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蓼科山テレマーク(2022年4月)

日にち:2022年4月6日

場所:長野県八ヶ岳

コース:白樺高原国際スキー場→七合目登山口→将軍平→蓼科山→北面を滑る→七合目登山口→白樺高原国際スキー場

天気:晴れ

2日前の降雪が八ヶ岳の標高の高いところではそれなりに積もったらしいと知り、今の時期短時間で訪れることが出来る(七合目まで車で登れるので)蓼科山に急きょ積雪の様子を見にでかけてきました。
天狗の露地から上部では平均20cmほどは新雪が積もったと思われ、北面オープンバーンも山頂直下の急斜面も新雪が20cmほど積もっていました。ただ降った雪が元々重かったのか、あるいは昨日の初夏のような陽気で重くなったせいかは分かりませんが、北面は全面ソフトもなかとなっていてさらさらパウダーはどこにもありませんでした(^^;。ただそれほど抵抗のないもなかでしたので、重めの新雪を滑っている感覚で気持ち良く滑ることが出来ました。

自宅を8時50分に出発し、7合目駐車場に向かいます。
9時40分、七合目の駐車場に車を駐めます。ここまでの林道は除雪後に2回降雪があり、場所によっては10cmほど積もっていました。林道は途中に通り抜け出来ませんという標識がありましたが、脇が空いていましたので通行出来ました。

9時42分、ここからシールで歩き始めます。

昨日の暑さで湿った雪が朝の冷え込みでクラストしていますが、日差しで徐々に緩み始めています。

ここは膝程度のラッセル。クラストは無く重めの新雪。


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天狗の露地から北面を眺めます。


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4日前と比べて岩がだいぶ雪に埋もれましたね。20〜30cmほどは新雪が積もったと思われます。パウダーが保存されていればなあとかすかな希望を胸に(^^;。


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山頂直下の斜面も新雪が積もっているように見えます。ただ雪煙が全く無いので、上の方は無風なのかなと勝手に思い込み(^^;。


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北アルプスの大展望。


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乗鞍岳。


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槍穂高。手前に三峰山。東面にはざらめを楽しめるほどの残雪がありますね。


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立山、剣岳、手前に美ヶ原。


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爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、白馬岳。


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天狗の露地の標識。ここは20cmほど雪が増えたような。


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11時8分、将軍平。蓼科荘の積雪もまた増えました。今シーズンは本当に雪が多いシーズンです。


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目指す蓼科山山頂。


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11時18分、歩き始めます。急登の途中でスキーはザックに付けてつぼ足で登って行きます。


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日差しで新雪も重くなっています。


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稜線直下のオープンバーン。20cmほどの新雪が一面に積もっています。その下の雪もかちかちで無いので、一歩一歩蹴り込んで歩けば特に不安はありませんでした。


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日差しの影響で少し重めですが、もなかでは無かったので、北面ならさらさらが期待できるかと思ったのですが(^^;。


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斜度が緩むと新雪は少なくなりました。


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小屋はほぼ埋まっています。


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山頂まであと少し。


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12時2分、山頂。少し風はありますが、強風と言うほどではありません。日差しもあり、それほど寒くはありませんでした。


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八ヶ岳の眺め。


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赤岳。


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北横岳とその向こうに金峰山。


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南アルプス。


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山頂は最近の降雪でまだまだ真っ白。


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御嶽山。


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北面に向かいます。


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今シーズンはまだ北面をダイレクトに山頂から下ったことがありませんので、今回はここから北面に向けて滑り込みます。


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浅間山。


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根子岳、四阿山。


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頸城山塊。


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北アルプス。


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槍穂高。


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立山、剣岳。


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爺ヶ岳〜白馬岳。素晴らしい眺めです。


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12時15分、滑走開始。山頂はパックスノーという感じです。


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急斜面をのぞき込みます。クラストしていたら即撤退ですが、柔らかめのもなかという感じでなんとか滑れそうですので、予定通りここから滑り込みます。


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いきなりクラストバーンが出てくると怖いので、最初は恐る恐る滑り始めます。


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斜度はこれくらい。場所により40度くらいはありそう。


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もなかもだいぶ柔らかくなってきて、気分は重めのパウダーを滑っている感じです。


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疎林帯入口の看板をロックオン。


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ここは4日前と比べると少し積雪が減ったような。


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疎林帯入口の標識。


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疎林帯通過中。


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もっさり重めの新雪かソフトもなかのミックスです。単に標高を落とすための滑り。


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北面オープンバーンに出ました。まさかのパウダーは、やはり全くありませんでした(^^;。一面ソフトもなかです。


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ソフトもなかの新雪は20cmほど。それほど引っかかるもなかではありませんので、重めのパウダーを滑る感触で滑って行きます。


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昨日あるいは一昨日だったら一面パウダーだったのかな(^^;。


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この先岩が目立つようになりますので、いつも通り左側の斜面にトラバースします。


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ここから第二ラウンド。


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もなかもかなりゆるんで来てほぼ湿雪という感じになってきました。


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この辺りから登山道に向けてトラバースしていきます。

樹林帯に入る前に斜面を見上げます。広大な一枚バーンです。


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いつもの場所から斜面を振り返ります。


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シュプール。


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最後は登山道周辺を滑り降りますが、日差しが当たった部分は雪がグサグサになり、激重で滑りにくいです。


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日差しがおそらく当たらないであろうここは、まだ柔らかい雪が保存されていました。数ターンですが今日一番の気持ちよさでした(^^)。これ以降は修行の滑りでした(^^;。


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13時38分、駐車場に戻ってきました。
車で帰る途中、滑った斜面が見えたので車を駐めてパチリ。拡大すると私のシュプールもうっすら見えています(^^)。


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通り抜けできませんの標識とゲート。

その脇は普通に通過できます。

雨境峠に寄って蓼科山北面を眺めます。山頂からオープンバーン下部まで平均30度ほどの急斜面が続く良いBCフィールドです。


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