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車山・霧ヶ峰テレマーク(2014年12月)

日にち:2014年12月31日

場所:長野県霧ヶ峰、車山

コース:車山肩→車山山頂→車山肩→沢渡スキー場跡周辺の斜面を滑る→車山肩

天気:曇り時々晴れ

二日前に湿った雪が降り、霧ヶ峰周辺でも30cmほどは新雪が積もったらしいと聞き、さらには前日は1日ガスで今日は天気予報は晴れ。それなら二日前の新雪がさらさらのまま保存されているかもしれないと期待して、今年最後のバックカントリーに車山北面に出かけて来ました。
自宅を8時に出発し、車山肩に向かいます。そして8時33分、車山肩の駐車場に到着。北側の除雪エリアの狭い駐車スペースはこの時間、他に駐まっている車はいませんでした。

準備をし、8時50分、シールを付けたスキーで歩き始めます。

天気予報では晴れ、かつ自宅を出るときに確認したライブカメラでも霧ヶ峰は晴れていたのですが、ちょうどこの時間はガスがかかってほとんど曇りという感じでした。
雪ですが、比較的柔らかい雪が20cmほど積もっています。表面は強風の影響で少しパック気味という感じでした。
また私より先にスキーとボードの人がすでに登って滑り降りたようで、登りと下りのトレースが山頂直登ルートに付いていました。

山頂直登ルートは途中に急斜面をトラバース気味に登るところがあります。今回はこの部分に二日前の降雪と思われる雪が50cm以上積もっていて、シールで問題無く登ることが出来ましたが、スノーシューの人だとおそらく膝程度のラッセルになったと思います。つぼ足では腰まで埋まることが予想され、つぼ足ではこの直登ルートは避けた方が良いと思われます。

直登ルートを登っていくと途中に標識がありますが、北面側に滑り込む場合はこの標識の場所が一つの目安となります。今回私はもう少し東寄りの急斜面を滑り降りましたが、車山北面は初めてという人は、この標識から北側に滑り込めば危険地帯は避けることが出来ます。

9時29分、車山山頂に到着。上空の雲の流れは速く、青空が広がったかと思えばあっという間に雲が広がるを繰り返していました。

八ヶ岳方面は雲が多かったので、今日の展望は南アルプス方面より右回りでご紹介します。
富士山もうっすらと見えていました。


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北アルプスは全く見えませんでした。


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八島湿原をズーム。ハート型です。


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鷲ヶ峰をズーム。最初のピークの東側の急斜面にシュプールが刻まれています。


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三峰山をズーム。ひときわ真っ白に見える山です。もう全山滑走には問題なさそうです。近いうちに訪れてみたいと思います。


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殿城山をズーム。まだ少し藪が目に付きますが、そろそろ滑ることが出来るかな。


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4日前の車山BCでテレマークスキーのビンディングが壊れたので、今回は新しいビンディング(Rottefella Cobra R8)に変えての初の滑りとなります。


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極寒の中、青空が広がるのを待ちますがなかなか上空にかかったガスが消えてくれません。寒さに耐えきれず、10時2分、そろそろ滑り始めます。いったんは登ってきたルートを戻っていきます。

直登ルートへの分岐の少し手前から北側斜面に入って滑り始めます。

パック気味ですが、表面10cmほどはターンしてシュプールが描けるほどの雪質です。
続いて上側の段差の急斜面を滑り降りてみます。


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強風の影響でパックパウダーです。ターンで30cmは削れますが、さらさら感はありません。


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いつも滑る西側の広い斜面でなく、今回は北面真ん中の少し急な斜面を滑ってみます。藪は埋まり、滑るには問題ありません。


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上部は風の通り道ということもあり、相変わらずのパックパウダーです。


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ただ中間から下は風の影響が無くなり、クリーミーな膝パウダーバーンとなりました(^^)。


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舞い上がるパウダーではありませんが、滑っていてかなり気持ちよかったです(^^)。


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斜面下部の藪もほぼ埋まっています。


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斜度が緩んでからも下りラッセルにならずに気持ちよく滑ることが出来ました。おそらく今回の降雪30cmの下には前回滑った堅いバーンがあって、スキーがそれより下に落ち込まないためだと思われます。


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10時49分、車山湿原沿いの登山道に出ました。ただし積雪で木道や登山道脇の杭はほぼ埋まっていて、所々に立っている竹竿がルートの目安です。ここからシールで車山肩まで戻ります。

蝶々深山。


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車山北面を振り返ります。


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車山北面をズーム。


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11時3分、車山肩まで戻ってきました。寒いのでこのまま帰ろうかと思っていましたのが、ビーナスの丘の先の沢渡スキー場跡の斜面の様子が気になり、とりあえず足を伸ばしてみることにします。

こちらも積雪が多く、斜面の藪、登山道沿いの杭はほぼ埋まっています。

この標識のところから北側に進みます。

11時20分、沢渡スキー場跡の斜面上部に出ました。こちらも積雪が多く、藪もほぼ埋まっています。それではこの斜面を滑ってみましょう。


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表面は軽くパックされていますが、30cmほどのクリーミーなパウダーバーンです。堅い下地があるためにそれ以上はスキーが落ち込むことは無く、気持ちよく高速に滑り降りていくことが出来ました。


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ただし途中にロープが張られている場所がありますので、速度を付けたまま突っ込まないように注意しましょう。

 


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リフト沿いにもう少し滑り降りてみましょう。


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斜度が緩むまで気持ちよく滑ることが出来ました(^^)。


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斜度が緩むと、まもなくレストハウス跡の建物があります。この先も藪が目立たず滑ることは可能ですが、斜度が無いため今回はここで登り返すことにします。

自分のシュプールをたどって登り返し、リフト終点手前で西側の斜面に進みます。実はこちら側の斜面の方がパウダーがたまりやすく、かつ斜度があって気持ちよいパウダー滑降を楽しめるのです。

斜面上部まで登り返し、ここから滑ってみます。


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こちらの斜面は風による影響が少なく、全体的にクリーミーなパウダーという感じでした。藪も多少出ていますが、滑るにはほぼ問題ありません。


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ああ気持ちよかった(^^)。雪も今日滑った中では一番柔らかでした。


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12時15分、シールを付けて斜面を登っていきます。

スキーでも20cmほどは沈むラッセルが続きます。

今滑り降りた斜面はこんな感じです。


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沢渡スキー場跡のリフト小屋を目指して登って行きます。

それにしても登っている斜面の隣もこんなおいしそうな斜面が広がっています。午後用事が無ければもう一度滑ってみたいところです(^^)。


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12時30分、リフト小屋まで登ってきました。そのまま車山肩まで帰ります。


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車山北西面をズーム。山頂直登ルートが見えます。スキーヤーが二人滑り降りているのも見えます。
ただ車山の場合、この北西面は風の通り道で雪があまりつかないため、ディープパウダーの滑りはあまり期待出来ないのです。


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車山北面をズーム。上部斜面に私のシュプールも少し見えていますが、車山BCの醍醐味はやはりこの北面滑走だと思います。最後は車山肩まで登り返しが必要になりますが、車山西面、北西面から飛ばされた新雪が吹き溜まりますので、ディープパウダーが楽しめる斜面でもあります。ただしルートによっては雪崩等にも注意が必要となりますが。


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12時47分、車山肩駐車場まで戻ってきました。