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車山・車山乗越東斜面テレマーク(2022年3月)

日にち:2022年3月5日

場所:長野県霧ヶ峰

コース:車山肩→車山→→車山湿原→車山乗越→東斜面を滑って登り返し→車山乗越→車山湿原→車山肩

天気:晴れながらかすみで遠くはほとんど見えず

このところ仕事が忙しくなかなかBCに出かけられずにいましたが、久しぶりに時間が取れましたので車山に1ヶ月ぶりに出かけてきました。
今週も1度降雪がありましたが、その後の暴風で稜線の新雪は全て吹き飛ばされ、北面上部は強烈なハードパックでしたが、それでも斜面下部ではまあまあのパウダーを楽しむことが出来ました。
その後車山乗越東側斜面の様子を見に偵察に出かけてみました。この斜面を滑るのは多分7、8年ぶりです。霧ヶ峰から吹き飛ばされた新雪が吹き溜まっていることを期待しましたが、東斜面は全くの無風のため日差しの影響ですでに湿った雪になって少しがっかりでしたが、でも良さそうな斜面がありましたので、ぜひパウダーシーズンに一度滑ってみたいと思いました。その後登り返しで使った尾根は北東面だったせいか、20cmほどのさらさらパウダーが積もっていました。滑っておけば良かったと後で後悔しました(^^;。

なおこのエリアを訪れる方は以下の注意事項をご確認下さい。
https://www.kirigamine-vc.jp/manage/wp-content/uploads/walking_course/R2wintermap2.pdf

7時45分、自宅を出発し車山肩に向かいます。そして8時20分、車山肩に到着。車山肩にはなんとか4台入れるスペースが。私は最初でした。

道路脇にはまだ1m以上の雪の壁。

8時25分、シールで歩き始めます。少し進んでから振り返ります。


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ころぼっくるひゅって前から蝶々深山。まだまだ厳冬期並みの真っ白な風景。


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車山北面。


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北面をズーム。


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では山頂に向かいます。


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直登ルートで。ただ今日は風が強いです。新雪は吹き飛ばされてほぼがりがり。


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巨大雪庇が成長する場所。段差が数mありますので、間違って上から転落しないように。


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急な段差をトラバース気味に登って行きます。新雪がすじ状に吹き溜まっています。


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傾斜が緩むとほっとします。


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車山肩を振り返ります。北アルプスはかすみで全く見えず。鉢伏山、美ヶ原がぎりぎり見えている感じです。今シーズンは念願だった鉢伏山を初めて滑ることが出来ました(^^)。あ、初滑降は美ヶ原も。


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鷲ヶ峰。


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三峰山。


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登山道に合流。


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山頂。


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9時、山頂。強風(10m/秒ほど)が吹いています。前回来たときは台風並みの20m/秒の暴風が吹き荒れていましたが、それに比べるとまあ穏やか(^^;。

北面の様子を確認します。まだ雪はタップリですが、問題は状態です。今日は南西の風なので吹き溜まっていることを期待して。


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蝶々深山と美ヶ原。


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殿城山。浅間山はかすみで見えません。後で滑った車山乗越東斜面もこちら側。


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殿城山をズーム。


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山頂の鳥居。全部埋まることは無さそう。


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スカイテラス。今日は強風でごうごう音を立てています。

八ヶ岳も蓼科山がなんとか確認出来る程度。


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中央アルプス側も遠くは何も見えず。


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いつも雪崩れるこちらの斜面は今回は大丈夫そう。どこが雪崩れたんだろう。


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9時15分、滑る準備をしてドロップポイントに向かいます。今回も山頂直下の急斜面を滑ってみます。


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最初の段差の急斜面はハードパック。その先はシュプールが残るくらいの柔らかい雪が積もっていました。


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ただその先も風が当たるせいかハードパック。早々に右の樹林を越えてその先に移動します。

一気に雪が柔らかくなりました。パラダイスです(^^)。


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足元には20cmほどのパウダーが吹き溜まっています。ここは風が当たりにくく、外れがほとんどありません。


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今日一番のディープパウダー。数ターンですが満喫しました(^^)。


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面ツルノートラックパウダーバーンはまだまだ続きます。


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パウダーは10cmほどになりましたが、気持ち良く滑り降りて行きます。


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パウダーが楽しめたのはこの辺りまで。


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この先の登山道まで滑り降りて行きます。


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登山道まで滑ってから斜面を振り返り得ます。


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今滑り降りた山頂直下の急斜面。右側のオープンバーンは全面ハードパック気味でしたので、早めに中央部の樹林を越えて左側の斜面にトラバースしました。


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この風だと車山乗越の東斜面側に吹き飛ばされた新雪が吹き溜まっているのではと期待して、7、8年ぶりに様子を見に出かけてみます。


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車山を振り返って。この辺りは積雪が多いです。


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10時2分、車山乗越で左折して進みます。

車山を振り返って。左側はゲレンデ、右側は北面。


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途中から適当に東斜面へ。ただ所々巨大雪庇が出来ていますので要注意です。


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まず殿城山への稜線。


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南の耳、北の耳。


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この雪庇は巨大。


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もう少し車山よりの斜面に向かいます。この辺りも新雪が降った直後だと楽しめそう。今日は今いる場所はハードパック。


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この雪庇の手前が滑り降りられそうでしたので、シールを剥がして滑走開始。


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上部はハードパックなので滑落しないように注意しながら。


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あれれ、少し下ってももっさりの雪でした(^^;。でも稜線からこれだけ下っただけでほぼ無風となり、日差しが暑いです(^^;。


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右側にオープンバーンがありますので、そちらに移動します。この斜面、上部の小さい雪庇を壊して最上部から滑っても良かったかも。


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きれいなオープンバーン。


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正面に蓼科山。


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このラインを滑ってみます。


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東斜面ですが、日差しが暖かく、既にもっさり気味になっていました。今度是非厳冬期に来てみよう。


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下るほどに重くなってきましたので、途中で右側の樹林に逃げ込みます。


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やっぱり湿雪(^^;。


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あと標高差50mほどは滑り降りられそうですが、登り返しになりますので、早めに隣の尾根を登り返します。ただこの尾根、木がまばらで20cmほどのパウダーが一面に積もっていました。一度滑っておけば...。


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稜線に出ると相変わらず暴風が吹き荒れています。車山乗越経由で車山肩に戻ります。

登山道を戻ります。途中で眺めた車山。


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今日滑った山頂直下の急斜面。


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真ん中の斜面。上部は見るからにハードパック。下の方は吹き溜まっていそう。


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西側の広い斜面。今日は全体的にあまり状態が良く無さそうに見えます。


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蝶々深山。


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登山道も登山道脇の杭もすっかり埋もれ、登山道を示す竹竿だけが頼りです。

車山北面を眺めます。


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この辺り、雪の状態が良ければ最高の斜面です。


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11時52分、車まで戻ってきました。
次の写真は車で帰る途中で眺めたガボッチョ。沢が雪で埋まって滑りやすそうに見えます。


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