪そうということで、第二候補だった須走に予定を変更して向かいました。(登山計画は両方で提出してあります)
須走から登るのは13年ぶりのことで、記憶をたどりながらブル道を登って行きました。須走は東側斜面ゆえ朝は日当たりが良く、朝は6合目少し上から白くなっているように見えましたが、実際に雪が出だしたのは標高2800mの辺りからでした。
雪渓の雪がつながったのは2950mあたりからで、帰りもここまで滑ってくるとが出来ました。 最近の体力低下の影響もあり(^^;、御来光館で13時50分になってしまいましたので、ここから滑り降りましたが、結局狙っていたさらさらパウダーはどこにも無く、この時間は暴風が吹き荒れていて、わずかに残っていたパックパウダーもどんどん飛ばされていく状況で、斜面はがりがりの部分がかなり出てきてしまっていました。
なんとかパックパウダーの部分をたどって滑って行きましたが、がりがりの部分でエッジが抜けると滑落の危険もあるため、ひたすら慎重に滑り、結局滑りは全く楽しめませんでした。

前日の降雪によるパウダーを狙うなら、やはり風が当たりにくい吉田大沢の方が良かった予感がします。ラストパウダーを逃したかな(^^;。
須走側は積雪は多いので、この日の様な冷え込んだ日ではなく、気温が高い日に来れば全面ざらめが楽しめると思います。

自宅を4時に出発します。
富士あざみラインを登って行く途中で眺めた富士山。


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富士山をズーム。昨日の降雪で7合目まで白くなっています。今日はパウダー狙いで訪れたのですが...。


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6j時41分、須走の登山者用駐車場に車を駐めました。朝はまだ2台ほど。戻ってきた時には7、8台ありましたが、ほとんどは幻の滝見学の観光客と思われます。
BCの人がもっといるかなと思ったのですが、ちょっと拍子抜け。


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再び富士山。


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6時57分、駐車場奥からブル道に進みます。


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ここを訪れる人の多くは幻の滝目当て。


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私はブル道に進みます。なお戻ってきたらこの場所に盛り土がされていました。


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新緑が青空に映えます。


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新緑と真っ白な富士山。この季節ならでは。


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ブル道がすぐに二手に分かれますが、右側は少し狭く、あまり歩かれていない分医でしたので、左の方に進みます。(ブル道を上っていくならこれが正解)

振り返るとすぐそこに海が見えています。


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多分江ノ島。


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箱根。


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正面に富士山を見ながら登っていきます。なお今回はアプローチシューズだと砂が入ってしまいますので、テレマークのブーツのまま登っています。


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富士山。


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富士山右側。登っていくルート。


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富士山左側。不浄流しもまだ雪は多いです。ざらめ狙いで不浄流しも良さそう。


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南東側には雲がもくもくとわいて来ています。


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振り返ると眼下に山中湖。


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山中湖。


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丹沢。


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真っ直ぐ富士山に向かって伸びるブル道。雪が多ければこの辺りは滑って降りれば快適。


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右側にトラバースして行きます。


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この辺りは見える残雪からはかなりありますね。


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雲が帯のように出来ています。おそらく西風が富士山で別れてまた合流する際に気温差で雲が湧くのではと予想しました。


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須走駐車場が見えています。


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標高2800m辺りから前日の新雪が出だしました。


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この辺りは風も弱く日差しもあるので大分溶けてしまったのかな。


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山頂に大きな雪煙が舞っています。上は間違いなくパウダーと大いに期待したのですが(^^;。


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ここで雪渓がつながりました。下りはここまでスキーで下ってきました。


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見上げます。雪は緩んでいますのでシールで上がれそうですが、斜度がありますので念のためアイゼンで登って行きます。


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とりあえずブル道に沿って進みます。


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おっと、ここでスキーで登ったトレースに出会いました。今日見かけたBCは結局1人だけでした。

ここからシールで上がるか迷いましたが、このままアイゼン続行。


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須走ルートの七合目の太陽館が見えてきました。


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太陽館。


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斜面を見上げます。雪が上までつながっています。帰りはこの斜面を滑り降りてきました。


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12時16分、太陽館に到着。太陽館でお昼を取りながら斜面を眺めます。七合目は少し岩が出てきていますが、ルートを選べば問題無く滑れます。


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食事後、12時30分、夏道登山道を登っていきます。


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吹き溜まりは30cmほど。風の弱い吉田大沢だったら吹き溜まっていたのかな(後悔先に立たず(^^;)


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降りてきた登山者のトレースがありましたので、夏道登山道から別れて斜面を直登して行きます。もう少し早い時間は雪が緩んでいたのかな。この時間はもう雪が大分締まってきています。


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本七合目あたり。


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本八合目が正面に見えてきました。


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斜面上部。ここはまだまだ雪は豊富です。


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斜面真横。


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斜面下部。


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13時50分、御来光館まで登ってきました。


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今日はここまで。


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結局、ここまで来てもさらさら新雪は無く、わずかに残ったパックパウダーのみでした(^^;。


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強風の中、慎重に滑る準備をします。


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眺めは最高。


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山中湖。


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14時5分、滑走開始。シュプールは一瞬で強風で消されるためにシュプールの写真は無し(^^;。おまけに強風でわずかのパックパウダーもどんどん吹き飛ばされてしまい、写真で分かる通りがりがりバーンがどんどん出てきています。パックパウダーを拾いながら滑落しないように慎重に滑り降りていきます。


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太陽館横まで滑り降りてきました。


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雪渓の末端まで来ました。登りでは緩んでいたこの斜面もクラスト気味であまり快適ではありません。


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滑走終了。今日は標高3450mから2950m辺りまで滑りましたが、滑っていて楽しくなかった富士山は初めてかも(^^;。


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見上げると稜線は暴風が吹き荒れています。


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14時50分、ここからは歩いて下ります。


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砂利なので下りは足への負担が少ないです。


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16時2分、駐車場に戻ってきました。

Insta360 X3で撮影した動画は以下となります。