日にち:2014年2月20日
場所:長野県霧ヶ峰、車山
コース:車山肩→車山山頂→車山肩→沢渡スキー場跡周辺の斜面を滑る→車山肩
天気:晴れ
先週末の記録的大雪のあと、初めて霧ヶ峰、車山周辺にバックカントリー(テレマークスキー)に訪れてみました。やはりその後に吹き荒れた強風の影響が大きく、斜面の上の方はほとんど吹き飛ばされてしまっていましたが、斜面の下の方にはそれが吹きだまって、パック気味ながらまあまあディープパウダーの滑りを楽しむことが出来ました。
自宅を8時50ふんに出発して車山肩に向かいます。そして9時34分、車山肩の駐車場に到着。車山肩の駐車場の除雪エリアは相変わらず狭いです。私は2台目でした。
9時45分、準備をしてシールで歩き始めます。
蝶々深山。真っ白です。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
では車山山頂に向かいます。今回も山頂直登ルートで。この辺りは強風パックされているものの、表面10cmほどは柔らかい雪でした。
車山肩を振り返ります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
鷲ヶ峰をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
右手にある吹きだまりの急斜面の様子。風が強すぎて飛ばされてしまったのか、思ったほど雪庇も巨大化していません。ただ崩れやすいのは確かですので、近づかないようにします。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
この先の急斜面のトラバース個所も、雪が柔らかいので問題ありませんでした。
急斜面を登り切ると、斜面は強風が吹き荒れた跡が顕著になります。
登山道に合流。山頂近くになると雪がすっかり飛ばされて地面やブッシュが出ているところが目につきました。
10時18分、車山山頂に到着。先週末の大雪はほとんど吹き飛ばされてしまっています。
雲が多め、かつ遠くはかすみ気味で展望はいまいちですが、とりあえず今日の展望を紹介します。まず八島湿原方面。北アルプスはかすんでいて、ほとんど見えませんでした。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
美ヶ原方面。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
浅間山方面。かすかに浅間山も見えていました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
殿城山をズーム。そのうち一度滑ってみたいエリアです。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
八ヶ岳はかなりかすみ気味です。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
蓼科山をズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
南アルプスもかすんでいます。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
滑る準備をして10時40分、最初は登ってきた登山道をスキーで下り始めます。そして雪が多そうな所から北面に進んでいきます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
新雪が吹きだまっていそうな斜面を選んで滑っていきます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
新雪の部分は風でパック気味ですが比較的柔らかく、問題なくターンも出来ました。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
いつものパウダーバーン(下の写真の左側の森のさらに左側の斜面)はシュプールがいくつも付いているのが見えましたので、今回も真ん中の急斜面を滑ってみることにします。なおこの斜面、そしてここから東側の急斜面は時々雪崩が発生する斜面ですので注意が必要です。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
パック気味ですが、ディープパウダーでした(^^)。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
下の登山道まで滑り降りてから、車山北面を振り返ります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
滑り降りた斜面をズーム。一番上の稜線から滑り降りてきましたよ。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
西側のいつものパウダーバーンにも沢山のシュプールが刻まれています。こちらの斜面は今滑った斜面ほど急ではなく、滑るには比較的安全な斜面です。車山北面を初めて滑る人にはぜひお勧めしたい斜面です。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
山頂直下の一番急な斜面の様子。雪崩多発地帯です。今回は一つシュプールが付いていますが、くれぐれも知らずにこの斜面に入り込まないようにしましょう。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
ではシールを付けて車山肩に登り返します。登山道脇の杭もすっかり埋まり、登山道の位置を示すのはところどころにある竹竿だけです。
蝶々深山。真っ白と真っ青の2色の世界が広がっています。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
先ほどまで三峰山の方にかかっていた雲が無くなり、三峰山がきれいに見えてきました。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
三峰山をズーム。大雪後の東斜面の積雪の様子が気になります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
車山肩近くの吹きだまりの部分は、上部は新雪がすっかり飛ばされてカリカリバーンが出ていました。
今滑った車山北面を振り返ります。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
さて、とりあえず車山肩を通り過ぎてその先の沢渡スキー場跡の斜面の様子を見に行きます。こちらは登山道上の雪は堅めの部分が多かったです。
ニッコウキスゲの時期にはカメラマンでいっぱいになる場所からぱちり。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
沢渡スキー場跡の斜面上部につきました。
こちらの斜面も、少なくとも上部は風の影響がかなりあるようにみえます。さてこの斜面を滑るかどうか迷い、とりあえずリフトのさらに西側の斜面の様子をまず見てみることにします。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
リフトの西側の斜面も同じく強風の影響が顕著です。うーん、どうしよう(^^;。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
それでも前回気持ちよかった斜面(この斜面の一番西側の斜面、少し急なのでその斜面上部まで行かないと斜面が見えません。)まで行ってみます。
そしてやっと風の影響が少ない斜面に巡り会えました(^^)。良かった良かった。では早速滑ってみましょう。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
気持ちよい柔らかいディープパウダーでした(^^)。舞い上がるスプレーを太ももから腰に感じながら滑っていました。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
前回ここを訪れた時はこの下の森の中をかなり下まで滑っていきましたが、今回は今の斜面がとても良かったのでこの斜面を登り返して滑ってみることにします。
2本目は先ほどのシュプールと樹林帯の間を滑ってみます。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
さらさら感のあるパウダーでした(^^)。森に近いほど風の影響は少ない感じです。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
ずっとさらさらのディープパウダーでした。最高でした(^^)。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
1本目のシュプールをズーム。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
では再び登り返します。
では3本目。
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
(クリックすると1024×768pixelの画像が見られます)
ではそろそろ帰ることにします。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
車山北面をズーム。真ん中の斜面を滑る私のシュプールも少し見えています。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
車山湿原。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
蝶々深山。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
13時ちょうど、車山肩駐車場に戻ってきました。停まっている車は2台と変わりませんでした。
次の写真は帰る途中に撮影した蓼科山の様子。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)
蓼科山をズーム。蓼科山にもそろそろ滑りに出かけてみたいです。
(クリックすると1600×1200pixelの画像が見られます)