日にち:2014年4月11日
場所:長野県霧ヶ峰車山
コース:車山肩→車山山頂→車山肩
天気:晴れ
今シーズン最後の車山バックカントリーに、快晴となったこの日、お昼をもって出かけてきました。気温が低いのでざらめが育っているか心配でしたが、予想通り斜面上部は全体に堅めで、ざらめ滑走が楽しめたのは肩に近い緩やかな斜面だけでした。
自宅を9時45分に出発し、車山肩に向かいます。そして車山肩の駐車場に10時15分に到着。
車山肩の駐車場ですが、残雪もほぼなくなり、夏場と同じ広さの駐車場になりました。
準備をし、スキーはザックに付けた状態で10時27分、歩き始めます。
蝶々深山。ここから見える南面側の斜面はすっかり雪が無くなりました。ただし車山湿原には残雪はまだまだ多いです。
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登山道も山頂近くまでほぼ雪で覆われていました。場所にもよりますが、登山道上の残雪は30cmから50cmほどあると思われます。今日は気温が低いためにほとんど緩んでいなくて坪足でもほとんど沈まずに歩けましたが、暖かい日だと踏み抜いて歩きにくいかもしれません。
冬の間は途中から山頂直登ルートに進むことが多いのですが、今回は途中で雪が途切れていますので、このまま夏道登山道を進んでいきます。
この部分は夏道登山道で一番雪が吹きだまる部分です。
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登山道の周囲はほぼ雪は消え、登山道の部分だけ雪がたっぷりと残っている感じです。
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北アルプス槍穂高をズーム。
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常念岳をズーム。
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車山の稜線もほぼ雪は消えました。
でも登山道だけは真っ白です。
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御嶽山をズーム。
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乗鞍岳をズーム。2日前は富士見岳横の富士見沢を滑り降りました。
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中央アルプスをズーム。
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山頂近くの登山道は、ところどころ雪が消えている部分がありました。
11時26分、車山山頂に到着。山頂周辺は雪はほぼ溶けています。そしてどろどろでした(^^;。
山頂の標識が随分と高く感じます。厳冬期は雪が50cmほどは積もっていたのでしょうね。
では今日の展望を八ヶ岳方面から右回りでご紹介。
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蓼科山をズーム。
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北横岳をズーム。
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天狗岳をズーム。
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赤岳、横岳、硫黄岳をズーム。
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権現岳をズーム。
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富士山もかすかに見えていましたが、きれいに写真に撮れませんでした。
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南アルプスをズーム。
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北面側に移動して撮影続行です。北面側には残雪はほぼ稜線から残っています。
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鷲ヶ峰をズーム。
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三峰山をズーム。ここから見える斜面は南面側のせいか、随分と雪が無くなったように見えます。おそらく東側の斜面にはまだ滑れるほどの残雪が残っていると思うのですが...。
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北面上部の残雪の上で滑る準備をし、12時2分、残雪の上部を西側にトラバースしていきます。雪は表面はうっすらと緩んでいますのでしっかりとエッジはかかります。ただし今日のこの低温と冷たい風のために期待したざらめにはなっていません。
山頂直下の急斜面の様子。今回はこの山頂直下の急斜面を滑る予定でしたが、今日の堅めのコンディションを考慮してここを滑り降りるのは止めにしました。
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どんどんと西側にトラバースしていき、やっと広いバーンに出ました。
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ではこの辺りからフォールラインに進路を取ります。
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表面がうっすらと緩んでいるだけですので、シュプールもかすかに残るだけです。
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この先の斜面もまだ滑るには十分の残雪がありました。(厳冬期は「いつものパウダーバーン」と呼んでいる斜面です)
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ただこの斜面でも雪はまだあまり緩んできていませんね。残念。
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ざらめを求めて、前回ざらめが気持ちよかった斜面の方にトラバースしていきます。
この斜面は斜度が緩やかなため、日射しが良く当たり雪は緩んできています。
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今日は山頂からこんなざらめを滑る予定だったのですが(^^;。
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この斜面のざらめ滑走があまりに楽しかったので、もう一度登り返して違う斜面を滑ってみます。
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最高!。
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気持ちよいざらめでした(^^)。
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登山道に合流しました。ここでスキーにシールを付けて車山肩に登り返します。
車山肩手前の吹きだまりの部分はまだ雪がたっぷりでした。
車山肩の手前で今滑り降りた車山北面を振り返ります。
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車山北面をズーム。
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12時54分、車山肩の駐車場に到着。
今年は車山北面の残雪がまだまだ多く、もうしばらくは滑ろうと思えば滑れそうですが、とりあえず車山、霧ヶ峰周辺でのバックカントリーはこれで終わりにしたいと思います。車山北面、今シーズンもたっぷりと楽しませてもらいました(^^)。
さて次にここを訪れるのはレンゲツツジの頃になると思います。