日にち:2013年5月6日
場所:長野県御嶽山
コース:おんたけ2240スキー場→田の原→王滝頂上→田の原→おんたけ2240スキー場
天気:晴れのち曇り
ゴールデンウイーク最後のこの日、早朝に近くの里山にでも登ろうかと思っていたのですが、どうも気温が高くて遠くはかすみ気味です。それならこの暖かさで雪も緩んでいるだろうしと急きょ予定を変更して今シーズン初めてとなる御嶽山にバックカントリーに出かけることにしたのでした。
6時30分に自宅を出発し、おんたけ2240スキー場に向かいます。
次の写真はその途中で撮影したもの。
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御嶽山をズーム。
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8時30分、おんたけ2240スキー場の駐車場に到着。おんたけ2240ですが、今年は5月12日までとかなり遅くまで営業していまして、田の原までの林道が開通しておらず、ゴンドラで上にあがることになります。
準備をし、ゴンドラの片道券を買って上に向かいます。ちなみに一番下のゲレンデはこんな感じです。
ゴンドラを下りると、北側に乗鞍岳、そしてその隣に北アルプス槍穂高がうっすらと見えていました。
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ここから田の原までスキーで滑り降りていきます。
目の前に御嶽山がどーんと見えてきます(^^)。巨大な山です。
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滑る予定の斜面をズーム。滑るには問題ない積雪量です。
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田の原の駐車場もまだ除雪が行われていません。
9時7分、この鳥居をくぐります。
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途中でシールを付けて歩き始めます。
この先でスキーも登山者も、夏道登山道を行くか、左側の雪の斜面を直登するかで分かれていました。斜面の雪がまだ堅めだと登るのに苦労しますので、今回も私は夏道登山道を行くことにしました。
途中で雪が途切れますので、そこでスキーはザックに付けてアイゼンを装着しました。
10時12分、金剛童子に到着。さすがに尾根上は少し風が強めです。
雪が溶けた岩場はアイゼンだと歩きにくいですが、すぐに雪が出てきますので外すのが面倒でそのまま歩いていきます。
次の3枚は斜面の様子。広大な一枚バーンです。(小さな尾根でいくつかに分断されますが)
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10時44分、富士見岩を通過。
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突然足下でがさっと音がし、見ると雷鳥が歩いていました。
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ここから残雪の上を直登していきます。
最後、王滝頂上の小屋が正面に見えてからの急登がつらいです。
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今回はここまでクラストはなく、ピッケルを取り出すことなく登ってくることが出来ました。
11時49分、王滝頂上に到着。
剣ヶ峰。今回は時間が遅めですのでパスとします。(結果的になんとか日射しがあるうちに斜面を滑ることが出来て良かったですが、まさかこの直後から雲がかかってくるとは...。)
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今日も噴煙が勢いよく上がっています。
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少しかすんでいる中央アルプス。
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中央アルプスをズーム。
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昼食後、滑る準備をして登ってきたルートの一つ隣(西側)の斜面に向かいます。12時16分、滑り始めます。
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表面が緩んでいて滑りにくくはないのですが、シュプールの跡が多く、そこは堅めということで、出来るだけ避けながら滑っていきます。
ただ少し下ると斜面一面が滑った跡だらけになり、滑りにくいことこの上なしということで、このままこのルートを下るのは止めました。
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斜面を右にトラバースし、滑った跡の少ないこの斜面を滑ってみることにします。ただし上部は少し急ですので、クラストしていたら少し危険ですが、今回は緩んでいますので問題ないでしょう。
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先ほど滑った斜面はいったい何だったのだというほどに滑りやすい快適ざらめ斜面です(^^)。
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斜度が急な部分はざらめが少し薄くなりました。
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最高でした(^^)。この斜面は何人かの滑った跡はありますが、斜面が大きいのでそれほど気にならず、快適でした。
ではこのルートをもう少し下まで滑り降りてみます。なにせノートラックですから。
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この尾根の間のボール状のコースですが、ざらめが育っていて気持ちよく滑り降りることが出来ました。かすかなシュプールはありましたがほぼノートラックで滑りやすかったです。
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途中で少し藪こぎしながら登山道側にトラバースしていきます。まだ雪が比較的多いのでそれほど苦労せずに移動することが出来ましたが、今後雪が減ると雪の消えた尾根を超えるのは難しくなるでしょう。
登山道に近づくにつれ滑った跡や坪足のトレース、そしてシリセードの跡で斜面がぎだぎだになります(^^;。
13時5分、田の原まで戻ってきました。振り返ると御嶽山にもだいぶ雲がかかり始めていました。
私のシュプールをズーム(^^)。私が滑ったのは青いラインです。斜面を眺めながらのんびりと休憩します。
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この先はゲレンデを滑り降りていきますが、上部のゲレンデは滑るには問題ない状態でした。ただし下部は雪はだいぶ減ってきています。
一番下のゲレンデ自体にはもう雪はなく、下り用の通路として雪が盛られていましたので、そこを下っていきます。
13時58分、駐車場に到着。