日にち：2014年8月24日
場所：長野県入笠山
コース：沢入登山口→入笠湿原→入笠山山頂→入笠湿原→沢入登山口
天気：曇り（ただし日差しはあり）
この週末は天気予報では時々雨のいまいちな天気だったのですが、実際には時折青空も見える天気となりましたので、8月のうちにぜひもう一度訪れてみたかった入笠湿原の花を見に出かけてみました。
なおシーズン中はほとんどの日がマイカー規制となっていて、8時から15時の間は富士見から上がる林道の沢入登山口から上が通行出来なくなりますので注意が必要です。今回はスタートが遅かったので、沢入登山口から歩くことにしました。
自宅を11時に出発し、沢入登山口の駐車場には11時29分に到着。車が10台ほどとバスが1台駐まっていました。さすがにすずらんの時期ほどの大混雑はありません。
準備をして11時34分、歩き始めます。
自宅を出るときは空は8割方青空だったのですが、ここまで来るとガスで上空はほぼ真っ白です(^^;。でも日差しはほぼ常にあって暑かったです。
歩き始めてすぐに林の中にマルバダケブキの群落がありました。
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それ以外の花はところどころにぽつんぽつんという感じでした。これは多分コウゾウリナ。（今回、花の名前は富士見パノラマリゾートのホームページの花の開花状況のページで確認しています）
マルバダケブキは今回あちこちで見ました。
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小さい花ですがおもしろい形をしていたのでぱちり。
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12時17分、入笠湿原のゲートに到着。
入ってすぐにヨツバヒヨドリの群落があります。
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よく見ると大きめの蝶が何匹もとまっています。アサギマダラです。動きが速いのでなかなか良い写真が撮れません(^^;。
入笠湿原ですが、予想以上に花が多くて驚きました。
マツムシソウも沢山咲き始めています。
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コバギボウシはそろそろ後半。
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カワラナデシコ。
ウツボグサ。
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ノハラアザミ。
多分ノコンギク。
シシウドのような花ですが、小さめなのでおそらくオオバセンキュウ。
入笠湿原をぐるりと一回りしてみます。
多分クルマバナ。
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黄色い大きめの花が多分クサレダマ。
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青紫のサワギキョウ。気持ちピークは過ぎた感じはありますが、それでもその一面の花は今回の入笠湿原で一番見応えがありました。
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ほぼ常に日差しはあり、空も時折青っぽくなるのですが、はっきりとした青空にはなってくれません。ああ、これできれいな青空だったらどんなに花も映えることでしょう(^^;。
湿原がサワギキョウの青紫で染まっています。
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コオニユリ。周りも一面花だらけです。
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ツリガネニンジンはもう後半というところ。
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黄色い花は多分アキノキリンソウ。ピンクはカワラナデシコ。
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本当に花が多く、一歩歩いてはぱちりでなかなか足が前に進みません(^^;。
次にサワギキョウの群落の方に進んでみます。
秋に入笠湿原を一面青色に染めるエゾリンドウも咲き始めです。
入笠山をバックにサワギキョウの群落をぱちり。ああ、青空が欲しいです(^^;。
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サワギキョウの群落。
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本当に素晴らしいです。サワギキョウの見頃の時期に間に合って良かった。これは一度見ておく価値は十分にあります。
沢の近くで沢山咲いているピンクの小さな花は多分ツリフネソウ。
マルバダケブキ。
今回は歩いたことの無いルートを進んでみます。
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ヤナギランは見頃は過ぎてそろそろ終盤という感じでした。
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多分キオン。
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最後はすずらんの斜面の一番上から下っていきます。
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マツムシソウが一杯咲いています。
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こちらはおそらくツリガネニンジンの群落。
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マツムシソウをアップで。
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マツムシソウの斜面。
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こちらはコオニユリの斜面。
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今降りてきた斜面を振り返ります。
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ワレモコウ。
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この特徴的な紫の花は秋の花、トリカブト。トリカブトの種類はあまり知らないのですが、富士見パノラマリゾートのページによればホソバトリカブト。
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13時1分、そろそろ入笠山のお花畑の方に進みます。
入笠湿原を振り返ります。
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13時8分、ゲートを開けてお花畑に進みます。
積雪期はスキーで気持ちよく滑り降りた斜面も、今は見事なお花畑となっています。
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両側にハクサンフロウの群落があります。
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7月末に斜面をピンクに染めていたシモツケソウはもう終盤です。
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アキノキリンソウとコオニユリ。
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ピンクのシモツケソウは最後まで目立ちます。
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コオニユリ。
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ヤナギランの群落の斜面。
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ピークを過ぎてそろそろ終盤というところです。
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シモツケソウの最後。
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斜面の上の方にはまだ見頃のヤナギランもありました。
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マツムシソウ。つぼみが多いので、これからどんどん咲きそうです。
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ヤナギラン。
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斜面上部の一番のお花畑にさしかかります。
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この斜面は本当に文字通りお花畑となっていて、本当に見事です。
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少し遅くなりましたが食事は入笠山山頂で取ることにして山頂に向かいます。
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分岐はいつも通り岩場コースに進みます。
牧場側の斜面が黄色に染まっています。マルバダケブキの群落です。
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登山道脇にもぽつんぽつんとマルバダケブキが咲いています。
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岩場ルート唯一の鎖場。
ヤマホタルブクロ。
山頂が見えてきました。
13時41分、入笠山山頂に到着。
20人ほどの人がのんびりと食事をしています。私も岩に腰掛けて遅い昼食とします。
雲でほとんど展望が無いのが残念です。
八ヶ岳もすっぽり雲をかぶっています。というよりはここの上空に雲がかかっていて周りが隠れているという感じです。麓はきれいに見えています。
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北アルプス方面もだめ。ただし諏訪湖や守屋山はぎりぎり見えています。
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諏訪湖をズーム。
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南アルプスは甲斐駒、鋸岳だけ見えています。
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甲斐駒、鋸岳をズーム。
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富士山は雲の合間に時々見えていました。今日は富士山はきれいに晴れていそうです。
さすが週末ということで、この時間になっても次から次へと登ってきています。
山頂の周りも、探せばマツムシソウやハクサンフロウなどが咲いていました。
14時6分、そろそろ下ることにします。
次の写真は御所平峠近くで撮影したもの。
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14時19分、マナスル山荘本館に到着。ここでソフトクリームを食べて休憩します。
この先は林道を歩いて入笠湿原に向かいますが、林道脇の小川にはピンクのツリフネソウの花が沢山咲いていました。
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14時38分、入笠湿原を通過。そして15時5分、沢入登山口まで戻ってきました。
さて次は入笠湿原のエゾリンドウが見頃になった頃にまた訪れてみたいと思います。
