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白馬乗鞍岳テレマーク(2020年2月)

日にち:2020年2月11日

場所:長野県栂池高原・白馬乗鞍岳

コース:栂池高原スキー場→天狗原→白馬乗鞍岳→天狗原→栂池高原スキー場

天気:ゲレンデは雲の下、天狗原から上は雲の上

今シーズン一番の寒波で白馬方面も大雪となりましたので、新雪を求めて久しぶりに白馬方面にバックカントリー(テレマークスキー)に出かけて来ました。
スキー場で新雪は30cmほど。天狗原に登る斜面は50cm以上の柔らかいパウダー、白馬乗鞍岳は強風の影響でパック気味でしたが、気持ち良く滑ることが出来ました。
ただ滑り出して1ターン目でまさかのテレマークのビンディングのワイヤーが切れてしまい、仕方なしロープで応急処置で固定してなんとか滑りました。

自宅を5時に出発し、栂池高原スキー場に向かいます。 途中の新雪は大町で10cmほど、白馬村で20cmほどでしたが、スキー場が近づくと30cmほどに増え、ちょっと不安になってきます(^^;。
7時15分、駐車場に到着。準備をしてすぐにゴンドラ乗り場に向かいました。30分前から並びましたが、いつの間にか後ろに長い行列が。今日はゲレンデパウダーが期待できますので、午前券を購入しました。

上の方は晴れているみたいで期待が高まります。

ゴンドラを下りるとちょうど快晴。

ただ次のリフトの運行開始を待っている少しの間に、あっという間にガスがかかってきてしまいました。

ゲレンデも未圧雪部は30cmほどのパウダーです。せっかくですので何度か滑ります。


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また急にガスが晴れました。


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目指す白馬乗鞍岳。積雪も増え、滑るには問題無さそう。


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船越の頭の斜面。こちらも積雪はたっぷり。ただ稜線は風が強そう。


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今日はゲレンデだけでも十分楽しめそう(^^)。


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では林道の入口へ。先行者の多くはもう出発してしまったようです。

9時36分、そろそろ歩き始めます。

途中で白馬三山もきれいに見えてきました。


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船越の頭の斜面。今日はラッセルがきつそう。


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白馬乗鞍岳。


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立ち止まる度に写真を撮る手が止まりません。


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今回は天狗原方面へ。

ロープウェイの駅からのルートの合流地点にて。いつもの冬らしい風景になりました。


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この辺りからほぼ雲の上。


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白馬岳。


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沢も埋まり、滑走には問題無くなりました。


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天狗原に向かいます。


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天狗原に登る斜面。


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面ツルの極上バーン。この頃はまださらさら感がありました。今滑れば最高だろうなと思いつつ、この斜面は帰りにとっておきます。


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隣の斜面の様子。40〜50cmほどのさらさらの新雪が積もっています。


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わくわくが止まりません(^^)。


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振り返ると見事な雲海。


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八ヶ岳。


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南アルプス。


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白馬岳。


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白馬大雪渓。5月頃に滑りに出かけたいです。


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白馬鑓、杓子岳。


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北アルプス南部、中央アルプスもピークは見えていました。


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斜度が緩むと間もなく天狗原。

天狗原を進みます。たださすがに天狗原はそれなりの風が吹いていました。


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時折地吹雪。


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正面にどーんと白馬乗鞍岳。


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雲海の上に各ピークは出ています。


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鹿島槍、五竜岳、唐松岳。唐松岳も風が強そう。


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風で先行者のトレースが消えかかっています。


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斜面を登ります。トレースの部分はほとんど沈みませんが、両脇はストックを差すと30cm以上沈みます。


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一番奥の斜面も美味しそう。


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左側の斜面も美味しそう。稜線だけはかりかりっぽいですが。


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雪崩れやすい斜面を避けてトレースが付いています。


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だいぶ登ってきました。斜面上部の雪庇気味の吹き溜まりが雪崩れやすいのです。


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稜線から滑るのは雪崩も気になりますので、12時9分、今回はここをピークとします。

ここから上の斜面は強風にたたかれた感じです。


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では滑り始めます。


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頸城山塊。


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真っ白な火打。


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妙高、三田原山。


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斜面を見下ろします。登ってくる人も多いので、トレースから少し離れて、ここからフォールラインに落ちて行きます。


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滑ろうと思って最初の1ターン目でいきなり左の板が外れ、よく見るとテレマークのビンディングが切れてしまっていました(^^;。仕方なし、ロープ(実際にはキャリアベルト)で靴とビンディングをなんとか固定して滑り始めます。ただテレマークターンをすると外れてしまうので、今回はテレマークターンは封印です。


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少し下ると風がだいぶ弱くなりました。


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アルペンターンで1ターン1ターン丁寧に滑り降りていきます。でもやっぱりテレマークターンの方が遥かに気持ちが良いのですが(^^;。


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テレマークターンは封印ですがでも気持ち良く滑り降りることが出来ました。


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マイシュプールをズーム。


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祠を回り込み、続いて天狗原から下る斜面を滑ってみます。


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火打、焼山。


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妙高、三田原山。


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高妻山、乙妻山。


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ここは軽くパック気味。


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こちらの方が風の影響が無く、また新雪も深いですね。


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最高!。ディープパウダーを滑るなら今日はこの斜面が最高です。何度かスプレーを胸のあたりに感じました(^^)。


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隣で大きなスプレーを挙げて気持ち良さそうに滑っているスキーヤーが目に入ったので、思わずぱちり。


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私も滑っていて何度か胸にスプレーを感じました(^^)。


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なだらかになっても埋もれること無く気持ち良く滑れました。


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雲海が近づいてきました。


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平坦になると逆に日差しの影響が少なくなり、パウダーの感触がまだ残っていました。


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この辺りでストックを差すとこれくらい刺さります。今日は今シーズンで一番のパウダーデイでした。

私より先に登った人が5、6人いたはずですが、どこを滑ったんだろうと思ったらこちらでした。


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天狗原から下る斜面のシュプール。私はほぼ真ん中辺りを滑っています。


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長いゲレンデも日差しが無かったせいかコンディションが良く、上部は新雪の感触がまだ残っていました。

14時1分、駐車場に戻ってきました。