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蓼科山テレマーク(2020年2月)

日にち:2020年2月1日

場所:長野県八ヶ岳

コース:白樺高原国際スキー場→七合目登山口→将軍平→蓼科山→北面オープンバーン→七合目登山口→白樺高原国際スキー場

天気:晴れ

今週に入って八ヶ岳も何回か降雪がありましたので、どのくらい積もったか様子を見に蓼科山に出かけてきました。
白樺高原国際スキー場のゴンドラで上りましたが、ゴンドラの運行開始は8時30分でした。スキーではゴンドラ片道券は買えないようなので(なぜ?)、登山と言って買った方が良いでしょう。なお白樺高原国際スキー場はスキーオンリーのゲレンデですので、ボーダーはゴンドラ往復券が必要です。
登山口では積雪は10cmほどで、ああ今日は登山だけで終わってしまうかなと諦め気味でしたが(^^;、途中から一気に積雪が増し、将軍平までは予想外のフルラッセルとなりました。将軍平から山頂間はトレースがあって助かりました。
北面稜線直下のオープンバーンはまだ藪や地形が埋まりきっておらず、なんとか滑れますが、あまり快適ではありません。
樹林帯にはいると雪は一気に増え、しかもさらさらディープパウダーでした。スキーでも膝上パウダーです。ただ低木や藪がまだ埋まりきっていないため、滑りやすいルートを探しながらの滑降となりました。
北面オープンバーンはまだ岩が目立ち、また新雪の下にも地雷があり、地雷を恐れつつの慎重な滑走となりましたが、それでも斜面ほぼ一番下まで滑ることが出来ました。
今回一番気持ち良かったのは登山道沿いの深雪の斜面でした。ただ少し下ると急に積雪が減り、スキーでゲレンデまで滑り降りるのは諦めました。

自宅を7時に出発して白樺高原国際スキー場に向かいます。そして8時9分、ゲレンデ近くの駐車場に到着。 準備をし、ゴンドラ乗り場に向かいます。
今日は最高の天気の予感(^^)。

ゴンドラ片道・往復券はスキーでの利用不可って?。山スキーと言っても話が通じず、登山ですかと聞かれてはいそうですと言って購入しました。


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三峰山。いつの間にかこんなに真っ白に。ただ標高がそれほど高くないので、降雪直後でないとすぐにもなか雪になってしまいます。


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登山口。

ここから山頂までほぼシールで登れました。


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8時50分、シールで歩き始めます。今日は私が最初。

急に積雪が増えてきました。

あっという間に新雪が30cm以上。

多分つぼ足では膝上ラッセルでは。


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帰りに滑りましたが最高でした(^^)。

天狗の露地から北面斜面を眺めます。


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まだ岩がだいぶ目立ちますね。あと30〜50cmは欲しいです。でも何とかぎりぎり滑れるかな。


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昨日の降雪で真っ白。


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今日はこの景色だけで大満足です。


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北アルプスは雪雲がかかっていますね。


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殿城山。滑るにはまだ厳しいかな。


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ラッセルが続きます。


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もしかしてこの登山道を滑った方が快適だったかも。


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見上げてばかり。


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11時3分、将軍平に到着。あっ、トレースが(^^)。うれしい。積雪が多い時は屋根にそのまま登れますが、今回はまだ1mほど少ないです。


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蓼科山山頂。


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山頂をズーム。うーん、山頂直下のオープンバーンはまだぼこぼこのような(^^;。


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まるでメルヘンの世界。


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大岩もすっかり埋まっています。急斜面の部分だけ板を担ぎました。


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途中で登山道を離れてスキーで斜面を登っていきます。新雪、モナカ、クラストのミックス。でも蹴り込めば削れるくらい。


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振り返ります。


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登山はアイゼン、ピッケルは必要です。

ミニモンスター。


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山頂まであと少し。

12時3分、山頂に到着。風はありますが強風ではありません。ただ寒いです。

八ヶ岳。


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天狗岳。両天狗岳のコルから北側に滑り降りるラインが良く分かります。丸山周辺のオープンバーンも今シーズンは久しぶりに滑りに出かけてみたいです。


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赤岳。北東面滑走もいつか実現してみたいけれど...。


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休憩はあとで取ることにしてドロップポイントに向かいます。


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これは立派なモンスター。


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12時20分、ではこの辺りから滑ります。


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急斜面に差し掛かります。いきなりかりかり。エッジはかかりますが、万一を考え安全策でもう少し東側に移動します。


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でこぼこですが、新雪がところどころ吹き溜まっています。


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ただ風にたたかれてもっさりパウダー。


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斜度はこれくらい。真っ白な木がきれいです。


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下るほどにパウダー。


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疎林帯入口のオレンジ色の看板を見つけました。この写真では見えませんが、中央左側にある小さい木の後ろです。


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ここはいつもパウダーが吹き溜まります。


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疎林帯入口の看板。疎林帯以外は密林で通過に苦労しますので、北面を滑り降りるかたはぜひこの看板を見つけて下さい。

疎林帯。樹林帯に入ると一気に膝上ディープパウダーに(^^)。さらさらです。ただ低木や藪が気になり、慎重に下っていきます。


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だんだんと藪が目立ってきます(^^;。

北面オープンバーンに出ました。この斜面のほぼ一番下まで滑れました。


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上部はまあまあのパウダー。ただし地雷に注意。


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フラットな斜面に移動します。


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隣の斜面の様子。斜度はこれくらい。上部はあと30〜50cm積もれば最高のバーンになります。


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だんだんと岩が目立つようになります。


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それでも滑るスペースはありました。若干パック気味ですが、一応パウダー。


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ここまで滑り降りて休憩とします。


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休憩後、登山道に戻るために森をトラバースします。中は問題無いですが、入口と出口が密で通過に苦労します。

少しだけ登り返します。


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ひと滑り。まださらさらがキープされていました。


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登山道を横切ってさらにその先にある沢を下ります。

日差しも風も当たらないので良いパウダーが積もっています。ただちょっと狭い(^^;。

さてお楽しみのオープンバーンです(^^)。


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ディープパウダー、最高(^^)。


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今回滑った中で一番雪が良かったかも。


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ただもう少し下ると雪が急に減り何度か石を踏んでしまいましたので、スキーは諦めて歩いて下ることにしました。
ゲレンデまで戻り蓼科山北面を振り返ります。斜面に日差しが当たっていれば自分のシュプールがここから見えたことも。


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15時、駐車場に到着。
帰りに撮影した白樺湖越しの蓼科山。最近の降雪で上部は本当に真っ白になりました。


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