日にち:2016年3月10日
場所:長野県八ヶ岳
コース:北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅→縞枯山北西面を2本滑る→五辻→縞枯山・茶臼山分岐手前まで→登山道をそのまま滑って下る→五辻→北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅手前→ピラタス蓼科リゾートスキー場を滑り降りる
天気:晴れのち曇り
次の週末は土日とも仕事、そして前日には今シーズンで一番の大雪が八ヶ岳周辺に降ったかもしれないということで、たまらずにこの日の午前中、仕事に出かける途中に少し時間を作って地元の北八のテレマーク散策を楽しんできました。ちなみに先週末は風邪でダウンしていまして、やっと今日から体調が普通に戻ったところです(^^;。
北八周辺で古くから整備されているXC(クロスカントリー)ツアーコースは歩くスキー用のもので、アップダウンが少ないなだらかなルートが主体で、滑走を目的とするBCにはあまり向いていないのですが、おそらく縞枯山周辺にはそれなりに滑りを楽しむことのできる場所はあるはずと、今シーズンの一つの課題としていたのですが、今回の大雪でやっとそれを実行することが出来ました。
なお今回も時刻等は明記いたしませんが(^^;、自宅からピラタス蓼科リゾートスキー場の駐車場まで約30分です。
朝は道路は圧雪バーンになっている部分も多く、久々の雪道という感じでした。
平日と言うこともあり、駐車場はまだかなり空いていました。この辺りで積雪は13cmほどでしょうか。
BCスタイルに着替えをしてからロープウェイ片道券を買って上に上がります。
ロープウェイの中から撮影した写真です。もしかして登山道沿いも滑れるかなと期待していましたが、直前まで雪がほとんど無かったため、笹が埋まりきっていなくてゲレンデ以外を滑るのはちょっと無理ですね。
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蓼科山。
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南八の山々。
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眼下の木々も再び真っ白になりました(^^)。
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あっという間にロープウェイ山頂駅に到着。風もほとんど無く、かつ日差しも暖かでそれほど寒くはありません。と言うことは雪はかなり重くなってしまっているかも(^^;。この辺りで積雪は20cmほどでしょうか。
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縞枯山。今回は縞枯山の右下側に広がっているオープンバーンを2本滑ってパウダーを楽しみました(^^)。
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いつもおなじみのキツツキ。
シールで歩き始めます。
北横岳方面。ちょうど青空が広がってきました(^^)。
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今日はこの辺りは気持ちよいスノーシューフィールドになりました(^^)。
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ここから五辻方面に進みます。
赤い旗がXCコースを示しています。
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登山道上に枝が垂れ下がっています。
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北横岳を振り返ります。
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斜面の上部側。標高差は100〜150mほどしかありませんが、雪の状態が良ければそれなりに遊べそうな斜面が広がっています(^^)。
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実は滑走志向のBCに転向して以来、歩くスキーがメインのこのXCコースから遠ざかっていまして、ここをスキーで訪れるのは10年ぶりとなります(^^;。
参考までに10年前にXCコースをぐるっと歩いた時の様子は以下です。革靴に細目の鱗板のテレマークスキーを使っているころです。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 北八テレマーク 2006年3月
そのときにはこの標識はなかったなあ。新たにスノーシュー用のコースがありましたので、それをたどってオープンバーンの上部まで登って見ます。
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新雪が25cmほどは積もっていると思います(^^)。しかも意外とまださらさらです!。
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ノートラックパウダー、最高です!。早く滑りたい(^^)。
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斜面上部まで登り、早速滑る準備をします。
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北横岳をズーム。
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八子ヶ峰とその向こうにちょこんと山頂だけ見えているのが車山。車山もかなり白くなりました。
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では滑走開始!。斜度があまりないので(おそらく20度ほどか)、雪が深いときは最初に加速する必要がありますが、速度が出ると気持ちよいシュプールを描くことができました(^^)。少し重めながらこれならパウダー認定でしょう(^^)。
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樹林帯の手前まで滑りますが、あまりに気持ちよかったので、もう一度登り返して滑ることにしました。
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次の4枚は登り返しながら撮影したもの。
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やっぱり雪がたっぷり積もった森と青空の組み合わせは最高ですね。どこを撮っても絵になります(^^)。
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これはうさぎさんの足跡かな。
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では2本目。
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気持ちイイです(^^)。ただほかの斜面の様子も知りたいので、そろそろ先に進むことにします。
XCコースをたどると、すぐに樹林帯にはいります。緩い下りが続きます。今回は先行者はおらず、新雪が積もってブレーキ替わりになりますので、まっすぐ滑っていてもそれほど速度が出ませんでしたが、ただはっきりしたトレースがあってそれがクラストしていたりすると、ここは恐怖のボブスレーコースに変わります(^^;。
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展望台。
北アルプスや中央アルプスもうっすらと見えてはいるのですが、写真でもほとんど分かりませんね(^^;。1800mあたりから下は雲海が広がっています。
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南アルプスも見えています。
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先に進みます。
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下ってきたコースを振り返ります。ほぼ直滑降で滑っていますが、新雪でちょうど良い速度に押さえられています。
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広いオープンバーンに出ました。この先が五辻です。
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ここからの方が南アルプスがきれいに見えますね。
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南アルプスをズーム。
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茶臼山をズーム。ここから見える範囲の斜面はBCはちょっと厳しそう。
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天狗岳。今回の大雪で斜面の雪はさらに増えたように見えます。手前に見える丸山北西面も、今回の大雪で岩がほぼ埋まったかな?。
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この辺り緩い下りが続きますので、止まらないようにひたすら真っ直ぐ滑り降りていきます。
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五辻に到着。ロープウェイ山頂駅からは一部の登りを除いてほぼ下り基調でここまで来ることができました。
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では左に折れて縞枯山、茶臼山のコルを目指します。
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登山道も雪でほぼ埋もれています。
倒木の下をなんとかくぐって行きます。
だんだんと良い雰囲気になってきました(^^)。
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おおっ、この辺りは問題無く滑って降りれそうです。
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再び茶臼山。
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茶臼山北面をズーム。北面側は今回のような大雪のあとだと滑れそうな気もします。
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縞枯山、茶臼山の登山道に到着する手前で、ほぼ平坦になりましたので、今日はここまでとします。
シールをオフして、では滑走開始。最初は登山道を外れて右側の縞枯帯を滑ってみます。
斜度がなく、かつ日当たりが良くてすっかり重くなってしまい、全く進まずに早々に敗退(^^;。
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この先の登山道は問題無く滑れるでしょう。
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少し重めになっていますが、斜度がありますので気持ちよくターンしながら滑ることが出来ました。
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楽しかった広い登山道もここで終わり(^^;。あとは周囲の木をよけながらのスラロームとなりました(^^;。
でも雪が重くなっているおかげで板があまり滑らず、ほぼ直滑降で問題無く滑っていくことが出来ました。
下りはあっという間で五辻に戻ってきました。
ではゲレンデに戻ります。
ゲレンデまであと少しと言うところでガスが上がってきてしまいました。
この辺りからゲレンデに向けて滑り始めます。
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すぐにゲレンデに合流しました。
せっかくだからと所々ノートラックを滑ってみましたが、まあ重いこと重いこと(^^;。深雪でターンするのに思い切り体力を消耗します(^^;。
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暖かさゆえ、雪は重めながらアイスバーンはなく、個人的にはかなり滑りやすい斜面でした。