日にち:2015年6月22日
場所:南アルプス甲斐駒ヶ岳
コース:尾白川渓谷駐車場→七丈小屋→甲斐駒ヶ岳→七丈小屋→尾白川渓谷駐車場
天気:晴れのちガス
以前より一度は挑戦してみたかった黒戸尾根。ただコースタイムを見るとあまりに長丁場でこんな距離を1日で登って降りたことが無く(秋の涸沢日帰りは何度も歩いていますが、コースタイムは同じくらいながら平坦な林道歩きが多いため、今回のルートの参考にはならず)、自分の体調や天気によっては途中断念の可能性が高く、なかなか足を踏み出せずにいました。
ただ最近ネット上で見た八ヶ岳の1日での全山縦走の記録に感動し、やはり困難に挑戦することって素晴らしいなと思ったのが、今回チャレンジすることを決めた一番の要因でした。
朝3時15分に自宅を出てスタート地点の尾白川渓谷駐車場に向かいます。そして4時ちょうど、駐車場に到着。 駐車場には車はまだ6、7台ほどで、登山の準備をしている人は一組だけでした。
黒戸尾根をトレラン等で日帰りするひとが最近多いと聞いていましたので、もっと人が多いかと予想していましたので少し意外でしたが、まあ今日は平日ですし。
4時6分、準備をしてヘッドライトを付けて歩き始めます。上空はうっすらと明るくなり始めていました。

4時11分、竹宇駒ヶ岳神社で無事の帰還をお願いしました。

吊り橋を渡ります。

黒戸尾根登山道に進みます。

4時22分、尾白川渓谷の尾根道から分かれていよいよ黒戸尾根登山道に入ります。

そろそろヘッドライトなしでも歩けるくらい明るくなってきました。

と、いきなり目の前の木が真っ赤に見え、なんだなんだ幻想でも見ているのかと焦ったのですが、ちょうどこのとき朝日が差し込み始めたのでした。


5時20分、笹の平分岐点(横手登山口への分岐)を通過。

この先も延々と展望の無いだらだら登りが続きます。

まもなく斜面全体に朝日が届き始めました。

上空には青空も見えます。今日は午前中はまあまあの天気かなと予測していたのですが、これでがぜん元気がでました(^^)。

木の間から鳳凰三山がちらっと。この頃山頂にいたら素晴らしい展望だったんだろうなあ。

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ずっと登りというわけではなく、前半は登っては平らになってを繰り返し、なかなか標高が稼げません。

6時15分、刃渡りに到着。ま、鎖もちゃんとありますし、怖い場所ではありません。

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そして今日初めて周囲を見渡すことが出来ました。この尾根は八丁尾根かな。
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鋸岳のあたり?をズーム。
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雲海が広がっています。
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この頃は甲斐駒山頂は快晴だったんだろうなあ。
そしてはしごが頻繁に出てくるようになります。

大きな岩をよじ登る鎖場も。

6時30分、刀利天狗を通過。


いったん大きく下ります。帰りの登り返しを考えると少し頭が痛いです。

ありゃりゃ、甲斐駒自体にももうガスがかかり始めているでは無いですか!。かなりショック!。それにしても急峻な山が連続し、その先に見える甲斐駒の遠いことと言ったら(^^;。

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甲斐駒をズーム。
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6時59分、鞍部まで降ります。おそらくここが五合目小屋跡でしょうか。


ここからはしばらくはしごの連続でした。


イワカガミに癒やされます。

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鳳凰三山もまもなくガスで隠れようとしています。

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甲斐駒ももうガスで見えなくなってしまいました。
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少しくだってこの橋を渡ります。この橋の手前で今日初めての休憩を5分ほどとりました。
この先で後ろから来た登山者に抜かれました。抜かれたのは結局一人だけでしたが、でも抜いた人もいませんでしたので、結局今日は登っている人がかなり少なかったのだと思います。

ほぼ垂直に見えるはしご。登りはともかくこれを下りたくないです。

木の間から再び展望が。

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八ヶ岳赤岳、横岳、阿弥陀岳をズーム。
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7時41分、七丈小屋に到着。この頃は上空はすっかりガスで覆われ、青空、日差しが無くなってしまいました。


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広くて平らなキャンプ指定場所。

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この先、岩を削って足場を作った個所が目立ちました。
登山道脇で唯一見かけた残雪。今回はもう登山道上には残雪はありませんでした。アイゼン等は不要でした。



しばらくすると 樹林帯を出て低いハイマツの中を登るようになります。晴れていたら、きっと素晴らしい展望を楽しめるのでしょうね。


8時21分、たぶん八合目御来迎場に到着。

うっすらとまだまだ急峻な山が幾重にも重なっているのが見えます。はあ、まだあんなに登るんだ...。

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そしてここからがヴァリエーションルートのような荒れ気味の岩場をひたすらよじ登る、今回のルートで一番の核心部だったと感じます。

そろそろ足に来て、両足の太ももがけいれん寸前でした。

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鎖場。岩を削った足場はあるのですが、間隔が遠く、足を高く上げないと届かないのですが、足を高く上げると足がけいれんしそうで、試練の連続でした(^^;。


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マーキングも少ないのですが、よじ登るならこの方向以外は不可能でしょうという場所ばかりでしたが、その方向ですら本当にここを登るの?っていう感じの場所が多かったです。



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巨大な岩の上に2本の剣が刺さっていました。
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突然日差しが届き、あれっと思って上を見上げたらガスの切れ間に青空が見えていました。


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向こうに見えてきたのはおそらく甲斐駒でしょう。元気をもらって前に進みます。

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甲斐駒山頂がはっきりと見えてきました。あと少しです。

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9時9分、甲斐駒山頂に到着。長丁場の黒戸尾根をやっと登り切ることが出来ました(^^)。



実は登った直後は真っ白だったのですが、しばらくして少し青空が見えましたので、そのときに撮影しています。

摩利支天。

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山頂でガスが晴れるのを待ちながらゆっくりと食事とします。ただ状況が全然変わりませんので、諦めて9時54分、同じルートを下り始めます。ちなみに下りでは登ってくる登山者6、7人ほどとすれ違いました。

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帰りは周囲の花の写真を撮りながら下っていきます。

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10時57分、七丈小屋を通過。
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登るときに一番急に感じたはしご。上から見るとさらに一段と垂直に見えます(^^;。

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11時31分、五合目小屋跡を通過。この先登り返しがつらいです。



下るに従ってどんどんと蒸し暑くなってきました。そして足首がそろそろ売り切れに...。

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吊り橋まであと少しです。


13時45分、竹宇駒ヶ岳神社まで戻ってきました。


13時52分、駐車場まで戻ってきました。

売店で購入したソフトクリームのおいしかったことと言ったら(^^)。
今回の黒戸尾根チャレンジですが、竹宇駒ヶ岳神社起点で登り4時間57分、下り3時間51分でした。
自分の中では、どうせ登るなら登り5時間を一つの目標としていましたので、その点でも満足度の高い山行きとなりました(^^)。
それにしてもこのルートの達成感ははんぱないです(^^)。