日にち:2021年11月13日
場所:山梨県
コース:三本滝駐車場→位ヶ原山荘→肩の小屋口→肩の小屋手前まで→肩の小屋口→位ヶ原山荘→三本滝駐車場
天気:晴れ
前夜にかけて北アルプスや乗鞍岳では雪マークが出ていて、それなりの降雪が期待できそうでしたので、少し早めですが今シーズンのバックカントリーの初滑りとして乗鞍に出かけて来ました。
今回初めて三本滝からエコーラインをシールで上がり、帰りも肩の小屋口からエコーラインを滑り降りましたが、トレースがあったせいか思いのほか快調に滑り降りることが出来ました。 剣ヶ峰と蚕玉岳の間の斜面や朝日岳、富士見沢は、上部はそれなりに吹き溜まっていて滑れそうな感じでしたが(実際に剣ヶ峰と蚕玉岳の間の斜面を滑ったシュプールもありました)、今回は時間および体力の面で肩の小屋の南側の吹き溜まりの斜面を滑ってみました。パック気味でしたが、まあまあのパウダーの感触を楽しみながら滑ることが出来ました。
今日訪れたスキーヤーは、トレースを見た範囲では3人ほどだったような。登山者は10人ほど見かけました。
自宅を5時15分に出発します。
三本滝までの道路はこんな感じでした。帰りには半分くらいは溶けていました。
6時50分、三本滝駐車場に車を駐めます。
7時2分、シールでゲレンデの斜面を登って行きます。この斜面が滑れることを期待していましたが、積雪は10〜15cmで、ほぼ地面を滑ることになりそうで諦めました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
朝はさらさらでした。
体がまだシール登行に慣れず、息が上がります。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
真ん中の斜面は少しブッシュが目立ちます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
一番上の斜面も積雪はあまり多くありません。次の降雪に期待です。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
と言うことでエコーラインをシールで進みます。朝はエコーラインは全域雪に覆われていたのですが、帰りにはこの日当たりが良い部分の積雪は消えていました。ただ帰りもここまでスキーで滑ってくることが出来ました。
道路には10〜15cmほどのさらさらの新雪が積もっています。これは期待できるかなと思ったのですが。
登山者のトレース。雪はさらさらです。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
朝は稜線にガスがかかっていました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
真っ白な高天ヶ原がきれいに見えています。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
冷泉小屋下は吹き溜まりで多分30cmほどあるのでは。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
冷泉小屋手前でスキーはザックに付け登山道に進みます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
30cmほどのさらさらの新雪が積もっていて、いきなり本格的冬山登山の雰囲気です。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
10時29分、位ヶ原山荘に到着。稜線のガスはほぼ取れました。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
正面に富士見岳。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
富士見沢の様子。まだ道路も出ていますが、上部はかなり吹き溜まっているように見えます。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
屋根板越しの剣ヶ峰。屋根板もまだ藪が目立ちます。あと2mは雪が欲しいです。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
周囲の斜面の木々は皆霧氷で真っ白でした。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
エコーラインをたどると遠回りになりますので、位ヶ原へは登山道を進みます。
雪が急に深くなりました。太ももまで落ち込みます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
振り返ります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
この辺りは霧氷ランドでした。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
見事です。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
隣の斜面の木々も真っ白。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
ここまでは夏道登山道に沿ってきましたが、トレースが斜面を上に上がってしまい、その先はしばらく藪で苦労しました。登山道はおそらくこのまま左上に真っ直ぐ進む方向だと思います。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
さらさらの雪が吹き溜まっています。ここで滑っておけば、膝程度のパウダーを数ターンほど楽しめたかも。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
登山道に復帰しました(^^;。あのゴロゴロの石がほぼ埋まっていますね。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
11時42分、エコーラインに出ました。ちょうど正面に剣ヶ峰がきれいに見えています。疲れたのでここでお昼として休憩します。予報通り今日は弱風でそれほど寒くありません。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
剣ヶ峰と蚕玉岳の斜面の様子。蚕玉岳側の斜面にシュプールが既に刻まれています!。私も出来ればあそこまでと思いましたが、ここからペースが上がらず(^^;、今日は肩の小屋手前まででした。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
朝日岳。こちらも蚕玉岳とのコルから位ヶ原まで滑れそうな感じがします。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
摩利支天岳、滑り台。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
滑り台はまだまだ雪不足。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
ここからは再びシールで進みます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
12時21分、肩の小屋口まで来ました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
13時をリミットに登れるところまで登ってみます。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
剣ヶ峰と蚕玉岳の間の斜面。途中でシュプールが薄くなっているので、中間から下はハードパックなのかな。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
今日の目標をこの斜面にしました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
一面の霧氷。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
この先の斜面もまだ岩等が埋まりきっていませんが、それなりに滑るスペースはあります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
肩の小屋に向けて登って行きます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
あとで滑る斜面。雪質が気になります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
肩の小屋が見えてきました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
肩の小屋。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
こちら側の斜面も滑りやすそう。あとで気が付きました(^^;。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
目指す斜面。あと少し。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
所々に岩が顔を出しているので気をつけないと。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
ここは吹き溜まりの斜面ですが、やはり昨日強風が吹き荒れたようでパック気味です。でもスキーで踏み込むと10cmほどは削れますので、なんとか滑れるかな。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
12時56分、今日はここまで。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
厳冬期並みの風景です。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
滑る準備をし、13時5分、ここから滑り始めます。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
パックパウダーですが、思った以上に気持ち良く滑ることが出来ました。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
この先は岩の無さそうな斜面を選んで滑って行きます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
テレマークターンを確かめながら滑って行きます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
ルートを選べばまあまあ滑れます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
標高差200mほどかな、気持ち良く滑ることが出来ました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
13時26分、肩の小屋口からはエコーラインを滑り降ります。途中雪が消えた部分で板を1回外しましたが、それ以外はゲレンデまで滑り降りることが出来ました。ただトレースが無く新雪だと、下りラッセルになりそうな個所があちこちに。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
この頃から急に周囲のガスが取れていきました。槍穂高もきれいに見えています。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
南アルプス、中央アルプスもきれいに見えてきました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
南アルプス北部。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
ツアーコースに下る斜面の様子。藪だらけ。通過出来るのかな?。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
エコーライン、初めて滑り降りましたが、トレースがあったせいか、思った以上に快調に滑り降りることが出来ました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
14時8分、位ヶ原山荘前で少し休憩します。
14時18分、再び滑り始めます。途中雪が溶けてぎりぎりのところも何カ所もありましたが、なんとかゲレンデまで滑り降りることが出来ました。
15時16分、駐車場に戻ってきました。
乗鞍高原の紅葉はほぼ終了ですが、真っ赤なもみじが少しだけ残っていました。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)