日にち:2013年12月15日
場所:長野県霧ヶ峰/美ヶ原
コース:R142旧道和田峠→ビーナスライン→ビューレスト三峰→同じコースを下山
天気:晴れ
強い冬型が続いていて、この日も北アルプスや八ヶ岳の稜線は大荒れであろうと予想されたため、それならば青空が期待できる霧ヶ峰・美ヶ原方面にこの冬初めて出かけてみようと、行き先を三峰山に決めたのでした。
昨日、諏訪湖の近くを通りかかった時、三峰山がずいぶんと白く見えたせいもありました。もしかして上の方は滑れるほど雪があるのではと期待もしていたのですが、まださすがに山の斜面を滑るのは無理でした(^^;。
自宅を7時15分に出発し、旧道の和田峠に向かいます。国道から分かれて旧道に入ったとたん、道路はうっすらと雪で覆われました。今シーズン初の雪道です。
雪が多い時はビーナスライン入口の除雪された部分に停めるのですが、今回は積雪がまだ多くなく(と言っても10cmほどは積もっていますのでスタッドレス+4WDでないと進めないと思います)ゲート近くまで登っていくことが出来ました。
8時8分、ゲートの少し手前の広い場所に到着。この辺りで積雪は10cmほどで、私が停めたあたりは吹きだまりで15cmほどのさらさらの雪が積もっていました。道路にはおそらく昨日であろう、車の跡があって助かりました。
準備をし、シールで8時24分、歩き始めます。積雪は10cmほどでさらさらですのでストックの先がこつこつと下のコンクリートに当たりますが、シールは良く効いて問題なく歩くことが出来ました。
すぐに冬季閉鎖のゲートがあります。昨年1月に来た時はゲートの中央部がほぼ雪で埋もれかけていましたので、今回はその時に比べて30cmは雪が少ないです。
雪はこんな感じでさらさらです。
登山道の階段もまだ段がはっきり見えています。ちなみに朝は道路、登山道に私以外のトレースは無かったのですが、戻ってきたら登山者と思われるツボ足のトレースが付いていました。
冷え込んでいますが(間違いなく氷点下)、ほぼ無風で歩いていると暑くも寒くもないちょうど良い感じでした。
この雪の量ですから道路をショートカットするルートはとても無理で、ひたすら道路を進んでいきます。
途中、道路上に30cmほどの雪?氷?の固まりがいくつか転がっていました。なぜ?。
それにしても周りの木々が真っ白でとてもきれいでした。
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ちなみに上空は常に快晴という訳ではなく常に雲が流れてきていまして、雲が無くなるタイミングを待って写真撮影しましたので、今回はかなりゆっくり目のペースだと思います。
ついさっき歩いたばかりの動物の足跡です。
最後の大曲り。
帰る時はいつもはここからショートカットルートの方に進むのですが、まだ藪が埋まりきっていません。
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目指す三峰山が正面に見えてきました。
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三峰山をズーム。かなり白く見えますが、でも滑るのはまだ無理かな(^^;。なお登山道がほぼ埋もれていますので、あのあたりは積雪が30cmほどはありそうです。
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この辺りは15cmほどのラッセルが続きました。
10時41分、ビューレスト三峰前を通過。この少し手前辺りから吹く風が急に強くなりました。極寒の冷たい風です。
カーブミラーもご覧の通りエビの尻尾だらけ。
カーブを曲がると正面に三峰山の斜面が見えてきます。ただ...、思った以上にまだブッシュがだいぶ目立ち、滑るのはとても無理です。残念。
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三峰山山頂をズーム。
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この時点でがっかりしてしまい、また展望が期待できないこと、極寒の強い風が吹いていることから山頂に向かう気力が無くなり、ここで三峰山を眺めながらお昼として引き返すことにしたのでした。
次の写真は美ヶ原方面。
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八ヶ岳方面。
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蓼科山をズーム。北面のオープンバーンもだいぶ白くなってきています。
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車山と富士山をズーム。
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滑る準備をし、11時32分、自分のトレースをたどって滑り降りていきます。半分は漕がないと進まないですが。
12時8分、車を停めた場所に到着。近くにもう1台車が増えていました。おそらくツボ足の登山者の車と思われます。
やはり滑りに出かけるには時期的には早すぎましたが、でも青空のもと、真っ白な木々を眺めながらの散策は気持ちが良かったです。次は雪が増えて斜面を滑れるようになった時に訪れたいと思います。
ちなみに雪が積もると三峰山はこんな感じになります。
Fujimori World : 趣味の部屋 : 霧ヶ峰三峰山テレマーク 2010年1月