日にち:2022年1月10日
場所:長野県霧ヶ峰
コース:八島湿原駐車場→八島湿原→鷲ヶ峰→2番目のピークの先の東斜面を滑って登り返し→1番目のピークの東斜面を滑る→八島湿原→八島湿原駐車場
天気:快晴
今日は特に出かける予定はしていなかったのですが、明日以降しばらく天気が悪そうですので、その前に今シーズンまだ訪れていない霧ヶ峰 鷲ヶ峰に積雪の様子を見に出かけてきました。
2番目のピークの先の東斜面と1番目のピークの東斜面を滑ってみましたが、最後の降雪からしばらく経っていることもあり、2番目のピークの先の東斜面は上部はカチカチのクラストでしたが、中間から下はまあまあのもっさりパウダーを楽しむことが出来ました。1番目のピークの東斜面は、上部は日差しの影響で重めの新雪でしたが、林沿いの斜面は期待通りにディープパウダーが吹き溜まっていて、短い距離ですが、膝上パウダーを楽しむことが出来ました。
なおこのエリアを訪れる方は以下の注意事項をご確認下さい。
https://www.kirigamine-vc.jp/manage/wp-content/uploads/walking_course/R2wintermap2.pdf
自宅を8時に出発し、八島湿原駐車場に向かいます。
麓は曇りでしたが、霧ヶ峰まで来ると見事な雲海が広がっていました。
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霧ヶ峰は一面霧氷で真っ白できれいでしたので撮影しながら向かい、8時55分、八島湿原の駐車場に到着。八島湿原の駐車場に車を駐めました。縦列駐車で10台ほど駐められるスペースが除雪されています。
準備をし、9時8分、シールで歩き始めます。
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木々が霧氷で真っ白でとてもきれいでした。
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八島湿原。
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鷲ヶ峰に向かいます。
基本、登山道を登りますが、岩もほぼ埋まって山頂までシールで登ることが出来ました。
風がほとんど無いのがうれしいです。
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しかゲート。下側のトビラは雪で動きませんが、またいで通過できます。
最高の天気です。
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まるで白い花のよう。
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岩場もなんとか通過可能。
霧氷。
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最初のピーク手前の東斜面の様子を見てみます。枯れ草が少し顔を出していますが、滑るには問題無さそう。
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斜面最上部の様子。一人分の滑って登り返した跡があります。私は今シーズン二人目?。
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最初のピークに到着。ここからシールのまま滑って行きます。
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鷲ヶ峰のここから見える斜面は南向きですので、あまり雪は着いていません。なお足元の雪は比較的良い状態です。この辺りから西側斜面に滑り込むのも選択肢の一つかな。
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2番目のピークに向かいます。ここは風が強い場所ですので、雪もほぼクラストしています。
2番目のピーク。風はそよ風程度。
これから向かう縦走路。
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八ヶ岳。
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南アルプス。
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最初のピークの東斜面。
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2番目のピークの先の稜線は、右側に大きな雪庇ができています。
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斜面の様子をのぞき込みます。
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藪もほぼ埋まり、斜面は出来上がっていますね。ただ最近あまり降雪が無いので、おそらく上部はカチカチの予感(^^;。(実際そうでした)
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斜面中央まで来て振り返ります。パウダーなら最高の斜面です。
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こちら側の斜面は全体的に少しもこもこしています。
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斜面をトラバース気味に登っていきます。
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この南東向きの斜面は降雪直後だと最高の斜面になるのですが、陽当たりが良いため、クラストしやすい斜面でもあります。今日はもっさり気味の柔らかい雪でした。(この斜面を滑っても良かったです)
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先ほどの斜面を振り返ります。
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巨大雪庇と富士山。
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東側斜面の様子。上はカチカチでも下っていけばどこかで柔らかくなるはず(^^;。
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北側の吹き溜まりをたどって山頂に向かいます。
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こちら側の斜面は北〜北東に面していますので、雪の状態は良いです。今日も全面さらさらパウダーでした。
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少しもこもこしていますが、積雪は1mほどあり、滑るには問題無いと思います。ま、滑った後は登り返しですが。
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鷲ヶ峰山頂と三峰山。
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山頂直下の東斜面。斜度は45度ほどと急斜面ですが、雪が良ければ滑ることも出来ます。
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2番目のピークの西側斜面の様子。
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上部は西風で雪が飛ばれて笹が目立ちますが、少し下ると良い感じに見えます。こちらを滑った際は、一番下まで滑ってから、ビーナスラインを歩いて戻ることになります。
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山頂が見えてきました。
10時23分、鷲ヶ峰山頂。
御嶽山、乗鞍岳方面。
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乗鞍岳。
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北アルプス方面。
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槍穂高と手前に鉢伏山。鉢伏山も一度滑ってみたい山です。
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三峰山、美ヶ原方面。
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三峰山。最近降雪が無いので状態はあまり良くないと思われますが、今週は何度か雪が降りそうですので、今週末はグッドコンディションとなるか。
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浅間山方面。
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いつも気になる斜面。
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この北側斜面は時々滑っています。
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藪も埋まり問題無さそうです。ただ登り返しのラッセルがきつそう。
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山頂の真下の東斜面をのぞきこみます。雪の状態は良さそう。ただし急です。悩みましたが、今回は斜面の様子見が一番の目的ですので、予定通り2番目のピークの東斜面を最初に滑ることにしました。
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10時35分、シールのまま引き返し、この巨大雪庇の上を進みます。
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雪庇は1mほど段差がありますので、雪庇の無いところから斜面に入ります。
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では滑り始めます。ただ斜面はカチカチですので慎重に。
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なんとかエッジはかかりますが、あまり楽しくありません(^^;。
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カチカチ、時に急に柔らかくなりますが、1ターンでまたカチカチ(^^;。
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たまらずに日当たりの良い左側の斜面にエスケープします。
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日当たりが良い斜面は雪が緩んでいて、やっと滑落の心配をすること無く滑れるようになりました。
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平均30度ほど、雪が良ければ最高の斜面なのですが。
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ソフトパックともっさりパウダーのミックス。
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この辺りでやっとディープパウダーになりました(^^)。
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林の中をもう少し滑り降りてみます。
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もっさりパウダーが続きます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)斜度が緩む辺りまで滑ってから登り返します。
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斜度が緩む辺りまで滑ってからお昼とします。
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昼食後、11時30分、乗り返し開始。
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稜線まで後少し。
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巨大雪庇。
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2番目のピークまであと少し。雪はカチカチです(^^;。
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12時23分、2番目のピークに戻ってきました。
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最後に1番目のピークの東斜面を滑ってみます。鷲ヶ峰の斜面の中で最もディープパウダーが期待できる斜面です。今回はどうでしょう。
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蓼科山。今週の降雪で北面の斜面も問題無くなりそうです。
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車山。
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最初は少し枯れ草が目立ちますが滑るには問題ありません。
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12時41分、滑走開始。少し下ると雪も深くなります。日射で少しもっさりですが、クラストもパックも無く滑りやすいです。
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斜面奥の林沿いがディープパウダーラインです。
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もう少しこのラインを滑ってみます。
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林沿いに移動します。日影になり、雪は一気にさらさら感を増します。
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これから滑り降りる急斜面。
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今滑ってきた斜面を振り返ります。
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ストックが全部埋まるほどの雪です。降雪後、時間が経っていますのでもっさりはしていますが、その膝上ディープパウダーを気持ち良く滑って行きます。
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どんどん急になっていきます。不安があれば右側の林の中を滑ることも出来ます。
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日影なのでシュプールも良く分かりませんが、常に膝上です。
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林道が見えてきました。楽しい滑りも後少しです。
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この斜面、今シーズンで一番と言えるディープパウダーを楽しむことが出来ました。
林道をシールで進みます。
雪が多ければもっと下まで滑れます。
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途中で今滑った斜面を振り返ります。
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斜面上部をズーム。
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途中で林道が分岐しますので、右側に登って行きます。
林業関係の人が木の伐採作業をしていました。もし作業中なら危険なので少し迂回する必要があります。
登山道に戻ってきました。ゲートまでシールで滑り降り、そこからはスキーをザックに付けて下りました。
13時30分、駐車場に戻ってきました。