日にち:2017年6月6日
場所:長野県北アルプス
コース:猿倉→白馬大雪渓→白馬岳→白馬大雪渓→猿倉
天気:晴れのちガス
梅雨入り前の快晴が期待出来たこの日、今シーズンの最後のBCとして白馬岳に出かけてきました。最近の新雪の吹き溜まりがほど良くザラメ化していて、その部分は滑って気持ち良かったです。ただそれ以外の部分は縦溝&少し堅めでまあそれなり、大雪渓も基本、岩を避けながらの修行の滑りでした。
自宅を4時に出発し猿倉に向かいます。
天気が良いので猿倉に向う途中で頻繁に写真撮影していきます。まず安曇野から眺めた常念岳。朝日に染まりはじめています。
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爺ヶ岳。
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鹿島槍。
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白馬村にて。
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白馬乗鞍岳。まだ滑れるくらい雪がありそうです。
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八方尾根スキー場近くにて。
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五竜岳。
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八方尾根はもうグリーンシーズン。
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杓子岳、白馬鑓。
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白馬岳。
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船越の頭の斜面。ここも上部は普通に滑れるほど残雪が多いです。
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二股にて。
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5時51分、猿倉の駐車場に到着。晴れなのに意外と車が少なめでした。
白馬岳をズーム。
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頻繁に上空をヘリが往復していました。荷揚げかな。
6時10分、猿倉荘で登山届けを出します。
登山道にはもう雪は無し。
槍温泉への分岐。
林道の脇には残雪が所々にありましたが、雪の上を歩く部分はありませんでした。
新緑が鮮やかです。
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この花が沢山咲いていました。
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林道脇に徐々に残雪が出てきました。
白馬岳。緑が濃くなってきています。
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長走沢は橋がかかっていました。
長走沢上部もかなり雪解けが進んでいます。
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金山沢上部。
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このピンクの花もあちこちで咲いていました。ツツジ?。
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おお、除雪されていますね。
林道終点部まで雪の上を歩くことはありませんでした。
林道終点部の先でやっと雪の上を歩きましたが、すぐに雪が無くなり夏道登山道を歩きます。
白馬尻手前まで雪があったり無かったり。
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この沢にはまだ橋がかかっていないのでスノーブリッジを渡りますが、かなり薄くなってきていて少しどきどき。
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覚悟を決めて渡ります。
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ほぼ夏道登山道に沿って進みますが、場所によって雪がかなり薄くなってきています。
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また雪が消えますが、
白馬尻手前から一気に残雪が増えました。
さすが豊富な残雪です。シールで登るか迷いましたが、そのままシートラで進みます。
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小蓮華の正面の沢。
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大きな雪崩の跡ですね。
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7時30分、白馬尻の小屋の除雪作業中の場所の横を通過。小屋はまだ建てられていませんでした。
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風もほとんど無く、強い日差しで暑いです。今回はこの暑さで消耗してしまったかも(^^;。
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急斜面をズーム。
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土砂混じりのデブリ。
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中間部あたりから最近の降雪と思われる真っ白な雪が出てきました。もうざくざくで、つぼ足だと沈んでしまい歩きにくいです。
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振り返ります。この頃はまだガスはほとんど湧いていませんでした。
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妙高。
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高妻山。
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戸隠連峰。
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こちらの斜面から常にガラガラと落石の音が聞こえていました。一度大きな落石が10mほど横を落ちて行きました。ここはもしかしたら落石があるかもでは無く、確実に落石があり自分の近くを通る可能性も高いので、白馬大雪渓を登るときは常に上部を注意してよける準備をしておく必要があります。
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新雪が場所によって30cmほどもあり、沈んで歩きにくいです。逆に帰りはこの新雪の部分が石も無く滑りやすかったです。
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この盛り上がりは先日の雪崩れ死亡事故の現場っぽいです。
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急斜面を登っていきます。
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斜度はこれくらい。
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右側の斜面に大きな亀裂が出来ていました。近寄らないようにしないと。
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この頃までは素晴らしい天気でした。
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やっと斜度が緩みほっとします。
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振り返ると杓子岳にガスがかかり始めていました。
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杓子岳。
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白馬鑓。
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小雪渓。
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最後の雪壁をよじ登ります。
この新雪ザラメの斜面はあとで滑りを楽しめました。
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この巨大なクレーターみたいな部分は要注意。なんでこんなことに。
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白馬山荘が見えてきました。山荘まで雪はつながっていますね。
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稜線にやっと到着。
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白馬山荘、白馬岳が見えてきました。
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振り返ると絶景が(^^)。
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剣岳。
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これは多分槍ヶ岳。
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白馬鑓。
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杓子岳。
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12時12分、やっとの思いで白馬山荘に到着。小屋はもう営業している感じです。
このあと一緒に滑る約束をしていたJさんとここで落ち合うことが出来ました。なお私より1時間前に到着してすでに山頂にも登っていましたので、山頂へは私だけで向かいます。12時21分、再び歩き始めます。
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二号雪渓?の上部。
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最近の降雪で登山道だけずいぶんと白くなっていました。
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12時44分、白馬岳山頂に到着。ほぼ無風です。
景色を眺めながら食事としました。周囲は雲海です。
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東側。
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南側。
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山頂手前の雪渓の様子。滑った跡が見えます。
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13時ちょうど、そろそろ下り始めます。登山道の近くに雷鳥のつがいがいて、全然逃げずに散歩?していました。
雷鳥。かっこいいです。
13時14分、小屋まで戻ってきました。小屋のすぐ下の雪渓に移動し、滑る準備をして13時38分、滑り始めます。
新雪がほど良くザラメになっていて滑りやすいです。
小雪渓を滑りおります。
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Jさんの滑り。
私の滑り。真っ白な部分以外は少しでこぼこ&堅め。
出来るだけ真っ白な新雪ザラメを滑ります。
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私。
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気持ち良かったです(^^)。なお少し前にこけた拍子にデジカメのレンズに水滴がついてしまったようで、写真右側が少し見苦しくなっています(^^;。
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私。
このラインも気持ち良かったです。
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だんだんと急になっていきます。こけて滑落しないように注意しながら滑ります。
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私。
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急斜面を滑り降りると大雪渓の落石地帯になります。石を避けながらの修行の滑りになりますが、思ったよりがりっとすることは少なかったです。
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14時51分、スキーをザックに付け夏道登山道に進みます。
問題のスノーブリッジですが、なんと踏み抜いた跡が(^^;。少し上流側をなんとか渡れましたが、まもなく渡れなくなりそう。早く橋を架けて欲しいです。
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渡り終えてからスノーブリッジを振り返りますが、朝と比べてずいぶんと溶けているのが分かります。明日には落ちてしまいそう。
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15時56分、駐車場に戻ってきました。