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八ヶ岳赤岳・横岳・硫黄岳登山(2020年6月)

日にち:2020年6月2日

場所:長野県八ヶ岳

コース:美濃戸→行者小屋→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸

天気:ガスのち晴れ

八ヶ岳の登山口駐車場閉鎖が解除になりましたので、今年始めてとなる赤岳、横岳、硫黄岳に出かけて来ました。
事前情報が少なく、残雪の状態やホテイラン、ツクモグサの咲き具合が心配でしたが、残雪はまあ想定したくらいで、今日は気温も高く緩んでいたので、6本爪の簡易アイゼンは使わなくて済みました。
南沢のホテイランは見頃だと思います。いつも咲いている場所になかったりが気になりましたが、他の場所でいくつも咲いているなど、楽しめました。
ツクモグサは日ノ岳では少なめでしたが、他の場所は例年程度は咲いていたと思います。(今日は日が差した時間が遅かったせいか、全てがつぼみ状態で咲いているものは見かけませんでした)

自宅を4時50分に出発し、美濃戸に向かいます。赤岳山荘の駐車場に5時20分に到着。平日なので空いています。

5時29分、歩き始めます。5時35分、南沢に入ります。
南沢を進むとすぐにホテイラン群生地。


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昨年、5人姉妹が咲いていた場所には何も咲いていなくてがっかり。でも他の場所に見頃のホテイランがいくつも咲いています。

朝露でしっとりのホテイラン。


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行者小屋が近づくと少し残雪が出てきました。

あっという間に道幅いっぱいに(^^;。ま、緩やかなので滑り止めは不要でしょう。

7時32分、行者小屋。行者小屋は休業中。赤岳鉱泉、赤岳頂上山荘も同様。南八を訪れる人は注意が必要です。

文三郎を登り始めるといきなり大量の残雪が。滑り止め(6本爪簡易アイゼン)をいつ付けるか悩みながら登っていきます。

さすが残雪が多いです。

少し急になっても残雪が残っています。登りはともかく、下りは滑り止めがあった方が安心でしょう。

はしごから上には残雪は無し。

一気にガスが晴れ、青空が広がってきました。


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でも横岳方面は分厚いガスが(^^;。


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中岳、阿弥陀岳。このまま晴れるかなと思ったのですが。


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南側が見えてきました。稜線にはガス。


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阿弥陀岳。


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赤岳。


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岩場を登っていきます。このルートは上部には残雪はありません。

山頂まであと少し。

8時56分、赤岳山頂。休憩している登山者は私を含めて3人。間もなく1人上がってきました。

富士山方面。


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ちらり富士山。


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権現岳、南アルプス。


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権現岳と北岳?ちらり。


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東側。


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9時15分、休憩後、横岳に向けてスタート。ただガスにテンションが上がりません(^^;。


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頂上山荘は閉まっています。

下っていきます。


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積雪期にこの斜面を一度滑ってみたいと思いつつ、まだ実現出来ていません。


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毎年残雪が残る場所。長さは10mほどか。緩んでいるので問題なし。ただ天候によってかちかちだと滑り止めは必須。

横岳のガスが取れないので、ここから地蔵尾根で下ってしまうと言うオプションも考えましたが、とりあえずガスの中でもツクモグサは見ていくことにしました。


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赤岳を振り返って。


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横岳のガスが少し薄くなってきたかな。


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ここも毎年残雪が大量に残る部分ですが、雪が緩んでいてステップがあったのと、鎖がかなり出ていましたので、滑り止めなしでそれほど不安無く通過。


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日ノ岳が近づくと急に青空が(^^)。

日ノ岳に着くとちょうど快晴(^^)。ただ思ったよりツクモグサが少ないです(^^;。これからなのか今年は少ないのか。


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ツクモグサが目に付くところはこんな感じ。少し遠いです。


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最大にズームして。

では先に進みます。

すぐに足元にツクモグサの群落が。


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ここは昨年と同じくらい咲いているように感じます。


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ツクモグサ。


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急な岩場を下っていきます。

またツクモグサ発見。


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個人的にはまだつぼみのこんな感じもお気に入りです。


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うわー、完全に晴れた!。


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稜線を進みます。

オヤマノエンドウ。


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西側の斜面を注意して進むとまたツクモグサ発見。


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うぶ毛がふさふさ。


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オヤマノエンドウ。


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10時37分、横岳山頂に到着。

今歩いてきた稜線を振り返ります。


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富士山がきれいに見えています。


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赤岳、阿弥陀岳。ああ、今赤岳の山頂にいたら最高だろうな。


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赤岳。


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阿弥陀岳。


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西側。


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硫黄岳、蓼科山方面。


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10時53分、硫黄岳に向けてスタート。急な岩場を下ります。

途中で振り返ると、横岳と富士山がきれいに見えていました。


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コマクサ群生地。コマクサが咲いたらまた訪れます。

硫黄岳。


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登ります。地味にきついです。

11時33分、やっとの思いで硫黄岳。

爆裂火口。


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北側。天狗岳がすぐそこ。


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赤岳方面。


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11時48分、下ります。


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今回歩いた範囲ではここの残雪が最も多いです。残雪と硫黄岳。


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残雪と赤岳。


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赤岳鉱泉に向けて下っていきます。


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途中で残雪が出てきましたが、比較的なだらかな場所なのと緩んでいること、脇を歩ける部分が多いので、特に不安は感じませんでした。

12時40分、赤岳鉱泉。ここもお休み中。

アイスキャンディ。まだだいぶ氷が残っています。

ここからは帰りに見かけた花たち。まずコミヤマカタバミ。大量に咲いています。

キバナノコマノツメ。

シロバナヘビイチゴ。

フデリンドウ。

スミレ。色違いもあり、これも本当に大量に咲いていました。


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ピンクのコミヤマカタバミ。


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13時59分、駐車場に到着。久々のロングの山歩きで最後はばてばてでした(^^;。