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乗鞍テレマーク(2014年4月)

日にち:2014年4月9日

場所:長野県乗鞍高原

コース:Mt.乗鞍スキー場→位ヶ原→富士見岳手前の稜線→富士見沢を林道まで→位ヶ原→Mt.乗鞍スキー場

天気:晴れ

3日前、Mt.乗鞍スキー場最終営業日にも乗鞍を訪れているのですが、その時は位ヶ原先は吹雪&ホワイトアウトで進めなかったことから、そのリベンジと言うことで快晴弱風の予報のこの日、再び乗鞍に出かけてきました。今シーズン、乗鞍にBCに訪れるのはこれが4回目ですが、初めて位ヶ原より先に進むことが出来、最高の展望を楽しむことが出来ました。もしかして3日前のパウダーが残っているかもと期待もしていたのですが、さすがにこの時期、3日はパウダーが持ちませんで、上の方は全体的にパックスノーが湿雪気味になりかけている、そんな雪質でした。

自宅を5時20分に出発し、乗鞍を目指します。
次の写真はスキー場少し手前で撮影した乗鞍岳の様子。今日は高気圧に覆われて本当に良い天気になりました。稜線には雪煙も見えず、風も穏やかそうです。

剣ヶ峰をズーム。


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富士見岳方面をズーム。


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6時52分、休暇村前駐車場に到着。さすがにスキー場営業終了後の平日と言うことで、BCと思われる車は2、3台のみでした。

準備をし、7時7分、ゲレンデをシールで登り始めます。この時間、雪は緩んでいなくて堅めでした。

ゲレンデの一部では地面が見え始めているところもありました。

風もなく日射しが強いので、途中で暑くて上着を脱ぎました。

道路の除雪が進んでいますので、いったんスキーを外して向こう側に渡ります。

かもしかゲレンデも除雪された道路でゲレンデが寸断されています。


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最初の道路の部分では、2mほどの雪壁になっていて下りる場所が見つからず、

トレースのあったこちら側に大きくトラバースしました。ここも朝はかちかち、ガリガリで緊張しました。

無事道路に下りて道路を歩いていきます。

一番上の斜面に登る部分は、登れるように斜めに除雪されていました。

8時36分、ゲレンデ最上部のツアーコース入口に到着。


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日射で表面が少し緩んできて、シールでほぼ直登で登っていくことが出来ました。


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8時57分、最初の急斜面を登り切り、ここで10分ほど休憩します。

間もなく剣ヶ峰が見えてきます。今日は本当に素晴らしい天気になりました(^^)。


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位ヶ原に登る急斜面です。見る限りどこにもパウダーはありません(^^;。ここもシールでほぼ直登で登ることが出来ました。
ところでトレースを見ると、どうも私より先には一人、スノーシューの人が先行しているようでした。


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急斜面の一番上から下る斜面の方ですが、中間部がえぐられたかのように斜面がくぼんでいます。上の方に雪がたまってそうなったのか、雪解けでそうなったのかは分かりません。


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10時7分、位ヶ原に到着。先ほどまではほぼ無風でしたが、ここで少し風が出てきましたので上着を着ました。ただ人によっては上着がなくても済むくらいの風です。乗鞍も春に向かっていることを感じました。

剣ヶ峰!。


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高天ヶ原。


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今日は写真撮りまくりでなかなか足が前に進みません(^^;。


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剣ヶ峰をズーム。斜面に新雪がたまっているようだったら剣ヶ峰ピークからとも思っていたのですが、今回も予定通り富士見沢の方に進むことにしました。


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今日は遠くは少しかすみ気味ですが、北アルプス槍穂高はきれいに見えていました。


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では富士見岳手前の稜線に向けて登っていきます。


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昨日と思われるシュプールが残っていますが、シュプールはあまり深くなく、雪は少し堅めという感じです。登っている部分も、スキーで10cmほどは沈むのですが、さらさら感はなく、パックスノー気味、湿雪気味です。


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登るに従って剣ヶ峰の見え方も変わって行きます。


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剣ヶ峰をズーム。


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11時26分、斜面ピークの岩場に到着。ここも風はそよ風程度でした。

ではここからの展望を剣ヶ峰方面から左回りでご紹介。


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剣ヶ峰をズーム。


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蚕岳、朝日岳間の斜面をズーム。


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ちなみに後で感じたのですが、おそらくこの辺りの斜面で一番陽当たりの良い南向きの斜面はここから肩の小屋口のトイレ小屋に滑り込む斜面で、おそらくこの時間では一番雪が緩んで滑りやすかったのかなあと。


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常念岳をズーム。


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北アルプス槍穂高をズーム。


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富士見岳側の斜面のトップから滑り込んだシュプールが残っています。おそらく昨日のものでしょうか。(というのは、今日先行していたボーダーは先に他の斜面を滑っているのが見えましたので)


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では富士見沢上部に向かいます。ただそこに向かう斜面が北側で、今日一番のかちかち状態で緊張しました(^^;。

さて富士見沢上部に来ました。斜面をのぞき込むと面ツルの良い感じに見えますが、雪質が気になります。


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富士見岳側の急斜面。


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滑る準備をし、11時40分、斜面にドロップイン!。


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堅めのパックスノーで表面が薄く削れるだけでした(^^;。おまけにスキーで削った雪が自分の周りを一緒に流れていき、自分が停まっているのか動いているの分からない状態で感覚がおかしくなり滑りにくかったです。
これではつまらないとスキーヤーズレフトの陽当たりの良い側の斜面にトラバースします。同じ斜面ですが、陽当たりが良くなると急に雪のゆるみが進み、こちらはスキーで10cmから15cmは沈む雪になりました。


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富士見沢ではこの辺りが一番楽しかったかも。


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下の方は重い湿雪で疲れました。

12時11分、あっという間に林道まで滑り降りてきました。

ここでお昼休憩としたのち、12時22分、シールを付けてツアーコースに戻ります。次の写真は屋根板側の斜面の様子。


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途中で今滑り降りた斜面を振り返ります。


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富士見沢をズーム。私のシュプールも見えています(^^)。
ところで富士見岳側の斜面ピークから滑ったボーダーと思われるシュプールが二つはっきりと見えますが、昨日と思われるシュプールの方は斜面上部で湿雪雪崩を起こしていて、もう一つのシュプールは途中で数十m滑落した様に見えます。あの辺りは45度を超える急斜面ですので注意が必要です。


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12時50分、位ヶ原からツアーコースに下る急斜面の一番上まで戻ってきました。
滑る準備をして斜面をのぞき込みますが、中間部がえぐれたように見えません。怖いのでもう少し右側に移動して滑り降りていきます。


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斜面はざらめですが、シュプールがリセットされていなくて少し荒れ気味です。


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その先のツアーコースは雪が緩みすぎてぐさぐさ状態で逆に滑りにくかったです。足が疲れました。

でもスキー場に下りる急斜面は締まったざらめで気持ちよかったです。


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でもざらめ滑走を一番楽しめたのは、実はゲレンデでした。とりわけここ!。


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除雪で転がり落ちた雪玉のない部分を滑りましたが、適度な斜度、適度なゆるみ具合で滑っていて最高でした(^^)。


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その先のゲレンデもよく走るざらめでした。


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13時50分、駐車場に到着。