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阿弥陀岳テレマーク(2021年2月)

日にち:2021年2月27日

場所:長野県八ヶ岳

コース:美濃戸口→美濃戸→行者小屋→阿弥陀岳北陵の途中まで→行者小屋→美濃戸→美濃戸口

天気:晴れながら午前中は暴風

前日の降雪に期待して初となる南八エリアのバックカントリー(テレマークスキー)に出かけてきました。 滑るルートですが、雪の状態が良く、風も弱ければ赤岳北東面も候補でしたが、今日の午前中は暴風予報でしたので、多分無理。阿弥陀岳が風よけになる中岳沢は第一候補でしたが、登るルートが文三郎・中岳経由を予定していたので、稜線の暴風を見て、こちらも諦め。 もう一つ、以前から気になっていた阿弥陀岳北陵のボウル状地形の斜面がありましたので、今日はそちらの様子を見てみることにしました。 吹き荒れる暴風の影響で雪質はあまりよくありませんでしたが、登山道からのアプローチもしやすく、今度はぜひさらさら新雪の時に訪れてみたいと思いました。 それにしても久々のロングの山行きで、帰りはもうばてばてでした(^^;。

自宅を6時に出発して美濃戸口に向かいます。6時30分、美濃戸口に到着。美濃戸までの林道の凍結が心配で美濃戸口に車を駐めました。1日500円。 美濃戸への林道は四駆+金属製チェーン+SUV等車高の高い車が必須と思われます。

6時44分、林道を歩き始めます。金属製チェーン、持ってないからなあ(^^;。

7時40分、やっと美濃戸。金属チェーン、買おうかな。


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ほぼ車高の高い車ばかり。

南沢へ進みます。途中アイスバーンや岩場があるのは分かっているので、板はザックに付けたままです。北沢ならシールで歩けそう。

いきなり雪が無くなりほぼアイスバーン。

でも南沢中間地点のこの辺りは雪はたっぷりでした。吹き溜まりの柔らかい雪が10cm以上積もっていて期待したのですが(^^;。


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河原?に出ました。帰りはここまでスキーで普通に滑ってくることが出来ました。


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登るに従って雪はどんどん深くなります。


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強風が吹き荒れています。先行者のトレースは雪でかき消されています。


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赤岳。


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10時49分、行者小屋に到着。行者小屋は休業中。


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阿弥陀岳、中岳。予定では文三郎・中岳経由で中岳沢を滑ってみようと思っていたのですが、稜線の暴風を見て諦めました。


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中岳。どこか滑れるルートを探したいです。


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阿弥陀岳。


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横岳、硫黄岳。


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とりあえず文三郎方面に進みます。


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登山道脇のこの斜面を後で滑り降りました。風の影響でもっさりですが15cmほどの新雪が積もっています。


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阿弥陀岳。


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阿弥陀岳北陵。実は北陵のボウル状の斜面も気になっていましたので、今日はそちらに向かうことにします。あのダケカンバの疎林の斜面です。


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この辺り、意外と滑りやすい斜面が多いです。


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分岐。うっすら付いているトレースをたどって阿弥陀岳北陵に向かいます。


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文三郎上部はものすごい風。スキー板を背負っていたら多分歩けないのでは。


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この沢、雪の状態が良いので、もう少し登ってそのまま滑り降りてくると言うオプションもあるかも。


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今日かな、昨日かな、トレースありがとうございます。


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トレースは隣の沢をトラバースしてその先の尾根に向かっていますが、私の目的地はこの斜面ですので、ここからシールで斜面を登って行きます。


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この辺りの斜度は25度くらいかな。ほぼ直登出来ました。


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それにしても阿弥陀岳もものすごい雪煙です。


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斜面が広くなってきました。雪はもっさりパウダーとパックパウダーとさくさくクラストのミックス。西風なら絶対に吹き溜ま


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何かと思ったら倒木。


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12時5分、ここで時間切れ。今日は夕方から仕事があるので、早く帰らないといけないのです(^^;。


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振り返ると横岳。


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横岳。


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赤岳。


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赤岳をズーム。風が弱まるときも増えてきました。


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となりの中岳。


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反対側。


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では滑り始めます。


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パックパウダーながら堅めでは無いのでシュプールを描けます。


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ここはまあまあ柔らかい雪。


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所々にクラストがあるので慎重に滑って行きます。


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下るほどに風の影響が少なくなり、一面柔らかい雪となります。


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登ってきたルートはここから樹林帯に入りますが、もうしばらく下って行けそうですので、行ってみます。(グリーンのロープがなぜか張られていました)


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沢地形のまま、ここまで滑ってくることが出来ました。この先に登山道も見えています。


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赤岳。雲が無くなりきれいな青空になりました。


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このまま滑り降りて行きます。


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気持ち良いパウダー滑降。


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どこまでも柔らかい雪のまま。


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12時29分、行者小屋まで戻ってきて、ここで遅めの食事として小休止。


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12時41分、再び滑り始めます。ここからも滑りやすい斜面が続いています。


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シュプールと赤岳。


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ここは日射の影響を受けていますが、広大な斜面にシュプールを描いて行きます。


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もう少し斜度があるといいんだけれど(^^;。


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赤岳。


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途中段差があって、そこは森の中を迂回しましたが、それ以外はこんな広い斜面がどこまでも続きます。ただ今日は雪が柔らかいので半分ほどは歩くスキーモード(^^;。


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ここで登山道に合流。


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この先で登山道が樹林帯に入る部分まで滑り、13時13分、その先はスキーをザックに付けて登山道を下りました。
14時31分、美濃戸山荘を通過。
15時24分、やっとの思いで駐車場に到着。