日にち:2016年5月13日
場所:山梨県富士山
コース:河口湖口(五合目)→吉田口登山道→吉田口頂上→吉田大沢→河口湖口
天気:晴れ
高気圧に覆われて快晴が期待出来たこの日、今シーズン初めての富士山にバックカントリー(テレマークスキー)に出かけてきました。今年は記録的な少雪で、雪が少なかった昨年よりもさらに雪が少ないので、果たしてどれくらい滑れるのか、また雪の状態がどうなのかが心配でしたが、雪の多い8合目までは雪の状態はよく気持ちよく快適ザラメを滑ることが出来ました。その後も7合目まで何とか滑ることが出来ました。
自宅を朝3時45分に出発し富士スバルラインの五合目の駐車場を目指します。
次からの写真は向かう途中で撮影した富士山の様子です。雪が少なく、本当に6月中旬から下旬頃の富士山のようです。
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もう少し近づいてから撮影してみます。
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次の写真は同じ場所にて2015年5月22日に撮影したもの。比べてみると今年は少雪だった昨年よりも一段と雪が少ないです。
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参考までにもう1枚。2014年5月30日はこんな感じでした。5月の富士山と言えばだいたいこんな感じだったんですがねえ。
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五合目にだいぶ近づいてから。
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5時53分、富士スバルラインの五合目駐車場に到着。この時間で停まっている車は7台ほどでしたが、おそらくほとんどがBCまたは登山で訪れた人と思われます。ちなみに私の隣の車の人とは、途中で何度かすれ違い、さらに雪渓末端からの帰りをご一緒しました。
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準備をして登山口に向かいます。今回は夏道登山道がかなり出ているだろうと、テレマークのブーツはザックに付け、アプローチシューズ(専用のものではなく普通の運動靴程度)としました。
振り返ると南アルプスがきれいに見えていました。
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展望台に立ち寄ります。
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南アルプス方面。
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甲斐駒。
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北岳、間ノ岳、農鳥岳。
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塩見岳。
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荒川、赤石、聖。
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八ヶ岳、奥秩父方面。
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北アルプスも少しかすみながらも見えていました。左側の白い山は槍穂高。
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八ヶ岳。今日は帰るまで八ヶ岳はきれいに見えていました。
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金峰山。
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早朝ゆえ、まだ誰もいません。
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6時17分、登山口を通過。雪が多い年はこの時期閉鎖されていることが多いのですが、今日はゲートは開いていました。
この辺り雪はほとんど消えています。
斜面を見上げても雪は無し。
展望を楽しみながら歩きます。
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山中湖。
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三ツ峠山。
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河口湖。
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ここはゲートを超えて右の登山道に進みます。
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佐藤小屋が下に見えてきました。
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吉田大沢の一部が見えていますね。
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雨で深くえぐれた部分。
うっ、雪崩の跡が!。中は雪がほとんど消えていて普通に通過出来ました。
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指導センター。もちろんまだ閉まっています。
吉田大沢を見上げます。手前の雪の先は遥か上ですね(^^;。ちなみに帰りはここを歩いて下ってきましたが、意外と楽でした。
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吉田大沢をズーム。八合目から上は問題無さそうですが、下の方の雪が本当に少ないです。いつもならこの時期はこの場所まで雪がつながって滑って降りてこれるんですけどねえ。
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7時6分、六合目の小屋に到着。
ではここからの展望をぐるりとご紹介します。
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北岳、間ノ岳。
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甲斐駒。
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北アルプス槍穂高。
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北アルプス北部。手前に甲府盆地。
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八ヶ岳。
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金峰山。
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河口湖。
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三ツ峠山。
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富士吉田の街。
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この辺りは出かけたことが無く山の名前が良く分からないので(^^;、写真だけ。
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山中湖。
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箱根の噴煙。まだ大きく上がっています。
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それにしても今日は予報通りほぼ無風の穏やかな天気です。日差しが強く暑いです。
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吉田ルートの小屋群をズーム。
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ジグザグにひたすら登っていきます。
7時49分、七合目の最初の小屋に到着。
雪が多いと隣の雪渓を直登していくのですが、今回は基本的に山頂までほぼ夏道登山道にしたがって登っていきました。
雪もすっかりゆるんでいて滑り止めも不要です。
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最初の短い雪渓を過ぎると、この先は岩場歩きが続きます。
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いつもなら6月上旬くらいまでは手前側の雪渓をここまで滑って降りれるのですが、今回は駄目ですね。
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吉田大沢下部の様子。雪が本当に少ないです。とりわけ手前側の雪渓はもう滑ることは出来ません。
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向こう側の雪渓の方が長いので(7合目少し下まで雪がつながっていました)、帰りはそちらを末端まで滑ってみることにしましょう。
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甲斐駒と槍穂高。
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巨大な岩が上に載っている様に見えます(^^;。
9時5分、八合目の太子館に到着。この先はだんだんと雪が出てきました。
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吉田大沢の中間部の様子。
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そして登山道上はほぼ雪で覆われるようになります。
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さすがに滑り止めなしの運動靴でずっと雪の上を歩くのは少し辛くなってきましたので、ここでテレマークブーツ+アイゼンに履き替えました。
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白雲荘。
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10時7分、元祖室に到着。
ここから見上げる吉田大沢には本当に圧倒されます。素晴らしい斜面です。
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次の2枚は斜面上部をズームしたもの。
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北アルプス。白馬岳位まで見えているかな。
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八ヶ岳は相変わらずきれいに見えています。
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本八合目に向かいます。
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雪が堅いと緊張するトラバースの部分ですが、今日は雪が緩んでいて問題ありませんでした。
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10時41分、本八合目に到着。ここで少し休憩してお昼とします。
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では今日の大展望を再びぐるりとご紹介。
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頸城山塊もかすかに。白く見えるのは火打かな。
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浅間山、四阿山も見えています。
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遠くにかすかに見える山はなんだろう?。
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江ノ島が見えています。
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伊豆大島も。
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須走側斜面の様子を見てみます。こちらも上の方は雪の状態は良さそうです。
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休憩後、再び歩き始めます。この辺りから少し風が出てきましたが、強風ではありません。
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11時14分、八合五勺の御来光館に到着。
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夏道登山道に沿ってトレースがありましたので、それにしたがって登っていきます。
須走側斜面の様子。一面のザラメ斜面で滑ったら気持ちよさそうです。
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吉田大沢側。こちら側の斜面はとにかくでかいです。
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11時49分、鳥居を通過。(おそらくここが九合目か?)
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ここから先、一段と登りがきつくなり、上に山頂が見えていてもなかなかたどり着けません。この時期は下はザラメでも上はクラストと言うことも多いのですが、今回は山頂まで雪は緩んでいて問題ありませんでした。
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12時25分、吉田口頂上にやっとの思いで到着。今回も登りで6時間とちょっと。いつもの私のペースです。
私も撮ってもらいました。
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ここでSNSつながりのJさんと落ち合うことが出来ました。今回はほかにも何人かご一緒出来ないか声をかけていましたが、さすがに平日と言うことでご一緒出来たのはJさんだけでした。
ただし帰りはボーダーのKさんとも一緒でしたので、まあ3人のコラボと言っても良いかも(^^)。
今登ってきた斜面を見下ろします。滑る距離としては須走側の斜面の方が滑れそうです。
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そして山頂の様子。剣ヶ峰からお釜に滑り込んだシュプールがありました。でもここも雪が少ないですね。
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剣ヶ峰。何人かいるのが見えます。
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シュプール。
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北岳、間ノ岳、甲斐駒。
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北アルプスはだいぶ雲が湧いてきました。
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でも八ヶ岳はまだきれいに見えています。
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稜線は少し強めの冷たい風が吹いていましたので、長居はせず、すぐに白山岳手前のドロップポイントに向かいます。
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火口側の見納めです。
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吉田大沢を見下ろします。稜線から雪は緩んでいましたので、今回は大丈夫でしょう。
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準備完了です(^^)。
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13時25分、いよいよ滑り始めます。
続いてJさん。
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私はこちらを滑ってみます。
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私。
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薄いザラメですが滑りやすい雪質でした。
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Jさん。
私。
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最初の斜面の途中で大きく右側(登山道側)にトラバースして、面ツルフラットの広大な斜面を滑り始めます。
Jさん。
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滑っている右側にもまだこんなにも広大な面ツルバーンが広がっています。素晴らしい斜面です!。
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なおかつ今日は最高のザラメ斜面です(^^)。
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Jさん。
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私。
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Jさん。
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この広大な1枚バーン、雪の状態さえよければ国内で最高の斜面だと個人的には思っています(^^)。
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私。下るにしたがってだんだんとザラメが深くなってきました。
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八合目を過ぎると雪の状態が徐々に悪くなってきます。後半は石を避けながらの消化試合です。
ここからが意外と長く足がぱんぱんに(^^;。
14時1分、雪渓末端までなんとか滑ってくることが出来ました。
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ここで板はザックに付けて歩いて下りますが、帰りの準備をしていたときにちょうど滑り降りてきたのがボーダーのKさんでした。その後はご一緒しました。
この先の斜面ですが、砂走りのように歩きやすい部分が多かったです。
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15時25分、富士スバルライン五合目に戻ってきました。多くの外国人観光客で賑わっていました。
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