日にち:2014年1月23日
場所:長野県蓼科高原
コース:すずらん峠駐車場→ヒュッテアルビレオ→八子ヶ峰東峰→東面を滑って登り返し×2→北面を滑り降りる→すずらん峠駐車場
天気:晴れ
今週になって度々雪が降り、そしてこの日は久しぶりの快晴が期待できそうと言うことで、たまらずに午前中仕事を休んで近くの八子ヶ峰にバックカントリー(テレマークスキー)に出かけてきました。八子ヶ峰を滑るのは今シーズン初めてです。
自宅を6時30分に出発し、スタート地点のすずらん峠の駐車場に向かいます。
すずらん峠が近づくと正面に蓼科山がくっきりと見えてきました。ちょうど朝日が山頂に当たり始めていて、とてもきれいでした。
蓼科山山頂をズーム。
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7時18分、駐車場に到着。八子ヶ峰側の小さな方の駐車場に停めました。
この時点では道路の反対側の広い駐車場にも車がまだ数台でした。
準備をし、7時37分、シールを付けたスキーで歩き始めます。
周囲の藪もほぼ埋まり、バックカントリーやスノーシュー向けのフィールドとなりました。
少し急な斜面には、上からスノーシューで駆け下ったと思われる跡が沢山付いていました。雪がさらさらだと、この位の斜面をスノーシューで駆け下るのは本当に楽しいものです。
間もなく尾根上に出ました。
八子ヶ峰に向けてまだまだ登っていきます。
登っていく右側の尾根を、ヒュッテアルビレオから女神茶屋の辺りまで滑り降りるのも楽しそうです。
後で滑る東斜面の様子。まだ藪が埋まりきっていませんが、果たして滑ることが出来るでしょうか(^^;。
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東急リゾートへの登山道の分岐を通過します。
この先も周囲の藪はほぼ埋まっています。しかも雪は本当にさらさらです(^^)。後でこの辺りを滑ってみることにしましょう。
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ヒュッテアルビレオの赤い屋根が見えてきました。
そして西側の展望が一気に広がります。中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、全部きれいに見えています(^^)。
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北アルプス槍穂高をズーム。
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8時12分、ヒュッテアルビレオに到着。(この時期は営業していないと思われます)
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八ヶ岳の稜線には大きな雪煙が舞っているのがここからでもはっきりと分かります。上の方は暴風っぽいですね。
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南アルプスをズーム。
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中央アルプスをズーム。手前右側は守屋山。
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御嶽山をズーム。
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乗鞍岳をズーム。
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では八子ヶ峰東峰まで進みます。
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ここまでたどってきたスノーシューのトレースですが、途中で踏み抜いて太ももくらいまで落ちていましたので、スキーで別ルートに進みます。
蓼科山。時間と共にどんどんと陽が当たってきています。時間と場所で見える雰囲気がどんどんと変わっていき、今日は蓼科山の写真を本当に沢山撮影していました。ここ八子ヶ峰は蓼科山の本当に素晴らしい展望台です。
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真っ白な雪原にトレースを付けていきます。
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東峰が近づくと、向こうに北アルプスの山々が見えてきます。
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8時33分、八子ヶ峰東峰頂上に到着。多少風はありますが、厳冬期としては穏やかな方です。
せっかくですので展望の良いところまで、もう少し進んでみます。なおスノーシューのトレースは少し手前で引き返したようで、ここからはほぼ埋もれたうっすらとしたトレース跡しかありませんでした。
見晴らしの良い場所で写真撮影の開始です(^^)。
ちなみにこの先北西に続く八子ヶ峰の尾根をロイヤルヒルスキー場まで、スキーあるいはスノーシューで縦走することも出来ます。(車は2台必要ですが)
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上の写真には入っていませんが御嶽山をズーム。
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乗鞍岳をズーム。
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車山をズーム。
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槍穂高、常念岳をズーム。
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燕岳方面をズーム。その手前の真っ白な山がお気に入りのバックカントリーフィールド、三峰山です。いちだんと白くなった気がします(^^)。
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立山をズーム。
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美ヶ原をズーム。鹿島槍も山頂だけちょこんと見えています。
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白馬岳方面をズーム。
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浅間山方面は雲がかかっています。
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展望を楽しんだらいったんヒュッテアルビレオまで引き返します。
そしてヒュッテアルビレオの横でシールを外し、東斜面の方に向けて滑り始めます。
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雪はそれほど深くなく、踏み込めば下の笹まで踏み抜いてしまいますが、滑る場所を選べばまあまあのパウダーの滑りを楽しむことが出来ました。
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滑り終えてから再びシールを付け、東斜面のオープンバーンの上部まで登ります。
こちらには坪足と思われる二人ほどのトレースが付いていました。坪足では太ももラッセルで本当に大変だったと思います。
ドロップポイントについて滑る準備をします。
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きれいに見えている蓼科山をズーム。山頂への登山道もはっきりと見えます。
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ここで滑る準備をしていた時、同じくテレマークスキーの人が登ってきましたので、同じく地元中心に滑られていると言うことでいろいろと情報交換をさせてもらいました。またどこかでお会いしましたらよろしくお願いいたします。
9時45分、では滑り始めます。
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出来るだけ真っ白な部分を滑っていきますが、雪ばなかなか良い感じです。パックもクラストもなく、気持ちよいクリーミーなパウダーでした。
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途中で斜面を切り替えます。
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下るに従ってだんだんと急になっていきます。藪が目立ち始めたところで滑るのを止め、登り返すことにします。
滑り終えた場所から見た横の斜面の様子。なんとなく上の方より積雪は多い気がします。
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登山道の方にトラバースしながら登っていきます。
すぐに登山道にぶつかりました。
今の斜面が思った以上に楽しかったので、もう一度違うルートで滑ってみることにします。
先ほどのドロップポイントに戻ってきました。
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北横岳をズーム。
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縞枯山、茶臼山をズーム。
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八ヶ岳の稜線の雪煙がだいぶ収まってきましたので、だんだんと風が弱くなってきているようです。
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では今度は少し左よりに滑り降ります。
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樹林帯に入ります。上から見ると森が濃そうですが、間を問題なく滑ることが出来ます。
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樹林帯の方が積雪が多い気がします。
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ああ楽しかった(^^)。では再び登り返します。
では最後に北東面の急斜面を滑り降ります。
陽も高くなり、振り返ると八ヶ岳もきれいに見えるようになってきました。
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天狗岳をズーム。
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赤岳をズーム。
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そして蓼科山。陽が高くなって影が無くなり、明るい蓼科山になりました。
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山頂をズーム。
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北東面ですが、どこからドロップしようかいろいろ迷ったものの、結局いつもの辺りから滑り始めることにします。11時28分でした。
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北側に少し下ると雪は一気にさらさらふわふわになりました(^^)。文字通りさらさらです。
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そしてすぐに樹林帯にはいります。
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樹林帯にはいると雪はどんどん深くなっていきました。
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北東斜面は40度ほどはある急斜面です。今回は太ももほどのさらさらパウダーがたまっていました(^^)。この斜面の雪の状態は過去に来た中で今回が最高でした。今日来て良かった(^^)。
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たまりません(^^)。
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途中で駐車場方面にトラバースしていきます。
11時50分、駐車場に戻ってきました。今の北東面があまりに良かったので、もう一度登り返したかったですが、もうお昼近くなので戻らなくてはなりません(^^;。
次の写真は帰る途中で撮影した八子ヶ峰東斜面の様子。私のシュプールも見えています(^^)。
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